「原作の世界観を見事に描写した手腕に唸る」たかが世界の終わり(2016) みんとさんの映画レビュー(感想・評価)
原作の世界観を見事に描写した手腕に唸る
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各俳優が繰り出す心情表現の演技が非常に細かく、映像班の作り出した世界観はぞっとするほど美しい。また、俳優が喜怒哀楽を表現した際にタイミングよく差し込まれる楽曲にも痺れました。
原作はジャンリュックラガルスの戯曲「まさに世界の終わり」で、日頃から戯曲に慣れ親しんでいる人でなければ展開を読みづらい感がある。そのため、興味がある方は映画を観た上で原作に触れるのが望ましい。ただ、普段から読み物や映画ドラマを鑑賞し、読解力のある方なら苦なくストーリーを追えるかと思う。
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