ひるね姫 知らないワタシの物語のレビュー・感想・評価
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ふわふわ夢ファンタジー
こういう感じのファンタジー盛りだくさんのふわふわしてる感じの映画は好き嫌いがはっきり別れると思う。個人的には好き。
自分もよく昼寝しちゃうし、変な夢をみる人だからココネにすごくのめりこめた。ファンタジーな妄想とかするのも好きだからキラキラした絵を観てて楽しかった。途中からどんどん夢なのか現実なのかわからなくなってくるけど全然苦じゃなくて、ココネたちと一緒にふわふわ冒険している感じで楽しい。1つだけあまり好みではなかったのが夢の中でのラストの終わらせかた。なんていうかこんなので終わらせちゃうの?って感じが強かった…どうして欲しかったのか自分だもイマイチ分からないけど何か違うと思ってしまった。エンドロールは素敵。最後までしっかり観るのを勧める。
この作品の中で一番輝いていたのはキャラクターたちだと思う。特にモモタロー、ピーチ、モリオはすっごく魅力的。それぞれ男らしく、頼り甲斐があって、かっこよくて惚れ惚れする。しかも一人一人が違うジャンルのかっこよさを持っているからそれぞれのキャラが際立っていた。ほんとにみんな素敵。
高橋英樹さんが渋い
2017/03/06、映画ランドさんで当たった、有楽町よみうりホールでの『ひるね姫〜知らないワタシの物語〜』一般試写会に参加しました。
監督が執筆された原作小説を入手したのが前日で、結局ほとんど読めないまま、試写会へ。
TOKYO2020オリンピックを3日後に控えた、ちょっと未来の、岡山県。
森川ココネは、昼寝が特技の高校三年生で、母は亡くなっており、父モモタローと二人暮らし。
その父が突然逮捕されて、東京へ連れていかれた。
ココネは幼馴染のモリオと一緒に東京を目指す。
いやあ、楽しかった!
これ、自分でお話を考えて空想を巡らすのが好きなタイプの人間には、特にそのお話がファンタジー系だったりする人間には、たまらなく楽しい作品です。ええ、自分のことですが。
ちょっと待って、これどこまでが夢? どこからが現実の話? って混乱するんですが、それもまた夢らしくて。
ココネとモリオが夢を共有するのも、なぜか自然で。
夢見心地をたっぷり楽しめる映画です。
メインキャストを本職の声優でない方々が演じていらっしゃるのですが、ベワンの無声化ができていないのが数カ所気になった以外は、ほとんど違和感なく聴けました。
高橋英樹さんは、声だけでもやっぱり渋くてカッコ良かったです。
森川ココネ名義で、主演の高畑充希さんが主題歌『デイ・ドリーム・ビリーバー』を歌っていて、それがまたとてもいいのです。高畑さんはミュージカル女優だから、やっぱり歌唱力ありますね。
小説版を読んでから、もう一度観てみたいかも、と思います。
映画『ひるね姫〜知らないワタシの物語〜』は、2017/03/18公開です。
地上波で見るなら良いかも
なんか、あんまり入ってこなかった、
そーとー、泣き上戸なオイラですが、
周りで泣いてる人がいて驚いた。
家族愛を伝えたかったのかなー?
結局鬼って何を表現してたんだろー?
DVD借りるどころか、テレビで
見れば十分な感じだった。
試写会にて...
自動車、オリンピック、ロボット戦闘、夢の世界、家族愛 などさまざまな要素が盛り込まれている。夢と現実を行ったり来たりするシーンがパプリカに近いなと感じました。物語はシンプルでわかりやすく楽しめました。深く考えずにボーっと観てられる映画です
予告のイメージと違った
日本のアニメは大好きで結構見るけれど、やっぱり、「君の名は」と比べてしまって損している感じ。特に悪くはないけれど、予告からのイメージとはちょっと違った。それと、声優がいまいち。どうして俳優に固執するんだろう?ストーリーはまあまあだったけれど、エヴァンゲリヲンをなぜか思い出した
雰囲気は好きです
試写会にて。
神山監督作品は東のエデンを見ましたが、なんとなく似た雰囲気を感じました。
予告から想像していたものとは全く異なるスケールの大きいファンタジー映画でしたが楽しめました。
最後の方には泣いてる人もちらほら。
モリオがなんともいえないヘタレな雰囲気を出してて好きだったのですが、彼は話をうまく進めるためだけに登場したのでは…と感じてしまい少し残念でした。
終わったあとは結局何がしたかったのかな…と悩んでしまいました。
それも神山監督作品のいいところなのかもしれませんが。
予告はあてにしないほうがいい
この映画を観る際に、いい意味でも悪い意味でも予告をあてにしないほうがいいです。
ネタバレにならないように言うと、無駄なところのスケールが大きく、全体のスケールが小さい。
その無駄なところは、人によって本当に好き嫌いが別れるようなシーンだった。
リアリティを追求しないが、なぜかリアルなところがある。不思議すぎて面白さを理解できなかったです。
夢を見るのには理由がるようです。
久しぶりの神山監督作品。
「攻殻機動隊」や「東のエデン」のイメージで鑑賞しました。
しかし、良い意味でも悪い意味でも、予想をはるかに裏切る結果に…。
これは…
岡山県で、母を亡くし父と二人で生活する、高校生のココネの物語。
自動車修理工場を経営し、細々と平凡に暮らしていた父ですが、突然警察に逮捕されてしまいます。
逮捕の謎を探るために、幼馴染のモリオと出かけるココネは、無事に父を救うことができるのでしょうか?
一方でココネは、普段から眠くて眠くてしょうがない問題を抱えていました。
眠った途端に、別の世界でもう一人の生活を送る彼女は、二つの世界を行ったり来たり。
「眠け」という障害を持った彼女の体には、一体どんな秘密が隠されているのでしょうか?
正直なところ、謎を追求すればするほど、話は複雑化していき、若干よく分からない部分が生まれてしまったように思います。
「攻殻機動隊」のようなハードボイルドでもなく、「東のエデン」のようなサイバーテロでもないため、少し物足りないと感じる人もいるかもしれません。
それでも「夢」を通じて見える、不思議でファンタジックな世界は、これまでとは一味違ったものを感じました。
2020年の東京オリンピックに向けたPR映画のようにも感じますが、素直にストーリーを観ていると、新しい神山監督の作品を垣間見たようにも思います。
普段気がつかない、心の奥に眠る感情が夢の中で自分に訴えかけてくるような、不思議で温かい作品です。
エンディングを主人公のココネを演じた高畑充希さんが歌っていて、とても心地よい気持ちになりました。
ココネのパワフルな声と、高畑さんの心地よい歌声に大満足でした!
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