「MCUを観てきて良かった!」アベンジャーズ エンドゲーム サブレさんの映画レビュー(感想・評価)
MCUを観てきて良かった!
この映画はアイアンマンから始まったマーベルシネマユニバース(MCU)の終着点。これまでずっとMCUを追ってきて、エンドゲームにたどり着けて、本当に良かった。
映画を観ている最中、色々なところで笑い、泣き、はっと息を呑んだ。最高の映画をありがとう。
ネタバレありにしているので…
今回のタイムトラベルは少し唐突にも感じられたが、ソーは母親と、トニーは父親と、そしてキャップは最愛の人と再開した。これらがいい!
サノスの指パッチン以降はやり直せない。やり直せないからこそ、そこからどう生きるか?が問題だった。その指針の最後の部分をタイムトラベル中に、しかも過去になった大切な人たちからもらうというのがいい。
三者三様に、弱いところを見せたり、愛情を再発見したり、ただ単に生きているところを見たりして、最後の決戦へと意志を固める。最高ですよ。
また、最も熱いシーンと言えばキャップのムジョルニアとaverages assemble!
キャップがムジョルニアを振り回すところで、ソーが「やっぱりな」と笑顔だったのもいい。前は「あ、やばい。こいつも使えそう」という感じでヒヤッとしてたのに。
そして何より全員集合!アベンジャーズにはカウントされていないはずのワカンダの戦士や魔術師たちが集まってからのアッセンブルは、アベンジャーズが組織や集団の名前ではなく、単に「ヒーローの意思を持つ人たち」であると意味していたようで、とても嬉しかった。名もなきヒーローはいるんだ、彼らもまたアベンジャーズなのだと。
残念だったのはキャプテンマーベル。あのエンドロール映像からだったら、破竹の勢いで活躍するものだと期待するのに。肝心なところにいはしたけど、前作のソーみたいな暴れっぷりを見たかったなあ。