カーズ クロスロードのレビュー・感想・評価
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ストーリー負けしてるのか
え、あ、そうなんだ・・・。
マックイーンの苦悩と頑張りかと思えば、突然コーチになる。
って事はカーズシリーズは、お終いって事なんでしょうかね。
ちなみに、映画冒頭の短編アニメーションの方が良かったりもした。
次世代へ繋ぐこと。
テーマは世代交代。三作目にまさかこういう展開を持ってくるとは
予想しなかったがさすがの出来に感無量。若い世代や子供達も楽し
める要素はたくさんあるが、やはり引退勢や中高年にはグッとくる。
まだまだやれると足掻く者もいれば諦める者も次の人生を探す者も
いる中で自分が何を選んでどう生きるか。ううん、どう生きたいか。
挑戦し続けるマックィーンが最後に選択する行為に呆然としながら、
彼が次世代の師となる今後を予期させる。最後に一華咲かせて有終
の美を飾るストーリーが多い中でこの決断は潔い。前監督ラセター
そのものという感じ。そして昨今のトレーニング法の違いまで言及
したリアルな語り口に唸る。将棋界で目を引いた新世代登場の特集
をTVで見た時、AIと同じ考え方をする若手にベテランが戸惑う
場面が何度も映し出された。今回マックィーンが戸惑う場面とほぼ
同じ感覚なのだ。最新鋭のマシンでトレーニングを繰り返し最強の
レーサーに育っていく若手たちは実際の荒れたコースなど知らない、
古参のベテラン勢は最新のマシンを使いこなせない。もはや時代が
こうさせたのだと云わんばかりの巧い描写に何度も打ちのめされた。
人間がもしAIに勝てるとしたらそれは人間のどんな技なんだろう。
ところで吹替版しか近くで公開されていなかったのでそれを観たが
松岡茉優のクルーズ(彼女曰く喉が一番かっぴらいた時期だったと)
があまりに巧くて驚いた。役にピッタリの声を選ぶのも匠の技だね。
(鼻歌まじりでいってみよう~この先の人生。色々大変だろうけど)
最高でした。
カーズ1の続編として、最高の作品だったと思います。
キャラクターに感情移入して、胸に込み上げて来るものがたくさんありました。
泣きました。序盤、中盤、ラストと3回くらい泣いた気がする。
ラストの展開が個人的にはものすごく好きです。
ずっとマックィーンは悩んでいたけども、最後は勇気ある決断をしました。
そして渡されたバトンを信じて、走り出したクルーズ。
一人は、自分の可能性を信じられるようになりました。もう一人は自分を信じてやってやりきってつまづいた先に、新しい喜びを見つけました。
あとですね、サンダーホローも好き。
データじゃなくて、本物の道を走る、みたいな。
ストーリーもいいし、カーレースも白熱でかっこいいです。
いやほんまめっちゃカーズ好きです。語りつくせません!最高でした。
迷ったけど観て良かった( •ᴗ•)*♪
完全にオトナ向け
結末に賛否はあると思うが、完全にオトナ向けの作品だった。主題歌に奥田民生を起用など、配給元は誰に観せたかったのだろう? クルマたちを人間に置き換えると、いかにもなメリケン映画そのまま。場末のレース場の雰囲気など、好きだけど。同行した3歳児に何が面白かったか尋ねたら、「クルマが回転するところ」だそうだ。
意外と大人向け
子供が喜ぶかと思って見に行ったが、意外と大人向けだった。
小学校低学年だとストーリー部分はいまいち分からなかったようだ。
なおストーリーという点で言うと、カーズ1を見ておかないと話しがいまいち分からないと思う。
レースシーンはいつもながら大迫力で、映画館で見る甲斐あり。
子供も食い入るように見ていた。
CGがすごすぎて実写と言われても余裕で騙されるレベル。
日本映画との差を思うともの悲しくなってしまう・・とか思っていたらストーリーが「新しいものは浅薄だ。古いものが良い」みたいな方向に進んで、PIXARおまえが言うな感が。。
テーマについては、しみじみ共感する。これは子供には分からんだろうなぁ。
マックィーンみたいなスーパースターと我が身を比べるのはおこがましいが、月日が経つというのはそういうことだね。
鑑賞記録
社会に出て、職に就いて7年。新しい1年が来るたびに、ゴールがない日々を走り続けている自分を感じています。当たり前のことですが、なったら終わりではなく、なってからがスタートなわけです。そんな日々の中で自分の夢、目標としている姿であり続けることの難しさを感じることは誰にでもあることなのではないでしょうか。今回マックイーンが直面する事態はまさにこれだと思うのです。
夢について、映画が伝えてくれるメッセージはいくつかあります。よくあるのは「夢はあきらめなければ叶う」というもの。確かにその通りなのだけど、叶えられない夢が呪いとなり、その人を苦しめてしまうことがあると思います。そんな人たちに対して「夢はあきらめてもいいんだよ」というメッセージを伝える作品もあります。
しかし!物語のクライマックスでマックイーンが下す決断は、呪いとも諦めとも違う希望に満ちたものなのです。「いつでも新しい夢を見つけることはできる」というメッセージとそこからの展開に胸を熱くすること間違いなし!レースのルール的に大丈夫なの?…とか、細かいことは気にならないくらいの盛り上がりです。ここは是非劇場で観ていただきたい!
あと、(これまでろくな思い出のない)日本版エンドソングですが、奥田民生の歌はスゲーかっこいい!!作品の余韻に浸るのにぴったりですよ。
第二次モラトリアム到来
子供の付き添いで観たが
マックイーンの決断
自分が一番速い思っているプライドの高いマックイーンが、レースをクルーズに譲るのが衝撃的だった。再始動ではなく、新しくサポートスタッフとしての道を行くのが、無敵だった時代の終わりと時代の流れを感じて胸に迫る。でも、悲しい引退ではなく、新しい選択を前向きに捉えられるのはドックの事があったからかな。面白いだけでなくて、すごく感動した。
まさかの結末!
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