劇場公開日 2018年3月16日

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「ハリウッド版DESTNEY」リメンバー・ミー ベッラさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ハリウッド版DESTNEY

2018年4月11日
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心洗われたくて観にきた作品。
黄泉の国の世界観や死者たち。
あれ?DESTINEY鎌倉ものがたり?という既視感。
亡くなった人が黄泉の国で生きているというのも古今東西誰もが願う死生感なのか、死者が死んでからも第二の死を恐れ、また友人の第二の死を哀しむ姿も生者っぽくて受け入れやすいストーリー。
どこかで見たり聞いたりしたようなストーリーを特別なものにしたのは死者が死してなお愛する者を愛する者たちを慈しみ思っているのが伝わり、その姿が亡くした誰かを思わせたから。
ママココの瞑った瞳がひらいたときの輝き、娘として名前をもう一度呼ばれたおばあちゃんの涙の輝き、忘れたくない忘れられたくないそんな思いを包みこんで美しかった。
思わず涙する、心洗われました。

ベッラ