スター・ウォーズ 最後のジェダイのレビュー・感想・評価
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創業者は超えられない
レイが主人公のシリーズ第二弾。スター・ウォーズシリーズ的には、エピソード8になります。
前作の『スター・ウォーズ フォースの覚醒』が“アレ”だったので、今作については正直期待していませんでした。し・か・し、良くも悪くも裏切られましたね。『スター・ウォーズ フォースの覚醒』から、創始者(?)のジョージ・ルーカスの手を離れてしまった、このスター・ウォーズですが、二作目にして、これまでの蓄積を、登場人物的にも、物語の世界観的にもすべて放逐した感じです。
いやね、そもそも“フォース”と言うものが、ある種ファンタジー的な要素を持っていたことは否定しませんが、この作品によって、完全にファンタジーになってしまった感じがします。なんなのか?空間を超えたコミュニケーションは?
それと、確かにフォースは肉体の存在を超越した存在と言えるのかもしれませんが、本当に超越してしまうって、どういう事よ。オビ・ワンとか、ヨーダとか、確かに肉体を超越した描写がこれまでもありましたが、今回のルークは違うんじゃないかなぁ。ちょっと、釈然としませんでした。
それと、なんか、これまで以上にアジアを感じる映像でした。すわ「中国マネーの威力か!!」と思ったのですが、ローズ・ティコを演じたケリー・マリー・トランは、ヴェトナム系でした。彼女、いい味出していましたね。
なにやら着ぐるみで演じられた最高指導者はアンディー・サーキスだったのですが、彼は、猿の惑星でも猿を演じており、アンディー・サーキスは、もはや着ぐるみ界の第一人者となってしまったのでしょうかね?
既にディズニーから、スター・ウォーズ新シリーズが3作制作されることは発表されています。今回の作品から、ジョージ・ルーカス時代のレガシーを活かしつつ、全く異なるスター・ウォーズになっていく事が、高らかに宣言されたような気がします。古き良きスター・ウォーズから、新時代へのスター・ウォーズへ。悲しいような、楽しみなような。
でもなぁ、たぶん、限界があるんだよねぇ。『スター・ウォーズ フォースの覚醒』の時も思い、今回も感じたんですが、“破壊できるのは創業者だけ。後継者は、続けるしかない”と言う事。創業者ならば、誰にも遠慮することなく破壊することが出来ますが、後継者は創業者の遺産を活かして行かなければならないので、破壊する事は出来ないんですよねぇ。それが、何か『むかし見た感じ』と言う印象をぬぐい切れない、ルーカス後のスター・ウォーズの悩み・限界だと思います。
最後になりますが、キャリー・フィッシャー永遠なれ。
やっぱり
それぞれのとり方が意味ある映画
ある意味「らしくなった」
こうでないとダメっていうのはやめないと。冒頭の戦闘シーン、無重力のはずの宇宙で爆弾"投下"って…そもそもSFじゃなくて面白ければOK、カッコよければOKの映画だからいいんだなと。逆にSFだと言う人はこのシーンで心を入れ替えないと。スターウォーズは「理屈のない夢」のような映画と思って観るとすんなり入ってくる。また、それぞれの観る人なりに楽しめる要素が盛り込まれているかどうか、さらに盛り込まれた要素が洗練されているか(面白いか、カッコいいか)で評価が別れるような気がする。エピソード1~6は差はあれど洗練度が良かった。7は全く楽しめる要素が無く話にならなかった。そこからの今作、過去のシリーズのように要素はいろいろと盛り込まれ良かったと思う。洗練されていたかと言えばまあまあかなぁ。とはいえ、最後まで退屈しないで観ることができた。だらだらした所がなくテンポが良かったと思う。
前作でルークとレイが親子とほのめかしていたと思うが設定を変える気なのか…。
どうなのかな?
高評価なのが不思議。
当日に観てきました。
「フォースの覚醒」からの2年間の期待を返して欲しい。
この2年間のネットでの様々な憶測や考察を見て、想像を膨らませていた自分が馬鹿みたい。
特にレイの親の話には「は?」と思った。(次で明かされるかもしれないけど。)
フォースの覚醒でレイがライトセーバーを触れた時の回想?シーンはなんだったのか。最後の方のオビ=ワンの声は一体なんだったのかというレベル。
正直言って、ストーリーはベタでいい。ルークの娘でも、オビ=ワンの孫でも良かった。ファンの想像の通り進んで欲しかった。
スターウォーズはベタ過ぎて先が予想できるから面白いのに。
レンのセリフから新しいスターウォーズを作ろうとしているのはわかります。しかし、ルークやレイアといった旧三部作のヒーローが出演している作品でこのようなストーリーの展開は果たして必要だったのか。前回からの新キャラも小物臭ばかりで、ルークやレイアの存在感には勝てないし、それに近づく気配もない。
新規ファンの開拓が目的なのかもしれませんが、はっきり言ってもう一回観たいとは思いません。呆れました。
ここから再び始まる「僕たち私たち」の物語
レイの出自が明らかになる時「ルーカスの所有物」かつ「スカイウォーカー家の物語」だったスター・ウォーズが「僕たち私たちの物語」になる。つまりルークが二つの夕陽を眺めていた時代への回帰。これは永遠に続くであろう新たな神話の序章になるのか?
ホルド代打提督の単騎ジャンプ特攻ショットの美しさはシリーズの宇宙シーン史上最高。殺陣の荒々しさ(命の取り合い感)もシリーズ史上最高。ただ展開の雑さもシリーズ史上最高かもしれん(123は面白くないだけで雑ではないしな)…代打提督は作戦内容を全員に説明しろ!ってみんな心の中でツッコんだはず
新キャラのローズが好きになれん。フィンと行動を共にするけどぽっと出のブスに感情移入できるほど優しくないぜ俺は。しかも二人の行動は全てが無駄という体たらく(フィンとキャプテン・ファズマの決闘も申し訳程度の描写…)。つまり代打提督が黙りこくらなければ上映時間はあと30分は縮められたはず!
とはいえ最初にも書いたようにスター・ウォーズを「僕たち私たち」の手に取り戻したというだけで感動した。ミディ=クロリアンがなくてもいいんだ!
スターウォーズってこうだったよね。
子ども心を忘れない大人かどうか
泣けた
惰性で見続けているけど、苦痛でしかない
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