PARKS パークスのレビュー・感想・評価
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クライマックスがうーん。
物語がポップに始まって、主人公3人の役者の演技もとてもよく、吉祥寺という街を丁寧に写していて、面白いと思っていたのに、物語の終盤がうーん。やりたいことはわかるし、いろんなものを深く解釈して捉えることもできるけど、「井の頭公園100周年」というものを掲げている以上、果たしてこの終わり方でよかったのかという疑問。最後の最後に監督(?)の独りよがりが出て、井の頭公園じゃなくてもいいじゃん、主人公同様、井の頭公園から逃げてるじゃんと思った。 物語中盤〜終盤で「最初からやり直したくなる」というような話が出るが、観客にそう思わせるような展開。もしかていたら作成側も感じていたのかもしれないけど。
年頃の橋本愛を楽しもう(キモい)
井の頭公園の付近に住む大学生、純の元に人を探しているという女子高生ハルがやってくる。 亡くなった父晋平の元カノの佐知子という女性を探していく中でその佐知子の孫だというトキオと佐知子と晋平が作ったという曲の断片が収録されたテープを見つける。 不思議な巡り合わせで集まった3人がその曲を完成させようとバンドを組み、吉祥寺のフェスに出演する様子を描いた吉祥寺音楽ムービー。 井の頭公園と吉祥寺駅周辺を舞台にしたオシャン雰囲気に、サブカルロックバンド続々登場の好きな人にはたまらない組み合わせ笑。 さらには若手俳優をメインに起用したフレッシュな印象を持った作品。 まずは大学生の純こと橋本愛。 留年回避のために教授から提出された課題のネタ探しに悩んでいたところハルの訪問を受け、行動を共にしていく。 そんなに橋本愛に詳しいわけではないが、今までの役どころはミステリアスな雰囲気のあるどこか影を持った演技の印象が強かった。 しかし今作普通に悩める女子大生を演じててめっちゃ新鮮笑。何より普通に可愛い笑。 過去に子役としてCMに出演した経歴もあり、その当時と現在の対比で負い目を感じ自己嫌悪になりがちな節はあるも、ハルやトキオのハイテンション2人組を冷静になだめる姉貴ポジションかつイジられポジションで絶妙な存在感をみせる。 あとオシャレ。毎回違う服装している女の子は好きです(誰) そして依頼主のハルこと永野芽郁。 純とまるで姉妹のように行動し、トキオと純のことをニヤニヤと観ているあたり可愛い笑。 主演2人よりも年下らしくまだ10代みたい。 自分老けたなぁ笑。 そんでトキオこと20代最高の俳優、染谷将太。 ちょいダサめの髪型やカッコ寄りなのに振る舞いや日常生活がなかなかシャレてる具現化したサブカル野郎みたいな役を自然にこなす笑。 こういうアホみたいな演技と無気力な演技と狂ったような演技、作品ごとにいろんな顔をみせる彼は素晴らしい俳優だ。 さらには趣味が高じてなのかラップも披露する。かつてあの迷作、TOKYO TRIBEをご覧になった方はご存知かもしれないが彼は素人目から聞いても?やたら上手い笑。 そんで似合う!日本語ラップって馬鹿にされがちかもしれないが上手い人がやるとすげぇカッコイイ! ある意味彼のラップと橋本愛が歌う姿が観れるだけでこの作品はだいぶ良作と言える笑。 また舞台が吉祥寺とあって、至る所にミュージシャンがしれっと出演している。 あんまりシャムキャッツやらスカートなどのバンドに詳しくはないのだが、THE NOVEMBERSのドラムの吉木さんが出演していて、しかも純たちのバンドメンバーとして割とメインで参加しててしかもセリフもあって(聞き取れなかったけど笑)思わず笑った! 最近のバンドミュージックはダンサブルでポップな要素がなきゃ売れないという1番意識しちゃダメそうなアドバイスを受けて、思い切りの良い四つ打ちダンスミュージックになる件は嫌な汗が出ると同時に吉木さん普段そんなズッチッズッチッビート刻まないじゃないじゃないですか!と1人突っ込みたくなった笑。 とりあえず吉祥寺の雰囲気がこれでもかと詰められててやっぱり中央線ユーザーはズリィなと感じる作品笑。 サントラは必聴盤ですよ! 2017年05月27日(土)1回目@テアトル新宿 2017年11月05日(日)2回目@早稲田松竹
井の頭公園に行きたくなる
美形の橋本愛が桜満開の井の頭公園をチャリで駆けるプロローグが、なんとも爽やかにして心地良い。けれど本作で彼女以上に存在感を示したのが永野芽郁ちゃん。彼女のキラキラ輝く笑顔はもちろん、くるくると変化するどの表情も(寝顔ですら)魅力に溢れる。さすが若手売れっ子No.1の女優さんだ。染谷将太クンもいつもながら快演。春風が通り抜けるような映画だった。
瀬田なつき真の代表作か
最高。『親密さ』と『THE COCKPIT』と『東京公園』を混ぜ合わせて音楽をチューンアップしたような映画。佐々木靖之の撮影が、ある瞬間からしばらくのあいだ一気に『不気味なものの肌に触れる』化するのも素晴らしい。公園という空間を通じて、永野芽郁と森岡龍の父子が50年の時を越えて会話するシーンは筆舌に尽くしがたい。そして最終盤にあるミュージカルシーンと、さらにそのあと訪れる橋本愛と永野芽郁の、あまりに完璧な視線の切り返しが本当に堂に入ってる。若くて瑞々しい映画だけど、それを支える技術は洗練されきってる。
弁天
眩しい。 九州の片田舎で生まれ育ち恐らく生涯をこの地で終える事になるであろう僕にとって、親の代からあるピアノも中学の時買って貰ったギターも実家で埃をかぶっている僕にとって、もちろん隣に橋本愛や永野芽郁がいるでもなくそれどころかどこのエクスペンダブルスだよってくらいに(自分含めて)見事に全員おっさんの観客の中で本作を観賞した僕にとって、この映画は眩しすぎた。 まるで僕の人生を全否定してるかのような光景のオンパレードに自分自身が余りに哀れになり、途中劇場で何度も過呼吸になり吐いて失禁して痙攣を起こした。 そして、とりあえず見終わったあと「東京様ごめんなさい」と呟いた。 しかし、映画の雰囲気自体は大好きだったし、やはり音楽映画は素晴らしい。 橋本愛の歌声もグッド。 62
評判が良かったので観に行ってみた。 吉祥寺を散歩したくなる爽やかな...
評判が良かったので観に行ってみた。 吉祥寺を散歩したくなる爽やかなお話。あんまり響かなかったけど、晴れた日の気分になれる良い余韻がありました。抽象的な表現が多いけど、それが良い味出してる。 橋本愛ちゃんの歌声すきです。
世にも奇妙な吉祥寺物語
いかんせん上映館が少ないのでなかなか観る機会がなかったが、合間を縫ってオフの日にて鑑賞。 まず、ネタバレ云々の前に自分が内容を理解してないのでネタバレのしようもなく… 人より少しばかり映画は観ている方だと思うが、こんなに頭を悩まされてモヤモヤしたのはメメント以来。 吉祥寺が舞台、主体は2017年、留年間近の大学生が主人公と広告も明るいニュアンスとくれば、まさかファンタジーとは誰も思うまい。 雰囲気映画と言うには、ストーリーもキャラクターもしっかりしているしもはやミステリー映画に近い。 主演の3人がとにかく魅力的、というか庶民的でよかった。 橋本愛ちゃん、話題作に出演されて元々好きな女優さんだったが、多分間違いなく劇中の純は彼女の素に近いような”どこにでもいる普通の女子大生”を好演していて好感色。色々言われるが上手いですこの人。 上記のとおり最後までみても全容が理解不能… ラストも広げた風呂敷を畳めに入るのではなく、それどころかさらに拡げる謎っぷり。 私がバカなのか、”皆様の想像にお任せします”なのかいわぬる”投げっぱなし”なのか、 それすらも分からなかった。 恐らく二回、三回観ても分からないだろう。 間違いないの住みたい街No.1は侮れないということ。
大学生の自主制作映画?
どうも唐突に物語が展開し過ぎて、付いていけませんでした。それぞれの役者さんの演技は良かったのですが、その他が大学の映画サークルが作った自主制作映画のようで、なんだか役者さんが気の毒に思えてくるほどでした。 井の頭公園を記念する映画だと拙劣な部分を受け入れてみないと、最後まで観るのはかなり厳しいと思います。
何だかなって感じ
うん、よくわからん映画だった。東京都民なので、まだぎりぎり吉祥寺感はわかるので少しは、という感じかな。最後のお前何者感の正解がよくわからんが?とか、いつからいつまでの話なの?とか、父親としてはちょっと年寄りでは?とか佐野史郎が弾いてた曲何?みたいなのは、考えない方がいいんだろうね。
ポスターに偽りあり
橋本愛目当てに劇場へ。 井の頭公園の開園100周年を記念して製作されたってのは知ってたので、そこを舞台にした音楽青春ものかなーと思っていた。 いやこれは奇妙な映画でしたよ。音楽映画ですらなかったというのは驚き。だってちゃんとしたライブシーンないんだもの。 かなり強引な出会いの導入部。そこから自主制作映画かよっ!と突っ込みたくなるような展開に。かといってドロドロアングラな方向でもなくて。 爽やかな面をした実験映画ではないか、というのが自分の見解。監督は女性というのは後から知りました。 注目されてからも橋本愛は奇妙な映画ばかりに出ていて、そこも嫌いになれないところであります。 王道の青春映画では全くなくて、吉祥寺的と言えなくもないという妙なテイストの映画でした。(言い忘れたけど染谷将太はいい味出してました)
破壊力が半端ない寝顔も秘めた永野芽郁と瀬田監督の名前を必ず覚えるべき愛すべき小品
序盤は正直“ハズレかな……”って決めつけるほど乗れなくて、橋本愛が知らない間に細くなってたこともビックリ(別の話になっちゃうけど、もう少し沢山肉は食った方がいいと思う)。その前に見た『フリー・ファイヤー』が個人的にはハズレたので、かなり期待もさほどしないで、観に行ったのがボクの本音。まあ可愛い女子二人(特に永野芽郁ちゃん)と染谷将太と音楽映画を割引で観に行けるから、別にいいかと期待も微少。だからか、以降の“展開”でこの映画にドップリでした。 要約すると『PARKS』は“ほんのちょっとの前進話”。最初は『タイヨウのうた』のように曲を書いてハッピーな映画(悲恋が絡んだ映画なので、全部ハッピーじゃないんですが)とボクは勝手に予想しましたが、違いました。『PARKS』は上半期の超話題作『ラ・ラ・ランド』と非常に通じる“地に足ついたファンタジー映画”。それも邦画の壁を破ったメッチャ超絶にオモロイ映画『モテキ』以来の羞恥ゼロ!の堂々とした映画です。良い意味で“語り過ぎない物語”なことも好きで(例えばハルが何者で、結局誰か分からんところ)、ここ数年のメジャー邦画よりよっぽど良心的です。恥ずかしながらすっかりボクも映画に惚れてしまったようで、瀬田なつき監督の名前は完全にもうインプットです(“ドキュメンタリー?と見まがうほど、台詞回しもとても自然で、それもまたこの映画に惚れてしまった一因です)w 惚れてしまってインプットなら、永野芽郁ちゃんも同様です。同月に『帝一の國』(これ見たい!)、先月には『ひるなかの流星』。えらく最近出ずっぱりな若手女優さんですが(確か初めて見た映画は三池さんの『ゼブラーマン2』w)、この方邦画のオードソックスなキラキラ眩しい映画に出るより、こっちの自然体な芝居ができる映画に出るべきでは?可愛いけど得体の知れない、明るいけど秘密めいてるハルという女の子を、ホント余計な装飾とか着飾らずにそこに“いました”(あえてここは“演じた”でなく、“いた”の言葉を使いました)。いるんだけどいる実体をどうも掴みづらいという、雰囲気も重視されること必須なハルちゃんを、間や表情、声のトーンetc.で静謐に伝えてくれて今後が非常に楽しみになりました(雰囲気だけで感情を現してもいましたし)。あと寝顔が可愛すぎて、不甲斐ないながらドキッとしました(苦笑)多分共感できる男子もきっといるんじゃないでしょうか(笑) いやぁ他も素敵ですけど、列挙するならこの二点を全面プッシュしたかったんで、もう伝え切ったんでこれ以上は言うこと無しですw公開館も控えめで、埋もれやすい映画ですが、個人的には現時点で邦画TOP3行き(現状1位は『3月のライオン 後編』。2位が 『PARKS』かな)。Blu-rayで欲しいけど、販売形態がDVDだけだとしても絶対買う。良質で大当たりのミニシアター映画を是非!!
違和感が?
オープンリールの音がかすれて消える前の部分までは良かったけれど… 違和感どころかどんなセンスだよという曲の仕上がり。 更には台無しなライヴ? 当時の曲もイマイチだし…なんかぶち壊された感じ。 面白かったのは曲が出来る前までかな。
春の味のようなほろ苦さ。
ほろ苦い後味を与えてくれる映画でした。 青春の出会いとささやかな頂上体験、そして挫折、不意に訪れる別れ…。 公園という舞台で、たくさんの人たちによって繰り返されるなことは、様子は違えど、過去も未来もそして現在も繰り返されるつかの間の出会いと別れ。 また逢うかも知れないし、逢わないかも知れない。 でも公園という場所は人々の思い出や願いを抱いてそこにあり、あり続けるだろう。 青春の苦さが、苦さこそが素敵な思い出。 美しい風景と美しい若者たち、美しい音楽がほろ苦さを包んで、素敵な映画でした。 …しかし、芽郁ちゃん可愛い。揺れる、迷う思いもしっかり演じてとってもよかった。
よかったとこもあるけど、完成形の曲自体は微妙
偶然出会った3人が過去、現在、未来の交錯するラブソングの完成を志す。。。 小説との兼ね合いは好きでしたが、若干混乱しました。また説得力に欠ける所もありました。
音楽がいい!
永野芽郁さんが好きなので見に行きましたが、他の出演者もそれぞれに演技が光っていて、音楽も良かったです!ストーリーも青春ってかんじでとても微笑ましく、みなさん歌が上手でした。サントラ買いました^ ^
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