LION ライオン 25年目のただいまのレビュー・感想・評価
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2017-08
久々に映画館で泣いた。
隣の人も泣いてた。
タイトルの意味がわかったとき、ラストの本人の映像、素敵。
きっと弟を探して亡くなったお兄さんも、実のお母さんも育ての両親も…みんなが愛に溢れてる。
ニコール・キッドマン演じる育てのお母さんの考え方も素敵ですね。
そしてなんといっても子役の子!
この子にやられました。
なんて表情豊かなんだろう。
くるくるの大きくて真っ直ぐな目も、お兄ちゃんを呼ぶ悲しげな声もぜーーんぶ、可愛すぎて胸を打たれる!
どーにか幸せになってほしいと願ってしまう、無敵の可愛さ。
このまま成長とまってほしい笑
座席が自由席だったのを忘れてて、のんびりと入ったら、もう首をずっと右に向けてなきゃいけない席しか残ってなかった。
それでも、首の痛さに勝る涙の嵐。
エンドロール終わったあとに見たら、アイラインは落ちてました。
あの子をずっと観ていたい♡!
最初の最初、何で迷子になったかってとこで、不覚にも睡魔(笑)。あのくらいの年なら電車に乗った時点でギャーギャー騒いで降ろしてもらうよな〜?とか、のんきに寝ちゃったりするもんかなぁ?と、色んな疑問が湧きましたが、冒険願望は男子なら誰にでもあるもの?
それに、駅の窓口で小さい子があんなに騒いでたら、大人はもっと何とかしてくれようとしないかな?と思いましたが、それは先進国の発想なんでしょうか。文化の距離を感じたとこです。あんなに可愛い子が困ってたら、きっと日本人なら何とかお母さんを探してあげるような気がしました。
まぁ、結局あの子の可愛さにやられて話に入り込んでしまいましたけどね。しかも、大きくなったサルー…そうか、スラムドッグ〜に出てたあの子かぁ、大っきくなったわ〜(笑)。でも、ちょっと顔の系統が違うよなぁ。
インターネットとかグーグルとか、文明が発達し過ぎて、人が横着になっていくような気がしてましたが、グーグルとインターネットがあったから、お母さんのところまでたどり着けたんですよね。それも裕福で知的な教育を受けられたからこそ。サルー君が動かなかったら、絶対に会えなかったでしょう。
国の成熟度や生活の格差、言葉の壁、子供の扱い…色んなことを学びました。インドって数学教育も進んでるし、IT大国で、英語もみんな話せると思ったけど、ああいう田舎では別の国が存在してました。
それにしてもエンドロール中に立ち上がってちんたら歩くのはやめてください。最後の最後に余韻に浸るためのメッセージが出るのに、よく見えないわ、イラついて興醒めでした。せっかくの最後の泣きの場面だったのに(♯`∧´)。
ストーリーがわかっていても感動できる
主人公・サルーの幼少期が丁寧に描かれていたことで、サルーに感情移入しやすかった。子役もこれ以上ないほどにかわいい。
ただその分、青年期のストーリーが早回しに感じ、多少の脳内補完が必要だった気がする。もう少しだけでも弟との関係や、養母との関係、彼女との関係を描いてもよかったのに。
全体のストーリーは見る前から分かっていたが、それでも母親との再会には感動できた。尚、それ以上に感動したのは、実は兄がサルーが迷子になった日に亡くなっていたことや、母親が彼ら兄弟を同時に失ってもずっと彼らが過ごした村でサルーの帰りを待ち続けていたということ。それらはエンディングで明かされるのだが、何か見えない力がはたらいているようなこれらの事実の衝撃はより一層涙をさそった。ストーリーで兄が重要な役割を果たしていたことにも納得。
一点残念だったのは、翻訳が戸田奈津子氏だったこと。あまりよい評判を聞かないためヒンディー語の訳など疑心暗鬼になりながら観ていた。
事実ですもの。
涙が止まらなかった
実話とは思えないこの人生。
鑑賞後にテレビ番組ア○ビリ○ボーで放送されていたけど、内容が少しだけ違っていた。
60分番組には詰め込めなかったのかな?
それとも映画は脚色されているのかな?
とにかく困難な25年間を生きていてとても強いサルー。
お兄ちゃんも結局亡くなっていて、本当に悲しかった。
あんなに難しい人生を乗り越えてきて、そして、長年かけて実家を見つけて帰る事ができて、執念というか、想いの強さが本当に凄い。
諦めない強さ。
途中投げ出したくなったり、頭がおかしくなってしまったのかと思うような場面もあったけど、最後本当に良かったと心から思えた。
家族の愛も本当に素晴らしいものだったし、配役もとても良かった。
アカデミー賞選ばれて納得。
観てよかった!!
実話の映画化
インドでは年間8万人もの子供が行方不明になってんですね。そして子供をさらって売り飛ばすなんて描写も生々しかった。
オーストラリアの心優しく裕福な家庭に養子として迎えられ不自由なく青年期を過ごしたんだと思うと、サルーはある意味とても運が良かったんかな。
迷子になってから収容所みたいなとこに一旦移されるんだけど、そこで出会ったアミタという娘が運が必要と言っていたのがとても意味深でしたね。
幸福な時間を過ごす中で忘れていた自分は何者かという疑問にふと気づかされ過去を思い出していく、産みの親と育ての親の思いの狭間で揺れ動くサルーの心情がリアルに描かれていましたね。
タイトルになぜライオンと入っているのかも最後に解けました。
予想していた通りだけど、涙止まらず。
アカデミー賞で知り、公開が楽しみだった映画のひとつです。
予想していたより、幼少期の描写が長かったのですが、それがあったからこそ、最後はとても感動しました。
親子愛、兄弟愛、恋人愛、様々なものがあり、涙が止まりませんでした。
単なる映画ではなく、実話をもとに作成されているだけあって、多くの人に考えさせられる映画だと思いました。日本には、まだまだ孤児を受け入れたり、養子を受け入れる文化はほとんどありませんん。私もそのような感覚はあまりもっていませんでしたがその行動がいかに素晴らしく、人を助けるかを思い知らされました。
インドを旅行した際にも、今回の映画で描写されていたシーンを多く目にしたので、心を締め付けられる場面も多かったです。
また、いかに、幼少期が大事かということも痛感しました。
一見、暗く思うかもしれませんが、ぜひみなさんに観てほしい映画のひとつです。
ダンカン、コノヤロー
はずれではない
ラストで何故ライオンなのかが分かるよ(^_-)☆
これ、タイトルで結末が分かっちゃってるんだけど、それでも良かった(o^^o)
インドの片田舎で家族と暮らしていた5歳の少年があるとき迷子になってしまう、しかも汽車に何日も揺られて遠く離れた大都市カルカッタにたどり着く。
それから怖い目に何度も合い、施設に入居、その後養子となりオーストラリアのタスマニアへ…。
大人になった主人公サルーはあることがきっかけで、自分のルーツと家族を探すことになる。
まあ、ここから先は観てのお楽しみ。
ラストでタイトルが何故ライオンなのかも分かるよ(^_-)☆
ニコール・キッドマンが養母役で出演。
キレイだったにゃ〜( ´▽`*)
すごい話
とても泣けた
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