劇場公開日 2017年7月1日

「惜しい」忍びの国 花火さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5惜しい

2017年8月13日
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ハイライトは、逃げようとした忍びたちが金につられて合戦に参集するくだり。ガチガチの封建社会にあって、ここまで利益主義で動くのはむしろ清々しい。主人公の行動原理も、奥さんとお金の為という単純明快さが良い。大野智のパルクールは最高だが、アクションシーンの撮り方・魅せ方はいまひとつ。特に最後の川なんかは、もっと役者の殺陣を信じて、引きの長回しで撮った方が映えたのではないか。

花火