忍びの国のレビュー・感想・評価
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笑って泣ける、余韻が残る深い映画です!
予告を観るとコメディ系?ホワホワ天然系の癒し系の嵐の大野君だし…なんて思って観ると、全然違うし!良い意味で、裏切られる映画です。痛快アクションエンターテイメント時代劇ですが、1度のみならず2度、3度と観て…いろいろなテーマが描かれている随分と深い、考えさせられる映画です。観て良かっです。バトルは迫力満点だし、石原さとみさんは美しいし、魅力的な登場人物が多く、また観に行きます。観て損は有りません!
術にかけられる!?
1回目、時代劇ものということで、あまり期待せず鑑賞した。 しかし、始まると思ってた以上に話がわかりやすく、テンポもいい。 侍と忍者の対比もわかりやすく、主役の忍者より敵(?)の侍に気持ちが入っていくという、少し変わった作品。 アクションは期待以上!軽いストーリーかと思いきや、自分も術にかかっていたことに気づき驚く。 全てにおいて予想を超えてくる映画だった。 2回目、原作を読んだ上で鑑賞。映像すべてに無駄がないことに驚く。また、細かな部分まで目をむけることができた。原作も省いているのに、忠実に再現されていると思わされる。原作と脚本の大切さを、改めて実感した。 もう1度見てみたい、そう思わされる映画である。 感想はいろいろあるだろうが、ストーリーが浅いと言っている人たちは術にまだかかっているのだろう。
大野智 最強
今日で、5回目の鑑賞です。 見る度に違う場面で涙が流れ、 引き出しありすぎです。 怪優 大野智 まだ、上映がある限り通います。 中村監督、素晴らしい作品に 仕上げてくれて有難うございます。
配役が良い✨
嵐ファンで前売り券を購入して鑑賞してきました。 歴史物がちょっと苦手なので、途中何て言ってるか分からず、少しだけ置いていかれましたが、最終的に内容もわかるし、見た人と一緒に答え合わせが出来るのでとても盛り上がりました。 お気に入りは智くんの走るシーン!忍者姿とのマッチがたまりませんでした!!あとワイヤーアクションのシーンのへらへらしてる感じが大野智らしくて好きでした。 知念のワンコ感、さとみちゃんの芯の通った感じ、どんどん格好良くなる伊勢谷友介もとても良かったです。 最後の主題歌のイントロと風景も好きでした。
幅広い年齢層が楽しめる作品でした。
原作は少し難しく歴史や忍者に興味が無いのでなかなか読み進めなかったのですが 本作品はテンポもよく はじめの方のポップな感じからどんどんシリアスな展開になりひきこまれました。残酷な場面などもないので子供でも楽しめるし 戦いの場面は息を飲みました。 家族で見るのにお勧めします。
余韻が残る、、
人生初。映画館に複数回、通った。 原作がすごく好きで何度も読んでいただけに、主人公の忍者の独特の雰囲気や、忍者特有の殺陣などはまず再現できないだろうとタカをくくっていて。 予告もなんか、微妙だし、、アイドルさんだし、と、あまり期待せずに観に行く。 、、が!! 1度目。 観終わり、家に着いても、次の日まで余韻でもやもやと、なんか気になる、考える。 終わるまでとにかく圧倒されっぱなしで 大事なところを見逃していたような、、 2日後、2回目。 色々確認したい。 少し冷静になり、主人公の目と声の演技力、キャスト全員の絶妙なハマリ感、息を飲むような殺陣などに感動しつつも、所々でクスッと笑うところあり、緊迫感で手を握りしめていたりと、またもやあっという間に終わっている。 落ち着くシーンがない。全部大事。 なにこれ面白い、、!! 1週間後、3回目。 さすがにストーリーは分かっているので、、心に余裕がある状態で、ポップコーン片手に鑑賞、、 この回で突然、この映画の深い物哀しさが伝わる。ポップなシーンとか入れてるけど、、全員悲しい物語じゃん、これ。と、ようやく気づく。 それが分かった前提で観ると、はじめからの1つ1つの台詞の意味、主人公の変化していく理由、所々の笑いを誘うシーンの全てが心に刺さってきて、途中から涙が出てくる。 えー、3回目なのに?と自分につっこみつつ、止められない。 ラストは、メインの2人の超悲しい愛。 エンディングソングの意味すら変わって、 最後まで聴き終えると、悲しかった物語の雰囲気から、爽やかに前を向ける感覚に。 この映画、鑑賞しているほとんどの皆様が、エンディングソングが終わるまで誰も席を立たれない理由はそこなのかも、、 あ、ポップコーン、手をつけてない、、 原作を知っている自分からすると、削られているシーンが多いような感じで。 だからといって、物足りないとはまったく感じさせない完成度がすごい。 あえて短めにまとめたのは、本当に本当に、大事な要素のみをぎゅーーっと詰めこんだからかなと。。 老若男女、時代物に詳しくない人にも、 忍者を知らない人にも楽しんでもらいたい、 かつ現代人への大事なメッセージがブレずに伝わりますように、夏休みの子供たちにも楽しんでもらえますように、、 という、監督さんの愛と願いが込められているような気がする。 作り手と演者の愛情を感じる、この映画。 それにやられて、、その愛情を求めて? 足繁く通う、、 以前、宣伝かなにかで監督さんが "何回も観て欲しい" とおっしゃっていたのは、これか!と。 監督自ら1度では伝わりきらないとわかっていての、敢えて説明感のない台詞や、1つのムダもないストーリー。 全てがラストの主人公の叫びに向かって凝縮されていて、それでちゃんと伝わると分かっていたんですね、、 凄いのがその叫び。 耳から離れないって、あんな声聞いたら。 この映画で際立ってた、主人公の大野さんの演技力と身体能力、声、所作の美しさ。 ファンの方からしてみれば、今更なのかな、凄い人発見。 映画館で観るやつです、この映画。 DVDであのラストの感じが伝わるとは、 到底思えない。 上映されている間に出会えて良かったと、心から思います。
何度も確認したくなる映画
人生で同じ映画をこんなに何度も見に行ったのは初めてです。 初回は、おおー。。わー!きゃー!えっ?!まじ?という感じで、興奮の内にあっという間に終了。 はぁ、すごかったなー。。と思っていたのですが、なぜあの展開に?あそこで何があったっけ?。。。原作とちょっとちがうよね? と思ったら、がまんならず。「面白かったから、一緒に行こう!」と中学生の甥をダシに2回目を見たら、2回目なのに楽しい!泣ける!あー、そういうことね!!と思っていたら、もう止まりませんでした。 皆さんの熱のこもった感想を拝見して、毎回新たな発見があります。 ついに来週は、初めての応援上映なるものに参加することになりました。。。 映画にこんな楽しみ方があるなんて、人生大発見です。
忍びの国
友人と共に凄く面白かったねーと言っていました。内容が薄いと感じた人は求めているものと違った事と脚本内容だろう。名俳優大野智さんのアクションは勿論、シーンに合わせ際立たせた独特の声と話し方と表情の演技が最高に良く素晴らしい!もっと見せて欲しかった。名俳優伊勢谷友介さんの演技は勿論素晴らしかったので、もっと2人をアップに絡めた凄みのあるシーンが欲しい。鈴木りょうへいさんも良かった。最後、お国を引きづらせるのであれば、何故無門について来たのか、心情的なものを描いて欲しかった。映画は何十年ぶり、劇場で見たいと思える日本映画は本作品がはじめてである。
歴史に残る名画
マンガチックで盛り沢山で新しい 現代を投影してみるとおもしろい 何度観ても新しい発見があり 10年20年後...50年後にも観たいと思う 全人類が見なければならない哲学的な映画 練りに練った脚本が素晴らしく、 マネしたくなるセリフの数々は我が家で絶賛流行中です 俳優陣の繊細な演技もエキストラのパフォーマンスまでも随所隅々に見処あり 大野智の動作表情全て美しく、どこを切り取っても1mmも違わず無門です
内容うすいが楽しめる映画。
最初、内容の薄さを感じるがすぐに話の展開に魅き込まれていく。 他の方の評にも多く見られる通り大野君の演技が凄い! 他の俳優陣もキャスティングの上手さが光る。 忍者の世界が垣間見れた気がした。アクションも魅せる。 忍者の非情な利己主義の集団を現代人に重ね合わせるシーンはいらない。映画を見る人が各々感じ取れば良いことで、押しつけがましい印象操作だ。これだけは残念。 あと、エンディングが失速気味だったのが惜しい。 期待しないで見て満足できた最近数少ない映画のひとつ。
素材はいいのに雑で詰め込みすぎ
役者さんという素材は抜群だったと思うんです。 でもその素晴らしい素材を全部見せようとしてなのか、話の流れがたびたび間延びしたり、時に強引に進めたりと、違和感を感じることが何度もありました。話の流れに説得力がないというか。 最後あたりの現代と映像を重ねる描写も、時代劇になぜそんなものを重ねる必要があるのかと。そんなのは見ている側が「そういえば現代にも通じるよなぁ」と考えればいいのであって、無理矢理見せるものではないと思うんです。 没入感は損なわれ、くどくどしくなり、最後あたりは「早く終わってくれないかな」と思ってしまったぐらいです。 大野さんの演技やアクションはすばらしかったです。でも、これも監督の「見て!」で不必要に時間取りすぎていたような気も。 他のキャストでは、大膳役の伊勢谷さんが輝いていましたね(信雄の配下に下ったところの脚本にまったく説得力なかったのが残念ですが)。また、石原さんも短時間ながら存在感出していました。美しい。 もっと客観的に脚本レビューしてくれる人とかプロデューサーが付けばよかったのに。 総じて残念です。
何度観ても魅せられる
映画が発表された時から、ずっと心待ちにしていた大野くん主演映画。 底知れない身体能力の高さが、発揮され、飄々と生きてきたようで、心の奥にある「人」の感情、最後の平兵衛との「川」は、本当に両者がカッコよく、切なく、激しく。 何度観ても本当に涙がでます。 最後の毒矢を受けた時の、無門の叫びは、胸がしめつけられる悲しい叫びが耳からはなれず、ぎゅう、となります。 大野くんの、場面によっての声のトーンや話し方も、すごく魅力ありすぎなのです。 信雄の寝床に忍んだ時に、無門のスイッチが入った時のトーンとか、目力にも魅せられました。 公開してから、何度も無門に会いに映画館へいきましたが、何度観ても、いや、観るたびに無門に、忍びの国の世界観に魅せられます。 同じ映画をこんなに観たのは、初めてです。 そして、まだまだ観たいと思わせる映画も初めてです!!
読み解けるかが評価を分ける
この映画は登場人物の心情等、細かい説明がされていない。それは、キャストの演技で説明が出来ると監督が判断してシーンをカットしたからだと言う。それに気づけた方は「深い」「何度も見たい」と思える。気づけない方は「なんだこれ?」「全然面白くない」となる。 読み解ける鍵は十分ばら撒かれています。「そんなに面白かったですか?」と聞いている人がいるならば「ええ!!面白かったです!!」と答えたい。 「わかってたまるか」の意味を。「可哀想に」の意味を。登場人物における「名前」の意味を。そして、無門の変化を。もっと考えてみて欲しい。そして、現代に生きる私達に投げかけられた言葉を、ちゃんと感じ取ってほしいです。 ジャニーズがどうとか、そういうのは一切忘れて謎解きの気持ちでもう一度観に行ってみてはいかがですか? かくいう私にもまだ見落としがありそうなので、もう一度読み解きに行きたいと思います。
面白かった
「のぼうの城」が面白かったので期待してました。伊賀忍者と織田信雄との闘いがあったことさえ知らずにいました。忍者社会の描き方や十二家評定衆議とのかかわり方など、興味深かった。飄々とした無門を大野君が演じたのもあっていたように思います。
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