ひるね姫 知らないワタシの物語のレビュー・感想・評価
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2020年の夏にまたみたい
心根(心羽)ひとつで人は空も飛べるはず
倉敷-道頓堀-お台場
日テレ系
サイドカーが大活躍
エンディングのデイドリームビリーバー高畑充希アレンジ以外の音楽はイマイチ
音響の迫力はよかった
メカ関係は既視感あれどいい感じ
ココネのテンションが無駄に上がらないのがいい
絶妙に法を犯してない(無賃乗車など)
VRや自動運転があと3年で映画のようになっているか楽しみ
カリ城みたいな一言が最後にあれば!
もう一度観たくなる
ちょっと未来のお話だから
2017年の今、この作品を見ると、
何か不思議な感じがします。
2020年が舞台です。
主人公は高3で、
お母さんは自分が産まれてすぐに事故で亡くなった、
と聞かされています。
と、言うことは、
主人公は17,18歳なので、
お母さんが亡くなったのは2003年頃
ってことになります。
未来で語っている過去が、
リアルな現在よりも過去ってことです。
2003年頃にあった出来事によって、
2020年にこの作品で描かれる騒動が起こるわけです。
その騒動に向かっている途中に
リアルな自分達がいるわけです。
なんか不思議な感じがしませんか?
全部が過去なら
「そういうことが、あったかもしれない」
というフィクションだし、
全部が未来なら
「そういうことが、起こるかもしれない」
というフィクションであり、予言、予想とも言えます。
ある意味「セミ」フィクションってことですかね。
こんな作品、見たこと無いですね。
闇 鬼 炎上 拡散 希望
とっても素敵なエンドロールシーン
前評価はぼちぼちな感じでしたが、わくわくドキドキの冒険活劇に仕上がっていて、僕の好きなタイプの作品で、高畑充希さんの主人公もよかったです。
現実とファンタジーが交錯するちょっと不思議な物語で、観終えた後の解釈の仕方は人それぞれになると思います。そんな深い造りの作品です。
なんといってもデイドリームビリーバーが流れるエンドロールがとっても素敵!
思った以上にロボットロボットしていた
もったいない
言いたいことややりたいことはとても良くわかるし、いつもの哲学的な神山テイストじゃなく親しみやすいストーリーというのは評価したいけど、正直脚本がグダグダ。
どうして監督が脚本もやる作品ってこうなってしまうのか。
設定もだしストーリー展開もだし、最終的には夢と現実の境界線もあやふやに。ココネが30階で何があったのかわからないまま夢の中でもピンチにって、端折りすぎ。
鬼ってそもそも何なのかもさっぱり。
監督だけがわかってても伝わらないです。だれか脚本チェックしてあげてー!
それはともかく最後のTwitterを可視化した黒い鳥と炎上は面白かったw
でも最初に主人公たちあんまりSNSやってないって言ってなかったっけ?
絵柄に関しても細田作品とテイストが似すぎてるのでもう少し違う方向を狙って欲しかったかなあ。
ただ声優をやった俳優陣のキャストが良かったのと、音楽がとても良かったので星0.5プラス。
レビューの傾向と個人的な感想
アニメ映画としてはゲド戦記以来の駄作
ストーリー=自動車会社の会長の娘(主人公の母親)と父親が駆け落ちをして出来た娘が自動走行プログラムをめぐり現代と夢を往き来する。
「ひるね姫」の題名がいささかこじつけに感じる。
現代と夢を往き来する意味すら感じるのが難しい。
自動車会社内部抗争をステージにしているが、誰得でこんなステージを見るのだろうか?
大人か?大人ならこんな形でアニメなんて見たく無い。
視聴年齢対象は何処か?
簡単でも無いのに何故子供向けのアニメーションにするのか?さっぱり意図がわからない。
ステージと映像手法がこんなに噛み合わないのは初めてだ。
CGアニメーション=頑張っている感じはあるのだが、視覚的(物理的や工学的にも)に???と感じる所が多かった。(建物の角度&見える角度が変。アップダウンのガレキ坂道なのに、一定の速さで一定方向のみ走る主人公など違和感たっぷり)
アニメでも納得出来ない演出や映像手法はある。
新人か専門学生が作った様な浅い作り。
登場人物について=メインを飾る4人は分かるが他の人間に愛着が湧かない。
他は何だろう?カッコ悪い正義のロボットやそれと戦う鬼や鳥の影みたいなモノ。何を伝えたい?
最初から裏設定の予備知識なければ見れないのかな?
あるとしたら、事前に映画内で匂わせろよって話。
(こういう些細な親切ありなしが評価になり、逆に親切設定ありのサマーウォーズが受け入れられた理由だと思うし。)
主人公にSNSの予備知識がある程度もっている設定であれば、こんな内容にならなかっただろう。(連れ添う男性でさえ、それ程でもなかったし)
また、メカや操作室などデザインが飽きる。サクラ大戦や他のアニメデザインのパクリ?など思わせる。
上映時間について=繋がりがピンと来ない夢と現実の繰り返しで終始眠くなる。
30分で席を立ちたくなった。
宮崎吾朗の誰を対象にしたか分からない、自分(監督)だけ納得し見事にコケた「ゲド戦記」の様なアニメーション。
こんなん駄作観せられて、私は金返せと言いたい。
アニメ映画の隆盛の理由
胆の据わった主人公である。今時の女子高生がいくら強気でも、ここまで豪胆な女の子は滅多にいそうにない。そして驚異的な身体能力。実写化はよほど沢山のCGを駆使しないと難しいだろうし、そもそも沢山のCGを使う時点で実写化とは言えなくなってしまう。身体能力だけでなく、メンタルも強すぎて、この主人公の役を生身の女優さんが演じることは不可能である。ひどい目に遭っても全然泣かないどころか、動じた様子さえ見せずに落ち着いて次の行動を考える。精神面は人間よりもロボットに近い。そういう女子高生を人間が演じた場合、どんな達者な女優さんでも、少なからぬ違和感を与えてしまうだろう。
ところが、実写ではなくてアニメの主人公だとすんなり受け入れられる。2メートルのジャンプをしても斜めの鉄骨を駆け上がっても、こんなことはあり得ないどと批判的な気分になったり、演出の強引さを感じたりすることがない。アニメの表現は生身の人間の具体性に較べれば、どこか抽象的であり、観客にとっては非現実的である。そして観客は無意識のうちに、アニメの抽象性と非現実性を大前提として映画を観ている。実写だと受け入れられない演出が、アニメだとすんなり受け入れられ、感情移入までされるのはそのためなのだ。
実はこの点にこそ、近年のアニメ映画の隆盛の秘密がある。アニメでなければ出来ない表現を映画にしているからこそ、実写では感情移入出来ない主人公に感情移入し、実写では共感できない世界観に共感する。「君の名は。」も「この世界の片隅に」も、この法則に則っているのだ。
本作品も例外ではなく、巨大な会社組織の中で働く人々が人格をスポイルされているというスケールの大きな世界観を前提に、利益追求だけを是とする勢力から追い詰められつつ、ひとりの女子高生である主人公が極めて日常的な感性を堅持しながら、勇気を出して立ち向かっていくという、あり得ない物語である。あり得ない物語でありながら、アニメの抽象性によって観客には十分なリアリティをもって訴えかけてくる。老若男女関係なく、主人公の行動にハラハラさせられるのだ。アニメの特性を存分に生かしたいい作品である。
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