「原作「君よ憤怒の河を渉れ」は名作中の名作です。」マンハント よしさんの映画レビュー(感想・評価)
原作「君よ憤怒の河を渉れ」は名作中の名作です。
来日中に殺人の容疑をかけられた中国の弁護士。逃亡し容疑を晴らさんとしますが、日本の凄腕刑事に追われて・・・と言うストーリー。
原作が大好きなことと、福山出演ということで鑑賞。ただ、まったくの期待外れでした。
原作にある練られた推理や人間ドラマは、アクションシーンに様変わり。それでも原作の残滓を強引に付け足した為、アクション映画としても「B級」の文字が付くものになりました。
福山は好きな俳優ではありますが、香港映画のアクションを担うのは厳しいですね。
因みに、原作「君よ憤怒の河を渉れ」は名作中の名作です。検事が濡れ衣を着せられ、その堅牢な罠から逃亡を選択。逃亡しながらも、無実の罪を晴らすために捜査を続けます。その最中に行き会った人たちとの交流に心が温まり、脱出のアクションに手に汗を握ります。
古い作品ですが、ぜひ読んで欲しい作品です。
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