劇場公開日 2017年4月21日

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バーニング・オーシャンのレビュー・感想・評価

全132件中、41~60件目を表示

4.0タフな普通のおっさん

2018年8月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

事故の惨劇をど迫力で再現できている。泥水噴出、火災の勢いもまじかに迫ってくるよう。
展開もシンプルで見やすい。マークウォールバーグ(言いやすい呼び方ないのか、ジョニデみたな)はこういうタフな普通のおっさん役をやるとハマるな。男前ではないが絶妙ないいポジションを確立している。
ラストも無理矢理に感動させようとしていない点が良い。

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okaoka0820

4.0海。

2018年7月25日
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とても良かった。
前半、少し長いがそこまで気にならない程度。
爆発が起こってからはとても良かった。
火の描写がとても良かった。

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mg

4.0身の毛がよだつ

2018年4月21日
PCから投稿

しまったー、劇場で観ればよかった!な迫力さ。

「爆発事故の実話」と知っているので、どうなるかはわかっているのに。
そこに至るまでの導線がチリチリ燃えているさまでドキドキし。
爆発の瞬間、全身の毛がよだつとはこのことだなあと。

CGとは思えない迫力さ。家で見てこれだから、劇場ではもっと迫力あったろうなあ。

何事も「点検」というのは大切なのよ。
「責任者がいないと、私は判断できない」。むずかしい選択でした。

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ゆき@おうちの中の人

3.0BP

2018年4月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

2010年のメキシコ湾海底油田火災を扱っている。
何故、火災が起きたかはよくわからず、火災のCGばかりが目立つ作りになっている。
原油流出による環境汚染は地球規模が懸念されたが・・・。
原因をきちんと解明しないと再発防止にならない。

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いやよセブン

4.0迫力がすごい

2018年4月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

実話を元に映画化🎬
迫力がすごいです。見入ってしまいました。

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Toshi

3.0まぁまぁ

2018年1月5日
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脚色しすぎず、でも迫力あるシーンでまとめてあり、なかなか。特に特筆すべき点はないが、そこそこ面白かった!

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yoshy32

4.02017年度ベストムービー!

2017年12月5日
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鑑賞方法:映画館

かつては、『ポセイドン・アドベンチャー』とか『タワーリング・インフェルノ』、近いところでは『タイタニック』とかありましたけど、この映画もそうしたパニックものです。これ、名作ではないんでしょうか?あまり話題になってないようですけど…。実話ネタながら、物語もしっかりしてるし、結構ハラハラドキドキさせてくれます!

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stoneage

3.5燃え盛る海

2017年10月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

タイトルからも察しやすい、海洋火災を描いた作品

原題はDeep Water Horizonと、舞台となる海上石油採掘施設の名前がとられている

2010年、実際に起こったプラント爆発事故を描いたものだが、残念ながら記憶にはなかった

ちなみにアメリカでの海上火災としては史上最悪とのこと

前半は主人公を起点としたゆるいドラマが展開されるが

中盤に差し掛かり異変が起き始めてからはノンストップ

まさに局所的なディザスターパニック映画となっていた

火災が起きるに至った経緯など、初心者にとっては充分すぎる説明があり、且つ海中に生えたパイプ内部の映像を表現してくれたおかげもあり非常にわかりやすかった

非常事態に陥った際の懸命に人を救おうとする者、必死に自分の命を守ろうとする者、様々な人間ドラマが展開されたが、もう少し主人公以外のキャラクターのバックグラウンドを知りたかった

この事件で亡くなった人は11名

エンドロールでは全員の名前と写真が映り、リアリティを感じさせるとともに、遺族への弔いの気持ちが現れていてじわった

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りょー

3.0御安全に!!

2017年10月7日
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鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

字幕鑑賞。
余裕ぶっこいた性格の人々が起こした海底油田爆発事故ドラマです。

事故を起こり始めてから焦り始める。主人公なんで事故で火災起きるまで奥さんとwebテレビチャットですからね。どんだけ家族愛を醸し出して余裕ぶっこいてんのよ状態。

事故が起こる中盤から最後までは、事故表現も素晴らしくプラントメーカー、関連の仕事をしている私には臨場感をかなり感じた。
人間が吹っ飛ぶ吹っ飛ぶ。
しかし所々事故後カット割りしてくる主人公の奥さんがウザい。せっかくの緊迫シーンが冷める。家族愛は前半のみで良かったのでは?

また、冒頭にて油井採掘を説明する主人公の娘さん、事故発生直前に食堂にて7年連続安全管理メーカー表彰など、飾りとも言えるワザとらしい補足説明はいらなかったな。

事故の臨場感がとても良かっただけに勿体無い。
最後はまたまた家族愛が待ってますが、私として言える事は「御安全に!!」

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巫女雷男

2.5一本槍

2017年9月25日
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企業倫理やガバナンスが問われた事故。何が問題であったかそれを省みるものを期待していたが、その掘り下げは浅い。脱出パニックエンターテインメントの要素の方が強く、それは残念なところ。
事故の原理は冒頭のコーラが噴き上げる単純な説明で終わってしまう。とりあえず下からの圧にセメントが負けてしまうと駄目らしい。負圧テストが一体何なのかも不明。Kill lineが無圧力であった考察もなし。工期遅延の要因にも触れることはなし。
無駄な会話は男の現場感を出すためか?肝心の話をしているのに割り込んできて邪魔。実際、責任者が経緯確認しているのに無駄話はしないだろうし、不在だった責任者が復帰後に仕事を始めるにあたって、それまでの経緯報告がないというのも謎。作業着を着ずに現場をウロウロ、軍手もつけない、防護メガネは?と安全装備も謎が多い。現場の杜撰な状態を示しているのか、そういう演出なのかも分かりづらい。
ディテールの描き方が雑だと、マルコビッチが代表するBPの姿勢が実態に沿ったものと信用してよいか疑問を持ってしまう。バードストライクで不吉感を出したり、少し演出がくどい。
パニックものとして押し切ろうとする展開はそれなりに楽しめたが、犠牲者も出し、甚大な環境被害を出した事故。それだけで語られては、腑に落ちないものがある。
カートラッセルは良かった。

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Kj

3.5映画館で見れなかったので。

2017年9月18日
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映画館で見れなかったので、レンタルでの鑑賞。。
実際にあった事故を基に、作られているのでとてもリアルな描写が多かった。ただ、事故にあった人たちのバックボーンをもっと細かく描けていたら、もっと感情移入できたかもしれない。
こういう危険な作業をしてくれている人たちがいて、自分たちの生活が成り立っていることにも感謝。
事故で亡くなられた方には、ご冥福をお祈りします。

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プラド

4.0何か起きてからでは遅い

2017年9月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

興奮

2010年に起きたメキシコ湾原油流出事故。
人命が失われ、深刻な環境問題にも発展。
最悪の事故となったが、不謹慎ながら、人災パニック映画としては非常に面白かった!

序盤はちと退屈。
ありがちな家族とのドラマ、現場の人間と上役の対立。専門的な現場の用語や作業の流れも分かり難い。
が、いざ事故が起こるや、瞬く間に引き込まれた。

凄まじい勢いで噴出される泥水。
続く、原油。
こうなると人の力など無に等しい。
原油噴出だけでも大変な事態なのに、さらに追い討ちをかけるようなガスの蔓延。そして…
大爆発。
辺りは一面、灼熱地獄に。
迫力ある音響、リアルなCG火災、恐怖とスリルの脱出劇…後半からはただただ目が釘付け、圧倒された。

その日は何かがおかしかった。
車のエンジントラブル、縁起の悪い“紫”のネクタイ、ヘリにぶつかってきた鳥…。
これから起こる大事故の…と言ってしまえば後付け予兆だが、こういう人災の原因は決まっている。
人為的ミス。
現場の人間は、どんなに経費がかかろうと日程が延びようと、テストやチェックやメンテナンスは怠るべきではないと主張。何より安全最優先。
しかし上役は、経費の削減と作業の完了最優先。安全テストの多少の異常など意に介さない。
石油採掘の事故だけではなく、誰しも仕事で少なからず経験はあるだろう。
上役は現場の意見などほとんど聞いてくれない。
現場は言われたとおりに働け。
現場の不満。
上役の圧力。
が、何か起きてからではもう遅いのだ。

作品は意外とコンパクト。
前半は事故に至る異常のあれこれ、後半は事故と脱出。
マーク・ウォールバーグやカート・ラッセルやジョン・マルコヴィッチらを配していながら、誰一人英雄的に事故の収束に奔走する者は居ない。ラッセルなんて大怪我を負い、マルコヴィッチは嫌みな上役。
ただ生き延びようと必死。その姿がドラマチックでもある。
痛々しいのは、事故による怪我の描写ではなく、仲間や愛する者を失った悲しみ。

何故、事故は起きたのか。
近年屈指の人災パニックの醍醐味を堪能しつつ、どんな仕事にも通じる教訓として学ぶ。

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近大

4.5音響設備しっかりセットすべし

2017年9月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

視聴:1回目
推薦:とっかかりは派手な映画好きの人で
感想:映画館で見れなかった作品。音や映像がすごいと聞いていたのでイヤホンセットして観ました。凄まじい惨劇であっという間にエンディングで、どうやって撮ってたんだって思ってしまう映像ばかりでした。しかも実話を元に描いている、管理をしっかりしなければこうなるよの究極系を見せられました。余計な話や想いを追加せずにただただ悲惨な光景を見せつけます。痛々しいシーンもあり何度も顔をそむけるシーンも。

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ほんげ

4.0どうやって撮影したのか?

2017年9月10日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

 事件が起きてからは息を飲む展開の連続。どうやって撮影したのか気になって仕方ない。それこそ採掘施設丸々燃やしたのかって。
 親会社の少数の人で現場を管理してるが、派遣のひとのほうが現場に詳しくて、っていう今の労働環境をよく反映しているなと。程度規模内容は違えど、この知識のミスマッチがトラブルの火種になりかねない。自分も気をつけなきゃと身につまされた作品だった。

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kotosuke

4.5反面教師

2017年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

単純

興奮

『ローン・サバイバー』そして6月公開の『パトリオット・デイ』と、緊張感のある史実モノが得意なピーター・バーグ監督と、今や相棒みたいなマーク・ウォールバーグのこれまた史実をもとにした映画ですね。
『ハンコック』や『バトルシップ』みたいなおバカエンタメ路線から、リアルエンタメ路線への転向で大成功。
『ローン・サバイバー』の緊張感と痛さが伝わってくる描写にハマってしまったので、本作も観ないわけにはいかんぜよと楽しみにしておりましたー💕

オープニングから雰囲気良くて、M・ウォールバーグ演じるマイクの家庭の描写がなんかいいんですよね。
ちょっとした描写がこれから起こる事故を予感させるうえに、(生きてこの家に帰らないとだよね!)という気にもなるステキなファミリー。

娘が学校で発表する「お父さんの仕事」についてをマイクに聞かせるのとか(娘トーク達者!)、コーラの缶で石油採掘の仕組みを説明するのとか、めっちゃ好みです🎵
そして吹き出すコーラからのシーン変わりが、ほほ笑ましい一幕からこのあと起こる悲劇への予兆を思わせて、ありがちだけどいいなぁと思いましたね。

マイクの家族といえば、ベッドでの奥さん(ケイト・ハドソン)はすっごい美人に見えたのに、マイクの仕事場でPCモニター越しに見たら(だいぶ老けたな…)とか思ってちょっと気になってしまいまして…。
いやほんと、ベッドではすごい若々しくキレイだったんですよ!寝起きだからかなぁ?💦

閑話休題。
事故が起こるまでの緊張感がすごくて、観客だけは(そろそろ来るぞ…!)とわかってるだけに、登場人物が気づき始めるころにドキドキが最高潮に達して、一気にドカンと放出される!🔥
そこからしばらくは観てるこっちが震えてくるほどに凄惨な場面が続いて、人間にどうこうできるレベルじゃない…と絶望すら感じてしまいますね。

専門的なところはチンプンカンプンでしたが、事故の起こった経緯はなんとなーくわかるような作りになってますし、その原因は人間サイドにあることが明らかです。
みんな「ちくしょう!」って感じで「ファック!」とか「シット!」とかまぁ言いますよね。
心の中でいっしょに(ファァァッック!!!)って叫んでましたね。(あの時あいつが…バッカヤローッ!)って💢

じぶんの仕事を振り返って、勝手な判断でチェックを怠ったり、コストのために省略すると良くない結果が待っている、というのはホントだよなぁと思います。
それでいて本作は説教臭さがないので、映画としては緊張感を味わうという点で抜群でしたね。
その後の環境被害や影響の大きさを考えると別の描き方もあるとは思いますが、もうディザスター映画と割り切っているのでいいんじゃないでしょうかね💨

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ゾンビ

3.0ほどよい出来

2017年6月2日
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燃え盛る石油リグをモンスターと捉えるなら、事故までの過程と細かいミスの積み重ねを、じっくり時間をかけて描写したのは大正解。その分だけ崩壊がより劇的に映る。それでいて比較的短めの107分に納めたのもグッド。炎上する上部構造を背景に、虚しく揺れる星条旗が皮肉。

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花火

4.0実話という現実

2017年5月25日
PCから投稿

怖い

音で驚かされるような陳腐な演出も感じましたが、企業の机上の空論に立ち向かう現場の職人魂を感じました。爆発の現場にいるような恐怖感も感じました

亡くなられた技術者さんのご冥福をお祈りいたします

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しんのすけ

5.0BPの名前をボカさないのなら邦題も原題ままで

2017年5月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

小さなスクリーンですら怒涛の迫力
さすが音響は地響きするほどビリビリで満足
もっとデカイスクリーンで観たかった

希望的観測はダメなんだよ、クソ野郎のセリフが響く。

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消されるので公開しない

4.0安全第一。

2017年5月15日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

2010年に実際に起こった海底油田の事故を綿密に描いた作品。

ピーター・バーグはどんどん腕を上げてきている。彼の監督作品は「キングダム 見えざる敵」以来ずっと観ていて、ハズレがないなぁと思っている。「バトルシップ」もOKである。

今回は事故の再現に心を砕いているのがよくわかる。この事故で実際に亡くなったひとがいるのだから、生半可な気持ちで映画は作れない。
親会社の慎重さを欠いた強引な進行が、この事故を招いたと映画ははっきり描いている。ジョン・マルコビッチは損な役回りだ。

でかい施設の中を泥水が噴きあがっていくシーン、施設全体が炎に包まれる瞬間、作り物とわかっていてもすごいことが起こっているというのが実感できる。

安全確認、危機管理。とてもとても重要である。肝に銘じておこう。

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mg599

4.0工場管理や保全業務に関わる人間なら観とくべき

2017年5月12日
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鑑賞方法:映画館

災害ものだけど決してスペクタクル的な要素を狙っているのでは無い感じです。

実話に基づいているから勝手に派手な展開を付け加える訳にはいかないというよりは、あくまで男達(だけじゃ無いのは重々承知ですが、なんかこう書いた方が伝わりやすい気がするのは何故?)の働く現場と、そこで起きたトラブルを描くというのスタンスで作られていると思うので。そのトラブルがとんでもない大惨事ではあるのですが。
だから、災害シーンが物語的にいまいち盛り上がりに欠けるとかいった批判は、ちょっと違う気がします。

特に工場管理や保全業務に関わる人間なら、その感じ分かる!と思える描写が沢山あるのではないでしょうか。

自分は直接そういう部署に居た訳では無いのですが、軽口を言い合いながら緊張をやり過ごす作業員たちとか、色々な不具合を抱え、様々な部署が入れてくる横槍を調整しながらも仕事を進めていく様子とか、いちいち共感して観てました。

直接的に災害を引き起こす指示を出してしまうあの人も、単に無知な素人が金の事だけ考えて強引に事を進めたというのではなく、エンジニアとして周りの人間を説得しているというのをちゃんと描いているのも誠実だと思います。結果的に誤った判断ではあるのですが。

冒頭の娘とのやり取りとか、映画的な描写も丁寧ですし、派手な展開に期待し過ぎ無ければいい映画なんじゃないでしょうか。その意味で宣伝はミスリードでしょう。

ともかく、自分はこの映画を観ながら何度となく泣いてしまいました。

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g2