アベンジャーズ エンドゲームのレビュー・感想・評価
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何度見ても、やっぱりラストで泣いちゃうんだよ……
アベンジャーズ エンドゲーム【IMAX 3D】【4DX吹き替え版】【2D字幕版】
鑑賞日 2019 4/26【IMAX 3D】、5/4【IMAX 3D】、5/19【4DX吹き替え版】、
6/27【2D字幕版】
前作の「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の衝撃的なラストからやっと一年経ち、「アベンジャーズ」シリーズとしては最終作である今作は大きな期待を込めて鑑賞。MCUの初期のメンバーであるアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ブラック・ウィドウ、ホークアイ、ハルクの6人が中心的にに描かれており、特にアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウのそれぞれの人生の最後はとても切なかった。アベンジャーズ第1作から地球を守ることに必死に専念し悩み苦しんだアイアンマンは間違いなく映画史最高のヒーローだし、19世紀からアメリカを守り続けてきたキャプテン・アメリカはピム粒子を使って過去にインフィニティ・ストーンを戻しに行く途中、自分の人生を生きることを決め、国の為にも、自分の為にも生きた伝説のヒーロー。ブラック・ウィドウは過去は暗殺者として生きるもようやく自分の仲間ができ、その仲間との約束を果たして世界を救う為に命を捨てた。この作品のどのキャラクター、サノスでさえも見方を変えればヒーローなのだと実感した。そして「ヒーロー」という言葉の重みも改めて実感した。最後の大合戦シーンは歴史に残る名シーンだと思うし、物語の構成として素晴らしかった。また、アベンジャーズが過去にインフィニティ・ストーンを取りに行くと同時に「彼ら自身」も見つけ、それが最終的な勝利へと繋がっているのだと思った。MCUの過去21作品はこのためあったのだと改めてマーベルスタジオの革新性を感じた。何度でもありがとうMARVELと言える。
だが「インフィニティ・サーガ」の完結作としては少し全体的に明るすぎたのではないかと思った。「ダークナイト」のように、またはダークナイト以上に暗い世界観にしてもいいと思った。五年前のサノスの指パッチンにより世界は絶望し…といった感じに。また、CG
雑に感じる箇所が多かったのもかなり残念だった。また、全体的に(特にタイムトラベルの説明のシーン)説明口調だった。
結論有りき
前作からサノスを通常の手段で倒す事が出来ない以上、最後の結末は誰が犠牲になるかという点で、結論有りきのストーリーだった。
結局は最も貢献度が高い人間が犠牲になるという構図は変わらない。
ま、自己犠牲が最大の愛、なのは普遍的って事です。
個人的には認めたくないシリーズだった
「何かキライだ!観たくない」と避けては観るの繰り返しでここまできてしまった。
でも、終わり良ければ全て良し…か。
敵役のサノスがよく頑張ったから、ここまで盛り上がったと言うべきか?極悪非道ではなく、宇宙人としての社会性や考え方の違いなど含めて、人間から見れば破滅的な発想でも、「そうなっても良い」と思って共感した人もいるんじゃないだろうか?
何しろ個人的な武力、軍事力、アベンジャーズを相手に1度は勝利し、前作を観て落ち込んだ観客に絶対の報復を期待させ今作品への期待を最高潮に上げた。
勿論一人一人のヒーローの個人的な掘り下げがそれなりに濃厚だった故に僅かな出演シーンからでもそこそこに喜んでしまう。
当然、ラストの決戦ではヒーローの大量出現に胸が熱くなった。
しかし、時間を戻した事で今後も影響ゼロとは言い難いし、都合よくサノス軍がバッサリ消えるのはあっさりし過ぎと思ったが、敵役一人一人に見せ場を作る時間を割くと、三時間では終わらないから仕方なし。
思えばシリーズ開始時には、ヒーローの寄せ鍋でどうなることかと心配したが、終わってみれば、脳内にあのメインテーマが鳴り響いて、洗脳を受けたかのようだ。
色々な部分でメッセージ性を込めた台詞も多く、単なるヒーロー映画から頭1つ抜きでた作品と思う。
とりあえず、ちゃんと完結してくれて良かった
再生の物語
敵だが、サノスは、「宇宙の均衡を保つために」我が娘を犠牲にし、自分を犠牲にし、自分を信じて宇宙に暮らす生き物の半分を絶滅させる。
物語は、自分の目的を果たしたサノスが暮らす星に、生き残ったアベンジャーズが踏込む。畑いじりをしながら余生を暮すサノスは、ほとんど無抵抗で、死に未練などないような生き方をしていた。抜け殻になった武器を持たないままのサノスを、ソーは容赦なく殺し、報復を完了する。『石は全て砕かれた』というのに、感情のままに殺してしまう。
…と、「報復の物語」が終ったところから、「再生の物語」が始まる。
絶滅させられた仲間達を救うために、あらゆる手段を講じる仲間。誰1人諦めていなかった。あの戦いから5年という歳月で、報復という感情は色あせ「どう再生するか」に変わって行った。
再生の方法としてタイムトラベルという手段を見つけ、それを用いて石を集めて行く。しかし、その段階で過去のサノスがジャマをする。過去のサノスと戦うことになる。
ただ、この時のアベンジャーズvs過去のサノスとの戦いは、報復という感情ではなく、それぞれが掲げる・思う、正義vs正義の決闘になっている気がする。
アベンジャーズにとっては奪われた未来を取り戻す戦い、サノスにとっては未来をつかみ取るための戦い。互いに私利私欲ではなく、あくまで自分の中の『正しいの義』のために戦っている。(※義=人として守るべき正しい道)
冒頭のシーンのソーのように、「報復の仕方」を間違えると、「再生」へ向かう道が閉ざされることもあるのかもしれない。
ブラック・ウィドウやアイアンマンは、結果的に自己犠牲になっていはいるが、2人とも大切な人の「再生」を願っていた。
「報復」を決めた時点で、「再生」は、「報復」の後になる。
つまり、「報復」を終えなければ、「再生」に手がつかない。
激情的なソーの行動が報復の対象(サノス)を消し、5年の時間が怒りを薄めていった。だからこそ、「再生」への方法が見つかったのかもしれない。
ここで報復の対象(サノス)がどこかで生きているとしてたら、『サノスを探す事』に時間が割かれていたはず。「再生」のチャンスもなかったはず。
ソーの存在はとても大きかった。いやソーに限らず、全キャラクターの行動一つ一つがつながっていて、壮大な物語に超絶・仕上がっている。おもしろかったです。
MCU:インフィニティサーガの総決算
これまでmcuを見てきた僕にとって、この作品は最高でした。
キャップの「Avengers assemble」にはめちゃくちゃ感動しましたし、オリジナルシックスを中心にそれぞれの視点にちゃんとスポットが当てられてる気がします。
ただ唯一思ったのが、スティーブとトニーの仲直り結構あっさりしてたなぁという印象です。キャロルがトニーとネビュラを地球に連れて帰ってきた時も、トニーのところにスティーブは駆けつけて肩を支えてましたが、「え、もう仲直りしちゃったの?」って思いましたし(その後すぐトニーが声を荒らげてたけど)、盾を返すところも結構すんなりいっちゃって、「あ、そんな感じなんだ」と思いました。時間が解決してくれる的な感じがしました。(個人的にシビルウォーに思い入れが強かったから、気になっちゃいました笑)
けど、それを差し引いても、最高に感動しました!
個人的に好きなシーンとしては、ソーがキャップとストームブレイカーとムジョルニアを交換するところで、ムジョルニアを「ちっこいの」って言ってるとこが結構ジワジワきて好きです笑。
スパイダーマン ファーフロムホームは一応インフィニティサーガですが、あれはこのサーガの最終回というより、今後の予告といったイメージがあったので、一応、インフィニティサーガの総決算としました。
好きな部分もありますが...
はっきり言って嫌いです。アイアンマン1作目からのファンですが盛り上がるシーンも控えめで全体的に暗くてジメッとしているがしかしそこから失速、決着もなんかオチとしては微妙、ダウニーjrとクリスエヴァンスを退場させることにのみ力の注いだかのように感じてしまい、もやっとした気持ちのまままま上映時間終了、え?終わり?サノスは信念のあるクソ野朗からただのクソ野郎に変わり、結局石持ってるから俺の勝ち、消えろと言わんばかりに指パッチンで消される始末、ハルクも対してリベンジもせず人格を消され、バナーはお前の体にしか興味ないから体だけよこせとでも思ってしまったのだろうかそんなハルクがサノスボコボコにしてもなにも嬉しくないのですが…とにかくツッコミどころは多いし、その割にアクションもそこまで盛り上がらず、残念に思いました。煽り抜きでエンドゲームが過去最高だと思える人たちが羨ましいです。
サノス
サノス好きとしては、あまりにも一方的すぎてつまらない。話が散らばり過ぎて、わかるふりをするのも疲れる。
アイアンマンはスパイダーマンが継ぐ? 天才、リッチマン、女好きは、誰が継ぐ?
3000回の...
アベンジャーズ最高でした✴️✴️✴️
3時間がこんなにもあっという間だとは思わなかった。
映画館で観るのか1番。
せつなく悲しい涙が止まりませんでした😢
あっけなく終わってしまうのかと思っていたらまだまだ先があって現在と過去が入り交じったとき、そんなことがあるのかとハラハラしました。
最後の最後までアベンジャーズの偉大さがつまった映画だと思いました。
マーベルの作品をすべて観てたらもっともっと楽しかったのかなぁ~と。
女性ヒーローの中にナターシャがいなかったのが残念でした(>_<)
映画史に残る歴史的な瞬間
インフィニティ・ウォーの衝撃的なラストから1年、予告編を見てからも見る前からも、次作ではどうなるか予想した人は多いはず。エンドゲームに対する期待値は日に日に増していった。なんというか、もはや映画ではないものになってしまった。これは社会現象なんだと思う。
これ単体で見ても面白くないわけでは無いですが、とてつもなくMCUファン向けだったかな。せめてインフィニティ・ウォーは見とかないとね。それでも、まだこの映画作品の本当の良さは分からないと思う。
この映画を見る上で、必須となる過去作は、アベンジャーズとアイアンマンとキャップテンアメリカ、そして、スパイダーマンホームカミングかな。まぁ、MCU作品全部観たほうが良いに決まってるのだが...
かく言う私は、1作目のアイアンマンからしばらく間が空き、シビルウォーが映画館で上映されてる辺りで、「MCU来てるぞ!」と聞き、一から追っていき、作品を重ねるごとに広がる世界観にどハマりしたのだ。
だから、まだ1作も見てない人が羨ましくも感じる。素晴らしい作品群に、新鮮な気持ちで観られるなんて。
ということで、以下、ネタバレ含みます。
既に視聴済みの方のみでお願いします。
展開は大きく分けて3つのパートに分かれてる。タイムトラベル前、中、後。
まずはタイムトラベル前。このパートはかなりゆったりとした時間が流れてる。冒頭なんか生前葬じゃないか。からの、いきなりっな展開に驚かされつつも、徐々に方向性が見えてきて、明るいいつものMCUになった。
続いてタイムトラベルに入る中盤は、長年のファンが喜ぶ要素満載。中弛みなんかない、むしろ中盤こそが醍醐味になってる。3時間の長さを感じさせません。
個人的には、"タイムトラベル"って「危機が起きたとしても、結局また戻せられるんでしょ」と思ってしまい緊迫感がなくなるのであまり好きではない。
しかし、本作のタイムトラベルはこれまで培ってきたMCU作品へのリスペクトが強く、過去作に更なる付加価値を加えた。MCU史上最高のシークエンスとなった。
2012年ニューヨーク、2013年アズガルド、2014年モラグへと散らばるアベンジャーズ。
個人的に過去作を見直す機会を設けなかったので、逆に懐かしさに駆られました。アベンジャーズ第1作目の円形とかね。
ロキが出てきたところ、ダークワールドではギャグだけど、あまりにもくどすぎるからどこまで考えられてたのか知らんけど、ここできたか、みたいな。あと、ナタリーポートマンが出てきたとこは嬉しかったです。
GotGの例のOPが聞こえてからはアガりっぱなしww
いよいよインフィニティストーンを集めきりタイムトラベルを終えた後半パート。いよいよサノスとの最終決戦!
「Avengers Assemble!」
相変わらずのルッソ兄弟の交通整理力、ガントレットを中心とした流れるような戦闘シーン。
女性ヒーローが一堂に映るシーンは興奮おさまりきれず。
あぁ、もっと観ていたい。
「I am Ironman」
アイアンマンとキャップの最終章として、素晴らしい。結局のところ、2人の物語でした。
アイアンマンの葬式
歳を取るキャップ
大号泣。
あぁもう、そうだよなぁって
ゆったりとした時が流れ、最高の終止符を打った。
(やや残念だったとこ)
・ソウルストーンのとこ、前作のガモーラの方が衝撃度が高かった。違う解決手段が見たかった。
・アメコミヒーローらしい戦闘シーンが少ない。MCU過去作の方が多いと思う。
・日本のシーンでポッカーン( ゜Д゜)
あえて書きましたが、これだけです。
寧ろ、よく3時間の尺で色々収まったなという感心と、今までありがとうという感謝が尽きない
もう色々と宇宙やらインフィニティストーンやらについて知ったら、フェーズ1のような過去にはもう戻れないのですよ。各作品で大活躍したヒーローも、見事に表現してくれたキャストも、製作に関わったスタッフも、そして、見守ってきた我々観客も、この10年で築かれてきた一体感、これぞアベンジャーズ。
彼らはいってしまった
全体的に製作陣の意志が透けて見える。時々会議風景が見えるような作品でした。
◆主要キャストの解放と感傷的な卒業
◆次世代マーベルヒーローを感動的に演出
◆締めくくりなので人気キャラとヒロイン達をちょっと出したい。アニバーサリーだしね。
◆フェミニズムに配慮しました。そう、女性も、ママだって戦うんですよ!
等々
なぜタイムリープに、キャプテンマーベルを呼ばない。最適な人材を揃えないで作戦実行する?どうしても急を要する作戦でしたか?彼女がいれば万事うまく行ったと思う。でもそれでは主要キャストを解放できないもんね。
退場の仕方は既視感のオンパレード。手垢つきまくりの感傷。
トニーは人間として成長して終わったが、他の人は今までの人物像を否定されて終わりましたね。生きているのに人格がガラリとかわって終わった人が悲しく、亡くなった人の事がぶっ飛びました。最終回のお約束だから、何人か呆気なく亡くなるだろうと思ってたからってのもあるけど。そんなに彼女のことは悼まないんですね。葬式のシーンも入らない。そうですか、家族いませんもんね。単独映画も控えてますしね。
自ら厳しく律するキャプテンアメリカは、本当にあんな選択をする人なのか。
普通の男の生き方を魔が差したみたいに選びますか。バッキーは?その他も、そんなに簡単に手放せる仲間だったの?なにも言わずに「挨拶は老後でいっか」って感覚ですか。
アイアンマン、ブラック・ウィドウ亡きいまリーダー居なくなっていいの?まだまだヒーローの戦いは続くんだよ。
物陰で若い自分が居なくなるの待ってたの?みんな自分が戻るか気を取られてる間に音をたてずに座ったの?あそこに座っていた彼は長年リアルを充実させて、経験してきた数々の戦いを遠くからテレビ中継とかで傍観してきたの?
もしかしたら救助とかしてたかもしれないけど、毎回自分の大切な人達だけは絶対安全な地域に逃がしてたんだろうな。と想像してしまった。
てか、帰ってこない→あの座りかたまでの流れ何回か見たことある。
まあ、ムジョルニア持ち上げられてよかったね。良い思い出になったね。約束のダンスを踊ることが出来て良かったね。と。
ソー
いままでの成長は?あとジェーンには未練とか一ミリも無いんですね。ママのが大切ですよね。あ、ハイ。
ハルク・・・・・いや、ハルク・・・・
そもそも14年のサノス消失したら、インフィニティ・ウォー起きないよね。。。パラレルワールドで別の次元のサノスなのかなと思ったけど、それだとスティーブがあそこに現れるのは不可能では?それとも彼が行方不明になってる世界もあるの?うーわ、嫌だ。
色々伏線回収してるように見せかけて、思い出して取って付けたような。全てがこじつけにみえる不思議。キャスト契約切れるもんね。「どうだい?前作でトニーを生かすためにストーン渡したかのように見えてたのは逆だったのさ」製作陣のドヤ顔がみえるよう。ご都合主義は嫌いじゃないですけど雑過ぎました。期待しないで見に行きましたが、それを大きく下回りました。
最終回なので辻褄合わせで、積み重ねてきたものを粉々にする事ってよくありますね。主に人格や信念なんかを。分かります。わたしの知っている彼らは逝ってしまったんですね。サノスの首を切った時、ソー・ハルクはサノスに殺されたんですね。
ありがとう、ヒーロー
インフィニティウォーから1年、待ちに待った最終章、個人的には製作陣の愛に溢れた最高の締め方だと思った。
以下、思い出せるままにつらつらと書きます。
今日までで4回観た。4回ともバラバラのシーンで泣いた。
冒頭にホークアイ一家が出てきた瞬間の絶望感がやばい…一瞬でエンドゲームのラストに気持ちが引き戻された。
アレはホークアイ闇落ちするわーって納得の展開だったけど、それにしても何でローニンに日本語しゃべらせらのか笑 3回目でやっと何言ってるのかわかったけど、せめて英語字幕だけでもつけてほしかった笑
トレーラーの時点で、タイタンに残されたトニーとネビュラは一緒に船に乗ってるんだろうか?いやあの2人絶対合わないよね無いわ〜って予想してたらまさかの展開でびっくり。ネビュラは思っていた以上に人間らしい性格なんだなと思った。
衰弱したトニーの前にマーベルが現れた瞬間の圧倒的な安心感。確かキャプテンマーベルより先に撮影したんだっけ?タイミングが逆だったら、もっと可愛い部分も見られたのかなと思ったけど…5年後に何気に髪型がローソン博士に寄せてきてたのにテンションが上がった。
5年後のナターシャの髪型を見た瞬間に号泣。その後、通信を切った後の表情に更に泣かされた。ナターシャって感情豊かなキャラクターではないからこそ、あのシーンのスカヨハの演技がとても良かったと思うし、だからこそその後の喪失感が半端なかった…ルッソ兄弟によるキャップとナターシャの関係の描き方がとても好きだったから、ナターシャの最期を見たのがホークアイだけだった事に驚いたけど、そうか、これはキャプテン・アメリカじゃなくてアベンジャーズだったな…と。
ハルクは何故こうなった感がハンパなかったけど、きっとサノスに一度負けた後のハルクとバナーの関係がもう少し深く見られたら良かったんだろうなと思った。
ソーはストームブレイカーを手にした時点でチートすぎたんだろうね。挫折を知らない彼が落ちるところまで落ちたらこうなるのかって興味深さと、後はお母さんとのやりとりがとても良かったから…後は次回作(あれば)でどう持ち返してくれるのかに期待かな。
タイムスリップは確かにベタだしご都合主義かもしれないけど、その使い方がすごく良かった。まさか過去作に飛んでくれるとは思いもしなかったし、個人的にエンシェントワンがあのニューヨークでひとり戦っていた事実にものすごくテンションが上がった。(あとクイルね笑 2の時はスピーカーだったけどそういやイヤホンだったなってめちゃくちゃ笑った)
それから「ヒドラ万歳」!アレはルッソ兄弟だからこそ描けたシーンなんだろうなぁと。
多くの人が大切な人を失った中でモーガンという愛娘を得たトニーが父親と再会するシーンと、恋人が自分のことを想い続けてることを知ったキャップのシーンが同時に進行していたのが、それぞれの結末に繋がっているのが良い描き方だった。あとジャーヴィスね、モーガンもいつか自分の作ったものとかにハッピーって名前をつけたりしないかな。
ヴォーミアにホークアイとナターシャが向かった事に気付いた時の絶望感たるや…もう既に大切な人沢山亡くしてるやん…それじゃあかんのか…ってもう…前作からヴォーミアは地雷です。
前作で癒しだったガーディアンズがほぼほぼ消えてしまってたからどうしても笑いのポイントがアントマンに集中しがちだったけど、ポールラッドのほっこりする演技がとても良かった。スーツ着てないとただの一般市民だもんね。サノスに爆撃された時よく生きてたなって…欲を言えばルイスも出てきてほしかったけど確実に横道にそれちゃうもんな。
最終決戦はもう何からいえばいいのか…許されるならあと1時間くらい戦闘シーン盛ってくれてもぜんぜんいけるくらい盛りだくさんで一瞬だった。
ナターシャを失って得たガントレットを抱えて走りながら戦うホークアイも、ムジョルニアとストームブレイカー二刀流のソーもめちゃくちゃ熱かったし。
キャップが、ムジョルニアで戦うシーンはもう…初見の時は涙で半分くらい見えてなかった。そこからのアッセンブルは何度見返しても泣いてしまう。熱すぎて。
でも、展開が熱くなればなるほど、ここにナターシャがいない喪失感も大きくなるんだよね…お姉様達がスパイディを守りながら戦うシーンとかもうめちゃくちゃ滾るのに、そこにナターシャはいないの。あの時の心境は描かれなかったけど、キャップやハルク…ナターシャが家族だと思っていた人達はどんな気持ちでいたんだろう。(もちろんそれどころじゃないのはわかった上で)
盛り上がれば盛り上がるほどにナターシャがいない事が寂しくて悲しくて、でも熱すぎる展開が最高でいろんな気持ちがごちゃ混ぜになって泣きながら観てます。ホント最高なの。でも寂しい。
ワンダのサノスへの恨みもね。あのシーンもすごく好きです。ワンダ何気にめちゃくちゃ強いんだよね。喪失感から生まれる強さは2014年のサノスはまだ持ってなかったんだよなぁ…としみじみしてた。
キャプテンマーベルの使い方は勿体無いなー!!と思ったけど、チートすぎるから仕方ないんだよね多分。あとストレンジも…彼はアイアンマンの最期まで見えていたんだろうか…その辺はストレンジの続編が出たら何か描かれるのかなぁ。
あのアイコンタクトのシーンは2回目以降で見るとまた色々考えさせられるシーンだった。
ストレンジ以外が誰も想定していない状況で、とっさの判断で石をまとって指を鳴らすことができたのは、あの場ではアイアンマンしか居なかっただろうな…戦いの場でなければね、マーベルとかに頼めたんだろうけど。
お葬式の後のハッピーとモーガンのやりとりがとても切なかったけど、トニーはペッパーを1人にせずに済んだのが救いだった。
あと、クイルがガモーラを探してる描写がちゃんとあったのが、次回作への期待に繋がってとても安心した。ガーディアンズを家族と呼んでクイルを愛したガモーラはもういないけど、ネビュラを受け入れたガモーラならまた新しく関係を築くこともできるんだろうな。この続きをガン監督がどう描いてくれるのか楽しみにしています。
タイムパラドックスについては、作中で他作品の解釈を否定してるのに納得できないって言ってるレビューをちらほら見たけど、そもそも正解のない事象に対して、通説しか受け入れられない人は楽しめなくてかわいそうだなと思った。
ネビュラは現代に来た過去の自分を殺してもちゃんと生きてるし、キャップは過去に飛んで自分と戦った。ならキャプテンアメリカが居る世界で、タイムスリップしてきたキャップが、スティーブ・ロジャースとして生きることに何か問題があるんだろうか?
エンドゲームを見る前は最後に死ぬのはキャップだろうなと思っていたから、あの結末は製作陣の愛を感じてとても良かったと思ってます。
あと、盾を引き継ぐのはバッキーでしょってコメントもちらほら見たけど、アベンジャーズとして共に戦ってきたのはサムだからこれで間違い無いのでは…?
このシーンの全てを悟ったようなバッキーの表情がとても良かった。
ムジョルニアもちゃんと元の時代に返してきたのかな。そういやソウルストーンはどうやって返したんだろう。レッドスカルは居たんだろうか…
ちなみに自分の好きなキャラクターは、ナターシャとロキとヴィジョンとガモーラだった。完全に察してくれ案件だし本当に寂しくて仕方ないんだけど、それでも最高の終わりだと思えるくらい、それぞれのヒーローとファンに対する製作陣の愛を感じられる映画だったと思います。
何よりも、ヒーローは永遠に…みたいなぼんやりとした結末ではなく、アイアンマンとキャプテン・アメリカという二大ヒーローのちゃんとした終わりを見せてくれたことがとても嬉しかった。
本当に書き始めるとキリがないし全然書き足りないんだけど、これからのMCUの展開も楽しみです!
11年間の集大成
Dolbyシネマにての鑑賞。
音響よりも画質の良さに驚き満足した!
まさかアベンジャーズで泣くとは思わなかった.....
サノスの軍勢が雪崩のように現れた時にこちらからも魔法のゲート?で沢山の仲間たちが集まったところはもうヤバかった(語彙力)
そのあとのピーターの周りに女アベンジャーズが集まるシーンもジーンときた
たぶん仲間のピンチにみんなが集まったり協力し合うのに私が弱いのだと思う。
それ以外にも過去に戻る時に今まで見てきた様々な場面を見れてとても良かった!
(特に1970年代のところとか!)
勢いで終了後パンフレットを買ってしまうレベルには良い作品でした。
ありがとうございます!!!
そして、お疲れ様でした!
納得のクオリティ
エンドゲーム、良かったです。
北欧神話舐めすぎ等のマーベル作品に対してのツッコミどころはありますが、何も考えず「アメコミ楽しい」で見てるぶんには最高です。
脚本、演技、演出、スタント…全てにおいてハイクオリティです。唯一気になったのはハルクが切れてベンチを投げ飛ばすシーン。
他の要素やCGに比べてアラが目立つというか、不自然さがあるというか…。それでも他の映画作品に比べれば十分なのですが、他がハイクオリティすぎることも相まって…という感じです。
何にせよ、この作品はある種の集大成に位置付けられるものです。今まで見てなかった他のマーベル作品に興味を持つ事もできるためその意味でも秀逸な作品です。
是非映画館でこの作品を見て頂きたい。
その価値があると断言できる作品です。
これが人気になるのは必然ですね。
面白い
見る前は上映時間の長さに少し焦ったが、面白ければ問題なし。逆に得した感じです。
本編120分、総集編30分、シリーズの終わり30分くらいの感じだから、見やすいです。
ちゃんと終わってるし。
好きな感じの終わり方でした。
ただタイムスリップでの解決はなんでもありになってしまうから、解決策としては微妙。
人間ドラマっぽかった
面白かった。でも、今までと何かが違う気が…。今までは、戦いのシーンが前面に出てた気がするんだけど、今回は、人間ドラマ的な要素が多かったかと…。個人的には、嫌いじゃない。オープニング早々、ずーっと、涙腺緩みっぱなしでした。私は、クリス・ヘムズワースとスカーレット・ヨハンソンとジェレミー・レナーが大好き。クリス・ヘムズワースのあれはないわ…。人間らしい姿なんて、見たくなかったな。あのお腹は、ショックでした。スカーレット・ヨハンソンは、やっぱりカッコ良かった。でも、殺さないでほしかった。ジェレミー・レナーもカッコ良かった。でも、東京のシーンは、いらないよね。斬られる真田広之も見たくなかったってのもある。それこら、あのハルクも違和感。ヤバイ…。文句しか出てきてない。でも、面白かったですよ。エンドゲームというだけあって、アベンジャーズ総出演でした。この人、好きだった…とか、嫌いだった…とか、思いながら見てました。戦闘シーンが少なかった分、それぞれのキャラクターごとにシーンがあったから、超大作になったんだよね。きっと、見る側も、思い入れがあるシーンが違うんだろうな…なんて。トニーが死んだ瞬間に、ああ、本当に終わりなんだ…と泣きました。見ながら、思ったこと、まだまだあるんだけど、ありすぎて思い出せない。とりあえず、映画館で観ることを薦めますね。
ほぼ文句なし
過去作の中で体感した感動や懐かしさ、愛情、、
そういったものを、アベンジャーズと一緒に思い返しているような感覚に陥りました。
マーベル作品を見続けてきた人にとっては最高の作品!
トニーとナターシャのシーンは、もう耐えられず涙が溢れでました…
文句があるとしたら、トニーを死なせたシナリオに。
ただ、これからもアイアンマンの活躍が見たかったですが、End Gameと呼ぶに相応しいシナリオにするには、ここまでしないとダメだったのかなぁーと思います。
インフィニティストーン的な何かで生き返ってほしいなぁー。笑
アベンジャーズの復活、熱望!
お祭りの集大成
感情移入できない部分もあり、全体的にやや盛り上がりに欠ける印象だった。
3時間という超大作だが、無駄な演出も多く、もっとスリムにできたのではと思う。
正直、ソーをあそこまでダサく、残念なキャラに描くのは、いくら過去を引きずっているからといえ、腑に落ちない。
残念ながら、あまりワクワクハラハラしながら続きを観ることができなかった。
もちろん、他の映画とは比べ物にならないくらい、派手で、きれいで、迫力もあるが、シリーズものだけにストーリーや人間の描写、キャラ設定、感情移入がとても大事で、それが足りない気がして残念だった。
興奮冷めやらぬ感想と少し冷静な感想を
大阪と名古屋にてIMAX3D字幕版を2度視聴。
感想を簡潔に表すと以下のような感じ。
「この映画は作れたこと自体が奇跡!」
「CGがやばい!演技もやばい!」
「深い配慮とメッセージ性がある」
「いい映画ゆえに問題提起もしたくなる」
ここからはそれぞれ説明を。
『この映画は作れたこと自体が奇跡!』
まずこの映画はマーベルシネマティックユニバース(MCU)という一連の作品の22作品目で一応の完結作ということで、シリーズをどこまで観たかで楽しさがいくらでも変わる。
・アドレナリンが出る→過去作不要
・事態が理解できる→前作のインフィニティウォー
・流れが理解できる→ルッソ兄弟監督作品
・アクションからドラマへ→全MCU作品
・ディテールを楽しむ→コミック
過去作不要でアドレナリンが出るとは言っても、例えば終盤の”Avengers Assemble!”のセリフを聞けた瞬間に分泌される快楽物質量はコミックからのファンとそうでない人とでは桁違いだろう。
よって、できる限りMCU作品を見ておいた方が楽しめる作品なのは間違いない。
また、全編IMAXカメラで撮影されたことからもできるだけIMAXシアターで見るべし。
とにかく今までの21作品が10年の時をかけて、個々のストーリーとは別に、本作の一点に向かって収束し、これ以上にない見事な着地を決めた。
映画史上に残るこの奇跡の裏には、交渉とスケジューリングの鬼がいたに違いない。
監督の違う作品群を整合のとれた脚本にし、役者のスケジュールと収益性の高い公開日とネタバレが起きないような順立てでコンスタントに公開してここまでたどり着いたことは奇跡としか言いようがない。
同じディズニー傘下でもマーベルよりはスターウォーズファンとしてはマーベルファンが心底羨ましい。(スターウォーズの現状……)
『CGがやばい!演技もやばい!』
本作で見落とされがちなものの一つに役者の演技力があると思う。特に表情による感情表現が素晴らしい。
・ナターシャがソウルストーンのために投身する際の「let me go」。
・トニースタークの「I am Ironman」までの溜め。
など各名シーンでの役者の完璧な表情のほか
・量子世界から帰還したスコットが少年に何が起きたのか尋ねた時の振り返った少年の表情
など1カットしか登場しないような役者までもが、唸るような演技を見せてくれる。
またCGの書き込みっぷりには狂気を感じる。所々立体物がテクスチャで済まされている部分が目につくが、ブラックパンサーで散々叩かれたような半端なCGはどこにもない。「映画におけるCGの適切な使い方は、その配分が鍵だ」と言われることもあるが、9割CGでゴリ押していくアクションシーンはもはや視聴する人間の処理限界を超えて圧倒していく。
クライマックスには、ドクター・ストレンジのポータルから大量のCGアニメーターが出てくるのが俺には見えたぜ……。
『深い配慮とメッセージ性がある』
本作は表面的にはヒーロー映画だが、ヒーローを描く上で案外冷静な描写を意識している。言ってしまえば一歩引いた視点から物語を描くことで、視聴者がガチオタク化するのではなく、映画から得た経験を現実に反映できるような余裕を与えてくれる。それは下記のようなプロットに見られる。
・実は一匹のネズミ(ミッキーマウス)の偶然で勝利したこと。この偶然がなければディズニーもアベンジャーズの勝利もなかったわけで、「努力をしても成功するとは限らないけど、成功した人は皆努力している。」的なメッセージは、現実に失敗した人を絶望から立ち上がらせてくれる、楽観的だが救済的なメッセージを秘めている。
・男女差別、LGBTQへの配慮。女性ヒーロー集合シーンだったり、具体的な描写はないけどロキやヴァルキリーはゲイだったり、何気に配慮が細かい。
・自己中だったアイアンマンが他人を救うために自己犠牲し、大義のためだけに生きてきたキャプテンアメリカが恋人一人を愛する人生を選びなおし、国王としての象徴と責務がいつしか鎖になっていたマイティソーが自分自身の選択で自由を得る過程は、「人は変われる」ということを様々な形で教えてくれる。見た人には確実に生きる勇気を与えてくれるのだ。
『いい映画ゆえに問題提起もしたくなる』
この映画が名作なのは間違いないが、小さくない問題を残してしまったように思う。
・宇宙というスケール感の喪失
多くのSFでは宇宙の広がりに対し人間のちっぽけさを描写したり、人間には理解し得ない”higher being”を登場させたりする訳で、実際それが正しい宇宙の描写だと思う。一方で本作では宇宙の命運が地球の何人かのヒーローにゆだねられておりそのスケールの差は違和感しかない。
キャプテンマーベルの「あなた達のようなヒーローがいない星がたくさんあるの」というセリフはその違和感を補完しているようで逆に強調してしまっている。
・科学技術と人間賛美
神の世界でアサルトライフルが猛威を振るったり、サノスの母艦の空爆力が人一人殺せない程度だったり、トニースターク含む人間の科学者がタイムトラベルやらナノ技術やら量子技術やらありとあらゆる科学技術の発明を担ったりと、違和感しかない。
映画におけるこういった描写は小さくない問題だと思う。
子供達には、「人間はなんでもできる」とか思って欲しくないし、宇宙の果てを正しく想像して、そのスケールに胸を締め付けられるような恐怖感を味わってほしいと思っている。
だがこの映画を見た子供達はどういった思想を得るだろうか。この映画が子供達の発想の限界を決めてしまわないだろうか。
本作は”一般人が想像して一番ワクワクできる範囲での”スペクタクル超大作になってしまっており、本来「宇宙の生命の半分が死ぬ」とかいうイベントをガチで描こうと思ったらもっと訳わかんないレベルでハイパーウルトラスペクタクルに描かざるを得ないはずなんだが……。
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