キセキ あの日のソビトのレビュー・感想・評価
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さわやかに感動です
GReeeeNについて詳しくない年代なので、正直見にいく前日にYouTubeで楽曲を聴いて、何曲かは「あ、これ聞いたことある」的なレベルでした。あとはWikipediaでプロフチェックして見る準備。
はじめはお兄ちゃんのストーリー。このグループがGReeeeNになるのか~な勘違いをかましながら見進めていくと、やっと本題へ。すると、兄、弟、父親、仲間、それぞれの立場、それぞれのストーリーが丁寧に描かれていて、好感の持てる作品に仕上がっているんですね。
こういうグループが存在するんだ、という新鮮さと、その題材の良さに感心。
松坂桃李の演技はいつもながらに良かったけど、それ以上に菅田将暉の歌の上手さにビックリ。「キセキ」の歌詞の良さも相まって感動と元気をもらいました。
反則だよ
感動。
爽やかな後味の、とてもいい映画
父親に反発してストイックにロックンロール道を追求して苦悩する兄貴と、父親の思う方向になんとか沿いながら、軽いノリで音楽をやる弟の対比が面白い。
でも軽いノリで作った弟の音楽の方が、はるかに人の気持ちを打つ皮肉。モーツァルトとサリエリじゃないですが、その才能を苦悩する兄貴がいちばん認めて、サリエリのように嫉妬に狂うのではなく、縁の下となって支えてやる姿が心を打ちます。親父の、明治時代的なあり得ない頑固ぶりは愛嬌としても、いい音楽が、人を優しくつなげていく様子が大変気持ちのいい映画となりました。
キセキという名曲を知る我々は、あの歌がこうやって出来上がったんだと嬉しく思うとともに、いろいろな和解ができていくシーンに涙が止まりません。なんとも爽やかな素晴らしい映画でした。
忽那汐里の服装だけ違和感を感じましたが(笑)、若い俳優さんたちも素晴らしい。大好きな映画の一本になりました。みんなに楽しんでほしいです。
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