Viva!公務員
劇場公開日 2017年5月27日
解説
終身雇用を求めて公務員になった男がリストラの対象になってしまったことから巻き起こる騒動を描き、イタリアで大ヒットを記録したコメディドラマ。終身雇用の仕事に就いて安定した人生を送るという子どもの頃からの夢をかなえ、15年前に公務員になった独身男性ケッコ。しかし政府の方針で公務員が削減されることになり、ケッコもその対象になってしまう。それでも公務員の職にしがみつこうとするケッコをどうにか退職に追い込みたいリストラ担当者は、ケッコに僻地への異動を命じ続け、ついには北極圏へと左遷する。主演はイタリアで人気の喜劇俳優ケッコ・ザローネ。日本では「イタリア映画祭2016」で「オレはどこへ行く?」の邦題で上映後、17年5月よりヒューマントラストシネマ有楽町で開催の「Viva! イタリアVOL.3」にて劇場公開。
2015年製作/86分/イタリア
原題:Quo vado?
配給:パンドラ
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2022年4月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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大好きなコメディを10本挙げろ、って言われたら、コレは入ると思う。イタリアへの皮肉的立場は容赦無しなのに、お花畑ホッコリ系で丸く収まるラストが、爽やかですw
しかし笑かしてくれます。初っ端から笑かしてくれます。兎に角、イタリアコメディへの耐性なんか有りませんから、えぇ?なセンスが結構新鮮w
タメ無しでスピード命の小ネタ連発。仕込んでは落とし、落としたら畳み掛ける。無茶苦茶オモロいw
2015年製作の映画ですが、日本のジェンダー・クレーマー(フェミニスト)が見たら、5分に1回は発狂する事、間違い無し。人権クレーマーも、10分に1回は怒号を飛ばすだろうと言う。それら全てを、残らず笑いのネタにしてしまうと言うのが心地良いですもんw
サッカーが上手い者だけ移民として受け入れる?シャレにならんけど笑えるw
イタリア人は白夜の国に住むと鬱になる?ダメだ、もう、それだけで笑いたくなるw
アズーリが赤い代表ユニ着てるだけでアカンw
まぁ、イタリアへの皮肉をこれだけ連発して、笑いのネタにしながら、最後はホンワカしてしまうと言うw
楽しかった。
とっても!
(広島市映像文化ライブラリーで劇場初鑑賞)
こうまでして、しがみつきたいのか公務員に(^0^*。って言うか、
突き刺さるような風刺に笑ってしまった。
伊も我が国も公務員ってほぼ同じなんですねって書いちゃあ不味いか(笑ごめん。
サクサク進んで主人公も憎めなくて、ラストはすこぶる良い出来!
しかし、伊ってどんな国なんだろうって調べたくなった(笑。
イタリアやノルウェーの文化や人間性の違いなどがもっと分かっていれば、よりクスッとくるのかなぁと思いました。
(翔んで埼玉みたいに、日本人しか分からない埼玉県の立ち位置的な、その土地あるあるがもっと共感できれば面白そう)
テンポもよく、主人公が図太いながらも面白く憎めない感じが良い。仕事に対して思い詰めすぎる日本人はこれくらいのお気楽精神がないといけないかもしれない...。
たまにはこういう明るい映画もいいなぁ!と思いました。
2021年3月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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とにかく明るい。
やたらとイタリア公務員を自虐ネタにしてて
伝聞で聞くイタリア人そのものだった。
どんな環境でも悲観しない主人公ケッコ。
最初は何だこいつと思いつつも、
どんなことも楽天的に決して重く捉えず
バカバカしくも最後まで楽しくみれた。
公務員に異常に執着していながらも
最後は奥さんのために退職を決意。
なんだかんだで愛する人を選んだわけで
ハッピーエンド。
悪者がいない素晴らしい映画でした🤣
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