「最初から最後まで…」アベンジャーズ エンドゲーム デッコンさんの映画レビュー(感想・評価)
最初から最後まで…
いきなり冒頭のバートンのシーンで涙腺緩まされて、そこからずっと涙出っぱなし。
ラストは恐らく自分が今まで観た映画の中で一番泣いたんじゃないかってほど。
おかげで、映画館出る頃には軽い脱水症状で頭痛が…
それほど悲しくて切ないラストでした。
前作インフィニティ・ウォーでは登場キャラほとんどに焦点を当て感情、葛藤を描き
見せ場を作り、全員が主役!という印象だったのに対し、今作はアイアンマン、キャプテンアメリカ、ソー。この3人が完全に主役。(ソーは完全にコメディリリーフ)
個人的にはネビュラの活躍が嬉しかった…
やっぱこの3人は単体作品が3作品あり、アベンジャーズも前作までの3作品があり、それぞれの作品で描かれてきた3人の考え方であったり悩み、葛藤、苦しみ、それを考えたら今作はもう泣かずにはいられない!
今作は「アベンジャーズ」の区切の映画であるが「アイアンマン」「キャプテンアメリカ」「ソー」の最終回でもある。
3人の「物語としてのケジメ」をしっかりつけさせたルッソ兄弟に感服です。
また、ラストバトルでも前作の「ワカンダの戦い」に興奮したが、今回はそれをも凌ぐ迫力のスケール感。
キャプテンの「アベンジャーズ、アッセンブル…」のセリフに涙。ストレンジとスタークのあの会話のからのあの結末にまた涙。
セリフやシーンの一つ一つに今までの作品の答えがあり、どのカットも見逃せず、三時間の長尺も気にならず。むしろもうちょい長くても良かった…。
他にも語りたいことは沢山あるのですが切りがないのでこの辺で…
とりあえずはフェーズ3最終作とされるスパイダーマン続編後の動向が気になります…