ひるね姫 知らないワタシの物語のレビュー・感想・評価
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好き嫌いが分かれる作品
社会派ファンタジー青春SFアクションというてんこ盛りの映画でした。 ネオフォビア克服というメッセージは明確で、モチーフを適切に描写していたと思います。また、アクションはさすが神山監督といったところです。エンドロールの演出も完璧でした。 評価が分かれるのは最終場面での演出でしょう。 主人公の見る夢と現実の境目が意図的に曖昧に描かれており、とくに最後の場面ではいつ夢から覚めていて、いつ夢の中にいるのかも定かではありません。そのため、劇中の出来事の時系列や真偽がともすればはっきりしないような印象になってしまうでしょう。 僕は、 ①ネットにおける炎上を無理なく視覚的に表現させることができた ②鬼の正体がネオフォビアであるということを暗示的に示すにとどめることで、説教臭さを軽減させた ③この結果、ガチガチの社会派映画ととらえられることをある程度避けることができた という点において、この演出は効果的だったと思います。 しかしまさにこの演出によって話の流れが追いにくくなってしまい、全体的な完成度が低いという印象に至ってしまう方もいらっしゃったのではと思います。かくいう僕も一度では理解しきれませんでした。わかりやすく観やすい映画とは言えないのではないかと思います。 感動的で大変おもしろい映画だと個人的には思いますが、好き嫌いがはっきり出そうな作品でした。
話がよく分かりません
今回は、話がよく分かりませんでした。なんというか、夢の中と現実の動きが連結されているという話でしたが、クライマックスで父が空を飛んでいたシーンなど何処に連結されているのかわからないシーンが多かったです。また、なぜ夢と現実が繋がっているのかの理由も説明されず不完全燃焼状態です。夢がお母さんのシーンだというのもよく分かりませんでした。あの設定必要あるんでしょうか? まとめると、もう少し脚本や設定に力を掛けて欲しかったです。 デイドリームビリーバーはすごく良かったです。
まとめられないまま終了
中盤まではうまく展開されており、夢が何らかのメタファーであることが明らかになってきた終盤、一気に抽象度maxの夢の世界へ行ってそのまま終了した印象です。 作者としては終盤の長い夢でまとめ上げたかったのかもしれないが、鑑賞側からすると消化不良で終了した感じでした。 東のエデンほどまとめるのが難しいテーマには思えなかったのでちょっと残念な終わり方でした。
ちょっと眠い
一体なんの夢を見せられていたのだろう…。 ファンタジー+SF+家族+ロボ+社会派+青春。 要素テンコ盛りなもののどれもが少し淡白。 この監督だけに、アクションは無難だが 今一歩、突き抜けない感じ。 夢のメタファーも効いているのかいないのか。 母との繋がりも…うーん。技術屋話もハテナ。脚本かな? 期待していた分、残念でした。
うーーーん 夢と現実の行き来は面白い設定かなと思って見てみたけれど...
うーーーん 夢と現実の行き来は面白い設定かなと思って見てみたけれど、なんというか観客置いてけぼり感がすごい。ちょっと唐突すぎるというか、理解しきれない部分も多い気がする。 最近のアニメ映画はクオリティが高いものが多く、シビアに評価していたら申し訳ないのですが正直微妙でした。( ˙-˙ )
神山ワールド爆裂!
観た後にほっこりした気持ちになりました!東のエデンや攻殻機動隊など神山健治監督作品のファンなので、今回のひるね姫もいち早く観に行きました。ほっこりする中にも、神山監督らしいギミックがたくさん仕掛けられていてワクワクする作品です。
詰め込めすぎでは…
これだけ詰め込んでコロコロ展開が変わると一歩間違えたらカルト作品になっちゃうと思うけど。 夢に家督争いにエバに、おまけにベイマックス似も出てきちゃうし。 高畑充希のセリフへ萌えますね。 ただお話はやっぱりついていけなかった…
デイ・ドリーム・ビリーバー
個人的に良かったところはバックサウンドと高畑充希が歌う主題歌だけでした。 現実と夢の境が曖昧なのはいいんだけど切り替えが急すぎて不完全燃焼のような。だから何度か見れば分かるというものではなく、何度見ても退屈な作品です。 しかし前述の通りサウンドと主題歌には文句ないです。私はPVを観てこの二つで観賞を決めたようなものでしたし。
めっちゃつまんなかったんだけど…。自分がすごくキライなタイプでもあ...
めっちゃつまんなかったんだけど…。自分がすごくキライなタイプでもあって、全く楽しめなかった…。 現実とファンタジーの境目曖昧系苦手だわ〜。ポニョみたい。 一番良かったのはエンディングの歌でした…。
もう少しで泣きそうだった、面白かった。
ストーリーは割とのんびり進むので理解しやすく、終盤はかなりグッと来て心温まりました。 魅力はキャラクターの良さと親子愛・家族愛に感動できることじゃないでしょうか。ココネちゃんが可愛いと思えない人はまずこの映画自体見てないでしょう。 題材がSFなので、人によっては設定の矛盾やご都合が許せなかったりもするみたいですが、個人的にはどうでもいいです。夢と現実のシーンが交互するのが面白く、感情移入して見れました。 ただ、一部で指摘されている通り、ある程度考えながら見ないと分からなくなるので、中学生より上ぐらいの年齢の人向けだと思います。キャラクターは万人向けですけどね。ターゲットが良く分からないというツッコミは正しいと思います。多分作りたいように作ったのでしょう。 あと、下村陽子さんの音楽が存分にらしさを発揮して映画を盛り上げていました。 このキャラたちが一回きりで終わってしまうのがもったいないと思っていたら、スピンオフが配信されているようなのでそちらも見ようと思います。
酷評には値しない
存外スタンダードに作られてよく金曜ロードショウにやってたような作品 君の名は。が好きな人がこの映画くそなんて言うもんならどっちも見てないよその人。あれ見てても金返せなんて思わなかったもの。 これは平然と思わなかったもの。
一度だけでは不明な所も多かったけど、全体的には楽しめたよ。お父さん...
一度だけでは不明な所も多かったけど、全体的には楽しめたよ。お父さんかっこいいし、モリオも頼りになるし、あと、3回くらいみたいかも。
SF好みじゃないとキツいかも
同じ夢モノだけど君の名はとはちょっと違って、夢と現実がそれぞれに別々の世界でありながらもリンクしている設定でした。まあでも、多分夢の世界は結局は夢であって、閉じた世界なんでしょうけど。 内容はカバー画像からは想像もつかない完全なSF。夢の出来事とリンクする現実のテーマは、結論から言ってしまうと機械に対する姿勢です。あまり直接的に語られないのであくまで一つの見方になりますが、作者が伝えたかったのは、変化を恐れず古い因習を断ち切って夢のような新しい技術をもっと積極的に導入していくべきだ、ということだと思います。これが家族や会社の物語そして夢の物語とうまく繋がっています。 映像はとても綺麗で、瀬戸内の空と海と緑が鮮やかに描かれている。詳しくないですがメカもかっこよさげだし、空を飛ぶシーンの疾走感も凄かったです。キャラクターデザインも、(多分意図的に)可愛すぎない感じに作られててこだわりを感じました。 ただ問題は、すごくとっつきやすそうな宣伝をしておきながらSF色、具体度が高いので、いきなりで耐性がないとうまく入り込めない人が多いと思います。
エンシェンの愛と冒険!!
キャラクターの絵柄が可愛く、高畑充希のおっとりとした声や魅力的な主題歌に惹かれて鑑賞しましたが、とても面白かったです。日本の自動車工業界のPR的な要素もあると思いますが、自動車×アニメで日本の得意分野を凝縮しています。時事と空想をうまく織り混ぜた素晴らしい映画だと思います。エンシェン・パートだと危険な箇所を渡っていくのも良いです。説明台詞のない一般向けの脚本と、下村陽子の優しい音楽も良かったです。お父さんがダメージスマホを使っているのが彼らしくて笑えました。お母さんが素敵でした。メカをもっと観たかったです。
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