「これまでの21作品を振り返させるための作品。」アベンジャーズ エンドゲーム Yuyaさんの映画レビュー(感想・評価)
これまでの21作品を振り返させるための作品。
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はっきりいって期待はずれ。今までの作品の中で一番つまらない。
正直ワールドカップと一緒。普段サッカーなんか観ないのにワールドカップの時だけ渋谷がとんでもない状況になっちゃうのと同じ。
これまでの作品の振り返りでしかなくテンポも悪く大作をなのるのがおかしいほどズルズルと会話シーンが繰り広げられる。21作品を幾度となく見直してこれまでの作品を好きな人は今回の作品を好きになれるわけがないと思います。むしろマーベル作品ちょっと齧ったくらいの人がこれまでの作品を3時間かけて振り返ってみることができ、なんだかわけわかんないうちに最後の大合戦シーン。迫力すげーみたいな。これまでの21作品をちゃんと見てたら明らかにテンポが悪くなり、キャラクターの名台詞を唐突にぶっこんで来たりと、あからさまに観客サイドに迎合した作りになってる。ましてや半分の人間が自分達の敗北の結果消えてるのになんであんな笑いばかりを詰め込めるのか。真面目にやれよ、と。なぜ最後の最後でふざけ始めるのか。そもそもインフィニティウォー、アントマン、キャプテンマーベルの時はこんな大騒ぎになってなかったのに、いくらGW期間だからって映画館に人が殺到しすぎ。いかに今回の集大成、平成最後の、10年間の~のカッコいい台詞につられて来ただけの客が多いことか。これを一つの映画としてみた時に面白いと言える人はこれまでのMCU作品をきちんと見てない人、もしくは映画自体はみないがマーベル系だけは見たことがある、という人だけ。映画鑑賞を楽しむ人が楽しめる作品とは遠くかけ離れてる。
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