スター・ウォーズ 最後のジェダイのレビュー・感想・評価
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2人ならなんでもできる…のに #映画
レイとレン、二人の力を持ってすれば宇宙を支配できる。
レンは新しい秩序を。レンにとって秩序こそ心の平安に繋がるのだろう。
レイはきっと自由を。各々の喜怒哀楽を大事にするのだろう。
お互い気づいたら陰陽で、バランスを重視するフォースによって決められた運命ならそんな残酷なことをするフォースなんて滅んでしまえ。
二人が背中を合わせて戦うシーンが私的クライマックス!
ハックス将軍がいつの間にかギャグ要員でワロタ。
赤が印象的で様式美溢れるシーンが悔しいけどカッコいい!
レイやレイア、ホルド中将にローズ。強い女は美しい!
はじめて
彼女がスターウォーズ好きで、自分はあんまり知らないって言うか今回が映画館では初見?って感じですかね
久しぶりのデートに映画で何観るってなった時に「スターウォーズみよう!」って言われてみに行きました。
前知識は、ネットの簡単なあらすじと彼女の説明ぐらいです。
フォースとかダースベイダーとか共和国と分離派?など、ざっくりとした内容は知ってるんですけど細かくと言うかそういうのは知らなくって
正直ついていけるか心配でした。
とりあえず、叩き込めるだけ知識を叩き込んでもらいました笑
それからみにいったのですが、あんまり面白くなくて寝ました。
知識がないからですかね?
それでも、これが映画として完成形なのかと思うと少し寂しく思いました。
今回彼女はレイの過去についてが見所だと話してくれました。
前回では「まだかまだかぁ〜」と思わされたぐらい引き伸ばされて結局明かされず終わったので、今回絶対明かされる!と嬉々として説明してくれたので、そこを重点的にみようかなと思いながらみてました
とても重要なことだと言っていたので
「あーだったらどうしよう」「もしかしたらこうなのかも?!」とすごいはしゃいで説明してくれたのが可愛かったです。すみません。
過去について説明された時、なんだかはしゃいで説明してくれた彼女と、この説明のシーンというかレイの扱われ方に温度差?を感じて、もしかしたらさほど重要にされてないんじゃないかな?と思いました。
皆さん的にはどうなのでしょうか?
彼女はあっさりしすぎてなにがなんだかと、もう一回見てくると言っていました。
僕もわりとあっさりしているなーと思いました。
この子は主人公のはずなのに、扱われ方というか中身のない感じがあってこの子を主人公としてみれなかったです。
この子だけではなく、象徴となるキャラクターがいなくて誰を中心に観るべきなのかわかりませんでした。
話は場面場面でみんな色んな事をやっていて、1人だけにしぼるのは難しかったもののみんながたくさんの事をやり過ぎてて何が起こったのかついて行けませんでした。
一番やりたかった事は何だったのでしょうか?
映画はよく観る方だと思うのですが、映画としてもなんだか表面をなぞっただけの凹凸のない映画だなと感じました。
映像の技術はすごかったです。CGもあれだけ行くと本物に見えてきますね。実際にあるみたいに感じられてとても綺麗でした。
SF映画はこういう映像技術をこれでもか!って披露できるのがとても良いですね。
だからこそ、話がこんなにおろそかになるのが悲しかったですね
話は、予備知識が浅いという事もあってかあまり面白いとは感じられず
これをみて他のスターウォーズシリーズをみてみようとは思えませんでした
あの、最初に名前をからかわれた彼が不憫で仕方がないですね
フォースの前では一般人は誰も逆らえないんですねこの世界は
あと、ずっとあのラスボスの人はパルパティーン?って人だと思ってました。違うんですね
パルパティーン死んじゃったね、と彼女に言ったら「違うよ!!」と怒られました。でも結局誰なのかわからなかったからもう一回みてくるといってました。
スターウォーズというのは置いておいて映画としても評価をできるほどきちんとしたものではないと自分は思いました。
誰かのレビューでちらっと見えた「スターウォーズじゃなかったら何も残らない」というのにとても共感ができました。
たぶん、スターウォーズじゃなかったらここまでちゃんとされなかったでしょう。
ディズニーマジックなのかスターウォーズマジックなのか
彼女の前では何も言えず感想を煽るだけで終わってたのでここに殴り書きです笑
彼女はよくわからなかったので、もう一回今度は1人で行ってくるとずっと言ってました
わからないところが多かったのは、知識がないからだけではないようでちょっと安心しました
レビューでは古参がとか新参がとかすごく書かれてますが、ここでのレビューで気になったのは攻撃的な方々が多い気がします。
「面白くないって言ってるやつは〜〜……」とか「〇〇が面白いって言ってるけど〜〜……」とかたぶん誰かのやつを読んで気に食わなかったんだろうなという文章がチラホラ見えました
なんだか喧嘩腰というか、自分とは反対の意見に対してムキになる傾向が多いのかなと。
レビューに対する批判が書きたいのならそのコメントに書けば良いのにと思ってしまいました
すみません
書いてたら長くなってしまった笑
とりあえず、もうスターウォーズはいいかなと思いました
ルーカスは偉大であった
スターウォーズはルーカス旧作品(456)新作品(123)とローグは鑑賞済派生だとクローウォーズまで見ました。
7の感想は良くなかったです。行き過ぎたフォースのあり方、モッサリとしたライトセーバーアクション、フワッとした宇宙戦シーン。あらゆる面でだめだった。
8である最後のジェダイについて遥かに上回る酷さでした。
さらに酷くなった、フォース。
ツッコミどころが、多すぎるシーン。
ストーリーはいきあたりばったり。
モッサリとしたライトセーバーアクション。
さらには、レイ役であるデイジーリドリーが明らかに太った事。
これは、アカンでしょ映画という被写体がメインと言うコンテンツでメインキャラの印象が変わる。
いかに、ルーカスが凄かったのかよくわかる映画だと思いました。
WARじゃない。これはコメディー。
どんな内容でもスターウォーズが大好きだから楽しめるのだが、予想を超えるコメディ化で、ものすごく楽しめた!
タイトルでは一応ウォーと付いているが、ウォー部分はオマケもいいとこ。どっちもツッコミどころ満載で、組織もトップのカリスマ性も作戦も弱い弱い。弱体化しすぎていて見てて心配になるレベル。殉職者も成仏しきれないんじゃ?
そのかわり、登場人物それぞれのキャラがしっかり立っていた。
①ワイルドルーク
自らバンサからブシャーと搾ったフレッシュな青いミルクを髭を汚しながら飲むルーク(相変わらずの好物なのねと微笑ましいが画はキモい、レイも引いてた)。巨大な銛を一寸法師かのように操作し崖と崖の間の岩肌を渡り歩いたり、その銛で獲ったど〜!したであろう巨大魚を担いで、引きこもり小屋まで運ぶルーク。。レイの故郷を聞いておきながら、ジャクーと知るとないようなもんだなとバッサリ切るルーク。偏屈な割にレイにイマイチ劇的な指導をせず葉っぱでおちょくるルーク。若い者同士が遠距離フォースチャットで育んでいる交流に水を差し割って入るルーク。
この人、パドメが命と引き換えに産んだあのルーク、凄腕飛行士のルーク、ヨーダとオビワンから修行を積んで、ダークサイドに堕ちた父アナキンを命懸けで改心させた正義感溢れるあのルークでしょ?人は誰しも歳を取るのね、そして笑いをわかりすぎでしょ、こんな老後を過ごしていらっしゃるとは笑
クワイガンジンって最後までビジュアルも本当にカッコよかったなと思った。
それでも、とてつもない自己犠牲の精神で最後はちゃんとレジスタンスのために命を捧げたルーク。立派な人生でした。R.I.P.
②しょんぼりレイア
気丈に将軍を続けていてすごい。
グレた息子が夫を殺し、息子に今度は自分が狙われ。。こ、こわいよシミスカイウォーカーの血。呪われてるよこの血筋。
フォースで息子とせめぎ合い、爆弾直撃は避けたものの、まさかの宇宙遊泳、掌で入り口に吸い付く!すごすぎるフォース、この実力で戦いももう少し有利になんとかならんのか?
レイが懐かしのファルコンで反乱軍を倒す援護をしているのは見えたはずだから、待ってればレイが迎えに来る予想はできたはずなのに、救援信号を受けた外縁部や共和国からなにも応答がなく、救援は来ないんだと哀愁に浸っているのがなんだかなぁ。殉職者が価値のある死となる作戦を是非立ててほしい。
犠牲を出したポーをバチーン!と平手打ちしてたけど、これくらい強くベンソロを育てて欲しかった。
③チューイ
チューバッカにとってはおそらく僅かなエネルギーの足しにしかならないだろうけど貴重な栄養になるであろう鳥。食べといた方が良いのに〜笑。栄養失調だろうに、ちゃんと今回もレイの手下としてファルコンを操り大活躍でした。まるでモンサンミッシェルのシスターのコスプレかのようなケアテイカーがいたり、ルークの隠居先の島はいちいち面白い。
③ホルド提督
いきなり紫のローラダーン出てきてびっくり。いやいやちょっとポーを馬鹿にしすぎでは?作戦をもったいぶらずに伝えていれば、ポーとフィンとローズの暴走も止められたのでは?最後の殉職は、自動操縦とかでクルーザーを動かせばなんとかなったのではないかという疑問。。技術が進んでるんだか進んでないんだかよくわからない。
④フィンとローズ
今作でこの2人はほぼ一緒に行動。ポーは途中で阻止され、2人でレジスタンスチームから逸脱し暴走を完徹。活躍しているように見えて、実際は無駄足というか、成果も出ないし余計な事に思える。2人とも有色人種。やっぱり白人主義のディズニーの影響なのかな?ディズニーでよくある、生い立ちに負けずに気が強い有色系の女の子の恋愛が突然割り込んできた印象。
でも、フィンとローズの暴走、コード破りの登場により、もう何十年と続く宇宙戦争での、武力による正義と悪の決着って意味があるのかという大きな疑問を投げかけたのは良かった。この映画で集まる資金すら結局はディズニー経由でロスチャイルドを通して戦争に流れるわけだが、正義と思われる集団でも武器を買っている。豊かになるには武器を売るビジネスに携わること。そういう武器ビジネスの影で貧しくこき使われる人も大勢いる。組織や家族に目が向いていたep4-6から徐々に個に目を向けるようになってきて、更にこういった新たな視点を、スターウォーズという多くの人の目に触れる作品で投げかけるのは重要な意味を持つと思う。ローズは正直、次回は遠慮してほしい。
⑤クリスタルなキツネ
クライマックス近いここでポケモン出てきたか!と衝撃。着いていけば外に出られるというのも、結局ルークはどこかの穴から入ってきたのではないわけで、もしもうまくいっていなければポーのとんだ見当違い。とはいえ運任せなレジスタンスにヒントをくれてありがとう。
⑥レイ
EP7より少しお太りになった?ルーク潜伏中の無人島生活でおそらく過酷な生活をしているであろうに、全然げっそりしてこない。
どこかに両親がいるという希望をエネルギーにしていたが、それさえ絶たれた今回。最後にファルコンでレジスタンスのみんなと合流した時の、仲間ができた、居所ができた笑顔がとても印象的だった。
フィンの次に人生2人目の友達的な感じでカイロレンとどっぷり交流していたが、堕ちなかった!でも、スノークを殺したのは本当にカイロレンなの?
⑦まだこじらせてるカイロレン
レイとフォースを通して心を通わせて、打ち解けたというか、理解し合える関係性になれそうだったのに。。結局ダークサイドなカイロレンにがっかり。それなのに母親のレイアを迷いが生じて仕留めきれず、、堕ちるならとことん堕ちてくれ!
カイロレンはアナキンより良心というか共感能力の高さがあってそれが弱みでもあるのだが、人間らしい揺らぎやどこかヌケてる可愛げが魅力的。
はっきり言う!あなたにアナキン超えは無理!多分全世界が思ってる!あなたの武器はフォースでもライトセーバーでもなく、母性をくすぐる事です!
衝動的で荒削りと思わせておきながら、時々垣間見える迷い憂い優しさを帯びた目。パダワン何人も殺して、父親も師匠も殺して、かなりの凶悪人物なのだが。あそこまで強大な殺傷能力を持っていなければ(とはいえスノークの部下に手こずる程度の半端な強さ)、ただの反抗期こじらせ系なんだけど。武器を持たせちゃいけない未熟さ。スノークにも無意味なマスクを外せと言われたり、裸でボケっとしててなにか着るものはないわけ?!とレイに突っ込まれたり、服装のわきまえも覚えていただきたいところ。でも、マスクを取り、スノークを殺し、ダークサイドでは地味に成り上がった感。次回どこまで強くなっているか怖い。それにしてもスノークのショボさには呆れる、脅かすだけで部下の心は読めたフリで全然違うし、あっさり亡くなってしまった。
⑧若返りヨーダ
「まだ地平線を眺めているのかい?ジェダイの本などどうせ大して面白くもないじゃろ燃やしてしまえ」で、本だけ燃やせば良いのに雷落として山火事レベルの放火。今回は悪い予感はしなかった模様。良かった。作品ごとに若返っていて、今回は思考も若者化していた。
⑨マズカナタ
相変わらずあんぽ柿。教えてくれたプロムの花のコード破り、チャラすぎ!あそこで生きてると、信頼できる人脈はなかなか作れないんだろうなぁ。
EP4-6のメインキャラがチューバッカ以外今回で全て亡くなってしまった(レイアはキャリーフィッシャーが天に召されたし)。カイロレンの言うように、世代交代。作品そのものも、製作陣が変化していく中で守るもの変えるものの仕分けが着々と行われつつ作風が変わってきていて、作品の内容と重なる。そういう中での、ヨーダの、失敗を伝えつつ、先代を超えて貰わねばという意図。何事においてもそうだなと思う。
もともと血液検査で素養のある子を教育していたジェダイの原点回帰も重要なポイントだった。パドメとアナキン(ダースベイダー)→ルーク&レイア→レイアとハンソロ→ベンソロ(カイロレン)というところまで家族の話が進んできて、結局レイはあれほど強いフォースを持ちながら、両親は何者でもないというオチ。本当にこの血筋とは関係がないのかがとても気になる。フォースはもともと宇宙のどこにでもあるバランスであり、血筋とは関係ない。これを証明するかのように、カイロレンやルークを脅かすほど強いフォースを持つレイや、孤児風の少年、ポーダメロンがフォースに気付くようなシーンもあった。先が本当に楽しみ。
スカイウォーカーの血統とは別の新たなるジェダイの誕生
前作の「フォースの覚醒」を経て、今作品「最後のジェダイ」では主人公レイがいよいよジェダイとしての本領を発揮し始める。ファーストオーダーを死に追いやり、暗黒面を代表し始めたカイロ・レンに対して、宇宙にフォースのバランスを取り戻す中心となるのは、矢張りレイのようである。これまでエピソード1から6までで主要なジェダイの系譜であったスカイウォーカーの血をレイは引いていない。が、そのフォースの潜在能力はスカイウォーカーの血を引くカイロ・レンに劣らない。レイは貧しいガラクタ漁りの親の元に生まれ、親の飲み代の為に捨てられた。しかし元はと言えば、アナキン・スカイウォーカーだって奴隷家系の出身である。フォースの潜在能力に富貴や出身は無関係のようである。これまで8つのエピソードで紡がれて来た壮大なスペース・サーガであるスター・ウォーズは一般的に勧善懲悪の物語と言われている。しかしヨーダを始め、ルークらのジェダイ・マスターのフォースのバランスという度々の発言をみてみると、必ずしもそうではないように思われる。この世界は善悪がせめぎ合い、そのバランスの上に成立していることを描いているのではないか。永遠に終結しないドラマである。振り返れば、立ち位置としてレイはエピソード4のルークに当たり、正に新たなる希望である。最終章エピソード9でのレイの活躍が今から楽しみである。
これは・・・
「スター・ウォーズ 最後のう〇〇」 はSWシリーズのパロディです。
・・・だって、どう見たってパロディでしょう。(爆)
今までの設定は無視。世界観はなくなっているし、レイアが生身の体で宇宙遊泳。
その他もろもろ・・・今までにないスター・ウォーズデス。
冗談はさておき、色々な意見が沸き起こっており、そのなかでも旧作品のファンと今回のEP8をめぐってファン同士の諍いまで起きている。
新しい物事が起ると今までのものとの違いから反撥が起きるのは世の常だし、今回の作品がいいと思う人が「旧作を支持する人が旧弊」であると指摘したくなるのは分からないではない。
だが、今回のEP8についてはSWファンの心情が大いに理解できる。
多くの人が酷評しているようにまず映画作品としていいところが殆ど見当たらない。(頭を空っぽにしてみればいいのだという人もいるが、批判・批評精神を無くして思考停止になることは自分としては出来ない)
SWとしてもシリーズを通じての基本設定を無視しているので、シリーズものとしての一貫性がなくなっている。
宇宙遊泳のような馬鹿げたものはこの際一旦脇道におき、大事なところは世界観(難しく言えば哲学)であろうか。
今作では光か闇かという問題はなくなってしまいました。(宣伝文句は嘘ですな)人間の感情(恐れ、怒り、欲望、憎しみ)が暗黒面の入り口となり、結果としてその人が望むものは強く望めば望むほど手に入らないという結末になる。EP7から変だなという違和感があったのはレイが怒りに任せてライトセーバーを振るうが、これはほぼ暗黒面に近づいているし、特にEP8では味方の艦隊がやられているのを見てライトセーバーを手に取ろうとする。これはEP6のルークと同じ場面である。スノークはむしろレイにライトセーバーを取らせて怒りに身を任せるよう仕向ければよかったのだ。結果的にはレイは怒りに任せたが暗黒面に堕ちなかった、というよりその気配すらない。こうなると光と闇などという言葉はこれから存在すらしなくなるのではないか?
何も善と悪の二元論がいいと言っている訳ではない。ルーカスが今まで作ってきたものも単純な二元論とは思えない。暗黒面の象徴的なものをダースベイダーとして登場させながらそのなかで揺れ動く様も表現している。悪が強ければ強いほどその揺れは大きくなり、観客も心を揺さぶられるのである。
カイロ・レンの心の揺れはあまりにも小さく、見ている観客からも軽蔑される程チープではないか。その象徴的なものが無くしてしまった以上、物語の登場人物に魅力が出ようはずがないのだ。
作品としても必然的に底の浅いもの、安っぽいものにならざるを得ない。
これ以降、このスタイルで作り続ける以上はうすもやのなかの物語となり、観客はお金を払って結果的に何を見させられたのか分からなくなるだろう。単なるアクション、ブラスターやライトセーバーを使った攻防戦、派手な戦闘シーンだけをもってスター・ウォーズとなすのか?
EP7、8をみてディズニーアニメをそのまま実写にした観があるし、今回は特にそうである。
オリジナルなものであるという意見があるようだが、EP7.8は今までのSWの遺産を食いつぶしているだけで新生スター・ウォーズとは言い難い。
ファンの予想を裏切るだけの今作はそれこそがメインとなった映画となった。しかし、すべて旧作に依存した行為であり、オリジナルなものはない。これはオリジナリティーの発揮ではないのだ。今後依存するものがなくなったが、どのようにオリジナル性を発揮できるか?監督によって、そのつどフォースの解釈や使い方が変わってくるとしたらどのように見ればいいのか・・・。
映画としてはどうしようもなく破綻してしまったこのシリーズ。
考えてみれば自分のアイディアで勝負してきたルーカスはやはり偉大だったか。
いやはや、ルーカスがディズニーに売却したと聞いて「I have a bad feelding about this.」だったが、予想は的中してしまった。
コメント宜しければどうぞ。反応しないかもしれませんが。
基本満足だけど粗い
往年のスターウォーズファンとしては満足。
古いものを捨て去って、新しい世界を目指そうとする点は時代に即していると、評価できる。
興醒めしたところとしては、レイアの帰還かなぁ。
レイアの帰還は喜ばしいけど。。。
普通、あの環境だと、体液沸騰して爆死だと思うんだよなぁ…。
歴史は解釈次第でなんとでもなるけど、物理の最低限の法則には沿ったほうがリアルになると思う。
そういう、雑さが目立つのが辛口としては気になったけど、悪くなかった!
普通に面白かったよ〜〜
賛否両論あるようですが、自分には面白かったです。たしかにレイアの宇宙遊泳はびっくりだし、フォースの解釈や力もちょっと違うと思わないでもないけど、スターウォーズの世界が好きなひとならおおらかに受け入れましょう‼️
マスターヨーダも出たし、オビワンも出ないかなぁ〜
ほんとみなさんが言うようにストーリーのもっていき方が雑ですが、それも今のスターウォーズなんだと思って…
次も楽しみましょう‼️
新しいスター・ウォーズの形
今日2回目の観賞です。
ジェダイとシスが中心でない新しい形のスター・ウォーズです
ローグワンにジェダイとシスの要素が少し加わったという印象でしょうか。
ジェダイとシスの圧倒的な強さや伝説感は影を潜め名も無き戦士が主役の物語に仕上がっています。
パイロットとしてはポー・ダメロンが一番カッコいいですからね。
ジェダイを中心に考えてしまうと物足りないスター・ウォーズと感じるかもしれません。
レイとカイロレンは少し輪郭がぼやけていますがハンソロ、レイア、ルークがいなくなるエピソード9は必ずクッキリとしたジェダイとシスの闘いに見えてくると思います。
反乱軍の絶望の縁でルークが登場するシーン
ルークがC3POにウインクするシーン
ルークとカイロレンが対峙するシーン
そして『遠い昔はるかかなたの銀河系で』から続くオープニングを劇場で体感できる事だけで真のスター・ウォーズファンは幸せになれるはずですよ。
伝説に最後は無い
※新作公開に合わせて各所修正。余談1加筆。
あけましておめでとうございます。
2018年もよろしくお願いします。
今年最初のレビュー投稿は何か
景気の良い作品をということで、
遅くなってしまったが昨年の間に
投稿できなかった本作をレビュー。
さてさて遂に公開されたSF超大作
最新エピソード、『最後のジェダイ』!
昨年――というか数年通してこれほどまでに
世界中の期待と不安を集めた映画も無いが、
流石は映画史上最大規模の超大作シリーズ。
昨年の大作の中ではド派手さもスケール感も
群を抜いていたし、画作りの壮大さもバッチリ
(ルーク対レン&大型兵器群の画には鳥肌!)。
スケールの点では昨年No.1の満足度でした。
しかし、それでも前作より下げての4.0判定。
まあ最終的な印象は『面白かった!』なので、
先に不満点からガシガシ書いていくことにする。
...
今回は物語が大きく2パートに分かれている。
ひとつはレイ、ルーク、カイロが主軸のパート、
ひとつはフィン、ポー、ローズが主軸のパート。
最大の不満は後者に関してだ。
言ってしまえば、彼らの行動は反乱軍の
脱出船が次々撃墜される惨事を招いただけ
だし、ポーは反乱軍内で大混乱を招く始末。
最初からホルド提督の策通りに進めば
多くの仲間が助かった筈なのに……なんでか
策を隠してた提督にも大いに非はあるけど。
あのカジノ惑星からの脱出の流れも、
フィンとローズは「来た意味はあった」
と微笑んでたが、果たしてそう単純か?
あの時点ではゲスな金持ち連中をアタフタ
させて良い気味だろうが、あの後で逃げ切れ
なかった馬や子ども達の立場が悪化するかも
とは考えないのだろうか?
正直に言おうか。今回の新キャラ・ローズ。
僕は彼女をまるで好いてない。
『普通の人』を起用する意図は分かるが
(余談参照)、彼女は端から端までただ
生真面目でユーモアに欠け、自分を疑う
こともせず、直情的で後先を考えない。
子どもや馬に同情するくせあんな軽率な
真似をするし、フィンへの想いを
吐露する最後の場面も唐突過ぎる。
ローズはさておきフィンは前作に引き続き
悪くないし、ポーも失敗を糧に終盤で大きな
成長を見せるものの、やはり彼ら三人の為に
犠牲になったものの方が大きすぎる。なので
爽快感を得るのも感情移入するのも難しかった。
このパート以外の不満点も簡単に。
・カイロ・レンとスノークの関係はもっと
説明しないの? カイロの闇を語る上で
最重要の部分だと思うんだけど。
・スノークの背景ももっと語られるべき。
前作の印象より遥かに狡猾で強力な敵だとは
感じたが、ファースト・オーダー勃興の経緯
やカイロとの過去は殆ど語られない。そこが
あれば後半はもっと衝撃的だったろうと思う
だけに、勿体無い。
・あと、ライトセーバー戦がちょい寂しい。
EP1,2,3 とかはちょっとやり過ぎなほど壮絶で
好きだったが、その反動か、物足りなく感じた。
...
長々と不満点を書いたが、
ここからは気に入った点を。
レイ、ルーク、カイロが主軸のパート。
ここは最高に楽しめた。
老練ルークのサバイバル生活にニヤリ。ジェダイ
の講義やミステリアスな島の様子も面白い。あと、
猫ペンギンだらけの船で頭を抱えるチューイ(爆)。
てかなにあの猫ペンギンかわいい
なにあれめっさかわいい。
そしてR2との再会&まさかの1作目ホログラム!
まさかまさかまさかのヨーダ師匠
withフランク・オズ!!!
ルークの3POへの無言のウィンクやレイア
との最後の会話も優しいし、この辺はもう
涙腺にグッと来ざるを得ません。卑怯やわぁ。
そんなユーモアとリスペクトを交えつつ、
本筋であるルークとカイロの因縁を巡る
箇所もサスペンスフル。
最後の一騎討ちも、ひと振りごとの緊張感や
荘厳な映像にゾクゾク。言葉も技も完全に
カイロの上を行くルークの活躍にはまさに
“マスター”と呼べるだけの余裕と風格があった。
単純な敵味方とは異なる関係となっていく
カイロとレイのドラマも良い。
強大な血筋に翻弄され続けたカイロは、遂に
ジェダイはおろか自身の属すシスすらも否定した。
古いものすべてを滅ぼし、自分だけの秩序を確立
しようという利己的で暴力的な思想を見出だした。
一方のレイ。
両親にすら必要とされなかった彼女の悲しみを
見抜いたカイロは彼女に協力を請うが、レイは
それを拒む。前作でBB-8を見捨てなかった
優しい心は勿論だが、彼女は己の進む道を半ば
見つけていたのだと思う。フィンやレイア、
そして亡きハン・ソロ――自分を家族のように
迎えてくれた人々の為に闘う道を。
ようやく互いの進む道を決めたカイロとレイ。
道は違えたが、二人が探し求めていたのは
結局、自分の居場所だと思う。
時代の継承や人と人の繋がりを否定して
己の居場所を築こうとするカイロと、
それとは真逆の人間的な道を目指すレイ。
次作で二人はどんな決着を迎えるのか。
...
そしてルーク・スカイウォーカーの『伝説』。
「私は最後のジェダイではない」と彼は語った。
伝説とはまったく関わらない血筋にも関わらず、
真のジェダイの心を有するレイ。そしてラスト、
巨大な軍団に独り立ち向かって反乱軍を救った
スカイウォーカーの伝説に目を輝かせる子ども達。
ヨーダ曰く、「我々は彼等が成長する上で
乗り越えるべき目標なのだ。それこそが
全ての師の負う真の重荷よ。」
『伝説』ゆえの重責と長い長い後悔を克服し、
彼は遂にヨーダやオビ・ワンのような真の師に、
人々の希望そのものの存在になったのだろう。
スカイウォーカーは逝ってしまったが、
スカイウォーカーの伝説に最後は無い。
そして、彼の伝説が語り継がれる限り、
高潔なジェダイの精神に、弱きを助け
強きを挫く、正義の心に最後は無い。
つまるところ『最後のジェダイ』は、
過去3部作という伝説に歓喜し憧れた世代が、
その伝説に多大な尊敬を払いつつも決別を図り、
新たな物語を創り出そうという姿勢で作られた
意欲作だったのだと思う。
...
最後に……あくまでEP7,8までの評価として判定
には加味していないが、今後の不安要素について。
大作映画の敵は強大かつ賢しい方が
盛り上がると思うが、カイロはパワフルでは
あるがあまりに怒り任せだ。リーダーに据える
には知略とカリスマ性がまるで足りないし、
そのカイロ以外の敵も小物しか残っていない。
王将が消え、銀将(カイロ)と桂馬
(ハックス)と歩兵だけのいびつな
将棋みたいになってしまっている。
対する反乱軍も飛車角落ち(ルーク/ハン・ソロ)
な上、映画外ではあるが王将レイアも不在と
なってしまった。今回は確かに二転三転の展開
で盛り上げた訳だけど、そのために強力な駒を
悉く消費してしまったという感が拭えない。
最終章を盛り上げるのは相当に難儀では……。
再びメガホンを取るというエイブラムス監督に
またしても世界中の期待と不安が注がれます。
I have a bad feeling about this. とか
言われまくってるのかなあ。
<2017.12.16鑑賞>
.
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長い余談1:
ローズ役ケリー・マリー・トランについて。
勘違いされてる方が多いが(まあ、勘違い
してても非難する部分ではないと思うが)、
彼女は中国系ではない。両親ともベトナム移民
のベトナム系アメリカ人。なお、姉ペイジ役
ゴー・タイン・バンもベトナム出身。
監督曰く『ヒーローになるとは思えないような
意外性のあるキャラを入れたい』という意図の
キャスティングだったとか。
レイの血筋が無名であったという設定や
(次回で覆りそうな気もするが)、無名の
子ども達に未来を託しているような結末も
含めて『ヒーローに運命付けられた者達以外
を活躍させたい』という意図が見える。
ま、ぶっちゃけ、近頃過剰なまでに言及される
“多様性”へ配慮してアジア系を配役したという
のもあるのだろう。
個人的には、物語がよほど破綻しない限りは
どこの出身だろうがどの肌色だろうが構わない。
演出する側に腕があれば、人種や外観など
関係なしに魅力的で説得力あるキャラを描く
ことはできると思う。しかしまあ……
ローズについての感想は本文の通り。
余談2:
IMAX3D上映がなぜ初週から
行われないのか……(12/29から)。
高価な4DX上映を何故わざわざ
2パターンも用意したのか……。
近頃どうも銭絡みの不穏な話題が
多いディズニー社。暗黒面に落ちたか。
暗黒卿ダース・ミッキー降臨しちゃうのかこれ。
余談3:
キャリー・フィッシャー逝去。
クラシック3部作のファンではない
自分だけど、前作・本作での彼女の
慈愛に満ちた表情は忘れ難かった。
世界中があなたの伝説を忘れないだろう。
銀河でいちばん有名でタフな姫君の伝説だ。
どうか安らかに。
ラブロマンスだと思って観た。
カイロ・レンとレイが手を重ね合わせる瞬間、共闘、二人で手を組もうと持ちかけるカイロ・レン。レンのその際のセリフが秀逸だと思っていて、「そこに君は登場しない。なんの価値もない。」それは不器用なレンがレイの過去の想いを必死に慰めたのであって、レンの表情、話ぶりに涙が出そうになりました。
なんていい俳優なんだ。。。!
レンが上半身裸で現れて「・・・何か着るものないの?!」はもう鼻血。
カイロ・レンのなんだあの色気。
はあはあ( ;´Д`)
とにかくこの二人のラブストーリーだと思ってアラサー女は最後まで観ていました(笑)🤣
だってせっかくフィンとこに帰ってきたのに、フィンは違う女に心寄せてるっぽいし?!
もうレンしかいないじゃん。
え、ポーに行くの?!
ヤダヤダ、「こじらせ男子」のレンをレイの明るさで包み込んであげてえ←
4Dは一緒に戦ってるみたいですごいし、女性提督の神風特攻も、ルークが一人で立向かう場面も鳥肌ものだし、「純粋な気持ちで一瞬一瞬を楽しむ」には素晴らしい映画だと思います。
あまり難しく考えずにいれば、熱い気持ち、哀しい気持ち、家族、恋人、様々な感情が入り乱れて、頭と心が疲れるくらい!!
めちゃくちゃ見応えあると思いました〜〜🌟(*´꒳`*)
怒り
ルーカスが作り上げたこれまでの世界観・思想の完全さを、完璧なまでに無視し、ぶち壊した。スターウォーズの世界観・思想とは、人間一個人を地球上の自然と一体と捉えるアジア、特にインドを基盤とした思想に、善悪二元論的なキリスト教的世界観を組み合わせた、非常にユニバーサルなものだった。瞑想とライトセーバーはまさにその象徴だった。この枠組みが完全に無視され、蹂躙されている。
また、本来アメリカ人が最も忌み嫌う論理的矛盾も至る所にあふれている。特にスノーク・レン・ルークの力関係(フォース含めて)には大きな矛盾がみられる。レイアがあんな感じで生き延びれるなら、オーダー66でジェダイの大半が死ぬなんてことにはならない。等々数え上げればきりがない。
さらに、説明できていない事実関係が多すぎる。スノークやレイの出自、カイロレンのレンの名前が示す意味、二人一組のシスを一人だけにした意図等、全て次作でクリアするのなら評価するが、あまりにも多くの宿題を放置した作品だ。
オバマからトランプに変わったアメリカのどうしようも無さを象徴する作品、かつスターウォーズの名を語る二流のSF映画だ。
よくも悪くも世代交代
いつものオープニング。やったあ待ってました!お決まりの目まぐるしい最初の戦闘に続き、ようやくルーク登場。
あれ?時間軸おかしくないですか?
と思ったら、フィンとローズが戦闘中なのに他の星系に人探しして戻ってくる?(確か16時間)ウーム無理がある。
しかも、この後の流れがこの二人が中心なイメージ。これでいいの?
確かに、サブキャラとして、今までもヨーダ、ジャージャービンクスとか活躍するシーンはあった。でも、それは世界観のためには絶対に必要だった。
今回のフィンはただでさえ地球人ぽいのに、加えてアジアンの○スはないでしょう。人種が地球によりすぎ。せめて、他の星系の人間にしてほしかったな。だから、終盤の戦闘でローズの自己犠牲的シーンが「あれ?ボクはなにを見てたんだっけ?」と思ったくらい。
よい場面もたくさんあった。
特に、スノークが殺されたあとに赤い近衛兵とのレイ&ベンの戦闘シーンはよかったが、もう少し様式美に振るのがSWではなかったか?
囲まれる→背中合わせに立つ→ランダムな戦闘の中にも二人の息の合った連係→一方のピンチ→絶体絶命!→間一髪で助ける。この流れはいい。
また、後半の白い大地に赤い塩によるビビッドな映像美をもっと消化してほしかったな。
全体的には、ルークもレイア(映画に出ないけど)もソロも逝き、従来の世界観を踏襲する人物は居なくなった(そのための7、8?)。これにより、必然的にレイ&ベンの話になっていくんだろうけど、あと一作でこのケリは着くのかねえ?
2の壮大なラブロマンスがあったお陰で、そのためにアナキンに起きた気持ちは理解できる。レイ&ベンには何が起きるんだろね。
ジェダイは本当に滅びるのか。
スノークの正体とは?
全滅寸前の反乱軍に起死回生はあるのか?
そもそも、「光があれば闇もある」の解釈はどうなるの?
って、結局次回作がめっちゃ楽しみということでええやん!
フォースの進化を見届けよ
視聴:1回目
推薦:今まで見てきた人
感想:まずフォースが進化しています。今回一番ビックリしたところはレイア姫の宇宙空間からのあのシーンです。このシーンが一番記憶に残るでしょう。レイのシーンが思った以上に少なくルークがぐっと出てきてあの人も少し出てきましたね。
反政府軍の船が早いからといって燃料がなくなるまで待ってるってどういうこと?ここだけはなんと悠長なことかと思ってしまった。
完璧!とは言えないけれどお伽噺を僕たち・私たちの話に戻してくれた記念碑的作品
スター・ウォーズシリーズは1~7、ローグ・ワンのみ観賞済。
スピンオフのアニメ作品やゲーム、小説などは未見。
前回観たローグ・ワンが良すぎてそのままep7を見て、今回の公開が楽しみでワクワクしながら待っていた。
でも、公開後すぐは流石にどこも満員なので、観るのはちょっと待とうかな…と思ってたものの、公開から2日も経たず我慢が効かなくなり、朝イチの回のチケットを取り、ストームトルーパーのメット型ケース付きポップコーンを買って、ウキウキワクワクしながら上映を待った。
観終えた結果、ep4の公開に立ち会えなかった自分が、リアルタイムでこの作品の公開に立ち会えた事に感謝した。
見る前は上映時間が約3時間な事と、ライアン・ジョンソン監督の前回の作品「LOOPER/ルーパー」がSF設定的にダメだと言われていたのを聞いたのだけが懸念材料で、例え出来がアレだったとしても新キャラのポーグたんが可愛いのでそこが観られればそれで良いと思っていたけれど、超大作にも関わらず予想以上に挑戦的な事をやってくれていて、そのチャレンジ精神に感動した。
ローグ・ワンでは本編では"フォースの才能に長けたスカイウォーカー一族"を描いていたからこそ、スピンオフでの"名も無き人々の活躍"を描けた事が素晴らしいと思っていたけど、まさか本編もそういう流れになるとは思っていなかったので、(勿論英雄譚のまま突き進んでいく方法もあっただろうけど)ディズニーになったから、と言うよりはep4~6、ep1~3から時間、年月が立ち過ぎた事で"固有の誰か"じゃなく、"民衆達が"主人公になるって描きかたになったんじゃないかと思う。
後半のレイとカイロレンの共闘&今までで一番泥臭いアクションは個人的には旧三部作並み(もしかしたらそれ以上?)に好きかも知れない…。
予告編でも流れてたフィンとキャプテン・ファズマの闘いも素晴らしかったし、個人的にはベルチオ・デルトロさん演じるDJがスター・ウォーズと言うよりも007やマーベル作品に近いキャラ付けで予想外にお気に入りになった。
確かに展開や宇宙空間での兵器の使い方などは雑に感じられる(or疑問を感じる)部分があったし、進んでいる筈なのに停滞してる様に感じる部分もあったけれど、フォースの聖典(今までのスター・ウォーズ)を燃やし、イコンとなったルークの最期を描く事で、"今までのスター・ウォーズを捨て去る"と言う英断をした監督の決意は称賛すべきだと思う。
ep4特別篇やep1~3を作ったジョージ・ルーカス監督に対するファンのヘイトを集めた「ザ・ピープルVSジョージ・ルーカス」や、ep7公開時に『懐古的過ぎる』と叩かれたJ・J・エイブラムス監督のことを考えると、ここまで振り切ったものを観て叩く観客がいるなら全てのファンの期待に応えるのは無理なんじゃないかな。
ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルでは散々扱き下ろされていて、その個々の意見には納得する部分もあるけれど、それを聞いても尚、個人的にはライアン・ジョンソン監督良くやった!と言いたい。
そしてこの流れをJ・J・エイブラムス監督がどうまとめてくれるのか、不安半分、期待半分で待ちたいと思う。
ここが底?
ここ数年のお正月行事として、今回もMX4D·3Dで鑑賞。やっぱりSWは動く座席向きの映画ですね~。
レンとルークの因縁と、レンとレイの繋がりが今回の話の中心。
それにしても反乱軍は弱いなー。今回底まで落として、次で復活するとかなのだろうか。全然希望が見えない。フィンとローズの頑張りも全く役にたってないし(次世代に反乱軍魂を伝えたけど)。
フォースの扱いが、凄いことになっててびっくりした。レイア、そんなことができるの!? あそこまでできるのなら、もっと違う戦い方もあるのでは。
傑作の予感
名作の続編は常に厳しい評価にさらされる。前と同じであれば「猿真似」と言われるし、新しいことをすれば「前はこんな風ではなかった」と酷評されるからだ。その点、EP7-8はどうだろうか。
その評価は真っ二つに割れているようだ。とくに批判が集中しているのは非科学的な要素と状況設定の粗さである。しかし前者については今に始まったことではなく、シリーズ全体を通してそうだったのではないか。宇宙なのに、どこにいても地球重力(1G)であるし、生身の体で外に出ても問題ない。「帝国の逆襲」では、宇宙生物の腹の中とはいえ、小惑星でもハンとレイアは生身で船外に出ていた。状況設定の粗さについては、あまり細かくやり過ぎると無駄に映画が長くなるとの判断があったのだろう。
それよりも、私にとって最も大事なのはストーリーとテーマである。今回のシリーズでは、愛する人から「見捨てられた」という痛みと悲しみを背負った二人の人物(レンとレイ)を中心に闇と光が交錯していく。これは今までのSWにはなかった新しいテーマ設定である。EP1-3では、アナキンを信じていたオビワンが裏切られ、4-6では父親を信じたルークがダースベイダー(アナキン)を救った。そこには「見捨てる」という要素はない。
そう考えると、今回のシリーズは旧シリーズの裏返しのように思われる。ダースベイダーは息子を殺さなかったが、レンは父親を殺した。ダースベイダーは師匠にとどめを刺されなかったが、レンはそのようになりかけた。ダースベイダーはサイボーグ化したが、レンは生身の体である。ダースベイダーは兵器の力に依存しなかったが(EP4のセリフ参照)、レンは依存する(ルークへの集中砲火)。ダースベイダーはオビワンを殺したが、レンはルークに騙されたような形で身をかわされた。ダースベイダーは最高指導者になれなかったが、レンはなれた。そう考えると、レンはダースベイダーより小物に見えるが、よりいっそう悪の限りを尽くせる動機と状況が整っていることが分かる。
果たして、この先どうなってしまうのか心配で仕方がない展開である。私はSWシリーズ初公開当時からのファンであるが、今回のシリーズも興味深く鑑賞している。そういう意味で、次回作への期待も込めて評価を5とした。ダースベイダーとは異なる道を歩んだ、いわば裏ダースベイダーとも言えるレンと、彼に関わるレイの運命がどう描かれるのか非常に楽しみである。
中身はともかくswに浸れて、幸せな時間ではあった。
中身はともかくswに浸れて、幸せな時間ではあった。
ブルーミルク、R2のホログラム、デュアルサンセット(とBGM)はold FANとしては良かった。
一方で、SWでなくても良かったんじゃないかと思わせる設定が多々あった点、R2の扱いがひどい件、宇宙レイア、霊体ルーク、ベンの立ち位置、ローズ,DJの設定、カジノのくだりなどはいただけなかったが、epi7で蹂躙され慣れしてある程度覚悟してたのでそんなに失望せずにすんだ。
明らかにされなかった謎
・ベスピンで落としたルークのライトセイバーの謎
・スノークの設定
・レイの出自がそういうことなら、ep7で飛んでったのは誰?
ちゃんとプロット設定して欲しかった
物語をレイア目線でみると、反乱を起こしたことが無駄骨だった的なことを言っていたが、これでレジスタンスが壊滅したらレイアが可哀想すぎる。
最期のエンドロールのcarrie追悼文で泣いた。
epi7で感じた喪失感がまた甦った。今回の原因はルークの死かな。
それから最期の子供が暗示しているようにforceはskywalker一族だけでなく、誰もが持っている的なプロットに向かいそうなことに対する失望感かな。
Forceはskywalker一族に独占されたものではないけれども、この物語の中では少なくともそこに拘る必要があると思う。なぜならswはskywalker家のForceに纏わる物語だから。そこを等閑にしたら、シリーズ全体を貫くテーマがボヤけてしまう。基軸がしっかりしてないと、ただの宇宙空間のドンパチ映画、宇宙人のいざこざ映画になってしまう。
epi7以降、脚本に大衆迎合的な起伏を作って、地味だけど大事な設定が何も説明されることなく進められてきてしまった。だんだんswでなくなっていってしまうのは寂しい。
賛否はあれどあと1作でswが終了するとなると、SWとともに生きてきた人生が終焉を迎える。この次epi9が終わった後の喪失感は半端ないと思われる。
総括したら「Popular movie, Bad SW」って感じかな。
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