「DBに例えてみました。」アベンジャーズ エンドゲーム bikke0129さんの映画レビュー(感想・評価)
DBに例えてみました。
前作が素晴らしかったので期待して観に行きました。
しかし時間が経つにつれ、観たかったのはコレジャナイ感が…。
ラストもなんだかモヤモヤ。
何でこうなった?
一晩考えてみた結果は以下のとおり(ドラゴンボールで例えてみます)
みんなで総力を結集して戦ったけど、ドラゴンボールで完全体になったセルには勝てなかったよ。
仲間の半分が殺されちゃったよ。
(ここまで前作)
↓
そうだ、過去に行ってドラゴンボールを集め、みんなを生き返らせよう!
↓
その過程でクリリンが犠牲になったけどまぁ仕方ないよね。
↓
セルに殺された人を生き返らせることができたけど、セルに計画がばれちゃってなし崩し的に最終決戦!
↓
相手は完全体になる前のセルだけど、やっぱ強くて敵わずドラゴンボールの力でなんとか消し去った!
↓
でもドラゴンボールの力に耐えられず悟空は死亡。
ベジータは引退してお爺ちゃんになったよ。
END
大雑把に言ってこんな感じでしょうか。
できれば完全体のセルと真っ向勝負して勝って欲しかったし(結局前作のサノスを超えることはできなかった訳ですよね)、クリリンを犠牲にして欲しくなかった(悪役のサノスがガモーラを犠牲にして石を手に入れたからこそ、歪んだ形かもしれないけど娘への愛情を感じられた訳で、ヒーローが同じことしたらダメでしょ)
悟空には奥さん、子供と幸せに過ごして欲しかったよ(これは単純にペッパーが不憫)
結局、解決策としてタイムマシンを持ってきたのがすべての元凶だと思います。
前作終了後に真っ先に予想されてた展開そのままじゃん!
ハワードやカーター、ソーの母との絡みをどうしても入れたかったのかもしれませんが(実際グッとくるシーンではありました)、それは彼らの単独作でやるべきではなかったかと思う。
これによって展開がブツ切りになってしまいましたし、必要以上に話がややこしく、矛盾点も生まれてしまったのではないでしょうか。
どうしてもタイムマシンを使いたいならそれでもいいんですが、序盤の実験などのシーンはもっと短くてよかったと思う。
タイムマシンというあまりにも予想どおりの展開が恥ずかしかったのか、取り繕うためにもっともらしく説明を入れただけのように感じます。
このレビューを不快に思う方もたくさんいらっしゃるでしょうが、私が求めていたヒーロー像は皆さんと違うのだと思ってください。
単純に、ヒーローならば無敵の悪役を真っ向勝負で倒して欲しかったし、仲間を犠牲にして欲しくなかったし、最後は大団円で終わって欲しかっただけですので。