「すべてはこの終わりのために、」アベンジャーズ エンドゲーム トモ・メイサイさんの映画レビュー(感想・評価)
すべてはこの終わりのために、
ほぼ観賞記録としてレビューになります。
今作でマーベル映画はひとつの終わりを迎えました。
とりあえず今は、この作品を映画のスクリーンで観ることが出来て良かった、それだけです。
以下はネタバレ
・サノスとの再戦は、サノスがあっさり倒されて終わるが、事前にストーンを破壊されていたため、何も出来ないまま5年が経過してソーがニートのメタボ体型オヤジになる。ホークアイがサノスの厄災により家族を消されたことが原因で闇堕ち、ローニンとなっている(ローニンの標的になった日本のヤクザ役で真田広之が出てくる)
・タイムトラベルによりすべてを修正していく、アベンジャーズ側にストーンが手に入る構図、アントマン(スコット・ラング)の量子世界の帰還からの活躍は嬉しい。
・ブラック・ウィドウはソウルストーン入手のために自らを犠牲にして死亡
・エンドゲーム時のネヴュラが、サノスに心酔していた時代のネヴュラと記憶がリンクしたことで、サノス側にもストーンを集めていることを知られてしまう。
・アベンジャーズ側にストーンが集まり、新たなガントレットを作成し、強大な力を耐えることが出来るハルクがガントレットを身につけ指を鳴らして、消された人々が戻る←特に細かい描写が無いのが残念。
・ネヴュラがサノスに心酔していた頃のネヴュラと入れ替わっていたことから、タイムマシンを逆に利用され、過去のサノスがエンドゲーム時の世界にやってくる。
・過去のサノスvsキャプテン・アメリカ、アイアンマン、ソーが激突! ピンチが続く戦いの中でキャプテン・アメリカが何故かソーのハンマーが使えるようになり、追い込むもあと一歩及ばず。サノスが全軍を投入してくる。
・ストーンの力により戻ってきたヒーローたちとその援軍が到着(ただしヴィジョンとロキはストーンの力発動前に戦死している関係上戻らず)ここのノリは日本で言うなら仮面ライダー、スーパー戦隊にプリキュアにウルトラマンでいう科特隊チームまでも合流した形、その流れからのキャプテン・アメリカの『アベンジャーズ(少し溜めてからの)アッセンブル』(あえて叫ばずに冷静に言う感じが良い)
・ALLアベンジャーズvsサノス軍、わちゃわちゃして見にくいかと思っていたが、そうでもなく、それぞれのアベンジャーズに魅せ場がある。キャプテン・マーベルはチートキャラ過ぎたせいかラストのピンチに駆けつける形、更に言うと猫のグースもチートキャラ過ぎるせいで出演なし、なんかしれっと混ざっていて欲しかったかも。
・サノスにストーンを奪われ指を鳴らす一歩手前まで行くも、土壇場でトニー・スタークが奪い返し、トニーが指を鳴らし、サノス軍を塵に帰す。←前作インフィニティウォーでドクター・ストレンジが言った1400万分の一の勝利がこれのようだ。
・勝利はしたが、ストーンの強大な力の前にトニーの身体ではアイアンマンスーツを着ていても耐えきれず命を落とす。
・トニーの葬儀後、ソーはガーディアン・オブ・ギャラクシー一行と宇宙へ旅立ち、キャプテン・アメリカがそれぞれのストーンをそれぞれ時代に戻す任に着くが、すべての闘いを終えた今、キャプテン・アメリカは自らが生きていた時代に留まる決意を固めて、年老いた状態でアベンジャーズたちと再会し、ファルコンに自らが使用していたシールドを託す。
・自らが生きていた時代で恋人ともに生活する、スティーヴン・ロジャースとしての姿を観客たちに見届けさせてend
敢えて星の評価は四つ半にしたのは、今作はマーベル映画作品の一つの終わりではあるが、この後もスパイダーマン含め他のマーベルヒーローの活躍する映画が製作されていくのは間違いない事から。
映画の感想は人それぞれだけど、中には酷評すればかっこいいと勘違いしてる輩も多く、★1つとか書いてる短文レビューは、逆に自分の馬鹿をさらけ出してるだけでしかない。
文章能力の低い私でもそう思える今日この頃です。