マイティ・ソー バトルロイヤルのレビュー・感想・評価
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関係性がコロコロ変わるのにブレないロキのキャラ
どんなムチャなコメディになっているのかと少々期待し過ぎたせいか、思っていたよりオーソドックスなストーリーで意外性に満ちていたわけではない。ケイト・ブランシェットのカッコいいヘラ様も、もっともっと活かせたんじゃないかと思ってしまったり。
しかしなんといってもロキである。「マイティ・ソー」一作目ではまだ邪悪な悪役という印象が強かったが、もうシリーズ全体のトリックスターとして面白すぎる。ひねくれた陰謀キャラというベースを崩すことなく愛嬌を出しまくるトム・ヒドルストンの名人芸が冴えわたり、ロキが可愛くてしょうがない。
しかもロキ自身が自分のこじらせを持て余している部分があり、仲間になったり裏切ったり、瞬間瞬間の状況でどっちに転ぶかわからない。先読みをさせないという意味で、これほどありがたいキャラもいない。ロキ様ありがとう。ロキ様を讃えるあのお芝居が、ソフトに完全版で収録されますように。
スペースオペラ+ブロマンス風味の娯楽作
太陽系外惑星なのか天上界なのか微妙なアスガルドと、地球との往復で間が持たなくなったのか、「マイティ・ソー」シリーズ第3作にあたる本作では、多様なエイリアンが集う新たな惑星の闘技場シーンなど、スペースオペラ的要素を加味してきた。「スター・ウォーズep2 クローンの攻撃」を想起させもするし、ガーディアンズの面々と合流する「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」への布石とも取れる。
今作の妙味は、ソーとブルース/ハルクのブロマンス的な関係。闘技場でガチンコ勝負をしたかと思えば、ハルクの湯上がりシーンで笑いを取る。しかしその反動か、全2作のロマンスの相手だったジェーン(ナタリー・ポートマン)が不在となり、たった2行の説明台詞で処理されるのが不憫。新しいキャラが続々登場するので、面子の新陳代謝も仕方ないか。その意味で、浅野忠信も早々に人員整理されてしまい、日本人観客としては大変残念だ。
二人ともかっこよすぎる
覚えてないけど、一緒に行ったみおこちゃんとすごい盛り上がった。
またみたい。面白かったのは間違いない。
2019年5月 2回目を見た
1.2作とは打って変わってコメディ調になっていた。
ソーとハルクの掛け合いが面白かった。
ハルクがちょっぴり可愛く見える。
ソーとロキの兄弟感が今までで1番強い
ロキが少し改心した(?)
ソーの覚醒がめちゃくちゃかっこいい。
短髪になったのもめちゃくちゃかっこいい。
最後のアスガルドから飛び立った宇宙船で交わした、「(ソー)本当にここにいるならハグしてたな」→石投げる→ロキがキャッチする→「(ロキ)I'm here.」→二人ともニコッが最高によかった。
あと、サカールでソーが円状の場所に閉じ込められてる時にロキの分身(?)が来て、真顔で石を投げつけるソーの顔がツボ。その後のロキのサイレントYou and me👍👍もめっちゃ良い。
カールアーバン演じる、ヘイムダルの代わりも良いキャラしてた。
ウォーリアーズ3がすぐやられて、アスガルドが滅びたのはショックすぎる。
何回でも見れる。
ハンマー男じゃないぜ!!
いやぁ、おもしれぇ!!!
前作、前々作とテイスト全然違くない?なんでこんなに笑えるの?と思ったら、タイカ・ワイティティでした。大納得。真面目なヒーロー物語は、アイアンマン、キャプテン・アメリカ共々に任せておいて、こっちはコメディヒーローとして確立していきましょうよ!1作品目の時に好きだった、ソーが帰ってきた。ああ、こりゃまたソーへの愛が深まるわ...。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに近いくらい笑えるし、センス抜群。あの作品同様、音楽も最高。テンポもいいし、見応えもあるし、ガーディアンズ好きにはたまらない一作です。開始早々から、今までとは違うことを明らかにさせてくれます。この監督もまた、コメディ映画の巨匠です。MCUは、ジェームズ・ガンとタイカ・ワイティティに任された!!
ソーの最大の武器である、ムジョルニアが使えなくなった!そんな、マイティ・ソー史上最大のピンチであるからこそ、他とは違う面白さが。「シビル・ウォー」とは対になるような物語が、ちょっとした皮肉のようにも思えて面白い。アクションも、まぁカッコイイし、セットもこの上なく凝っている。ぶっ飛んだ世界観が、よりガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを彷彿とさせる。これだけ見ても充分面白いから、初見さんいらっしゃい映画です。
個人的には、悪役・ヘラとヴァルキリーがあまり好きになれず、この評価に。ガーディアンズの金ピカ国王?みたいに面白い一面があったら、良かったんだけどねぇ。だけど、それ以外のキャラクターはかなり濃ゆく深く描けており、ロキとハルクなんて、好きになる一方。あの〈バトルロイヤル〉シーンは笑えたなぁ笑笑 ロキとハルクはMCUキャラ四天王に入るかも(私的ランキング)。
このノリならいくらだって見れちゃう!
今のところ、MCUランキングは、
1位 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
2位 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス
3位 マイティ・ソー バトルロイヤル
てくらい、この作品の面白さは郡抜いてます。やっぱり、正統派アクションもいいけれど、腹抱えて笑えるってのが1番だネ!
やっぱりロキが好き
なぜか未鑑賞だったこの作品、コメディ色が強いけど安定して面白い。
見どころはなんと言ってもスーツ姿のロキ。スタイル良くてもうウットリ。
ハンマーを失ったソーだけど、お前はgod of hammer なのか?と問われ本領を発揮していく様は龍が如くかと思った。
嫌いじゃない。
ヘラ綺麗なのに髪型(?)変。
ソー3作目。 キャプテンアメリカに次いで、このシリーズが好きだった...
ソー3作目。
キャプテンアメリカに次いで、このシリーズが好きだったりする。
相変わらずソーはカッコいいし、イメージ変わっても…カッコよかった。
今までよりもコメディ要素が増えていて、ソーとハルクの掛け合いもおもしろかった。けどコメディ要素が増えたため、ソーの扱いがちょっと…(笑)
そんなコメディも踏まえつつ、アスガルドの未来を大きく決断するというストーリー展開もしっかりしています。
ハルクが出たり、ドクターストレンジが出たり。インフィニティウォーに続きます。
雷神らしくなってる
少し脱線し過ぎの感はあるものの、エンディングにかけてニヤリを持ってくるあたりは流石だし、あの歌を挿入歌にするのも憎いぞ。
結局、本作も一致団結系なのだが、アベンジャーズ1作目を鑑みても、登場するヒーローの数は5・6人位までが限界だろうな…それ以上に増やすと飽きるし全体が薄くなる。
アメコミらしい
最初から展開がめちゃくちゃで強引だし、8割は別な星で話が進むし、バトルロイヤルだし、ハルク喋るし、アスガルドなくなるし
詰め込みすぎでカオス
だけどそれがとてもアメコミっぽい
色鮮やかな感じもそうだし、チート級のボスとかクソでかスルトもそう
MCUの中で1番アメコミっぽいかも
最高
マイティソーシリーズではもちろん1番面白く、自分はマーベルシリーズのなかでもトップレベルに好きな作品です。流れはよくある流れの映画なのですが、やっぱり覚醒シーンがどのヒーローの覚醒シーンよりもカッコいいです。そして、話も少しコメディ調になっていて、笑いもあるって感じでよかったです。
見るからにクセしかなさそうな軍団!
衣装も、演技も、アクションも、とにかく変わってる。
笑いのツボを刺激……どころではない、もう
なんて言うの…かき回される感じ?
なんかもう、壊された…?
すっごい笑えるの、
是非見て、特にヘラが好き
良かった
1作めの「マイティ・ソー」から、2作目「ダーク・ワールド」、3作目のこの「バトルロイヤル」と全部観た。
荒唐無稽と言ってしまえばそれまでだけど、現代アメリカのシーンから始まって千年位以上前のヨーロッパを中心に魔法や陰謀渦巻き宇宙船まで出てくるエキサイティングなサーガだった。
ソーとロキの
関係性が良い感じで、このまま二人力を合わせてと願ってしまう。
それにしても、姉のヘラの強さは凄すぎ。
そして、ヴァルキリーのかっこ良さも光ってた。
ラストのラストで脱出船の前に現れたのは、もしかして、アベンジャーズの最強の敵、サノス!?
あの、シーンに繋がるのか!?
マーベル映画の完成度に痺れる。
これでこそ!
前作に比べて、ドキドキワクワク満載。更にしっかりとユーモアがあって、一瞬も飽きさせない。
世間知らずの王子様の天然ぶりがしっかり出ていて、そうそうこれこれ感が大きい。
タイカワイティテイの功績デカすぎ。ここから派生してのエンドゲームのソーのキャラだよなぁ。
ロキに関しては、ブレることのない一貫したキャラ造形が本当に魅力的。スピオフドラマは確実に観たくなった。
最後に、移民の歌がこんなヒーロー作品で使われるなんて、最高すぎ。
♪あああーあ!!(歓喜)
ロキが配信されたので復習で鑑賞。
面白いですね。MCU全体のストーリーとしてはただハルクを地球に連れ帰りムジョルニアを壊すための物語なのでしょうがそれをこれだけの最高のエンタメに作品に仕上げたとは感服です。
そしてマイティソーシリーズの醍醐味といえば魅力的なキャラクターですよね。ロキやヘイムダルはシリーズ引き続き魅力的ですし新キャラのヴァルキリーやグランドマスター、コーグも魅力的です。特にヴァルキリーは大好きです。かっこいい。吹き替えが沢城みゆきさんなのもいいですよね。
ロキなんかはこの次でああなってしまうのもあって見せ場が沢山あります。ラストのあの3文字だけで涙腺崩壊です。
アクションシーンはやっぱりマーベルですね。鳥肌が出るほどかっこいいです。特にレッド・ツェッペリンの「移民の歌」と一緒に行われる最初とラストの戦闘シーンが大好きです。映画館で見たかった!
マイティ・ソーシリーズの中で一番の傑作です。是非ご覧ください。
超娯楽活劇
毎度おなじみマーベルコミックの北欧神話風SF大活劇、予算もたっぷりだからVFXも見応え十分、別の星に寄り道したりと往年のスターウォーズを思わせるサービスぶり、ワーム・ホールをアス・ホールと呼んだり子供に受けそうなギャグ満載、ケイト・ブランシェットも子供たちがコミックの大ファンなので敵役ながら快諾したらしい。ハリウッド進出の契機ともなった浅野ホーガンでしたが本作で討ち死にとなってしまいましたね。 まさか劇中劇のロキがマット・ディモン!。
骨肉の争いも毎度のことだが日本の戦国時代も似たようなものだからおぞましい、流石にソーに姉殺しはさせられないと女戦士ヴァルキリーを当てたのかと思ったら冒頭の炎の巨人スルトの兜が伏線だったとは驚いた。ハルクやヴァルキリーは味方の筈なのに焦らされます、ロキの心変わりは本心かどうかは疑問ですが裏切り者のスカージが最後は民を守る改心ぶり、冒頭のマシンガンコレクションまで伏線とは、心変わりが裏テーマなのでしょうかね。
娯楽活劇のツボをよく心得ていて2時間越えの長尺でも飽きさせないプロットの上手さはお見事、エリック・ピアソンさんは「ゴジラVSコング」の脚本も書いていると言うから楽しみです。
60点
映画評価:60点
この作品は結構好き嫌いが別れそうですが、
私は好きですね~
冒頭から無茶苦茶な展開だし、
また神々の遊びね……って呆れながら観ていたのですが
それが功を奏して、
結果的に楽しく観れました!
なので、
深く考えずリラックスして観てほしいです
話しは変わって、
マイティ・ソーといえばハンマーの印象ですが、
今回ハンマーをとある理由で多用しません。
そこからが面白い。
何でもかんでもハンマー頼みだった
マイティ・ソーの新しい魅力が引き出されていきます。
またロキの変わらない姿勢も
回を重ねる毎に魅力的に。
普通なら粛清され、矯正され、
段々良い側になるだろうに……。
逆に尊敬します。
あとヘイムダルも相変わらず格好良い。
彼専用のシナリオがあっても良いくらい
真のヒーローではないだろうか?
もっと中心での活躍が見たいです!
新キャラも見た目と性格が一致しやすく、
自然と受け入れろれたし、
色々楽しかったです。
ただ、このストーリーは出来合いです。
有り合わせの素材を調味料を使いまくって
無理矢理おいしくした様な作品です。
というのも、
マーベルシリーズって言うくらいなので、
当然、歴史は積み重なります。
昔の結果を、今に再現しないと矛盾が生じてしまうので段々と軋轢が出てきます。
今回でいえば《ハルク》の所在、そして回収です。
その為のストーリーと言えますし、
ついでにマイティ・ソーの覚醒なんかも追加しておこうって感じに見えました。
色々とストーリーがねじ曲げないと
ハルク回収は難しいので仕方ないですけど
流石に《実は姉がいました》って展開は
厳しく感じてしまいました(汗)
勘違いしないでほしいのは、
それだけ歪んでしまったストーリーを
これだけ面白くまとめた制作側の才能に感動しているのです。
本当に凄い!
次回も楽しみです!
【2021.5.23鑑賞】
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