10 クローバーフィールド・レーンのレビュー・感想・評価
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40点
映画評価:40点
全体的に感情移入が出来ない作品でした。
ああいった状況を知らないので
主人公の女性の気持ちはわからないのですが、
とても不愉快だった。
太ったおじさんも高圧的?
良い人なんだろうけど、
でも狂気化しちゃってるのか、
かわいそうにも感じるし、自業自得にも思う
要するに、
どいつもこいつも
敵視するにも、応援するにも、
中途半端でどちらも出来なかったという。
個人的には、
車で轢いた罪滅ぼしで助けたはいいが、
警察に出頭されたくないから、
核攻撃だの、宇宙人の侵略だのを
ウソぶき怪しまれ、もう一人の男と協力?して
脱出を目指すパニックスリラーくらいの
リアリティーで十分楽しめたと思う………。
まぁ、この作品は全然違いますが
うーん…って感じでしたね
【2024.7.27観賞】
テレビのスペシャルドラマかなあ。
恐らくテレビドラマの脚本として書かれたんじゃないかな。映画を見ている醍醐味が一切感じられない。まあ、ジョン・グッドマンの存在感で興味は持続するので見ていられるけど。
いわゆる「ミザリー」のような監禁もの、それにプラスアルファ。ただ、メインの監禁ドラマがストーリーテリングがうまくなくて集中力が途切れてしまう。この辺もっとスリリングに描いてほしかった。最初は善人だったと思ってたグッドマンが次第におかしなところが見え始めて、ついにはほんとやばい奴だとわかるような。まあ、「ミザリー」パターンだけど。ラストのオチはどんでん返しというほどのものでもない。予告編でネタバレしてるし。
配信向けの薄い内容。ギリギリ暇つぶしに耐えうる作品かな。主演女優さんが「デスプルーフ」の頃からのお気に入りで星一つおまけで。
少々詰め込みすぎていませんか?
作品としての素質は十分にあるが、ストーリーには多少難ありかと感じた。
主人公ミシェルにとって、突然の交通事故の記憶以外、外部で起きていることはわからない。
結婚生活に勝手に区切りをつけ家を出てきた彼女だったが、突然の交通事故に遭遇してしまう。
この主人公の基本的な条件から、実際に起きている出来事について、どこまで飛躍すれば面白いのかという根本的な問いがある。
ミシェルにとって、助けてくれたハワードの言葉は信じがたく、受け入れることができない。
監禁状態なので当然だ。
ハワードの話した突拍子もない出来事は事実だったと認識せざるを得ない。
しかし同時に、ハワードの人間性に何処か違和感を拭えないのだ。
それが明らかになっていくと同時に、ミシェルにとってどっちの地獄を選択するのかという問題となる。
シェルターでの出来事から、ミシェルはハワードをどうしても受け入れることなど出来ずに行動する。
外の世界はハワードの話した通りだった。
タランティーノ監督作品のように、自己というアクシデントから監禁という問題、そして実は異先人が攻めて来たという突拍子もない状況、加えて底にいる人間がサイコなのだ。
もうどうしようもない………
しかし彼女は諦めず、視聴者の私も諦めず、奇跡的に異星人の乗り物を破壊した。
彼女は車でクローバーフィールド10番地から脱出するが、聞こえてきたラジオからヒューストンに逃げ遅れている人々がいるということを聞き、助けに向かうことで映画が終了する。
逃げる… これが従来彼女がしてきた選択だったのだろう。
監禁事件で得た教訓で、逃げ遅れている人々の助けに向かうことで、彼女の成長を描いている。
かなりハチャメチャな展開ではあるが、物語の基本には忠実さもある。
そうなると、この題名を工夫する必要があったんではないかと思うのだ。
ワンテーマミステリーかと思いきや
後半の展開に唖然。
え?食べたいの?ふざけてんの?
っていうの敢えて狙ったんだろうが、
いい感じだったミステリー展開が一気にチープに。
ちなみに前作は見ないで予備知識なしで見た。
なにが本当?
自動車事故を起こして気を失い、目を覚ますとよく分からない地下に拘束されてて、そこの主の男が妄想みたいな話を語ってくる話。
全く事前情報なしで見たから知らなかったけど、シリーズものらしかった。
最初はストーリーがよく分からなくてもハラハラする展開で面白い。
最後の方でストーリーの根幹が出てきて別映画に早変わり。
感情の乱高下
前作、クローバーフィールドは観た。
前作の続きか、別視点か、前日譚か。
と期待して観たら全然違う映画だった。
まずPOVじゃなかった。
そりゃそうだと思いつつ見進めると、
いきなり車事故。そしてタイトルバック。
このタイトルの入り方はかっこいい。
ここから物語が進むのですが、
まさかの密室サスペンス。
(また予算ケチったのか!)と、
憤っていたら、この密室劇がなかなかスゴイ。
とにかくジョングッドマンが怖い。
途中で、これは前作クローバーフィールドの
続編であることを忘れていた。
なんやかんやあって、シェルター脱出。
まさかの、宇宙戦争開始。
ジョングッドマンは真実を言っていたという衝撃の展開。
しかし、密室変態おやじ生活よりも、
宇宙戦争の方が幸せと感じるくらい、
密室おやじは怖かった。
やっと宇宙人にも勝ったと安堵した瞬間、
さらに衝撃の展開。安住の地へ向かうのではなく
アドレナリン出まくって宇宙人との闘いを選ぶ!
前作のPOVの緊張感に、勝るとも劣らない
臨場感と恐怖感と高揚感。
もう、感情をどこに置いておけば良いのか分からない!
あ、とは言え、人に勧めるような映画ではないですよ。
クローバーフィールドの続編だったのですね。見た後に知ったけど、続編...
クローバーフィールドの続編だったのですね。見た後に知ったけど、続編????
映画としては非常に楽しめました。スーサイド・スクワッドの主演女優がいい感じ。
道の名は。
なぜか日常が突如として変貌するタイプの映画を欲する今日この頃。社会が崩壊していく恐怖をフィクションで迎え撃とうとする無意識のなせる技でしょうか。。
奇しくも前作「クローバーフィールド」は低予算のジャンル映画でありながらフィクションによる社会的ダメージの受容にも思えた意欲作。
これはだいぶ別物の続編ですが、公開当時ラジオでの町山さんの話によればハワードみたいなアメリカ人(終末論者)は実際いるという。
始まってしばらくすると、強烈に頭のいい人たちが作ってる、という印象。まず閉ざされたセットに限られた登場人物で予算はかからない。なのにサスペンスと登場人物の機転とで全然飽きさせない。
閉ざされた環境で人間がギスギスする「ミスト」とか「ナイトオブザリビングデッド」みたいな系統のシチュエーションだけど、人数も情報もさらにリミテッド。なのによくこれだけちゃんと引っ張れるなぁ。
自然とネタを明かした後のハードルも上がってしまうものの…そこは安定のJJ案件。
冒頭のタイトルの出し方が超スタイリッシュだっただけに、大半の呎を消化した後でまだタイトルの意味が全然わからない!と興奮したわけですが…あのオチにはさすがにモヤります。
終わってみれば主人公のドラマもちょっと軽いし、テーマ的なものも取ってつけた感が残るという平常運転のJJしぐさ。
とはいえ真ん中を過ぎるくらいまで確かに現実を忘れて没入できたので、100分という呎も含めて充分おつりが来る作品だと思います。
ついでに「ニュースルーム」ジムのジョン・ギャラガーJr.はエメット役にうってつけだったなあと思います。
何でクローバーフィールド?
前作HAKAISHAで現れた、巨大怪獣と小型が蔓延る世の中になって、シェルターに逃げ込んだ話かと思いきや…。
ちょいと違う風情になっていました。
密室タイプの拘束粘着親父が悪さすると言うお話だったのですが、ハワードの妄想もあながちウソではないと言う…。
シェルターで居るのが良かったのか、外の世界が良かったのか?
で、出来の方なんですがハワードさん割に温厚(笑)で変態度が意外にノーマルな感じ。
エメットとミッシェルがもう1つ工夫がないのが残念です
毒にも薬にもならない内容…これでは大して売れません。だからクローバーフィールドって名前も足したんですかね?
作品としては目をひく作品ではありません。
ただただミッシェル役の人が名前も不確かなのに何か好みの顔立ちしてるので見掛ける度に「あれっこの人?」とかなるのが困ります。
前作も大好き。
愛すべき歪な構成。
最大事態を最少人数と最小体積で書き撮る企みに成功。
撮りたいのは、密室の薄着ネーチャンの機知という正調ポスト「エイリアン 1」。
同年の外国映画不作ゆえか私的年テン上位。
前作も大好き。
カーテンは使えるぞ
メアリーエリザベスウィンステッドを映画のなかに見ると、かならず思うのが、かわいすぎるってことである。とりわけ遊星やスイスやこの映画のように、horribleな主題をもっている映画に居るときほど、お嬢な顔立ちが、悪目立ちする。なんでこんな子が、こんなことになってしまっているんだろう──という感じである。
もちろん、それは隔意にはならず、歓心になる。
かんがみれば、ウィンステッドは不釣り合いが楽しい、という、かなり独自な立ち位置を築いた女優、といえるのではなかろうか。
wikiなんかをみると、けっこうな苦労人である。
Jimmy FallonかConanか忘れたが、インタビューか述懐にて、役の獲得に苦労したことを語っているのを聞いたおぼえがある。
デッドコースターの頃は女優としての進退に喫緊を感じていたのかもしれない。
やがて悪目立ちするお嬢顔を、むしろ武器に、一線女優になった。
マーベルにしては凡打を感じたハーレイクインにしても、もしハーレイがロビーでなくウィンステッドだったら、どんなに楽しかったろう──などと思ったりもしたのである。
前作はPOVのスタイルだったが、趣向を変えている。
唖然とするような、かなわない系映画だった。事実上、こんな映画をつくれるのはハリウッドだけである。
そしてやはりいちばん妙なのが、なぜウィンステッドなのかというところ。ウィンステッドだったから良かったのに、なんでウィンステッドなのか、を感じてしまう、不思議な女優である。なにしろ世俗やつれが全く感じられない。まるでカップケーキ売場で、フレーバーをかけてくれるお姉さんのようだ。
ポリシーが見えない
ひとことで言うとイマイチ。
”クローバーフィールド”シリーズ(?)は見たことなくって
調べてみたけど結局わかったような分からないような…。
ひとつの世界観でいろんなジャンルの映画を作ったってことなのかな?
まぁマーケティングの産物って理解で良いとは思う。
ストーリーはまさに密室サスペンスで、
他人の腹を探りあうっていう個人的に好きな展開。
ただ後半がどうしても好みではなくって、バトルシーンは要るか?と。
脱出するとこまでで終わるのがスマートじゃないの?と。
先述のマーケティング的な思惑で付けられた、蛇足って感じた。
そのせいなのか本編(?)のサスペンス要素も消化不良で、
けっきょくハワードは何者だったのか?と。
最後まで物語上で必要な設定をされた”キャラ”でしかなく、
彼のパーソナリティというか、行動原理みたいなものが見えにくかった。
それは登場人物の全員がそうで、要は物語が薄っぺらいっていう。
まぁ、見なくていいやつでしたね。
見れた代物ではない
あ、ミザリー・・・
って感じで始まって・・・途中でやることがなくなって昔話なんかを始めるので退屈で見ていられなくなった。
まぁ、最後は嘘でしたでも本当でしたでもどうでもよいです・・・って気分になった。
この脚本が映画化されたのは制作費が安いからであり、タイトルは興業リスクを避けるためのなんちゃってであろう。
前作とまるで違う密室サスペンス。あからさまに怪しいジョングッドマン...
前作とまるで違う密室サスペンス。あからさまに怪しいジョングッドマン、けっこう強いヒロインとの、アレヤコレヤで進む。シェルターものとしては普通におもしろく、退屈せず。
で、最後の怒涛の展開でテンション上がった。前作のあの感じ!おもしろかった。
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