「もはやなんといったらいいのか・・・。ルーカスの復帰を望みたい」スター・ウォーズ 最後のジェダイ SW卿さんの映画レビュー(感想・評価)
もはやなんといったらいいのか・・・。ルーカスの復帰を望みたい
見てから何日も経つがやはり我慢がならず、書き込みをする。
概ね今回のEP8の否定意見と同じである。怒りがこみ上げてしようがない。
そもそも、ルーカスは世界の神話を研究し、共通する普遍的な物語にテクノロジーを融合させた宇宙SFのSWを創作した。現代の神話であり、まさにクリエイティブな仕事であり、物語としても特撮の映像としてもそして音楽もまことに素晴らしいものだった。
今から思い出しても神がかり的に面白かった。(当時中2で直撃世代でした。)
今回、「古いものは滅ぶべきだ」というのであれば、今までのSWの神話に取って代わる「新しい神話」を提示すべきだった。今回のEP8には神話性は全く感じられず、その上、上っ面な人間描写、迫力のないライトセーバー戦、単なる追いかけっことなった宇宙戦闘シーン。新しいものは何もなく魅力を感じられずに終わってしまった。
ヨーダやレンのステレオタイプの陳腐なセリフでファンや観客を説得?しようとしてもあざといとしか感じられず、あまり愉快ではない。
「古い哲学」を捨てるのであれば「新しい哲学」を示して欲しい。
光と闇というが、どちらも浅いものではないか?
新しい切口や新しいSWの世界観はこれだ!というものを高らかに謳ってくれれば良かったのに全くそんなものがない。
ただ一、ルークがフォースの力で出現したことだが、これはルーカスだったらやったかもしれないなと思えるので否定はしないでおく。
EP7~9 はシリーズとして失敗という歴史となるだろう。今更EP9だけ手直ししてももはや手遅れだ。制作陣はこれを大反省し、SWの原点に回帰して欲しい。EP10以降の作品に今回の失敗を教訓にいいものを作って欲しい。
我々に出来ることは、何とかこういう意見を制作サイドに伝えて前向きに検討してもらうことぐらいしかないだろう。
「本当のSWを望む会」を立ち上げたいくらいだ。
みんなで制作サイドに届くよう言い続けよう。
SWと共に人生を過ごしてきたことは大変に幸せだった。今後もSWを人生の楽しみとして生きていきたい。これは一ファンの切なる願いだ。
このままではSWを殺され、人生の楽しみを奪われてしまうだけだ。
最後に、ルークをあのように不当に貶めたことは許せない気持ちで一杯だ。
jinzhaoさん、誠さん
ディズニーやライアン=ジョンソンはとんでもないことをやってくれた。
いっそのことこれは「フォースで未来を観た」とEP9の設定にしてすべてやり直して欲しい。
古いものを滅ぼすとい意気込みはSWそのものを滅ぼすということだった。
オールドファンは出て行けというのは排除の論理でありましょう。
いってみればテロリスト的なものです。
「私達の」といってくれたと感激してレビューを書いていた人がいたけど、まったく逆だ。
こういう風にいうこと自体、テロの常套文句。味方につけようという考えが透けています。
これが未来のSWであって欲しくない。私達を虜にしたSWの復活を望みたい。
>EP7~9 はシリーズとして失敗という歴史となるだろう。
スターウォーズ・ファンの方のブログで「5年後10年後、全世界のSWファンたちに憎まれる映画になっているだろう」と打たれていました。
ルーカス氏が長い年月をかけて作り上げた「SW」のシリーズが、まさかディズニーによって、滅茶苦茶にされる事になろうとは・・・・・・
私は、自由と平和を守り抜く最強のジェダイ騎士団を作り上げ、彼らに尊敬されるジェダイ・マスターのルーク・スカイウォーカー、銀河系第二共和国の宰相となって国を安定させ、かつての自分のような「ならず者たち」の更生にも取り組むハン・ソロ、共和国の女王となって、国の行く末を見守り、次世代に自由と平和を維持するための助言をし、国民に愛される存在となるレイア・オーガナ姫を見たかった・・・
ルーカス氏が生み出した「SWシリーズ」の主要キャラクターたちの「その後」を、あんな風に酷く描いてしまったエイブラムス監督やジョンソン監督、そしてディズニーを、私は一生、許しません。