新宿スワンIIのレビュー・感想・評価

まぁ原作通りといえば原作通り。ただ、漫画によって表現されてた迫力が、あまり感じられなかったように思う。原作通りし過ぎて、映画ならではの迫力の出し方などがなかったのが残念。

横浜のスカウト軍団と争う話。

スカウトというメイン設定に
ヤクザ展開やクローズ展開がひっついてて
それがなかなか楽しめる。

でもよく分からん展開や
つっこみどころが多々あるのは
前作と相変わらず。

横浜に住んでたので懐かしい気持ちになった
それ含めてこの評価でした。

漫画をベースに映画でのオリジナル要素を加えて良かった。

1の方が断然良い。前作より良いのは山田優くらい。繰り返しただけの印象で終わり方も良くなかった。「音楽ください。」からの流れが酷いと思ってしまった。浅野忠信は役にあっている。

新宿のスカウト会社が横浜へ、同じく横浜の会社が新宿へと抗争が起きる。
新宿グループは前作通りで綾野剛が主役、新しい横浜組は浅野忠信がリーダー。
園子温監督らしくハチャメチャだが、とげが少なくなった感じ。

面白かったし、程よく裏社会ってこんなもの的で、良かったのではないかという感じ。
役者も良かったしね。
ただ、園子温監督のぶっ飛んだ視点はなかったね。
それが、いいのか悪いのかといえば、興行的には、これで良いのでしょう。
でも、園監督の他の映画のように　後から、あーー見なきゃ良かったと思いながらもいい意味で嫌な後味が残る感じは全くない。それが、ものすごく物足りない感じがするのは私だけか？

カタギとあっちの境界線。
構造知らなくてもボスのボス感、中ボスの中ボス感、ガキのガキ感がキャラと衣装と演技から表現されていてすっと理解し、ストーリーを楽しめた。
ガキ（綾野剛）対中ボス（浅野忠信）だったり
中ボス（浅野忠信）対ボス（総長）だったり
ボス（総長）対ラスボス（会長）だったり
斜めの対決になると御法度の緊張感が堪らなかった。沢尻エリカ強目のⅠよりのめり込めたかも。
いや、山田孝之も相当よかったから甲乙つけがたい。

前作を見たからまた見たけど１ほどのインパクトがなかったかな
のし上がってく感じはワクワクしたからね
沢尻さんの役どころのアリスの不幸な感じがよわい

と伊勢谷さんをもっと出してーここぞで出て欲しかったかな

金子さんはいい感じだったけど
なんだろう怖さが弱まったかな
次回作に期待綾野さんのこの役はまた見たい

面白いなぁ〜。素晴らしい漫画的展開！

前作を観た時に、多分次回作も観るだろうと感じていた。
とにかく、観やすくねて、疲れない。
かと言ってつまらない訳でもない。
原作は知らないが、話の流れはしっかりしているからだろう。
観やすくて、疲れない。これは決していい言葉だとは私は思わない。
ならテレビドラマでいいだろ、そんな意見に直結してしまうし、おそらく半年でもしたらあまり内容を覚えていないだろう。
つまりは簡単に言うと心に残るような映画ではないという事。
心に残る映画とは、観た後に心地よい疲れがある作品であると私は思うからだ。

DVDで鑑賞。
前作を映画館で見て、おもしろかったので期待していた。

なんか話が色々な方向を向いていて、まとまりなく終わった感じ。
映画館で見たら爽快感とかもあったのかもしれない。

Ⅲが出ても見ないかなぁ。

園監督？！本当に園監督作品なの？！
２になって監督が変わってきてしまったのかと思って何度も確認してしまった(^o^;)

いや、確かにストーリーもしっかりしてて普通に面白いんですが、園監督らしさがない！！

新宿スワンの時もらしくな～いと思ってたけど、笑いあり、エロありでまぁまぁと自分を納得させたけど…。

今回はエロなし笑いなし、園監督らしいなんだこりゃ？！という愛の訴えももちろんなし。

普通の抗争映画になってしまいましたね…。

大丈夫ですか？

横浜の人ってあんなにいじわるなのかなぁって思いながら見てしまった。
滝さんと関さんの因縁の対決って場面で関さん差し置いて龍彦がしゃしゃり出て来て超イラっとした。

見所は山田優のきりっとした美しさくらいかな。

正直な感想で言えばスケールダウン。
なんせ原作のキャラクターがたってるから。
タツヒコ演じる綾野剛は違和感なしだが
他はねぇ、いまいちでしたね。
1作目の沢尻エリカのぶっ飛んだ感は
記憶に残りましたが広瀬アリスは
今一つでしたね。
全体的に原作のVシネマ版と言った
ところでしょうか。
ま、脇のキャストがそうだから
仕方ないが原作のアングラ感は薄れた。
珍しく続編出ても見ないかも。
オリジナルには勝ててなくても
一つくらい勝る点あってもいいが
２作目にはそれがない。
残念。

まぁまぁ。

園監督作品にしては原作の漫画に引きずられたのか、内容が割と薄い。

クラブのスカウト業界。それぞれの縄張りをヤクザを利用しながら拡大を狙う。

前作を見ていないと分かりづらい部分もあるかもしれない。

笹野高史がもうちょっと腹黒だったら、椎名桔平がもっと悪人だったら面白かったのに。

タイトルは新宿だけど、
ドロドロした新宿vs横浜　スカウト合戦。
前作が人気だった為の２作目感は否めない。

漫画みた方がいいの一言
次回作はましなの作ってほしい

つまらなくないけど、1の方が面白かった。

最後に伏線を全部バタバターーって無理矢理処理する感があった。しかもまた真実をあやふやにさせといて3にいってもいいよー的な感じも。やっぱ浅野忠信かっこいいなあ。椎名桔平に「その若さで」って言われてたのは違和感あったけど。年ほとんど一緒だろ！あと関と元同期？っていうのも。アクションシーンのカメラアングルはやっぱり園子温！

前作の時も感じたのだが、ホステスのスカウトという商売についてのレクチャーではなく、ヤクザの下部組織的な企業舎弟としての活動をメインにした映画であるので、どうしてもチンピラ感が拭えない。任侠とか、仁義とかの美学が全くなく、かといって「死んでもらいます」的な壮絶さも無いし、組織のクールさも希薄である。

また、今回はヒロインがいただけない。広瀬すずのお姉さんらしいのだが、失礼ながら若いのに妙にオバサン的なルックスと、妹さんのような演技のキレがなく、結果的に高橋メアリージュンのダークな美しさを引き立てただけのような感じがした。園監督の失敗作であろう。