マイティ・ソー バトルロイヤルのレビュー・感想・評価
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ポップな感じのソー
面白かった
神々 笑う
ソーとハルクの存在感よ。
シビルウォーで出番のなかったメインの2人が躍動した作品。シビルウォーで、あんなにたくさんのスーパーヒーローが登場したが、たった2人で、それを凌駕した。厳密にいうと、ロキを含めて3人か。
期待に違わぬハルクの暴れっぷり。憎きヒールから愛されキャラへと変貌したロキ。さすが主役の覚醒したソー。仲良しでもなく、友人でもなく、どこか信頼し合ってるこの三者。
「お前はこんなやつだろ?」という男同士の無言の信頼関係がたまらなかった。たとえば、ロキの裏切りは、ソーにもブルースにもお見通しで。その後、助けに来ることも想定内であったのだろう。だから、野放しにしていたわけで。
最後に、ヘラを倒すのがソーでもハルクでもないってのも、またリアル。国とは民ということも、ソーが偉大な父の血をひいていることへの説得力につながる。
キャラが立っているとは、こういうこと。時折見せたコメディ要素も楽しめた。大衆エンターテイメントとして最高峰の出来だったのではないだろうか。何より、分かりやすいストーリー展開がよかった。
面白かったです
MARVELの中でも独特の存在感
もともとMARVEL COMISCシリーズの中でも「アイアンマン」や「キャプテン・アメリカ」,「アベンジャーズ」などとは一味違ったテイストのシリーズだったが,ここへ来てその路線に一層の拍車がかかった印象だ。
ソーがハルクと戦うことになる惑星サカールはその象徴。ユートピアとディストピアが混在したかのような混迷極まる雰囲気と極彩色あふれる街の様子は,およそアスガルドとは相容れない。ハンマーと剣と魔法と馬の世界であるアスガルドと,宇宙船が飛び交うハイテク世界のサカール。この2つの世界に加えて地球を合わせた3つの惑星を舞台にソーたちが活躍するのだから,もはやカオス。このごちゃごちゃ感とコミカル要素がこのシリーズの醍醐味になりつつある。
悪役としてオスカー女優のケイト・ブランシェットが準主役を張っているのもある意味驚異的。ソーの姉であり死の女神でもあるヘラの存在感は際立っており,気品すら感じさせるその邪悪な美しさは彼女でなくては醸し出すことはできないだろう。
力の競合
髪を切ったソーは面白い!?
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