ぼくは明日、昨日のきみとデートするのレビュー・感想・評価
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わたしは昨日、明日のきみとデートした
逆に言うとこんな感じで、途中から小松菜奈側の視点から自然と観るようになってくるのが面白いところ。
子供の頃みんなが必ず思い描く「もし過去に戻れるとしたらどの時代がいい?戻れたとしたらなにをする?何日間戻れる設定?それは本人としてその時代に戻るの?はたまた過去の時代を覗き見する未来人として?今の感覚や、記憶があったら学生時代はもっとうまくやれてたわぁ…」なーんて、誰もが空想するみんな大好きなたらればのシチュエーション。ではないけども
もう20分くれればちゃんとレビュー書ききれるんだけど、ちょっとあれなのでここまでとする。また気が向いたら続きを書こうと思う。笑
と、いうことで最後の小松菜奈ベースの思い返すシーンがとても良かった。
異世界の時間軸を理解するのに???
タカトシ(福士蒼汰)が電車の中でミステリアスな美少女(小松菜奈)を何気なく見た瞬間に惹かれてしまう。
ストーリーが進んでいく内にタカトシの明日の出来事について予測するような発言をすることでこの物語の不思議さを感じながら観ていましたが、エミがタカトシに秘密を打ち明けた時からこの映画のタイトル「ぼくは明日、昨日の‥‥」を反芻しながら意味を考えながら観てました。
現実にはあり得ないストーリーなのですがお互い惹かれ合いながら時間の経過とともにお互いを忘れてしまうという切なくて悲しい展開とエミが涙ぐむ時の美しさに何とも言えない愛おしさを感じました。
それにしても、エミを演じた小松菜奈さんのシャープでミステリアスな雰囲気を持ったところが大好きです。
5年に一度、30日間だけしか会えない二人。 設定が少し複雑だが、細...
仕掛けの勝利
設定にファンタジーが入っています。
現実では起こりえない設定だけど、恋愛映画としては許せます。
粗い矛盾もないのでとっつきやすい。
この設定の勝利といいますか。
最後の「また会えるかな」という問いに泣いているシーンは感動しました。
視聴者はこの一言で実感するわけです。「もう会えない」と。
でもまた明日合えると嘘をつくわけです。ここで泣いてしまいました。
そして最初の日に戻って電車の中で男の人に見つけられる終わり方は綺麗でした。
男性視点で見ると、女性に負担をかけすぎている気がして -1☆
〝初めて〟が欲しくなる。
「誰かと〝初めて〟を共有する。」
そんな当たり前のことのありがたみ、その一瞬の大切さ、その瞬間の感情、全てが愛おしくなる作品。
観て良かったです。
これから先、大切な人と過ごす時間の一瞬一瞬を大切にしようと決めました。
時間軸の整合性を考え込んで見てしまったが
この題名の意味が飲み込めてから、しばらく頭の中が混乱して、なんとか自分なりに解釈しようと努めてしまった。
だが 見ていくうちに
いろいろと納得して行き 仕舞いにこういう考えに至った。
なぜ福士蒼汰の方はわからなくて小松菜奈の方はわかってるのか。
次元というのがある。
と 考える。
数学的なやつ。
1次元の世界は 長さだけがあって幅がない。
いわゆる数直線の世界。
一列に進む人々は 順番が変わる事はなくて
誰かの前にいればずっと追い越される事はないし誰かの後ろなら追い越す事はできない。
2次元。
つまり平べったい紙の世界。長さと幅があって高さがない。
3次元は私たちの住む世界。
そしてそれに 時間の軸を追加したものが4次元と言われている。
自分の住む世界より下の次元は見えるけれど自分たちより上の次元は見えない。
彼女の住む世界はきっと 我々の世界を見下ろす事ができるという設定。
正解は知らないけれど ひとまずそれで脳内を落ち着けた。
この映画の見所は、お互いの始まりがお互いの終わりであるところ。
新月から次の新月までの30日(実際は29.5日)
だけお互いに会える。
逆行って言うけど 日(にち)単位
それも途中から 飲み込んだ。
彼の最後は彼女の最初。彼は涙を止められず
彼女の最後が彼の最初。
ここの彼女の涙が クライマックス。
福士蒼汰の演技は今までなんかイマイチだったのがめっちゃ見直した。
この世界感によく合っていた。
後半からぐっと見応えある作品になるっていうのがもう気持ち持って行かれたなあと。
なかなか面白かったわー!
泣くっていうのはなかったけれど。
(号泣モノっていう触れ込みとか、逆にヒクのでそういう噂は知らずに見る方がいいと 最近つくづく思います)
原作既読でタイムものだから、時間には厳しくいこう。41分でやっとタ...
原作既読でタイムものだから、時間には厳しくいこう。41分でやっとタイトルクレジットがでるのは歴代最長級の粋な演出。ここまで引っ張る意味がちゃんとある。満月の下でのプラットフォームのキス、、、名シーンだねぇ。ここから感動の謎解きと葛藤と克服まで67分→彼、克服するの早っ!この先どうやってもたせるんかい?しばらく恋人期間が続くのは、彼女側は知ってるからということか→恋はアシンメトリー。最初で最後の日は88分。「僕たちはすれ違ってなんかない、二人で一つの命なんだ」ベタすぎるけど切ない~と思ったら、おいおい、98分から巻き戻るときたか~。最後の「また、明日ね」にうるうる。涙もろい愛美ちゃん、105分まででずっぱり。わざとらしくても、あざとくはなくて、普通にカワイイんですけど~。
明日からは、名前で呼ばれることも、抱き合うこともなくなる…
良い映画ですが、ハッピーエンドが好きな私には、悲しい映画でした。 ...
良い映画ですが、ハッピーエンドが好きな私には、悲しい映画でした。
残念だったのは、福士蒼汰さんの演技・セリフが上手くて、切なさがひしひしと、伝わってくるのですが、小松菜奈さんのセリフの読み方が、もう少し切なさが伝わる読み方だったらと思いました。小松菜奈さんの表情や演技が良かっただけに残念です。
「彼の元にたどり着いた」
何か邦画を見たいなと思い、おすすめの邦画ベストXXといったWebサイトを見ていて、タイトルに何かひっかかるものを感じて見ることにしました。原作は読んでおらず、予告編等も見ていなかったため、ただただタイトルの意味を考えながら見始めました。前半の美しい京都の風景を舞台にした普通の日常を描く各場面にも、そもそも何か意味があるのでは?と注意深く見ていましたが、40数分後の説明箇所まで全く気づけず仕舞い。そして、作品の置かれた世界を理解して以降は最後まで感情の高ぶりが抑えられず、涙が止まらなくなって、気づいたら「ハッピーエンド」が流れていました。その後寝付けず、どうしてももう一度見たいという気持ちが抑えられず、翌日二回目を見ると、もう冒頭から最後まで冷静さを保てない状態でした。こんなにも切なく哀しいことがあるのか、見終わった後も、後にひきずりすぎて何とか自分の中で解決しないと、今夜も寝られないと思いましたが、少し冷静になって思い返す中で、最後の場面で愛美が言った「彼の元にたどり着いた」という言葉、どうしてこの映画の最後があの場面で、この言葉なのか、この意味を考えたところ、自分の中で整理ができ、この言葉にこの切なく哀しい作品の救いを見出せました。ようやく冷静になれました。
今度は、もう少し時間を置いてから、また是非とも見たいと思います。映画をもう一度見たい、そして実際に見たという人生で初めての経験をさせてくれた作品でした。この作品を楽しめるかどうかは、SF的な理屈の整合性追求から離れて、二人に与えられた30日という限られた時間に二人がどう過ごしたか、二人の心の動きのみを追うことができるかどうかが、自分の中にかけがえのない作品として残るかどうかの分かれ目ではないかと思いました。そういう意味でも、この作品には「ネタバレ」という概念はないと思います。この作品の魅力はそこではない、そこにはない。なので、二度、三度と見れば見るほど味わいがどんどん増していくそんな作品だと思います。
とても良い作品に出会えました。ありがとうございました。
美しく優しい映像と切なさがたまらない。
うおお、切ない…。
でも切なさと幸福さのバランスがすごく良い作品。
切ない結末だけど、哀しくはない。
物語としては時間ループものの変形版。
まずは高寿くん視点で物語を観てきて、ラストは愛美ちゃん視点で物語を追体験する。この視点の移動にやられた。
高寿くんが告白する場面の彼女の心情(高寿視点ストーリーの時は愛美ちゃんの表情が見えないようになってるのが後に効いてくる…)、ビーフシチューにチョコレートを割り入れるときの彼女の心情…。もう2人の結末がわかっているからこそ泣けた。
映像も最初から最後まで、淡く光の演出がきれいで優しくて素敵だった。
あと小松菜奈ちゃんがべらぼうに可愛い…。
福士蒼汰くんも可愛い。この2人だからできた空気感だと思う。
2人の時間の流れが違うため途中混乱はした(頭良くないので)けど、ファンタジー恋愛映画としてとても良作だった。
タイトルの意味=ネタバレ
ティーン向け映画は大量に作られてるが、その中の1本だろうという感じで気軽に鑑賞。
主演のふたりはカメラ栄えするなあ、とかやはり小松菜奈は可愛いのう、とか考えてて物語への感情移入にはいたらず。恋愛に何かしらの力が働いてうまくいかない、そういうのが流行りなんだなーと思いながら観てた。映画のターゲット層は私のような者ではないのだ。あだこだ文句言ってもしかたがない。
しかし、しかしラストの小松菜奈側からの日を追う短めなショットにだけはグッときた。このグッときた感じがもう少しあれば大好きになれた作品かもしれない。
(小松菜奈は猛烈に可愛いので彼女を見るために観るというのはアリだと思います)
一途で切なく、真っ直ぐな想い。
DVDで鑑賞。
原作は既読です。
原作は本作公開時に読みました。タイトルに惹かれました。
昨日が明日で、明日が昨日―「いったいどう云うことなのか?」と…。読み進める内に疑問は氷解し、切なさが溢れ出して胸がギュッと締めつけられました。
小松菜奈には「渇き。」などでのクレイジーな役のイメージがあったので、一旦は普通の女の子を演じている姿に違和感を覚えましたが、とてもかわいらしく、愛しさに溢れたキャラクターを好演していて、その演技に次第に引き込まれました。
三木孝浩監督らしさ全開の美しい映像がストーリーに見事にマッチして、エモーショナルになっているように感じました。期間限定だからこそ、一層燃え上がるふたりの恋…
結末が分かっているからこそ、お互いを愛し、慈しむ力が強まっていく。そして、想いが未来へ繋がっていく…
なんと美しい恋なのかと涙が止まりませんでした。
※修正(2021/01/06)
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