アルビノ
劇場公開日:2016年7月23日
解説
壇蜜主演の「私の奴隷になりなさい」を手がけた亀井亨監督が、愛し合う2人の女性の激情や奈落へと転落していく様を描いたドラマ。配管工会社に勤める屋島は、自身が女であるということに違和感を抱えたまま生きていた。そんなある日、仕事である家を訪ねた屋島は、その家の若い娘・九の粘りつくような視線に気付く。視線を絡め合い、体が触れ合った2人は、それをきっかけに激しく互いを求めるようになっていく。九と肉体を重ねることで、初めて自分の中の「女」を受け入れることができた屋島だったが、ほどなくして九と九の父親の見てはならない場面を目撃してしまい……。
2016年製作/91分/R15+/日本
配給:AMGエンタテインメント
スタッフ・キャスト
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2022年4月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
LGBTの女が主人公で、配管工をしている。
ある家で修理の後、女子高生と関係してしまう。
その後、この女子高生と父親との不適切な関係を目撃してしまい・・・。
ロマンポルノ風だ。
2016年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
LGBTの権利云々という話ではなく、単に性的マイノリティの純情故の過ちという話。
父親から近親相姦を受けている娘と“クラシアン”的業者で働く女の出会いからの情事。女も肉体と心の乖離に悩まされ続け、尚且つ年老いた母親のアル中もより深刻さを醸し出している。情事を重ねる度、娘はアルファベットの飴を渡す。そしてそれを並べてみると『H・E・L・P』。前段で同僚に犯された女は、もう何もかもを捨て、娘を助けるため、娘の家に行き、レイプ中の父親をハンマーでぶん殴る。カツラがすっ飛ぶ。その後、逃避行を繰広げるのだが、結局娘は父親を愛していたことに女は愕然とする。娘は後追い自殺を図り、女もその後を追う流れでEND。
粗筋はこんなもんだが、どこもタイトルに引っかからない。内容もプロットもドラマ性が無く、訴えるものもない。
多分、女優陣の実力不足がこういうテンションの低い原因なのではないだろうか。もう少し惹きの強い俳優が演じていれば。。。特に濡れ場が最大のウリの筈なのに、二人とも貧相だし、欲情が沸かない。AVじゃないから直接的なエロを出さなくてもいいが、やはりもう少し憂いみたいものは表現出来て欲しい。
低予算なのだろうが、もう少しキャスティングを大事にして欲しい作品であった。