鋼の錬金術師のレビュー・感想・評価
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思ったより良かったですよ
最初の10分位は入り込めずにいたのですが物語が進むうちにだんだんと引き込まれていきました。山田君は仕草とか動作とか頑張ってエドに似せていたように思います。 違和感を感じたのはウィンリィとグレイシアさんかな。後は許せる範囲です。アルの声が心配だったけどあれはあれで有りかなと思いました。ストーリーもポイントは押さえて描いていたように思います。二時間そこそこで描くのだから上手く纏めたほうじゃないでしょうか。 悪くはなかったけど出来ることならアニメで映画の新作が観たいというのが本音ですね。
鋼の錬金術師
まず、原作ファンです。 鋼の錬金術師展も行きました。 では、レビューしていきます。 え〜とですね、みなさん、これは鋼の錬金術師と言う皮を被った別作品です。 まず、キャラがは?って言うのが多すぎます。逆に良かったキャラはヒューズとラスト、タッカー、ぐらいです。 この3人は本当にレベルが高い。 特にラストのおっぱいがいい。 最高でした←きもいww ストーリーは、最初の1時間はクソつまらなかった。途中退席しようかと考えたぐらいでした。 しかし、途中から実写オリジナルストリー的な感じになります。そこは、中々面白いな〜と素直に思いました。 が、終わり方が本当酷すぎます。 興行収入が良ければ第二弾を作ろうという制作側の考えが分かります。 まあ全体的には酷い所が多いのですが、良い所もあったと思いますが、これを見るなら他の作品を見たほうが良い気がします。 まあ0巻を錬成しに行く人は別ですけどね。
前評判ほどは悪くなかったけど微妙なことは確か
20代前半、ハガレンは中高生のときからのファンです。批判するなら見てからにしようと思って見に行きました。0巻も欲しかったので。以下感想。
試写会での感想で言われているほどは悪くはなかった。
ハガレンかと言われると私の知っているハガレンではない……という感じだが、映画としては純粋に楽しめた。
ただ、必要な事項の説明がないので、(錬金術師と軍の関係とか、ホムンクルスの説明とかはなかった)ハガレンを知らない人はストーリーについていけないのでは、と思った。一方、ハガレンを知っている人は原作との相違を許せる人と許せない人がいると思うので、この映画を楽しめる人は①ハガレンをある程度知っている②原作からの改変を別物として割り切れる 人に限られると思う。
山田涼介が想像以上にエドで良かった。彼については脇毛を剃るか金に染めてください以外の文句はないです。黒い脇毛が気になって仕方なかった。それ以外は表情も動きも私は好きでした。
本田翼の顔は好きだけど、ウィンリィではなかった。映画の限られた時間の都合で仕方がないと、どこにでも付いてくるヒロインを目を瞑るにしても、演技のテンションが女子大生みたいにしか思えないし、ウィンリィが馬鹿そうな女に見えてすごく嫌だった。ノリ軽すぎてびっくりした。電車の中のシーンとか、弟さん風邪ひいたの?大丈夫明日には元気になるよ!くらい軽かった気がする。
ニーナとアレキサンダーの合成獣、犬に髪の毛被せただけのお粗末なCGって言ってる人もいたけど私はアルの次に再現度高いな!って思った。
ハガレンみたいな超人気作の実写は批判されない訳ないとは思うけど、「1800円ドブに捨てた方がマシ」とかは言い過ぎかなと思って書いた。0巻はすごくよかった。監督ハガレン本当に好きなのかな?って思ってたけど対談記事読んでたらハガレン好きなんだな……って思った。
続編匂わす終わり方だったけど、スカーもエドの父親も出てないのにどうやって続編作るんだろう?とは思う。描き下ろし漫画つかないなら続編観に行く予定はありません。
早速、観てきました。
考えてみたら、この作品はアニメでしか見たことないかも。(^^;) 原作はコミックのはずだけど、真面目に読んだことはないですね。 その実写版ってことでしたけど、そのおかげか素直に楽しめたと思います。アニメのイメージでしか知りませんが、松雪泰子と内山信二ははまってた感があったかも。(^O^)
感動したけどな…
友達は山田くん、私はディーン様のファンで原作を読まずに本日鑑賞しました。 「ファンじゃなくても、とってもよかったよね」「普通に感動した」としきりに話しながら帰路につきました。 Yahooや映画.comのポイントの低さって、何? そういえば監督がインタビューで、タイタニックも公開前は、めちゃくちゃ叩かれたっておっしゃってましたね。 直球勝負で興行成績上げて、散々足を引っ張った輩を跪かせてくださいね。 続編お待ちしてます。
CG頑張ってます
アニメ、原作漫画のファンです。 松雪泰子さんのラスト、内山信二くんのグラトニー以外はミスキャスト。今作るのであれば山田涼介のエドは及第点。 ウィンリィ、ホークアイ、マスタング、ヒューズは他に選択肢がありそう。ウィンディとマスタングに関しては監督の演技指導不足。脇をベテランで固めてみたがダメダメな演技が多過ぎてフォローしきれていない。 アニメ、漫画を知らない人は物語において行かれ(たと思う)、原作ファンは大河ドラマの表面をなぞられても物足りない。典型的な漫画原作の実写化になってしまった。 こんな中でもCGの進歩には脱帽。アルフォンスと真理は実写化大成功。その意味ではCGと共演した山田涼介の演技力が発揮されているのだと思われる。
原作既読者 俺 と原作未読者の彼女と行きました。
まず彼女は分からない点が多くて内容を理解するのに大変だったそうです。 自分としては原作と違うなどというレビューはしたくないので映画として楽しみましたが所々の鋼の錬金術師のいいとこ取りという感じでした。 彼女は3.0自分は2という評価のため平均の2.5とさせていだだきます。
苦痛ではないけど
原作読んでます。
酷評が多かったので覚悟して見に行きましたが、苦痛まではなかったです。普通につまらない映画でした。後半あくび多発。
監督ははじめの10分ぐらいのVFXを見せつけたかっただけなのかな?アクションシーンは陳腐だし、エドとウィンリーの掛け合いは一生懸命ネタ合わせしたコントみたいでした。この映画にウィンリーは居なくて、本田翼INハガレンワールドです。山田涼介、シリアスシーンは良いんだけどコメディ向いてないね。全体通して、気持ちが動かされるシーンは皆無でした。盛り上げたいんだろうなってシーンで流れる音楽がわざとらしくて邪魔。
続編作りたそうなエンディングだったけど、やめてね。
酷評だったからあまり期待してなかったけど
泣いてしまった。 山田さんは良かった。違和感なく映画を観れたし上手だと思う。 CGも違和感なく、良かった。 話も悪くない。もう少しそっちに焦点当てて欲しい、と思ったとこもあったけど2時間ちょいで話をまとめないといけない事を考えれば妥当かな。 ただ、皆さん言うようにウィンリィをどうにか出来なかったのか…。 演技もさる事ながら何故金髪ではないのか。そこだけ残念。 だけど全体的に酷評される程悪くないし、十分面白かった。
やけに長いな、と何度も思った
原作ファンとして視聴。漫画の実写化はそもそも、、、という前提のもと見てみたが、やはり退屈な時間が多かった。 人造人間勢のキャスティングはとてもよいと感じた。それぞれ見せ場(グラトニーは少なめ)があり演技も上手く漫画と遜色ない出来だと感じた。 エド、ウィンリィは主要キャラということもあり思い入れも強く受け付けられなかった、、、おそらく私の中に実写の正解は存在しない。 ストーリーの改変も、一本の映画にまとめるため仕方ないが、原作からはかなり改変され、気になってしまった。 続編はなさそうだが、まあこういうのもありといえばありなのかもしれない。退屈でやけに長い映画だなと何度も思ってしまいはしたが。
なんともいえん。
言われてるほどマスタング、リザさん、CGは不自然ではないけど、本田翼の演技がすごいヘタ。でも山田とか走り方にまでこだわったって言ってたけど、結構エドだったと個人的には思った。正直控えめに言って、はまり役だとも思えた。普通にエド。ちゃんとエド。 演技やCGは、結構良かったけど、謎の活躍ハクロ将軍とショウ・タッカー。あれは謎。 最初の方は結構再現されてたから、え!意外と行けてる!ってなったけど、やっぱりダメ。 話の構成下手くそですかってなる。 アクションの時のカメラワークは普通だけどアクションじゃない時カスすぎてまじでお遊戯会ぱねぇ。 全然違う作品。 鋼の錬金術師という漫画を元にして、作った別物みたいだと感じた。 原作ファンが知ってるハガレンじゃなくてまじで、別物。 普通に別物として、見るなら本田翼の演技さえ我慢すれば普通に見れる。 ただ、ラストとヒューズさんはまじで、別格。ほんと、漫画から飛び出してきたみたいい! 正直話の構成だけだど2.5も付けたくないけど エドとラストとヒューズさんが素晴らしいから、そして!特典として漫画貰えるから、つけました。 ちなみに、私は4Dで見たけど結構アクション少なくてあんまり、座席動かないし、普通に見た方がぼったくりにあわないです。 山田ファンは見た方がいい。原作ファンは、見るなら別物として見たがいい。
素直に心に響きました
原作は知りません。
予告編だけの情報で観に行きました。
ネガティブキャンペーンが酷いことは知っていました。
実際に映画を観た感想は、すごく良かった‼
兄弟喧嘩と賢者の石を手にいれた後のシーンでは泣けました。
ただ普通に命の大切さを描いているだけなのに、なぜこんなに酷評されるのか意味がわかりません。
重箱の隅をつつくように、悪いところばかり探していたら、映画は楽しめませんよ。
良いところも悪いところも含めて一つの作品。
それは全ての映画に当てはまります。
この映画は中高生にぜひ観てほしいと思える作品でした。
再度観に行きます‼
鋼の錬金術師です!
酷評が、多くて不安でしたが、自分からみると鋼の錬金術師してました。ストーリー・CGともに再現度完璧です! 配役も納得です!進撃の巨人の実写版と比べてハガレンの方が実写版は、あってます。
イタリアロケ成功じゃないでしょうか。
冒頭の景色、イタリアの自然でしょうか。直観的にこの作品はOKだなと感じました。列車のシーンもハガレンの世界観が表現できていると思います。 日本人キャストも直ぐに慣れました。松雪泰子さん始め役者の演技が光る部分もあり、演出的もにも良いと思います。 長尺の物語ですからエッセンスは伝わったので、まずは成功かな。
言われてるほど悪くはないけれど
原作はハリー・ポッターシリーズもナルニアも上橋菜穂子も差し置いて、ハイ=ファンタジーの最高峰の1つ、とまで思っているので、実写映画化には嫌な予感しかしなかった(笑) で、いざ観てみると、ここで酷評されているほど悪くはなかった。 少なくとも役者は(一部を除いて)きちんと演技をしていて映像も綺麗でCGのレベルも高い。そういう意味では破綻なくまとまってるんだけど… でも拭えないガッカリ感は何? まず役者だけど、やはり危惧したとおり、そもそも日本人俳優のキャスティングが無理。 監督は「エドとアルの兄弟愛など、作品の根底に流れるのは非常に日本人的な情感なので…」などと説明して「日本人以外には兄弟愛はないってのか」って叩かれてるけど、素直に「予算がなかったから」って言いなよ(笑) そもそも舞台となるアメストリス国は軍人がトップの軍事国家で、国家錬金術師も軍属で「人間兵器」という設定だったはず。日本人的情感からはかなり遠い価値観が根底に流れてるんだけど。 それに何より、舞台が日本離れした風景なので(イタリアでロケしたらしい)、その中で日本人がわらわらと出てくるのは違和感が炸裂。 キャスティングは最も危惧した本田翼のウインリィは意外に良かった。 初登場からしばらくは原作のウインリィのイメージを引きずりながら見ていたので違和感があったが、ちゃんと本田翼なりのウインリィになっていた。 特に原作にもある、アルが自分の実存を疑ってエドと対立するシーンでは、これなら本田翼がウインリィで良かったんだ、と納得。 エド役の山田涼介も、バカにしてて申し訳ない、と思うほど、ちゃんとエドをやっていた。 ピカイチだったのは松雪泰子のラスト。 これはもう原作のラストを見ても松雪泰子のラストが浮かぶほど、ラストそのもの。この映画を救ったのは松雪泰子、と言っても過言ではない。 あー、でも日本人が外国名で名前を呼ばれる度に蓄積する違和感が(笑) ディーンフジオカのマスタングだけはコレジャナイ感が強かった。 修羅場をくぐってきた凄みも腹に野望を含んだ臭味も感じない平板な演技で、ヒューズの仇であるエンヴィーと対峙した時の「己を焼き尽くすだろう」とまで言われた環状の高まりも感じなかった。 ディーンフジオカは、これまでも「こいつ、あまり上手くない…?」って思ってたけど、本作で自分的に大根役者確定(笑) で、役者はなかなかで映像もきれいなのに、この映画をガッカリ感たっぷりに仕上げている最大の要素はシナリオ。 原作未読者には多分訳が分からないほど説明不足で、そこまで端折った割に、エピソードの繋ぎが悪くてリズム感が悪い。 例えば、タッカー宅からマルコーの診療所に行き、第五研究所の情報を得たというのにタッカー宅に戻ってキメラのエピソードに入ってしまう。見てる方はいちいち頭を切り替えなくちゃならない。 ハクロとタッカーについては映画オリジナルの役割を持たせているけど、「本筋」との繋がりが何も考えてない感ありありなので、クライマックスではホムンクルス側とエド側の利害が一部一致してしまうという笑うしかない展開に。 タッカーもあそこまでやらせた割に、その動機が「締め切りまでに何も考えつきませんでした」的な(笑) あと、続編作るつもりあるの? どのみち1作でできるわけないのだから、最初から3部作前提くらいのつもりで作っていれば良いのに、と思うのだけど、それだったらお父様やホーエンハイムあたりもチラッとでも出しておくべきだったのでは。 本作のみで終わらせるつもりであれば、ホムンクルスの背景が何一つ語られていないのはあり得ないし、作るつもりだったのなら大事なキャラを無造作に殺してしまっているのはもったいない。 (エンドロール後のあのシーンは続編の可能性をぷんぷん匂わせてるけど笑) ま、続編作るなら、今度こそもう少しまともなシナリオを期待するよ
酷すぎて吐き気が止まらない。
「鋼の錬金術師」鑑賞。
*概要*
荒川弘原作の人気コミック「鋼の錬金術師」を実写映画化。
*主演*
山田涼介
*感想*
「鋼の錬金術師」は、そこまでファンではありませんが、なんとなく知ってる程度。アニメは第1話~第4話ぐらいまで見ました。←初期しか見てないですw
まず、結論から書きます。
クソつまんねぇ~!!!!!!の一言。
冒頭、エドとアルの子供時代から始まるんですが、全然的に薄すぎ!母親が突然病に倒れて亡くなるんですが、あっさりしすぎ!!ウィンリィとばあちゃんがまずいないし、アニメと全っ然違う。子供時代をもうちょっと描いてくれよ。。あっさりしすぎ。
コーネロ戦はめっちゃ酷かったなー
ロゼが一切登場せず、いきなりエドとコーネロのチェイスって…ロゼとの一件はオール無視ってww 錬金術のCGはまぁまぁクオリティはありましたが、せめて、ロゼ登場して欲しかった。変わりに登場したのが、中央指令部のマスタング大佐たち。出てきた瞬間、「えー!」ってなりました。アニメではあんな場面なかったぞ?!(^^; 原作とあまりにもかけ離れてる。
あと、キャストが酷い。
エドを演じた山田涼介が微妙。マスタング大佐、ホークアイ中尉、エンヴィーがコスプレにしか見えない。でも、ラストとグラトニーは良かった。松雪泰子さんがエロかったな。
ウィンリィがうざい。(←本田翼ではなく、ウィンリィのキャラクターがうざい。)
ウィンリィってあんなにウザかったっけ?(笑)
あと、毎回國村準が実写映画で死にまくってる。後半はまるでバイオハザード。
テンポが悪い。面白いと思ったところが全然なかった。俳優の無駄遣いですね。進撃の巨人とジョジョ並に酷かった。最後は続編があるかのような演出でしたが、続編は観に行きませんよ。
見る前から評判が悪いと知ってましたが、ここまで酷かったとはな…当たりだったのは、るろ剣だけ。
錬金術のシーンはまぁまぁ。退屈なシーンばかりで途中で帰ろうかなって思いました。でも、せっかくお金払ったので最後まで見ました…
他のお客さん二人は途中で退室されてましたねw
荒川弘先生に謝れ。もう二度と作らないでくれ。作るのはアニメで結構。冒頭から最悪のスタートで最低なラスト。原作ファンの方はキレても良いですよ。。
あーあ…観なきゃ良かった・・・(^^;
ボロクソに書いてしまって申し訳ありませんでした。m(_ _)m
初見ながら良かった
漫画もアニメも観た事が無かったが、前評判が良さそうだったので観る事にした。舞台背景が西欧風にもかかわらずキャスティングは違和感なく特に佐藤隆太と松雪泰子さんの演技が良かった。笑いもあったが泣けるシーンが多く切ない気持ちになれたのはストーリーとキャストが鋼錬の世界観に合っていたからと思う。観て良かったと思えた一本である。
コドモが泣いた
原作既読者です。 原作を直前に読んで、凄すぎて、鋼の錬金術師ファンの方が実写化に不満を持つのが痛いほど分かり、見に行くのをやめようかと思いましたが、結局時間を割いて見に行きました。 終わったあと、お父さんと来ていた男の子が、「感動した、こんなに泣く映画はない!」といっていたのを聞いて、純粋な心を持つ子供の評価には肥えた心を持つオトナの評価は勝てないんじゃないかな?と思いました。悪評が目立つ中、これを聞いて安心しました。 個人的な意見としては、 内容は悪くないと思いました。よくあそこまでまとまったなと… イタリアで撮影しただけあって、景観が美しかった。これのポイントかなり高い。映画の世界観は一番これに支えられていた気がします。 ただ、話に流れがなく、ストーリー性を感じられませんでした。 人物の関係性、賢者の石を探すわけ。手足を失ったわけ…原作を読んでいたから分かりましたが、初めて見た人には伝わりにくいんじゃないかな。 また、日本のCG技術の発達には感動しました、 CGであそこまでできるのか…この映画は役者4割、CG6割で成り立ってました。過去最高のCG技術でした。 役者に関しては松雪さんがすごかった… ラストがいました。他のキャストの方々も思ったよりハマっていて、映画の世界に入り込めました。 (マスタングが個人的に気に入らない…) 他の実写化映画に比べてかなり質は高いと感じました。恋愛モノの実写化に比べたら、(銀魂、斉木楠雄…等の実写化は見ていませんが)成功だと思いました。
原作未読者ですが、映画本編内での矛盾が気になる
原作未読ですが、友人に付き合いで観ました。
なので原作については、鑑賞後の友人からの情報と、サイトなどの情報で補完した程度の知識です。
原作が無いオリジナル映画と同じような感覚で観ましたが、いくつか矛盾していないか?これはなんだ?というような点が有りました。
その点についてもレビューします。
勘違いしている点があるかもしれませんので、訂正がある場合はコメントをお願いします。
■世界観や人物設定の説明について
まずこの部分の説明が下手なので、世界観やキャラの人間関係を理解するのに時間がかかりました。
おそらくこの点については、構成の順序を並べ替えれば問題なかったのではないかと思います。ですが原作有りの映画ということで、肝心な導入部分を「原作を知っているはずだ」「だからここは省略して映画的な画面を優先しよう」と視聴者に甘えて脚本を疎かにしてしまっているので、映画として問題があります。
ジャニーズの人気アイドルを主役に添えたりするということは、そのジャニーズのファンも見ますよね。その子達はジャニーズのファンであって原作のファンではありません。そういう人達を置き去りにすることを最初から決めているわけなので、映画としての評価が下がるのは当然です。
少年誌の長編ファンタジー漫画を強引に1本に収めようとするなら、いっそのことリオールで無駄に長い追いかけっこをしている間に「俺の名前はエドワード・エルリック。こっちは弟のアルフォンス。俺達は子供の頃〜」と説明させてしまった方が良かったかもしれません。
■設定の矛盾:手足を失ったのはなぜ?
これがよく分かりませんでした。
序盤で子供二人が母親を作ろうとして、弟がオズの魔法使いのワンシーンのように板に乗ってどこかへ飛んでいきます。
そのすぐ後リオールで「12歳で国家錬金術師に」と言われていたので、母親を錬成した時点でもう既に錬金術師だったのだと思っていました。
しかし中盤にエドワードが魘されるシーンがあり、彼が手足を失った日と全く同じ夢を繰り返しみていることが分かります。
そしてその手足を失ったシーンのエドワードは既に大人です。
「あの日のようになる夢」ではなく、敢えてセリフで正確にあの日が夢の中で繰り返されることが強調されているため、彼は大人になってから今度は幼い頃失った弟を人体錬成しようとしたが失敗して脚を失ったように見えます。
腕で弟の魂を錬成したのかもしれませんが、本編ではその辺りがよくわかりません。
※これは友人に聞いたところ全然違うそうです。おそらく子役の下肢断裂シーンが映倫的に問題で強引に変えたことで矛盾が生じたのではないかとのこと。
■矛盾:等価交換?
水からは水の性質のものしかできないと言っていましたが、人の手足からなぜ魂が…?この辺りもよくわかりませんでした。
■謎:軍人のエドワードの階級や所属
よくわかりませんでした。
軍の犬という表現が出てきましたが、彼だけ私服でしたし、仕事は何を…?その説明はありませんでした。
■謎:賢者の石はどこへ?石にされた人は元に戻るのか?
ホムンクルスから取り出した本物の賢者の石はどこへ行ったんでしょうか?
エドワードが賢者の石を使おうとしましたが「誰かを犠牲にしてまで元の体に戻りたくない」と二人はやめます。他の方法を探すと言っていますが、賢者の石には賢者の石にされた人を元に戻す事に使ったんでしょうか?そんな描写も無く終わったので謎です。
■謎:緑色のトカゲ
死体からトカゲが出てきて終わりました。
何なのか?
原作の有無や制作予算に関わらず、映画には名作も駄作もあります。
これは土台のシナリオがガタガタなまま進行したことによって、欠陥住宅のような映画になってしまったケースだと思います。
好き嫌いや、役者の能力以前の話です。
映画としては★0.5ですが、途中の兄弟喧嘩のシーン等など演技が惹き込まれるシーンがいくつかありましたので、★1つ上げました。
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