SING シングのレビュー・感想・評価
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洋楽に日本語を載せる稀有な大成功例!
字幕版と吹替版で鑑賞。どっちがいいって訊かれると困るが、3度目を観るなら字幕版にすると思う。もともと洋楽のオンパレードな映画だし、マコノヘイとかスカヨハの芝居や歌を原語で堪能したいわけです。
ただ、この吹替版は凄い。なにが凄いって演技のクオリティが高いのはもちろんだが、英語の歌メロに日本語を載せた時の違和感のなさが凄い。
ミュージカルの日本語化に多いのが、どうしても作文のように聞こえてしまうパターン。セリフとして情報を伝えないといけないために意味ばかりが前に出て、メロディーに合ってない。もちろん訳詞の人は細心の注意を払っているでしょうが、聴く側の印象としてムリクリ感は否めない。
ところが『SING』の吹替チームはそのハードルをみごとに越えた。原語のニュアンスを汲みつつ、日本語の歌としてもポップ。これは映画のみならず洋楽の日本語化の快挙だと思うので、どちらも見比べ、聴き比べて欲しい。
舐めたらアカンなめたらアカンです
娘になんでその曲知ってるん?
映画、ドラマ、CMから世代を超えて聞き継がれる今
そんな映画でした。
ただ聴かせるだけではなく今の若い世代に
自然と染みるような演出
今の日本では作れないクオリティの高さ
エンタテインメント映画でした。
40代50代の洋楽好きの方にお勧めしたい映画です。
ギターの響きがあの時代へとタイムスリップするサウンドが待ち構えています。震えろ〜^_^
子どもたちと鑑賞
前々から気にはなっていたけど、見るタイミングがなくて、今回台風14号のおかげでお家にstay homeの我が家で子供達と鑑賞。
子供達と鑑賞したため、必然的に吹替版を鑑賞。誰がどの役をやっているのか事前に情報0で見始めたけど、どこかで聞いたことのある声やなー、誰や誰やと、結局序盤で誰かをネットで確認!山寺宏一さんの声だけは調べる前にわかったけどね😃
内容はいたってシンプル。
いろいろ事情もバックグラウンドも違う歌好きが集まって、それぞれが各々の事情を抱えながらも、歌を歌うことで強く輝く様が素敵です。
タイトルの"SING"のとおり、歌を歌うシーンはどれも楽しめるし、字幕版のキャスト見たら、えーっ、これは字幕版みたいーっていうくらい魅力的な音楽がふんだんに使われている。音楽好きな人は楽しめること間違いなし。
エンディングまであっという間でした。
日本人キャストは、俳優、声優、歌手を生業とする色んな方々が参加していてなかなか面白い。MISIAは言わずもがな、素晴らしいです。
楽しくて感動して、泣けます!
1人1人(動物だから、1匹1匹?)のキャラクターが立ってて、
ストーリーは王道のながらとても、しっかりしています。
崩壊寸前の劇場の支配人コアラのバスター・ムーンは、
劇場再建のためにオーディションで選んだ新人を、
スターに育てて起死回生の賭けに出ます。
オーディションのシーンが楽しい。
そして何より選曲がいい、歌詞がいい、歌手がいい!!
曲はレディ・ガガからフランク・シナトラ、ビートルズに、
極め付けのラストはスティヴィー・ワンダー。
とにかくラスト・ステージが圧巻です。
(英語版で観ました)
ヤマアラシのアッシュ役のスカーレット・ヨハンソン。
歌が抜群に上手いですね。
24匹の子豚のママ・ロジータはリース・ウィザスプーン。
こちらの歌唱力も素晴らしい。
ゴリラのジョニー役のタロン・エガートンの声は、
とびきりスィートでウットリ(ロケットマンでも上手かったですね)
笑って泣いてスィートになれるハッピーな映画。
家族みんなで観れるのも最高ですね。
一人一人の個性が光ってて良い!!
2022.35本目
キャラクター一人一人にフォーカスがあたっていて、演者たちの個々の魅力がよく伝わった。
ムーンさんに関しても、才能を見い出して個を伸ばす力があったり、はったりばかりだけど賢くて機転がきく才能とかがあったりして、この人についていきたいと思わせるカリスマ性があった。
そしてライブはさいこー!の一言に尽きる!
とくに、グンターとロジータのパフォーマンスがとっても好きだった!ロジータかっこいい!!
音楽には、自分を解放させてくれる力があるなと再発見させてくれる映画でした!
子供は楽しめる!
話としてはまとまっていて、全体的には良いと思います。
挿入歌もあってミュージカルみたいで楽しいです。長澤まさみの歌がうますぎて驚きました。
個人的にはもう少し細かい部分まで描写でしてほしかったというか、
心が変わっていく過程をもう少し丁寧に描写してもらえるとさらに面白かったと思います。
登場人物(動物)が、多いからか一人一人がなんとなく乗り越えて、結果良ければすべてよし、みたいな感覚がありました。
しかし、子供にとっては面白い作品だと思います。
夜から始まり朝で終わる面白い映画
内容は擬人化した動物が劇場で歌や踊りを通じて各々の葛藤と軋轢の解放を描いた作品。一番印象に残った言葉は『ご来場の全ての生き物の皆様ようこそmoon劇場へ』でその一言で台詞の力強さとそれだけで、これから起こる出来事全てを表す良い言葉だと感じた。シーンや場面では水没する劇場のシーンは、映画タイタニックの様で水の迫力があった。境遇や立場では、この物語の破壊と再生の最後の90歳羊の大女優おばあさんの音の無い拍手は号泣ものだ。最初のオープニングも説明が簡潔で素晴らしい出来だったので分かりやすく楽しめると思います。
「ピュア映画」
最近はドロドロ人間関係や危険な恋愛、殺し殺されみたいな作品を多く観ていた為
まったくその要素がない かわいいピュア映画です。
心を綺麗に洗いたい時 みるのはうってつけかな?と思います。
珍しく吹き替えばっかりがフューチャーされる映画です。
見所は
この声は誰だろうな って予想しながらエンドロールを迎える
斉藤さんの代表作
ウッチャンの人の良さ感
あ、生き物たちの楽しいアニメの世界です
シング・オン・ツアー|ユニバーサル・スタジオ・ジャパン|USJ U...
シング・オン・ツアー|ユニバーサル・スタジオ・ジャパン|USJ
USJでアトラクション化したので鑑賞。ありきたりなミュージカルを予想したがミュージカルというよりはUSJのCLUBイベント「ハチャメチャ・サマーナイト・パーティ」を映画化したようなイメージ。LMFAOがParty Rock Anthemを歌ってるのを客が見に来てる感覚。登場する楽曲の殆どがCLUBで流れるようなクラブ・ミュージックだからCLUB好きにはたまらない。ヤクザと付き合ってるストリートミュージシャンのマイク(ネズミ)がヤクザと喧嘩してコアラのバスター・ムーンと劇場とショーをメチャクチャに壊した事が許せない。そして全責任を負うはずのネズミがお咎めなしでコアラが責任者として追求されてるのも許せない。いくら天才的な才能があってもヤクザと付き合ってるチンピラは相手にしてはいけないという教訓。なによりサービス業でヤクザ絡みなんて客がカネを出さない(もし無関係な客が巻き込まれたら命あっての物種)。ちなみにガース監督の「才能にあふれてはいるが、不愉快なキャラクター」というドラえもんのジャイアンみたいなキャラクターだから狙いは大当たり。
恐怖に負けて夢をあきらめるな
バスタームーンは、劇場で歌のコンテストをやろうと企画した。しかし賞金1000ドルのつもりが、チラシには10万ドルと印刷してしまったので応募者が殺到した。主催者がチラシを確認してないのはありえないよね。ゾウのミーナ役でMISIAが歌っていたな。恐怖に負けて夢をあきらめるな。でもちょっとイメージとは違う展開だったけどね。
歌い始めれば怖くない
資金繰りに苦労している劇場主のコアラMoonがのど自慢コンテストを開催するが…。
才能を見抜き、プロデュースする力が加わってこそ、埋もれていた原石が光を放つ!
子豚とパパ豚が洗濯物になっていたり、興奮したハリネズミの頭から針がビュンビュン飛んで来たり🤣閉店間際のスーパーで踊るママ豚Rositaが最高!イカ軍団も大活躍!
前途多難だった彼らがステージに立つ姿に、笑って泣いて感動しました。
純粋に歌うことが好きなのか。
それとも、その先に待つ拍手喝采と報酬が目当てなのか。
ネズミのMikeはどうなったのでしょうね。
象は黒人家族、ゴリラは英国下町ギャング、クマはロシア系マフィアを連想させるような訛りや言葉使いでした。子豚ちゃん達の声は、イグアナ婆さん役(男性!)の子供達が自宅でレコーディングしたとのこと。
試しに聴いてみた日本語吹き替えも、ほとんど違和感がなくてびっくり。
懐かしい歌を聴きたくなりました。
“Don’t let fear stop you from doing the thing you love.”
“You will not be afraid anymore if you just start singing.”
この映画は舞台制作エンターテイメントだ!!
2鑑賞前に復習鑑賞
この映画はミュージカル映画ではない!
舞台制作エンターテイメントだ!
何度見ても面白い!大好き!
みんな大好きだけど特にアッシュが好き🎸❤️
そしてムーンさんの劇場に対する熱い思いには終始共感と感動。
劇場の香りや空気感…言葉に出来ないあの感動が詰まってます!
冒頭で、ムーン少年が初めて劇場で劇を観た時のわぁっと輝く笑顔。
あの表情でエンタメの素晴らしさが伝わります。
音楽が風に乗り世界が繋がって行くようなシーンが特に好きです。
風に乗るようにメインキャラたちの日常が見えるシーンや風に乗ってオーディションのチラシがブワァっと皆んなに届く…!
音が繋がり楽しい音楽になる…そんなシーンがたっぷりでエンタメの素晴らしさを実感できる大好きな作品!
挫折と復活
夢に生きる動物達の挫折と復活。
シング2を観るために鑑賞。
大満足だった。
こんなにもそれぞれの動物に感情移入し、揺さぶられるとは思わなかった。これまで海外アニメは子供に向けられた可愛らしいものだという勝手な認識を抱いていた。
数えきれないほど多くの動物が登場するが、終盤に向け、全動物が窮地に立たされる。そのどれもにハラハラし、どうなるんだろうと童心に帰る様な場面が数多くあった。
その中でもムーン劇場が崩壊するという最大のピンチにも持ち前の情熱と明るさを発揮し、跡地を野外劇場に生まれ変わらせる。最後まで夢を諦めない動物達の姿に涙した。
公開中のシング2もハードルを限界まで高めて鑑賞したい。
2から入って
2が素晴らしくて、その熱のまま無印版を鑑賞。こちらも素晴らしい。音楽の素晴らしさは言うまでもないんだけれど、2でもトラブルが描かれない豚のグンターだが一作目でも私生活は一切描かれない。渥美清のような秘密主義者なのだろうか。それであのポジティブなキャラクターなのが気になってしまう。ロジータにも上手く花を持たせるダンディーな一面もあるが、どこかさっぱりした印象がありショーとして評価されるのは嬉しいが、存在そのものの評価は受け付けないドライな態度がクール。彼の家の観てみたらウイスキーの空き瓶だらけなんてこともあり得そうと思ってしまう。
それとネズミのマイクの態度も彼なりのプロフェッショナルな傲慢さと怪しい芸能人然としたヤクザっぷりが楽しい。実際にフランク・シナトラはアウトローな交遊関係があったらしいので、そこもリアルかもしれない。日本でも小林旭や北島三郎などアウトローな方々との交遊は芸能界には付き物かもしれない。
ゴリラのジョニーは甘い声を持っているが父親がヤクザで犯罪をしているなんて、ミスマッチに思うかもしれないが、甘茶ソウルなどもあるのでチンピラ×甘い音楽というのも芯を食っているかもしれない。
なにより、主人公のムーンのいい加減で調子の良い態度も本物の劇場支配人っぽさが妙にある。あくまでもショーとしての興味のみでプライベートに介入して解決したりはしない。その大人な態度が作品全体をクールな印象にしてくれる。ビジネスは甘くないぞ、のような態度。
監督がミュージックビデオ出身とのことで、音楽に対する演出の引き出しの多さも頷ける。出自を活かした作品。ムーンのキャラクターに自身のキャリアも重ねているのかもしれないが、それを前面に出さない上品な態度も素晴らしい。
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