SING シングのレビュー・感想・評価
全489件中、341~360件目を表示
エンターテインメント一本押し
「ミニオンズ」シリーズで有名なイルミネーション・スタジオの映画作品の最新作。老舗ディズニー・アニメーションがこのところ、ピクサー作品含めて情操教育的な深みを孕んだ作風が増えているのに対し、イルミネーション・スタジオ作品は前作の「ペット」もそして今回の「SING」も、そういった教育的な意味合いよりも、単純に子どもも大人も笑って楽しむ娯楽性を優先している感じ。「ペット」を見た時にはそれを物足りなさに感じ、大人の鑑賞には堪え得ないように思ったりしたけれど、今回「SING」を見たら、ある意味、そういう「娯楽」を真っ向から描き、子どもたちを楽しませ、エンターテインメント一直線に進むのだ!というイルミネーション・アニメーションのひとつの答え、というかポリシーのようにすら感じられて、寧ろちょっと清々しい気分。
はっきり言って、毒にも薬にもならない映画なんだけど、ここまで来ると、あえてそれを貫いているという風にも見えなくない。映画を通じて説教を垂れようなんて無粋なことはせず、2時間を楽しい気分で過ごしませんか?とお誘いを受けたかのよう。うん。これはこれでいいかもしれないし、ディズニー映画とのいい差別化にもなっていると思う。
よってこの「SING」もストーリーは単純明快。ジョークも単純明快。だけどテンポが良くて底抜けに明るくてノリがいい。ほとんどただそれだけが売りの映画でしかない。が、その開き直りがいっそ潔い。洋楽に疎くても絶対知っているようなメジャー曲を次々にカヴァーして、動物たちのユニークな最高のオーディション!って、そのまま「アメリカン・アイドル」×「Glee」って感じで、着想もコンセプトも狙ったものが全部透けて丸見え。それ以上の冒険心も野心も向上心もなにも感じない。ただ、そういったことも自覚した上で、明るく楽しい映画を作っているっていう感じ。
映画として特筆すべき優れた点があるわけではないのだけれど、「気楽に見られて、なにか元気が出るような映画はないかなぁ・・・?」って考えた時に思い出すのってこういう「SING」みたいな映画なんだよなぁと、見終わってまず思った。
予想以上!
泣き言言ってられない!と
気持ちを奮い立たされた作品でした。
歌が素晴らしいのはモチロンですが…この作品のイチバン良かったところは様々な生き物の、様々な個性を長所として捉えているところ!最近、国内外で外国人に対する閉鎖的な動きが目立っているせいか、なおさら浮き出て素晴らしく見えた点でした。
帰ろうと思えば帰れる、平凡な生活(鼠とゴリラはハードな生活だったな)がある事に何度も迷うオーディション参加者にも、同じ数だけ共感しました。
人生はお金だけじゃない!夢さえあれば!!
なんて、甘い言葉を叫びたくなるエンディングでしたよ。
ちょっと海パン履いてバケツ水を浴びて洗車して来ます。
見るべきは最後のコンサートのシーンのみ
歌が予告以上にイイ!
是非IMAXでみてください!
ちょこちょこグッとくる
グンターのレオタードとキャラがよかった(笑)
日本語吹替も見てみたくなりました。
オーディションの賞金を嘘をついていたのに、劇場崩壊の後、みんな心配してくれたり、励ましてくれたり、バスターは周りに恵まれてるなと思いました。
字幕、吹き替えどちらでもOK
字幕版を観てから吹き替え版も鑑賞。
吹き替えのほうが情報量が多いというか、分かりやすいかも。
字幕版では途中、イカの行方が気になったが、吹き替えでは無事ですよ~的な情報がチラリ。字幕版にはなかったような気がする。
何といっても、歌が良い。8割がた歌の魅力と察する。
ストーリーはお約束の内容なので、ズートピアほどに何かを感じるというものではない。
ちょっと反社会的な場面もあり、手放しで喜んでいいのか疑問も残るが、まぁ、おとぎ話なので・・・
日本語吹き替えが、意外と言っては失礼だが、本家に負けていない気もする(全編吹き替えとあって、オドロキ)。エンドロールでも吹き替え版スタッフが等価に扱われていたように感じた(アナ雪だと文字通り、取ってつけたような扱いで残念だったが)。
字幕版で日本のアイドルグループぽいのが出て、(外国人扱いで)日本語をしゃべるが、吹き替え版では逆に英語をしゃべらせていた。
他の歌い手たちと比較すると、チープに見えるのは否めない。向こうの目で見るとこんな感じなのか・・・
ここに出るシンガーたちは、字幕版も吹き替え版も等しく良い感じだった。特に成長が分かりやすい、ロジータ(主婦のブタ)やアッシュ(ヤマアラシのロッカー・・・長澤まさみにも舌を巻く)が好印象。
ネズミが歌うベタなマイウェイは、やはり字幕版に軍配か?
日本語で歌うと(ウマいのはウマいが、やや「オレ、ウマいだろ」感もあり)ちょっとモッサリ感が漂う・・・
ゴリラとゾウは当たり前にうまい感じで心地よい。
あまり頭を使わず、歌を楽しむなら満点に近い作品と思える。
ちらちらと垣間見える、犯罪行為な?部分は大目にみましょう・・・
結果として、王道は字幕版と思えるが、吹き替え版を観ないのは惜しいので、最低でも双方1回づつ観るのをお勧めする。聞き覚えのある歌の場面が多いので、2回観ても退屈はしない(と思う)。
字幕おすすめ
SING!(歌って。)
全489件中、341~360件目を表示