ザ・コンサルタントのレビュー・感想・評価

会計士なんだし数学者になぞらえてる訳だから、原題の方が良さげだけれども。
まぁ、かっこよさからして仕方がないかな。
以前見たブラックなんちゃらの知識が生きたところがあり、役に立たないものはあまりないことがわかった。
非情と言えば非情、いや誰にでも非情な面はあると言えばある。そう言った面で、若干ストーリーの組み立てには難がある。特に自閉症の特性を一般化する育児方法が納得できない。そこはまあ映画だし誰もあんな育て方しようとは思わんだろう。父親の考え方には賛同する面はあるが誰もができる技ではない。それを生きのびたのだから、どんだけ粘り強いねん、スーパーな会計士にもなるわな。
あと、ある種の自閉症者はスナイパーの素質が充分あると思う。スッゲー観察眼ある人は多いからな。
というわけでうまいこと虚実取り混ぜてスーパーな会計士が出来上がった訳である。
2ありきな終わり方にも見えた。
あと、グッドウィルハンティングを思い出す終わり方だったなぁ。

少しの前情報を持って観た。

始まりは想定通り、ちょっとずつ不穏な方向へ
最後はとてもホンワカ

気持ちいい映画

ベンアフレック
アナケンドリック
jkシモンズ
この三人がとてもいい感じに作品にあっていて面白かった。
自閉症をベンアフレックが見事に演じていた。

ベン・アフレックとてもかっこよかった…
凄腕のスナイパー＆ファイターで、
自閉症のせいあってコミュニケーションをとるのが苦手な主人公ウルフ。
ギャップがあってとても良いです！
さらにベン・アフレックが演じるとチャーミングもあって
なんだか最後みてて好きになるキャラでした笑
(両手をふっふっってやる動作可愛い笑
)
見終わった後、主人公会計士という設定にしなくても良かったんじゃない感はありますが…笑
しかし、自閉症の子が人より劣っているという見方ではなく、人と違った能力をもつ、それを活かすも殺すも親の伝え方次第だっていう考えを少し主張している映画でした。
そういった面も考えて面白い映画だと思います。

なかなか見ごたえありました。

難しくて理解するのが精一杯だった。

殺し屋の裏家業を持つ会計士って、どんなんだよ…と、まったく期待していなかったのだが、意外な展開もありおもしろかった。
後半のアクションシーンなどが、もう少しよくなれば傑作の予感がするんだけど、ジャンル映画好きは見逃せない佳作。ちょっと不器用な理系を演じるアナ・ケンドリックがカワイイ。
ぜひ、続編を作ってほしい。4点！

映像が綺麗だった。
デイナが寝ている時の主人公が見つめながらドアを閉めるシーンが何とも言えなくカッコ良かった！

主人公のトンデモ設定に、入り込めるかと疑いながら観ました。
最後の意外な展開にビックリ。
アクションにスカッとさせられるのでなく（それも良かったのですが）、違う意味で爽やかに映画館を出れました。
ベンアフレック、ハマリ役。
絶対観た方がいいですよ！とは言いませんが、良作です！

あちこちに散りばめた伏線を残らず回収するすごい脚本。
最後はちょっと感動したなあ。

普通に面白かったです。
とても見応えのある映画で話の内容がしっかりしてると感じました。
途中、少し長いかなーと思うところもありましたがアクションの迫力に圧倒されました。
何より主演の俳優さんの演技が上手かったので面白く見れました。

伏線を回収する真面目な内容で、格闘シーンも会計士のシーンも、地味に見応えがあって良かった。表情の豊かでないベンアフレックは適役でした。

前半はやや退屈だったけどラスト30分に思いっきり上がった！この繋がり方はまさに映画的面白さ。

内容はすこぶる面白かったんだが、邦題（ザ・コンサルタント）が気に食わない。
原題「ジ・アカウンタント」が都合悪いのならいっそ「必殺会計人」とかにしてほしかったぜ。

想像以上に面白かったです。愛がある作品でした。

アクションあり、驚きあり、愛あり、最初から最後まですべてが繋がっている。
とてもおもしろかった。
後味もとてもよく、続編あっても楽しめそう。
素直に楽しめました。
最後はあの人が、ああ！
となって感動した。
何が正義なのか、何が正しいのか、考えさせられます(考えても分かりませんが)。

主人公が表と裏の顔を持つという設定としてはありきたりだけど、過去の背景なども相まって冒頭から観入ってしまう。
アクションシーンも特に派手な爆発等はなく、ただ淡々と主人公が敵を倒していくのは見ていて気持ちのいい部分もあった。
下手な正義感などは振り回さないところもこの作品を評価できるところでもあるかな。
続編を期待したいと思う。

最近のアクションはカメラがガチャガチャ動いてわかりにくい作品が多いですが、非常にスッキリとわかりやすくよいカメラワークだと思いました。
無論アクション以外のシーンもわかりやすい構図で映画に入り込みやすいと感じました。
ストーリーもテンポよく楽しめます。字幕が微妙でしたが、映画自体は良作でした。

自閉症という多様な難しい病気について知っていないと理解できないシーンがありますし、自閉症とはこんな病気かと知らない人がこの映画で刷り込まれても困る気がします。全く躊躇なく人を次々と撃ち殺していく、それも確実に息の根を止めていく…。強くて頼りになるけど恐ろしい。自閉症の人というのはそういう人間だ、と誤解しないとも限らない。あれ？年齢制限あったっけ？
ベン・アフレックはバットマンよりこっちでアンチヒーローやる方が似合ってる気がします。バットマンのマスクが似合わない、口元がキリッとしてないので。
スマホの声が「深いため息だわ。」と言うのはいいヒントでしたね。ジョン・リスゴーが久しぶりに観れて良かったなぁ。

この監督の作品をもっと観たいと思ってたんだけど、やはり役者も違うし作品が違うと映画自体から出てくるものが違いますね。
でもベンアフレックも悪くないです。