スター・ウォーズ 最後のジェダイのレビュー・感想・評価
全343件中、181~200件目を表示
キャリーフィッシャーに捧ぐ
スターウォーズのオールドファンとしては満足な作品でした、楽しく鑑賞できた。
マークハミルとキャリーフィッシャーの多分最後の作品だと思うと寂しいがヨーダの言葉を借りれば次の世代に繋ぐための重要な存在だった、髪型を変えたの って言うセリフがなんかグッと来た、レイア姫のあの髪型がスターウォーズの象徴だからね。
戦争だから仕方ないが反乱軍はやられすぎるかな 最後に逃げるのには適した人数になっていたが広大な宇宙での戦争、殉職させすぎ。また集まってくるだろうが。
今回もいろんなキャラクターが登場して楽しめた、これこそあらゆる世代が観ても面白いと思うんじゃないかな、スターウォーズはそうでなくてはならないし続けていかなくてはならない、ディズニーのDNAが入ってある意味良かったかもな。
ストーリーに少し戻るが帝国軍の最高指導者が簡単にやられすぎた感は否めないな、心を読めたりする割には真っ二つってちょっと残念な展開、これで最強の最悪のダークサイドの指導者にレイがなると更に面白くなると思う、違う展開になり新たに権力争いが起こるかも知れないが 次作は出来てるんだよな?たのしみだ。
「フォースの覚醒」と対になる陳腐な作品
「最後のジェダイ」では、ジェダイという特殊な能力と歴史をもつ騎士の一派の最後を描こうとしている。
この作品は成功しているのか失敗作なのか。話題になるという意味では成功作だろう。
超大作であるのに、実験作であることは確か。ここは、本作の本当のファンなら許せるはずだ。過去作を丁寧になぞっているのも、それはそれで楽しい。
カジノに乗り込むところは、なぜか楽しかった。武器商人たちが戦争の遠因を作っているというのも一理ある。レジスタンスの女整備士と帝国側を裏切った元兵士が力を合わせて帝国壊滅の作戦の一部を担うというエピソードも突飛でいい。本筋のストーリーではないので、キスくらい許しなさい。フィンは植物状態から蘇って逃げ出そうとしているところを再度帝国に忍び込んで作戦を遂行したんだよ。しかも特攻作戦で死ぬ覚悟で敵陣に飛び込んでいったのだから。
あと、ルークが、C3POから過去のレイアの映像を見せられて、おれも同じことをやってやろうと思ったのかどうかわからないが、とにかく最後に全力を絞ってフォースの力を見せつけ、レジスタンスたちを曲がりなりにも助けたのはこの物語の陳腐さを表していて素晴らしいアイデアだと思います。フォース万歳。
「ファーストオーダー」という帝国側が、もとの共和国側今は「レジスタンス」という名称になっている地下組織を徹底的に潰そうと躍起になっていた。そして最後のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーを探し出して彼を殺そうと企んでいた。最初からシスが、なにもかも仕組んでいた。そのシスは死ぬ。あっけなく死ぬ。大将を失った戦争は終わるはずなのに、終わらない。このもどかしさ。でもたぶんこれこそがリアルだ。
もともとスターウォーズシリーズは、かなり能天気な宇宙戦争もので、強大な帝国だろうとデススターであろうとわずか一点の相手の最大の弱点を簡単に発見し、そしてその弱点を最小の部隊で命をかけて叩きに行くという陳腐なストーリーである。
レイが魅力的であるだけに、いくらジェダイとしての才能を持っていたとしてもあまりに早く訓練を終えていることに観客はびっくりし、なんらかの答えを探そうする。
カイロ・レンがアホなくせにファーストオーダーの実権を握っていることにも不条理を感じる。しかしつねに世界は不条理なものだ。
ともあれ、数十年前に若きルーカスが構想していたこの全九作からなる壮大な神話は、次の一話でとりあえずは完結することになる。挑戦こそが運命を切り開く。運命は強運を得て不可能を可能にする。まさにジョージ・ルーカスその人がこの物語の本当の主人公なのかもしれない。
物語の展開は早くなっている。見たくなければ見なければいい。もし自分が見たいものが見れなかったのなら、自分で自分自身が納得する物語を書けばいい。若きジョージ・ルーカスがそうしたように。ジョージ・ルーカスこそが神話であり、伝説なのだ。
この作品で、公式にルークの最後が描かれているのは確かだと思う。ジェダイを継承するのに、血筋ではうまくいかず、どこかの女の子がジェダイを継ごうとしている。いや、なにかの繋がりはあるのか?
次の9で製作陣がどのような形でこの複雑になったサーガ全体を終わらせるのか見てみたいので期待こめて4.5。
Disneyの子供向け映画とみれば。
カイロレンが少しまともになっていて良かった。
ローズの起用は色んな理由あるんだと思うが、あのロマンスに必要性は感じない。
各所のジョークは余り面白くない。全体的なストーリーはファーストオーダーとレジスタンスとのチェイスが展開され、都合よくレジスタンスは切り抜けられているというもの。その内容には満足言っていない。
ジョークも含め多くでやはりマス、特に子供も強く意識した作品であるなと思った。そう思えば目を瞑れなくもない。
今作にも旧作からのファンを喜ばせるシーンはあり、そういった点はよかった。
大変な過ち
見終わった時は「まあ、変わってるけど、これもスターウォーズか」なんてのんきな事を思っていた。
が、それからしばらくたって考え直すに、多分この作品は後々、「スターウォーズを終わらせた作品」として名を残すんじゃないだろうか。
思い出されるのは「エイリアン3」や「マトリックス・レボルーションズ」。。登場人物が次々に死に、今まで彼らが達成した全てがただ否定されるだけの糞作品。。(まあ実はちょっとエイリアン3好きだったりするんだけど・・。)
そのことによって、過去の作品の意義までが否定されてしまうのが、シリーズものの恐ろしいところだ。なぜなら、どんな困難を乗り越えようが、「まあ次の作品でどうせ死ぬんだから関係ないけどね。」と冷めた気持ちで過去作も見てしまうことに、この先なるのだから。
それが、まさかスターウォーズサーガにおいても起こってしまうとは・・。しかもスターウォーズは70年代から続いている、世界最大の物語なわけだから、その罪の重さはマトリックスやエイリアンとは比べ物にならない。。
レイアがいるにしろ、スカイウォーカーの物語は終わったのだ。9作目を作る?それって意味あるの?物語は最早つながっていない。ジェダイとしての修行をろくにせず、レイは勝手に強くなっていく。何もレイに継承されていないのだ。
彼がすぐれた映画監督か脚本家かどうかは最早関係ない。自作の小ネタやサプライズのために過去の作品の意義を無にした、ライアンジョンソンの責任は大きい。本当に大変な過ちを犯したと思う。
もちろん、商売として、これからもスターウォーズは続いてくだろう。だがこの作品によって、スターウォーズが持っていた求心力は徐々にうすれはじめると思う。そして過去を振り返った時、「あの作品が終わりの始まりだった」と語られることになる作品。それが「スターウォーズ最後のジェダイ」だと思う。
すごいけど、スターウォーズを殺しにかかった作品
まがりなりにもスターウォーズなので映像的にも圧倒されますし、馴染みのキャラクターたちにほだされるけど、随所で「えー・・・」って否定したくなる気持ちを持ってしまう作品でした。
他の方も書いてますが、スターウォーズってスカイウォーカー一族の物語なんですよね。しかし、ディズニーに製作権が渡り、フランチャイズ化するにあたり、8作目でスカイウォーカー一族を根絶やしにする方向へ舵を取りました。
「スカイウォーカー一族がいなくても、突然そこらの人たちがジェダイに目覚める(もしくはフォースに選ばれる)」という感じで締めくくられた8作目。なんてちゃちぃ方向に舵を取ったんだ。これで9作目でカイロ・レンがフォース側に戻ってこないで死んだらまじでそこで終わりだ。でもカイロ・レンに魅力がまったくないので、フォース側に戻ってこられても嬉しくない(どたどたとした身のこなしからして、ベイダーと比べられないほどの小物)。
あれほど意味深に登場したレイがまったくスカイウォーカー一族と関係なかったのは肩透かしもいいところ。カイロと比べたら断然レイの方が魅力的なキャラクターなのにもったいない(ただし、なんの訓練もなしに、なんの血筋の寄りべもなしに、なんの裏づけもなしに、力も巨大で戦闘能力のあるご都合主義さかげんには呆れ果てた)。
スカイウォーカーがいなくても、訓練されたジェダイがいなくても、銀河は平和に維持されていくのです、みたいな3構成3部作を完結するときの終わり方ならまだよかったけど、9作目が残っているのにこの終わり方。反乱軍はほぼ壊滅状態だし後どれぐらいこの宇宙戦記を続ける気だろう。10作目以降も適当なジェダイ見つけて金が儲かる限り続けますっていう考えが透けて見える。あまりにひどすぎる。
さておき、お年を召していてもルークはルークだった。
エピソード6のときに着ていた黒いジェダイ装束と、少しだけ若返った姿でカイロと対峙したときの格の違いは圧倒的で、懐かしくほろ苦かった。
ルークこそがまさにスターウォーズのザ主人公だった。ありがとうマーク。
レイアも現実世界から去り、スターウォーズの世界にはもはやオリジナルメンバーは誰一人いない状態になってしまった。魅力的な人物がほぼ皆無、スカイウォーカー一族もほぼ絶滅という状態になってしまったスターウォーズも、そろそろシリーズとしての寿命なのではないだろうか。
ルークとレイア、そしてスターウォーズの目玉ともいえる宇宙戦闘シーンのスペクタクルに星を捧げます。
表面でしか捉えておりませんが
とにかく残念な一言。
SW7で丸投げされていた謎もほとんど解明せず。
ルークも修行をしない、ヨーダの教えも伝わらず消える。
反乱軍はおバカすぎる、ポーの反乱と仲間たちも描くのが薄いので熱い気持ちが伝わってこない。
ライトセーバー戦もうごきが陳腐すぎる。
とにかく全てに渡ってキャラの描き方が雑で薄っぺらい。
新キャラのローズは演技が大げさで舞台劇をみているかのよう。
ライアン・ジョンソン監督は彼のジェダイという概念を伝えたかったのかもしれないが、とにかく映画が陳腐すぎて雑音ばかり気になりストーリーに集中できない。
マークハミル、アダム・ドライバー、デイジーリドリーの演技が良かったのが唯一の希望。
なんか違うなーとは思った。
この作品は難しい。
だからこそ賛否が別れる。
まず、いい所から評価するならば、レンの葛藤。彼がいかに、ベイダーから遠く不完全であるか。その葛藤故に胸に秘める思いとは?
上手く突いていて、エモい。
レイも自分がするべきこと、これが自分の道だ!というのも切り開けてる。彼女の運命と銀河系の命運、その全てが収束していく感じに、次回作の高揚感が湧き出る。
次に悪いかなと思ったのが、ポー(反乱軍のエースパイロット)がもの凄く感情的だった。仲間に熱い彼だったが、初っぱなから命令無視で仲間を死なせたり、終盤辺りにちょっとした反逆もあった。 その反逆した理由も納得できるにしても違和感があった。
次にレイアが、突然フォースを操れたこと。まぁエピソード6でその可能性が秘めているのはご存知でしょう。その伏線回収かなーとは思いますが、そんな突然本格的なフォースを、ほぼ素人同然のレイアが使えるってどうよ?と納得できなかった。
次にフィン。彼が目覚めてから、レイの事しか頭になかったことが気に入らない。確かに、前作でレイをやたら気にしていたが、目の前の事態を差し置いてレイを優先したのが解せない。
作品の終盤で、命を投げ出してまで仲間を守ろうするシーンがあるのだが、その心意気があったのなら作品の序盤で見せてほしかった。
それにそのシーンでは、ローズという反乱軍の整備士とのキスシーンがある。ある程度フィンとの間に絆があるにしても、キスではないと思う。ここだけ演出が過ぎたと思う。
それとレイのバックストーリが、あまりに雑。個人的に前作では、なかなかの期待値だったので余計にショックを受けた。ここだけ本当にどうにもならないのか…。
最後にいい所が一つ。ルークはかの島で、ジェダイは滅ぶべきと言いつつ、最後まで引導を渡すことができず、反面教師としてレンの前に出るシーンも良かったと個人的に思う。どれほどのジェダイといえど、善悪の間で揺れる。これもスターウォーズならではの醍醐味ではないか?
総じて言わせて貰うと、個人的には「あり」な作品。ご都合主義な感じも含めて、私はこの作品を愛せる自信がある。
本作への絶望を克服するための解釈
私もSWを心から愛し,本作に期待し,絶望した1人です。
このままではSWを嫌いになるダークサイドに落ちてしまうと思い,自分の中で無理やり,こんな解釈をしてみました。
EP8のラスト,レジスタンスは壊滅的な状態で,絶望的な状況の中,かすかな希望が示されるという形で終わります。
ライアン監督は,本作を見終わったファンをレジスタンスと同じ心境に立たせ,自分も彼らの仲間の1人であるかのような感覚を持たせることを狙ったのです。
それはつまり「絶望と,その中のかすかな希望」。
SWを愛し,深く理解しているファンを恐れながら”ジェダイ”と呼ばせてもらいます。EP8という最低最悪の駄作を見せつけられた我々”ジェダイ”の心境はまさにレジスタンスと同じくらいの絶望感で満たされることになります。これこそライアン監督というシス卿が,我々”ジェダイ”を怒りと悲しみの底に突き落とし、ダークサイドの闇に誘い込むための罠なのです。
それでも、この絶望の中でも、かすかな希望を見いだせるか。レイやフィン,ポーたちレジスタンスの戦士と共に,我々”ジェダイ”もそれを試されているのです。(そのためにあえてここまで酷い作品を作ったのだ,という無理やりな解釈です・・・)
我々”ジェダイ”にとっての『かすかな希望』とは、EP9に他なりません。私はシス卿”ダース・ライアン”監督のダークサイドの誘惑なんかに負けずに,希望を信じてEP9を待ち続けます。真の”ジェダイ”の皆さん,共にダークサイドと戦いましょう!!
な、長い!
さすがに2時間40分は長かった!もー終わりかなって思ったらまだこれからたたかいが!!笑
結局レイは誰の娘かわからんし。なんか、レイラ姫はフォース?使ってたし。なんかなんか、スノークは何者やったんかわからんし、謎が多かった作品でした!
意表は突かれる
今までのSWと思っていると意表を突かれる。
例えば、ダークサイドの親玉であるスノークがあっけなく
死ぬ(3部目で復活するかもしれないが)点などだ。
好きな意表の突き方なので、面白いとは思った。
だが、心の葛藤といった内面の描き方が薄っぺらく思えた。
また、修行をろくに積んでいなくても強かったり、フォースが
何でもありの力になっていたりした点はどうなんだろうと思った。
フォースが何でもありっぽくなっていて、レイとレンに強い力が
あるという言葉と裏腹に、格闘シーンでの動きはちゃちくなって
いるため、滑稽に思えた。
なお、エリート・プレトリアン・ガードの格好がダサすぎる。
また、スノークの衛兵なのに主人の後ろにいる点や主人が倒された
のに、普通に戦闘開始しているのに納得がいかない。
これはもうスター・ウォーズではない
もはやスカイウォーカーの血筋と何も関係ない主人公にビックリ。カイロ・レンとレイが共闘するシーンは良かった。でもスノークの死が呆気なさ過ぎて動揺してしまった。
フィンとキャプテン・ファズマの戦闘が正直一番熱かったと思う。
オビワンのスピンオフ待ってますw
スターウォーズの条件
小学4年生にEP4を映画館にはじめて見に行って以来の映画、スターウォーズファンです。EP1~EP6はDVD等含め平均20回位は見ています。コアなファンではありませんがそれなりです。
今回の「最後のジェダイ」を鑑賞し、いてもたってもいられず書かせて頂きます。
スターウォーズって条件があると思うんです。(間違いがあるかもしれませんがご了承ください。)
1.ルーカスが制作陣にいる
これはしょうがないとします。
2.「20世紀FOX」のファンファーレがなりスタート
これもしょうがないとします。
3.「LUCASFILM」のクレジットが流れる。
4.「a long time ago in a galaxy far far away」のくだり
5.黄色の「STAR WARS」の文字からのスクロールする文字
6.前回のエピソードから数年もしくは数十年後からのスタート
今回はレイがルークに会ってからすぐの時間軸
7.スカイウォーカー一族の話である
8.R2と3POがでる。
9.「May the Force be with you」のセリフがある
10.「I have a bad feeling about this」嫌な予感がするのセリフ
今回なかったような・・・
11.名セリフがある。
ハンソロの「I Know」やアクバー提督の「It's a trap!」等 etc...
12.音へのこだわり
ライトセイバーの音やEP1のポッドレースの音、EP2のドゥーク伯爵の船の音、EP6のスピーダーが森を駆け抜けるシーンの反響音等 etc...
13.ジョンウィリアムスによる印象的な曲
メインテーマであったりアナキンのテーマ、運命の戦いなど etc...
14.ライトセーバーの種類
色や形などエピソード毎に新しいライトセーバーが登場するとワクワクします。
15.昔のアメリカ映画、ドラマ、西武劇などを参考にした冒険活劇である
シーンチェンジのワイプの仕方などそれっぽいです。
16.エンドロールが終わったら終了
昨今の映画はエンドロールが終わった後つづきがあったりします。EP7もあったような・・・ 後で確認します。
ほかにもあるかもしれませんが上記が揃っていれば脚本がなんであろうが俳優陣がダメであろうがそれだけで私は満足です。これがスターウォーズなんです。今回特に6.10.12.13.14.15.がかけてしまっていた為、古参の方はがっかりしてしまったのだと思います。たぶん・・・
酷評されている内容についてはその通りであえて書きませんが我慢できないものが2つあります。
「アクバー提督を文字だけで殺してしまったのはダメです。」
「ポスターなどに使われた赤文字のSTAR WARS 黄色です!!」
EP9? I have a bad feeling about this...
長文失礼しました。
我々は何を夢見てきたのだろう?
ほとんど楽しめなかった……どうしてだろうか?
、
脚本が悪かったのか、と言えば必ずしもそうとは言えないのかもしれない。なぜなら高評価の人が少なからずいるからだ。全部が全部ステマのはずはない。なかには最高だった、感動したというレヴューもある、それは事実なのだろう。
だからここで問題になってくるのは演出家としての好みの違いになるのだろう。私自身はep7は結構楽しめたほうだ。いや、よく頑張ったと褒めてあげたいぐらいだ。そしてローグ・ワンは文句なく素晴らしい出来栄えだった。
だが、ここのレビューを随分読んでみると、ep7もローグ・ワンも、詰まらない駄作だったというのが結構あってびっくりした。そう感じる人もいるのかと人間の好みの違いの多様性に改めて気づかされた。そしてそのように語っている人の多くが、今回のep8を絶賛していたりする。それは自分とはまったく別の不可解な感覚だ。
だから私はこう思う。
きっとこの脚本でもJJで撮ったらep8はなかなか楽しめたのかもしれない。そして監督のSFセンスや撮影、美術、編集能力でまったく違うテイストになったことだろう。レイアがフォースで生き返るシーンであっても結構感動できたかもしれない……。
逆に言えばep8を今回楽しめた人は、ep7もライアン・ジョンソンで撮っていたら高評価だった可能性がある。
不思議なものだ。
改めて今回G・ルーカスの許容力、そして芸術性とユーモアの高さに気付かされた。それは何人も真似できない。
そもそもSWだけが、アメリカ映画であってアメリカ映画以上のものであった気がした。それはep7、、ローグ・ワンを含めてだ。
自分にとっては人類にとっての神話的娯楽映画だった。が、今回やっと普通のアメリカ映画になった気がした。完全にディズニーのファンタジー映画になったんだと分かった。
我々は何を夢見てきたのだろう?
映画という総合芸術なのか?
それともフォースの偉大な力なのか?
もしくは、その他のものなのか?
きっと
ep9ですべての答えが分かるだろう
時代は変わっていくもの
待望のスターウォーズ最新作!!
序盤からピンチの連続、防戦一方のレジスタンス、ポーの果敢ぶりにハラハラドキドキ。
そしてルークとレイのやりとりから、ルークの過去、真実が垣間見えてきて。
そしてカイロレンの心の葛藤…。
観終わり振り返ってみると、それぞれの行動は全て裏目に出ていて辛いし、皆んな死亡フラグ立ちすぎだし、結果ルークとスノークが倒れ新たな幕開けとなった今回。
だが、苦しい戦況・辛い展開の中でも名場面が散りばめられており、神々しいレイアのフォース発揮、ルークとR2- D2の再会、「帝国の逆襲」を彷彿させるパペットヨーダの登場…レイとベンの共闘は胸熱。
そしてホルドの最期もまた美しく圧巻。
また、新キャラクターも光る。一気に心を掴まれたポーグをはじめ、ローズがフィンを救うシーンは息を飲んだし、舌足らずのDJは世界を客観的にみることを教えてくれた。BB-9Eはもっと登場して欲しかったなぁ。
ルークが一瞬の闇に堕ちベンを失望させたシーンはとても恐怖で混沌に満ちていたが、ルークだからこそではないだろうか。不完全さの象徴であり、ヨーダの言葉にもあったが「失敗こそが師」納得できる。
これが新たなスターウォーズのストーリーなんだと、期待と新鮮さが心を満たし、ドキドキワクワクしながら最後まで観ることが出来た。
ラスト、男の子のフォースが垣間見え、新たな物語も予感させる。
エンドロールではプリンセスのクレジットに胸熱。9の出演がないとなれば、キャリーフィッシャーの遺作になるんだもんな…
レビューが賛否両論あるが、きっと過去作に囚われて既定概念を壊せない大人達が多いのだなぁと感じた。
時代は変わっていくものですよ。
これ以上STARWARSサーガを汚さないで欲しい。
ストーリーに一貫性が無く、話が行ったり来たりしていて結局何が言いたいのかが不明瞭。
なぜルークがあの島にいるのかなど肝心なとこを掘り下げられず、どうでもいい無駄なシーンが沢山ある。
あのポーグなんて本当必要無いじゃないか(笑)
まずフォースの概念が飛躍し過ぎている。
レイアの宇宙空間からフォースを用い、まるでピーターパンのように戦艦に戻るシーンは正直半笑いであったし、ルークが他の惑星にフォースを用いて自身の分身を作り戦っているシーンは全く理解不能である。
エピソード4で死んだベン・ケノービもあの方法で戦えてなかったのかと前作のフォースの概念を飛躍し過ぎており、今までの作品を否定していると捉えられかねない。
次にあのクレートのライトセーバー戦はなんなのか。
あれじゃまるでマトリックスではないか(笑)
他にも色々言いたい事は沢山あるが、纏めますと本当にこんな作品なら公開しないで欲しかったというのが正直なところ。
評価しては☆0だが、カイロ・レンが前作よりカッコ良かったので☆0.5。
今度は戦争だ!といわんばかりのシリアス編
外伝の『ローグ・ワン』を挟んで、前作『フォースの覚醒』から2年。待ちわびました。
フォースに目覚めたレイ(デイジー・リドリー)は、ジェダイの生き残りルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)と出逢う。
一方、最高指導者スノーク(アンディ・サーキス)率いるファーストオーダーの猛攻はさらに厳しくなる・・・
と前作の直後から始まる物語。
なので、「ジャジャーン」とテーマ曲が響いたあとにメインタイトルに引き続いて宇宙の彼方へ飛び去って行く序文の内容は、ほとんどあってなきがごとし。
『スター・ウォーズ』史上、もっとも意味のない序文かもしれないなぁ、なんて思っていると、画面はお約束のパン・ダウン。
そして、一気のスペースアクションになるのだけれど、その前に、レジスタンス軍のポー・ダメロン大佐(オスカー・アイザック)が敵方ハックス将軍(ドーナル・グリーソン)をからかうお笑いがひとくさり。
今回は、笑いの要素が多い。
それは、たぶんに「戦争」のシリアスな側面が多いからかもしれない。
冒頭のアクションシーンをはじめ、レジスタンス軍が自らの命を投げ出す特攻シーンも多く、そんな特攻戦士を直前まで写したりもする。
さらには、戦争を尻目に豪華な賭博場に集う紳士淑女然とした人々。
彼らの素顔は武器商人。
ファーストオーダー軍にもレジスタンス軍にも武器を売って儲けている。
その陰で、搾取される名もなき者たち・・・
戦争は、起こってしまえば止むことはない。
延々と果てしなく続いていく。
それは、フォースの光と闇の間を行き来するジェダイの姿に似ていて、レジスタンス軍を指揮するレイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)を母に持つカイロ・レン(アダム・ドライヴァー)の姿にも似ている。
光と闇、強さと弱さ・・・対立するふたつの間を行き来する。
それは、宇宙をミレニアム・ファルコン号で自由に行き来する男、父ハン・ソロを自らが殺した報いのようにも見える。
ルークにベン・ソロと、本当の名前で呼ばれる姿は象徴的でもある。
レイと精神感応し、スノークを斃してファーストオーダー軍の最高指導者になったカイロ・レン。
さて、どのような決着をみせるのか、始まってしまった戦争をどのように終わらせるのか、最終話エピソードIXがいまから愉しみですね。
CGは丁寧で違和感ナシ
普通にSWファンです。
贔屓目ポイントを付加して★3。
シリーズで見たとき、最低。
世間も宇宙も無茶狭くなってしまった。
友達の友達みたいな人も簡単に見つかるし、すぐ敵に追いつかれる。
フォースも無敵の魔法になってSWの世界観は完膚無きまでにディズニー化してます。
CMに偽りなし!衝撃的でした。
可能なら黒歴史にして再製作を希望。
全343件中、181~200件目を表示