追憶のレビュー・感想・評価
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すべてが予想外でした。
3人の幼い子供がある出来事にあいます。
25年後、3人は再会します。刑事、容疑者、被害者という形で。被害者のことを調べていくうちに、25年前の出来事に関する秘密がわかっていくという内容でした。
犯人にも秘密にも、予想外だったので驚きました。
岡田さん演じる四方の気持ちを考えるとつらくなりました。久しぶりの再会から、疑いをかけないといけないのは、相当しんどいことだろうなと思いました。
染み込んでくる映画
メインの俳優陣の演技は言うことなし。特筆すべきは安藤サクラかな。だんだんマリア菩薩のように華やかさはないのだけれど神々しい雰囲気を感じた。ストーリーはイマイチ掴めなくて、終わってから小説を読んだ。だいぶ設定が違うし無いシーンも多く感じた。も少し長い映画でも良かったのかなと思うけれど、俳優さんと映像の美しさは素晴らしく流石だと思った。じんわりと目頭が熱くなる映画だと思う。
物足りない
映画全体で見れば飽きることもなく最後まで見ることが出来ました。
ただ、いつ説明してくれるのかなぁ?と待っていたのにそのまま終わってしまい、もっと踏み込んで欲しかったというシーンがたくさんありました。
警察の捜査が甘すぎるような・・・
曇り空がとてもよく似合う映画だった 生きて行くのはやっぱり大変で ...
曇り空がとてもよく似合う映画だった
生きて行くのはやっぱり大変で
人それぞれだけど いろんなものを抱えながら みんな生きている
自分に正直に 青空を身体いっぱいに感じて 日々を過ごしていけることは本当に幸せなことだと思う
拍子抜け?
良からぬ過去を共有する3人・・・
不遇の人生かと思いきや、3人のうち2人が会社社長になっていたり、結構いい人生じゃないの?と思わせる。実際、誰に向けた映画なのか?
何となく、以前観た、稚内を舞台にした「北のカナリアたち」に似ているような気も・・・
映像的にはハンディカメラのブレブレ画像が不愉快。臨場感を出したつもりなのだろうが、「Uボート」じゃないんだから・・・
岡田准一が意外にチビッコいのだなと、妙に感心。その他の主演では背が低いことに気づかなかった。
ことの顛末は拍子抜けと言うか・・・2時間サスペンスTVドラマ?
画が映画的なので救われてはいるが、構成や演出が安っぽいように思う。冒頭の子供の頃のシーン、クルマが現代風だったようだが・・・?
平成の話のわりに、昔のシーンは昭和50年代風でもあり、ちょっと釈然としない。犯人は煽ってはいたようだが、小栗旬じゃないのは明白に感じた。本筋と違うところで事件解決なのも拍子抜けの最たるもの。
富山の風景は良かったと思うが、照明のためか、何か作り物風に(前景と背景の光線状態に違和感が)。実在感があったのはエンドロールくらいか。
「俳優 亀岡拓次」よろしく、安田顕が印象に残った。
出産しておめでたいのは分かるが、安直な結末にも感じる。
物足りなさと上映時間。
降旗監督と木村カメラマンのコンビは、高倉健の駅(STATION)で期待はしていましたが、
説得力のないありきたりな映画になってしまい残念です。砂の器や容疑者Xの献身などを
見ている観客には、物足りなさを感じずには
いられません。もっと緻密なトリックやアリバイ探し、犯人の犯行の動機など、病みつき
になるくらいのストーリー展開を望んでいるだけに、追憶はあまりにも上映時間が短かすぎる。
たとえ時間が長くても、引き込まれる話なら
3時間でも飽きないで見れると思う。
余韻が秀逸
鉄道員(ぽっぽや)に代表される監督:降旗康男、撮影:木村大作コンビの新作という安心感に加えて、キャスティングもなかなかに豪華なもので、期待の大きな作品。
幼なじみ、再会、事件、犯人捜し、というキーワードを単純に結び付けた展開と思いきや、主軸は意外なところにあるという設定に惹きつけられました。
岡田・小栗・柄本、3人の男のドラマは見応えのあるものになっていたけど、それぞれの妻の下りが重要な割にさらっと描かれてしまっていたのがもったいない。上映時間が短めなので、あと15~20分くらい使ってでも掘り下げて、男たちの心情に結び付けてほしかった。これは吉岡秀隆と安藤サクラについても言えます。
この作品の持つ余韻が秀逸なので、多くを語らずと言うことでも良いのですが、降旗・木村の世界に酔うにはもうひとつ物足りなさを感じてしまいますね。原作とは異なる部分が多いようですが、重厚な人間ドラマを堪能できて満足です。
久しぶりのこれが日本映画だ
久しぶりの日本映画を見たと言う感じである。全体の流れは確かに古典的ではあるが、確かにこれが日本映画だと言う感じである。
但し、ラスト近く殺された父親の墓前に(殺したのは母親)その子(小学校六年生と言う設定であるが)が主人公と一緒に手を合わせる場面があるが、実際はこう言う事はないであろう。しかし、全体として流れるストリーは納得の行くものであった。バックのミュージックも良かったし、エンデングロールのバックの景も大変綺麗であった。久しぶり会場が明るくなるまでその席に座っていた。我々団塊の世代には納得することが出来た映画である。まだ見ていない方には是非鑑賞していただきたい。特に団塊の世代の方にオススメである。
やっぱり邦画のサスペンスはいいね
岡田准一、小栗旬という、出れば即ヒットという俳優が主演を務めるこの映画。邦画はサスペンスであればまだまだ面白く、それが刑事ドラマであれば絶対に面白い。
凄惨なプロローグが明けてばらばらに散って各々働く三人。刑事と建設業の社長とガラス会社の社長と。うち一人が殺されて、刑事は残された一人を疑う。
過去の事件が現在の事件に関係あるのかな・・・?とドキドキしながら見ていたら、徐々に隠されていた真実が明らかになっていき、いつの間にかエンディングを迎えていた。テンポが良すぎる!
この映画、邦画にしては珍しくタメがほとんどない。ごく普通の日常的な会話を映し出す一方で、役者の演技力に心情描写を担わせている。その分俳優の個性というか、人間が光る。そこがいい。
しかし、もうちょっとタメというか、驚くようなオチを観たかったなあ・・・。本当に、あまりにもすうっときれいに終わってしまった。原作を読もうかな。
「汚し」のない映画
舞台は現代の富山。
主要登場人物は一切富山弁は話さず、りりィ(遺作か?)やごく少数の脇役がチラと話す程度。
それが、最初から最後まで引っかかった。
評者は出身が金沢だし、20代のときに1年だけ富山市で働いたこともあるので、富山は身近な存在である。
方言を使わない、というのが映画のキモの部分とは関係なく、それでも「情感揺さぶるドラマ 」になるという判断をしたんだろうが、そんなことでいいのかね?
青森や鹿児島の言葉よりは、まだ富山弁のほうが話すのは難しくはないはずだよ。
多くのご当地映画が方言を使わないのは知っているが、映画の小道具、大道具には生活感を見せるための「汚し」っていうもんが必要だろ。
役者ももうちょっと、芝居に汚しをつけろっていうの!
小栗旬の作業服姿ときれいな東京言葉じゃ、何も染み出してこないよねえ。
役者の責任というより、監督と制作サイドの責任だろうなぁ。
制作委員会方式か何か知らんが、朝日、毎日、中日から地元紙の北日本、時事通信までマスコミがぞろぞろ名前を連ねてるのも違和感あるな。
マスコミが絡んでたんじゃ、まともな映画評も出てこないんじゃないの?
もうひとつの舞台が石川県の輪島なんだけど、それもおかしいよねえ。
輪島の人間が事件を知ったのが北日本新聞を読んで…という設定なんだけど、それはあり得ない。富山市から輪島は遠すぎるって。氷見あたりにしておけばよかったのに。
地元のことも調べたうえで作ってるんだろうに、地元の人間もバカにされたって思わんのかね?
にしても、岡田准一って、チビだよな。なんで長身の長澤まさみと夫婦にしたんだろ?
2人で並ぶシーンで台に乗ってるとしか思えないような撮り方してるのは笑ったな。
ただ、話自体は決して悪くないんだよ。
そこまではけなさない。それでもしょせんはよくできた2時間ドラマって感じ。
こっちはカネ払って見に来てるんだし、もうちょっと汗かいた感じで作ってほしいよな。
東宝もしっかりせぇよ! と言いたいわ。
ま、降旗康男の映画なんてこの程度だってことだわね…。
テーマ曲が美しくここちよい。
お話は…地味でした。
不遇な幼なじみと彼らを取り巻く人たちの人間関係が描かれているけど全体的に軽く浅い。結果、意外なネタが仕込まれているけど実に気持ちにひっかからない。
とくに犯人。小栗旬が、なんだよそれ!ってセリフ吐くけど違う意味で、なんだよそれ!って思った。
ストーリーが薄っぺらい。 主人公がかかえていた葛藤も、それを昇華し...
ストーリーが薄っぺらい。
主人公がかかえていた葛藤も、それを昇華したようには思えなかった。
絵葉書のような風景は美しかったが物語が感じられなかった。音楽があざとく、うるさいほど。
昭和な感じ好きなんで
カメラ、監督ともに、どっしりと安定感があるので安心して観ていられる気がします。
岡田君も海賊の時よりもはまってます、最近小栗君いいですね。
シーンが切り替わるさいのぶつ切れが気になりました?
もう少し上手く場面切り替えできない物かなと?
脚本に疑問を感じる箇所は所々ありますが、トータルではいい作品でした。
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