花戦さのレビュー・感想・評価
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残念な仕上がりだった
久しぶりの野村萬斎の映画が観たくて映画館で観ましたが、、
やっぱり映画って良い役者さんが出てても、脚本と監督次第で残念な仕上がりになってしまうんですよね。
良い話なのにテンポ悪いし今ひとつだったのが残念。
花の仕事をしているので
時代背景はあまりわからない状態で観ましたが花と茶を通じて時代の背景も気になるくらいが華道と茶道が描かれていました。
最初から花の持つ力ともてなしの心を持った主人公に心をわしづかみされていっときも飽きずにスクリーンから目が離せませんでした。
改めて自分のしている仕事の大切さや志を見つめなおせた映画でした!
こんなに素敵な作品に出会ったのは初めてかもしれない。 2回観に行っ...
こんなに素敵な作品に出会ったのは初めてかもしれない。
2回観に行ったけど、2回と言わず、3回、4回、、、何度でもみたい!!
DVD出たら絶対買う(*´∇`*)
パンフレットとサウンドトラック、公式本やムック、扇子などなど、花戦さに関するものは全部買った。
映画グッズをこんなに買うのも初めて♪
生け花や歴史に詳しくなくても、ストーリーは入ってくるし、とても楽しく観ることができた。
むしろ、知らないからこそ楽しめた部分もあると思う。
立花の生け方、仕組みには驚いた!
まさかあんな技だったとは!?
さすが生け花発祥、そして池坊555年の歴史!
専好さんの人柄や活躍にはもちろん感動したけど、他の人物も興味深く、個人的には特に千利休が印象深い!
専好さんや秀吉との関係、自分の意思を貫く逞しさ、最後まで諦めない強さには感心させられた。
また、信長のシーンは短かったものの、「茶と花を、人の心を大事にせよ。」の言葉は素晴らしく重みがあり、考えさせられるものがある。
人の上に立つ者として、こういったことを素直に言える人は、今の世の中少ないのではないだろうか、、、
ジーンとくるシーンもあれば、ちょっと吹き出してしまうシーンもあり、ほんとに何度みても飽きない作品。
いい作品に出会えた。
個人的にはほんとにハマったので、花戦さを基準にしてしまうと、これから他の映画を見た時に、いい作品であってもちょっとがっかりしそう、、、
花の戦さの真髄。命を懸けて訴えた、“それぞれの良さ”。
【賛否両論チェック】
賛:殺伐とした時代にあって、〝花”をもって人々の心に訴えかけていった主人公・専好の人となりが、微笑ましくも感動を誘う。
否:展開はかなり淡々としているので、観ていて眠くなってしまいそう。
戦国時代という殺伐とした時代にあって、“生け花”で平安を願った僧侶達。その中でも異彩を放っていた主人公・専好の姿が、四季折々の様々な花の彩と共に描かれていくのが印象的です。個人的には、口をきこうとしない少女・れんに、専好が蓮の花を使って心を開いたシーンがステキでした。
そしてそんな専好が、暴君と化した秀吉に対し、生け花を通して訴えかける“人間それぞれが持つ良さ”というテーマも、また感動を誘います。ラストの専好の鬼気迫る迫力には、思わず圧倒されてしまいます。
想像に違わず、時代劇の中ではかなり静かで淡々と進む物語なので、下手をすると眠くなってしまうかも知れませんが、権力に花で立ち向かった勇気ある花僧の生き様を、是非ご覧になってみて下さい。
おっちゃん達が花道やお茶を楽しそうに嗜んでる姿が微笑ましい★ 利休...
おっちゃん達が花道やお茶を楽しそうに嗜んでる姿が微笑ましい★
利休が好きな色の話をする場面が好き。たわいもない話だけどなかなか深かった。
花には花の、役者には役者それぞれの・・・
戦国時代も末。
京都の中心・六角堂は池坊と呼ばれ、花を手向ける花僧たちが大勢いた。
その中ひとりが、変わり者・専好(野村萬斎)。
ある日、織田信長の御前で花を披露せよ、との命が池坊のもとに届いた。
信長の噂を聞いていた寺の主は、恐れをなして、専好を行かせることにした。
その席で専好は立派な松を活け、信長から褒められることとなる。
その席には、豊臣秀吉(市川猿之助)と千利休(佐藤浩市)の姿もあった。
そして、月日は流れ、豊臣の世・・・
といったハナシで、チャンバラのない時代劇。
個人的には時代劇は好きだが、チャンバラは苦手なので、この手の作品は好きな方な部類。
どんどんと権力を握って横暴になっていき、遂には利休に切腹を命じた秀吉。
それをどのように諫めるか、というハナシになるのだが、なんといっても見どころは、野村萬斎、市川猿之助、佐藤浩市の三人の演技。
まぁ、それぞれがそれぞれに、それぞれ良い演技をして、それを「どの演技も良いのぉ」と言いながら楽しめればよい。
これほどの演技の達者なひとばかりだと、点でバラバラな演技合戦になりそうなところを、篠原監督が巧みに演出して、バラバラになっていないあたり、さすがである。
池坊の面々による生け花のシーンも多く、それも観ていて満足。
桃山の影を道端より眺める
歴史考証は「生で見てない限り全てあり得る」が持論なので、変に思い込まず堪能させて頂きました。専好さんと関わる其々の間合いが、いとおしくせつなくあたたかい。それだけに、一つ一つの別れが締め付けられるように苦しく、引き込まれていきました。
最後のアレは専武さんの仕込みだと、勝手にジンワリ。何せ原作読んでないもので…。
野村萬斎の演技ひとつで
心持ってかれました。
純粋さ愛らしさ
その上に華道の美しさ。
好みはあるかもしれませんが
私はまとまった生け方より
躍動感ある奇天烈な生け方の方が好きなので、お花観るだけでも充分感動。
日本人ならではのおもしろさがありました。関西ならではのノリとか。
ただ無意味に殺されていくのを傍観しているのは苦しい。納得いかない。
全ての争い事がお花で解決すれば
平和ですねー。
両側(それぞれ他人)からは寝息が聞こえっぱなしでしたが(汗
色んな意味でちょっと
ちょっと思った感じではなかったかな、途中、ちょっと眠かった。
まあ、こういう話があったことは事実なんだろうけど、利休しかり、天下人を向こうに、啖呵を切ったことで今に続く伝統芸能になったんだろうな…と、ちょっと感心。
ただ、エンドロールで池坊の関係者の名前の羅列が凄かった…。この人達が、どんな風に映画に関わったのか? 何これ?って感じで、ちょっと興醒め。
個性と生きづらさ
花に疎い方でも、1つは好きないけ方が見つかるかもしれません。
私の場合は、“はな、はねる”
主人は、ある程度、人の上にたったことがある人に共感できる作品だという感想をもっていましたが、
私は、専好が利休にこぼした言葉に、うるっとしたり、やりたい仕事、やらなくちゃいけない仕事、楽しい仕事、大一番、と野村萬斎のころころ変わる表情と演技に魅せられておりました。
夫婦に共通していえたのは、“佐藤浩市は、いい男だ”という結論です。
感動!!
どの台詞にも含蓄があり、心を揺さぶられました。生け花も素晴らしい。
映像と音楽もマッチして美しく、小さい劇場ながら比較的大きなスクリーンで観れたため、感動倍増。ポロポロ涙が出ました。
スケールの大きい、生き生きとした生け花ですから、劇場で観る事を勧めます。
最後のシーン、ホントに綺麗でした。久石さんの琴が効いた音楽、良かった!
ちょっと詰め込みすぎ
生け花や墨絵は池坊監修だけあって素晴らしいです。
特に枝が折れる前の松の生け込みは画面がスクリーンだけあって迫力を感じました。
茶室の花や、祭壇にいけ込まれた作品も凛として美しかったです。一方野山で花材を集めるところではイマイチリアルに欠けるところ(そんなとこには群生しないわい)は残念。
戦国時代だけあって、歴史上有名人物が多くてもっと背景や描きたいことがあったろうに詰め込みすぎて矢継ぎ早な印象が残りました。高橋克実さんの展開が早すぎてビックリでした。
原作本を読んだらもう少し楽しめたのかな。
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