劇場公開日 2017年2月11日

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「されど苦手のドラン」たかが世界の終わり(2016) 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0されど苦手のドラン

2017年9月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

寝られる

カナダの俊英グザヴィエ・ドランが、カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した辛口の家族ドラマ。
余命僅かの作家が家族に自分の死を伝える為、12年ぶりに帰郷するが…。

どうもドランの作品は…、自分には合わない。
それでも前作『Mommy』や今作は、ドランの作品の中では話に入って行き易い方だろう。
再会を機に、家族の間で燻っていた感情が爆発し始める。
そんな軋轢の中で、身内なのに、伝えたい事が言い出せない。
少なからず、誰しも経験ある筈。
ワン・シチュエーション、エモーショナルなドランの演出は見事。

だけどやはり、不得意。
何処がどうと言うより、感性の問題。

採点は実力派のアンサンブルへ。
レア・セドゥー、マリオン・コティヤール、麗しいフランスの2大女優の顔合わせが見れただけでも。

近大