スター・ウォーズ 最後のジェダイのレビュー・感想・評価
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SWのいいところを捨てて、エモくして、暗くして、ポリコレ配慮にした感じ。記憶には残らないですね。
エピソード5,6の焼き直しをして、ポリコレ風味にしました、という感じですね。
そこに何か意味性を持たせようとしたのでしょうか。なんか悪い意味でエモいシーンを入れてくるのがものすごくノイズになって見辛かったです。
爆弾を落とすシーンとかもっと爽快にやればいいのに、なぜあんな感じにしたのか?そのせいでドロイドがああなるシーンでまったくワクワクしませんでした。
カイロレンが赤い親衛隊?近衛兵?と戦うのももっと見せ場にすればいいのに。
ローグワンの感じを引きずっている?でもあれは悲惨な話を見せるための話なので、ああいう雰囲気だったのであって、ちょっと暗すぎます。
レイアが戻るシーン。本作のオリジナルな表現で、無茶苦茶ですけど面白い視点だったと思います。
スターウォーズはもともとB級的な魅力を大の大人が大真面目に作っていたのが、いいところだったと思います。スペースオペラ的なご都合主義は望むところではありますが、なんなんでしょうか、まったくワクワクしませんでした。
たとえばエピソード6ジェダイの復讐のラストのアクバー提督率いる艦隊がデススターに突っ込むところ。あれは多分一生覚えているくらい興奮しました。何度も見ているのもありますが、すべてのシーン、セリフの細部まで記憶に残っています。
それに比較して本作のどこに一生記憶に残るようなシーンがあったでしょうか?エピソード5,6の劣化焼き直しなので、チャレンジ精神もセンスオブワンダーもまったく感じられません。過去の遺産を食いつぶしている道楽息子ですね。
BB8の電子部品を修理するシーンもR2D2のオマージュなんでしょうけど、あのR2D2のユニークさが全然再現できていませんでした。
映像もCGが良くなりすぎて、逆に表現の幅がせまくなっていまいた。飛びぬけた演出や画面がまったく作れてませんでした。スターデストロイヤーがワープアウトするシーンのなんか間抜けでしたし、ルークの島の動物たちもまったく良さを感じませんでした。
それと最終的にはキャラにまったく魅力を感じなかったなあ。ダースベイダー、ハンソロにチューバッカ、R2D2にC3PO、アクバー提督にボバフェット、ヨーダそしてジャバ・ザ・ハット。初めて見たときの魅力がみんなすごかったですね。
対して、新シリーズ。うーん。だれか記憶に残りそうでしょうか?
話がどうとか、設定がどうとか言う前に、オリジナリティがなさすぎました。それがキャラの魅力の無さ、エピソードの焼き直し感の原因になってワクワクしませんでした。また、画面もまったく新しさを感じないし、雰囲気も暗すぎます。つまり、本来のスターウォーズのいいところを全部捨てた感じです。
だったら、5,6を見直したほうがよほど面白いと思います。
レジスタンスがどんどん追い込まれていく。 ジェダイの教え、継承もテ...
レジスタンスがどんどん追い込まれていく。
ジェダイの教え、継承もテーマでもある。
微妙な場面もあったけど、おもしろいことには間違いない。さすがスターウォーズ。
過去の場面を思い起こすシーンもあり感慨深いものもあった。ヨーダ良かったなぁ。
次回作も楽しみです。
美しい赤の世界とつまらない話
とにかく映像と音楽が素晴らしい映画でした
赤くなる塩、赤い部屋で赤い敵キャラと戦う、といったシーンが美しく、かなり見とれました。
話の展開はかなり無理があるため緊張感が失われていて、むしろなんでそうなるの?といった感じでした。
宇宙空間で死なない、敵から逃走中に他の惑星に隠れて行けちゃう、味方の戦闘機に激突して両者とも生き残る、などなど挙げきれません。
大衆向け映画に求めることではないかもしれませんが、さすがに雑過ぎるのでは?と思います。
ディズニー公式が作ったファンムービーの傑作!(主張)
ディズニー版見事に完結!
レンくんは秒でマスク修理するも最後捨てる(えっ!?)。
そう。これがこのep9である。。。
前作でライアンが壊したものをどうにか直す方法があるだろうか?うーむ。。。と、JJはとっておきをひっぱり出してきた。パルのクローン家族設定だ(えっラストで新キャラ!?)、そして孫娘が...。なるほどこれがフォースか、、、!フォースは生命の源。可能性は無限大なのだ。つまり再利用も可能にするのだ。
思えば、ホルドごり押しアクバー提督無駄突貫ワプ殺しも、宇宙浮遊も、霊体リンボーもフォースでどうにかしてきたじゃないか。それに比べればテレパシ通い婚や後出しジャンケンなど造作もないことなのだ。
俺もまだまだ修行が足りない。
フォースと共にあらんことを。
この作品でスターウォーズがイヤになりました
大好きだったスターウォーズ。
すごくすごく楽しみにしていたエピソード8。
エピソード8を見るまでは死ねないとさえ思い頑張って生きてきました。
しかし、無茶苦茶ガッカリさせられました。
何も良いところがありません。
0点です。
大好きだったスターウォーズを返して欲しいです。
これってスターウォーズ?
この作品が好きな方はこの先見ないでください。
果たしてこれはスターウォーズなのか…
エピソード7直後の物語。
ひどい!
スターウォーズの世界観が…
ルークがひきこもり!?
メイン3人別々行動!?
ライトセーバー同士の戦いがない!?
あんなにあっさり
スノーク・ルーク死ぬ!?
これはエピソード6までの
スカイウォーカーサーガの
正当な続編とは言えない!
スターウォーズシリーズ
1番の駄作だと思う。
ディズニー+でもなんでもいいから
無かったことにして
作り直してほしい。
以上。
全然物足りない。
これは求めていたスターウォーズではなくて眠い。見るのが辛い。7は個人的には期待が持てたけどこれは擁護のしようがない。まず反乱軍の一体感が全くなくて仲間の美しさを表現してきた今までとの違いに置いてきぼり。そしてフォースの扱いの雑さ。スノークのあっけなさ。前回もカイロレンに感じた残念な部分を今度は最高指揮官で感じるという悲しさ。ファンであればあるほど認めたくなくなる本作。
人種に配慮しているのであろうキャストだが、あまりにも露骨すぎて安っぽさが強調される。そして過去作から活躍してきたドロイド、チューイ達に殆どスポットライトが当たらない残念さ、あんなにキラキラしていたルークの衰えがもろに伝わる仕様。オビワンくらい華やかさ欲しかった。
唯一カイロレンがレイと共闘したシーンで完全に反乱軍側に寝返らなかったのは救い。あそこで寝返ったらダースベイダーの幻影にしがみついてる感が凄くてスコアは1だったと思う。ただ7で弱いイメージがついてしまった分残念な男にしか見えなかった。
遥か彼方の銀河系に葬りたい
酷かったですね。スター・ウォーズというブランドを抜きにしてもヒドイ映画でした。細かいところまではもう忘れましたが、とにかく世紀の駄作であることは自分の中で間違いありません。一定の評価があることに驚きです。古い世界観をぶっ壊して新しいスター・ウォーズを作ろうとしたらしいですが、ぶっ壊し方も雑な上に新機軸も成立してない。
この監督のナイブズアウトも好きじゃなかったですね。続編も制作されるらしいですが。ダニエルクレイグの良さも依然分かりません。やっぱり悪人顔というか冷酷な殺人鬼っぽくて私に言わせれば「何が最高のボンドだよ」という感じです。
そんなこんなで、負の感情しか想起させない酷いものでした。
35点
映画評価:35点
可もなく、不可もなく。
正直ガッカリはしています。
私が見たかったのは
ルークが自信喪失している所でも、
新しい主人公のレイを無視する所でもなく、
ちゃんと活躍する姿でした。
世界を救うジェダイを育成するにしろ、
世界を破壊するラスボスになるにしろ、
ここまで生き残る必要があったと
その証をしっかり見せて欲しかった。
腑抜けたルークを意味もなく出されるくらいなら、
英雄として亡くなっていた事にされた方がまだマシでした。
一体ルークは何のために生かされていたのか、
最後のジェダイである必要があったのか、
私には到底理解できなかった。
新時代の幕開けを楽しみにしていたからこそ、
大して思い入れのないレイやカイロ・レンに期待を寄せていたが、未だに感情移入は出来ないし。
古きものは意味もなく淘汰されていく。
これはスターウォーズの世界を
ただただ使っただけのストーリー。
なんだか勿体ない。
これがエピソード9を素晴らしいものにする為の布石だと信じたい。
【2021.2.12観賞】
みんな酷評すぎるが
スターウォーズファンからしたらこれは確かに怒るよね。
間延びしたストーリーに何故か通じ合う2人の通信。
宇宙空間で生身で飛ぶレイアには失笑しました。
どうした?
ルークもわざわざ遠くまで行く気がないのか、テレワーク。
それで力尽きるんかいとまた失笑。
キャラの扱いが軽すぎる。
ポーに至っては急にしゃしゃりですぎてるし、全然感情移入できない。
レイとルークの修行の雑さにはビックリ。
一応なんだかんだ最後までは観れましたがレイのパートとフィンパートの切り替えがどちらもどうなる!?って関心が持続しなくて結構きつかったです。
予想付かない展開
これは最後のエピソード9への「橋渡し」となる作品。
前作エピソード7は個人的にはつまらなかった。
カイロ・レンの役割があまりに中途半端だったし、いきなり登場したレイが何故フォース(ライト・セイバー)を扱えるのかもよくわからなかった。
何故、曲がりなりにも修行したカイロ・レンと渡り合えるのか?・・なんて説明はすべて省いて、最後互角に戦ってみせた。そんなことが出来るなら、ルークは何でヨーダの元で修行したんだ??
(まぁ、カイロ・レンがそれだけ未熟だった、とも言えるけど)
とりあえずその疑問は横に置く。。。
で、エピソード7をカイロ・レンとレイの成長物語として観たとき、意外と面白いなー、と感じた。
ルークがカイロにした仕打ちは、いわば「悪性遺伝子があるからこいつは将来悪いことをする。だから今罰する」という映画「マイノリティ・レポート」の世界そのもの。罰せられる身からすると納得できるわけない。カイロ・レンが反抗期をうまく処理できずグレてしまっても仕方ない(笑)ルークの方がよっぽど「悪」だ。
この作品は「善」と「悪」をわかりやすく分けてない。
ルークも結構ダメダメに描かれてるし。
今作品の最後では、カイロ・レンが「悪」に落ちきるか、「善」に戻るのかもよくわからない。どちらにも行く可能性がある。
それがわからないから面白い。
次作最後の作品で、どう決着をつけるのかを楽しみに待てる。
それだけでもこの作品には高い評価を付けたい。
善をとるか悪へ落ちるか
ひょっとしたら天才かもしれない特徴というものがあります。頭の回転が速いとか、学校時代のスーパースターとか、耳朶が長いとか、左利きとか、薬指が人差し指より短いとか、面長であるとか、そんな旧友がいたものですし、自分に見いだして、束の間、いい気分になったりもします。
ですが、かつてのヒーローやヒロインも普通に年をとり、自分も今や「ぢっと手を見る」とか「なきぬれて蟹とたはむる」の啄木的心境です。
多くの同時代人にとって「自分にも特別な才能があるかもしれない」の原体験が、逆さに吊られたルークスカイウォーカーが、落ちているライトセーバーを念によってつかみ、窮地を脱するシーンだと思います。
が、1976年の日本ではフォースもジェダイも、世界じゅうが熱狂することになる壮大な物語も認知されていませんでした。
スターウォーズの人気は、自分にもあるかもしれない特殊能力に期待すること──への共感だと思います。むろん、妄想ですが、そこに原点があるような気がします。すなわち、すぐれたジュブナイルの側面を持っています。
ハンガーゲームもダイバージェントも、強大な敵とたたかう力を秘めた普通人の話が、いつの時代も人気を博します。
それは、若年層に向けて、劣等感を克服し向日性をやしなう効果をもたらすはずです。案外スターウォーズを見せたほうが三者面談より効果的かもしれません。
ただ、最後のジェダイでは今までになくヒロインやヒーローの内的葛藤が描かれています。帝国の野望とたたかうのか、ダークサイドへおちてしまうのかが表裏一体で、そのあやうい立地にいることにジュブナイルを超えた大人びたドラマ性があったような気がします。
善悪について紙一重と言うことがありますが、人はおうおうにして、善も悪もあわせて宿しています。その心のなかの戦いにおいて、良心にめざめ悪に打ち勝って、スターウォーズの物語が形成されていきます。
つまり覚醒とはフォースにめざめることであること以上に、善または悪を選びとることだと思うのです。
公開されていた2017年わたしは年老いた母を連れて映画館へ見に行きました。
帰りに母が感想を話しました。
感想とはいえアダムドライバーの胸板が厚いとか、フクロウみたいなのの置き時計がほしいとか、天童よしみがでてきたねとか、そんな話ばかりでしたが、レイだって悪い子になってしまうかもしれなかったと、ひとつ慧眼な感想を述べました。
私はレイが自分のなかにもダークサイドを見るのがあの映画のひとつのテーマだと思うと持論を展開し「親が善でも子が善になるとは限らない」と言いました。母は「おまえは何に目覚めたの?」と聞き返してきました。わたしは「俺を目覚めさせるのは尿意だけだ」と応えました。笑いをとるつもりだったのですが、コーヒー飲み過ぎとかノコギリヤシがどうのとか、スペースオペラの話から一気に現実に引き戻されてしまいました。
ごく最近になって、ローズ役ケリーマリートランのバッシングのことを知りました。個人的にスターウォーズに特別な思い入れはなく、映画にも思い当たるところはありません。母の天童よしみのたとえに「へえなるほど」と思ったていどです。
しかし、もともと、普通の人が、力を発揮するというドラマです。劣等感を克服し博愛を説くジュブナイルです。スターウォーズを愛する人が差別主義者なのは矛盾です。が、わたしとてレビューごときで博愛精神を説くつもりはありません。
ゆえに、この一件から解るのは思い入れほど鑑賞眼をブレさせるものはないということです。
が、しかし、私見としても、レイやカイロの描き方に、大人びた複雑な心象を感じていました。SWってもっと単純な話じゃなかったっけと思って見ていました。そこにローズはまったく絡みません。
つまり公平な客観評価を見たいと思って様々なサイトをあたっても、この映画が、ローズで落としているのか、それとも、ほかの欠損があったのかが、今もって解らないのです。
サムライ
赤い甲冑と黒い背景、この取合せは美しい。黒澤映画を思い出す、色彩と殺陣の美しさ。
レイア姫はこれが最後。すっかり老けたけど、第一作の厳かな美しさは忘れられないだろう。
この映画、一人一人の登場人物、亡くなってしまう人も含め、それぞれ丹念に魅力たっぷりに表現していて、新鮮で好感が持てて良かったなあ。
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