世界一キライなあなたにのレビュー・感想・評価
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辛い時ほど見返したくなる作品
ラブストーリーに安楽死という重たいテーマだが、見終わった後に暖かい気持ちになる素敵な作品。
とにかく、ルイーザ役のエミリア・クラークの演技、笑顔と明るさが魅力的すぎる!
素のエミリアはいつもニコニコしていて・大らかな雰囲気なので、この役と彼女の組み合わせは何かしらのケミストリーが生まれていると思う。
(正直、エミリアはそんなに演技力があるとは思っていないタイプです)
この映画は3,4回見ていますが毎回、ルイーザよりウィルに感情移入してしまいます。
ウィルが安楽死を選択したのは、すでに人生に満足したからかともいえるし、頂点の自分に戻れない絶望に耐えきれなかった(逃げたかった)ともいえる。
いずれにせよ、安楽死=尊厳死とはこうゆうものなんだなと思うし、突発的な自殺ではなく考え抜いた末に死を自ら選択できるのは、本人にとっては幸せの選択肢なんだと思った。
ウィルはルイーザに魅かれるものの、生き続けるという選択肢に心が揺れる事は1度もなかった様に見える。だからこそ、ルイーザに心をひらいていく過程、一緒に過ごす時間は、本人だけが確信しているタイムリミットの中での出来事なのだと思うと切なくなってしまう。
見終わった後に悲しい気持ちにならず、前向きな気持ちになるのは、
登場人物たちそれそれが、それぞれの感情を全てを受容したからではないでしょうか。
不思議なことに、辛い時ほど見返したくなる作品です。
ラストまでは素晴らしかった
ルイーザとウィルが心を通わせていくのが、観ているこっちも嬉しくなっていた矢先…。ラスト観なきゃよかったという気分になった。
そもそもウィルは尊厳死を選んだわけだが、ルイーザと共に生きていくという選択肢は、彼の中で芽生えなかったのか。いや、もちろん彼も何度も葛藤しただろうが、結果的に死を選んだことにより、今まで私は何を観てきたんだ?とどうしても思ってしまった。ルイーザとウィルがお互い積み上げてきたものが崩れ落ちる虚無感。
また、ルイーザについても、ウィルの死後数週間で立ち直っている描写があり、いやそれはないだろう…と思ってしまった。7年付き合っていた元彼(?)よりもウィルを選んだというくらい彼が好きなのに、そんなに簡単に立ち直れるだろうか…。
男として行動
写真立てを修復している場面は、ルーが初めて本音をぶつけた瞬間だった。
それから、2人の関係が変化し始めて
安楽死の決断を覆すための前向きなプランが増えていったけれど
ウィルの決心は変わらなかった。
ジャケットの〝ハッピーな2人〟からの先入観や
『最強のふたり』同様、人として対等に過ごしてきたルーとウィルだったからこそ、最後の最後まで、2人の人生が続いていくと信じていた。
自分が病気や何らかの障害により意思決定能力が無くなった場合、その後どうなるのか、想像すると恐ろしく感じることがある。
これまで、意思決定は本人の意思が中心にあるべきだという価値観過ごしてきたため
本来ならウィルの安楽死の選択を尊重するのだが
ルーとウィルに感情移入しまくりだったため
この結末をまったく受け入れられなかった自分に驚いた。
だからこそ、彼の選択を尊重した家族には、尊敬するばかりだ。
エンドロール中も嗚咽が止まらず、余韻が残った。
自分の人生で起こりうる『まさか』エピソード
正解がないからこそ、向き合う姿勢は必要なんだろうな。死に様が生き様と言えるような人生にしていきたい。
とてもいい作品。
最初の方はファッション映画なのかな⁇って思ってみていた。ルィサの奇抜なファッションはとても素敵‼︎
ルィサの誕生日に、ウィリアムが黄色と黒のタイツをあげるシーンのところは以前友達に見せてもらったから思わず嬉しくて叫んでしまった。笑
エミリアの人柄の良さもこの映画から感じられた気がした。
観るんじゃなかった
主演の2人がとてもいいので★1つ足しました。一番罪深いのはラブコメディ装ってる事じゃない?こんなに大きくて重いテーマなのに、楽しい映画かと思って観ちゃったよ。
尊厳死に対して賛否両論あるのは当然のこと。私は否ですけどね。こんな気持ちになるんだったら本当に観るんじゃなかったと後悔しています。
私は無いと思いました
好きな映画になりそうでしたが、ラストまで見て嫌いな映画になりました。ルーの家族が言っていたように尊厳死というか自殺ですよね。彼の死を受け入れたルーとラストの幸せそうな顔が理解できませんでした。 惹かれあった2人の1人がお金を残して死を選んだのにあんなに 晴れ晴れとされても…「心の中で生きている」とかきれい事言われても…と。原作はまた 結末、解釈が違うのでしょうか。
愛が強い映画
この映画で"DIGNITAS(ディグニタス)"という
言葉を初めて知りました。
"尊厳死"とはどういう事なのか?
最後に"死"を選んでしまった彼の結末に
賛否両論ある映画。
ウィルがルーと共に生きる
ハッピーエンドのstoryもあったと思うのに
それでも彼が"死"を選んだことは
ルーや両親の将来を思ってのことも
あるのではないかと感じた。
そう思うと彼女や両親を思い決めた
彼の決断は
"死"という選択ではあったが
ただ否定することはできない気がした。
そんな彼を側で支えるルーや両親の
彼に"生きて欲しい"と思う気持ちがあるのに
最後はスイスに一緒に行くことを決断する
家族やルーの愛も計り知れないもの。
暖かくて切なくて
涙なしには見れない映画でした。
色んな愛のカタチがある事を学んだが、
個人的には2人で生きる未来も
見てみたい気持ちもあるので‥
☆4.5/
題名と中身がちょっとミスマッチ
ストーリーはすごく良かったです。普通の恋愛ものより、ラブシーンに胸キュンしました。そして、後半怒涛のように涙が溢れてきます。
ただ、日本語の題名のセンスがないように思いました。もう少し違うのにすれば、観る人も増えそう。
世界で嫌いなあなたに
結末がムカついてしかたなかった。
他に結末あったやろう。
最後の最後に幸せに暮らしてほしかった。
二人の魅力が最後で台無し。見なきゃ良かったと思うくらいに気分悪くなった。
内容が良かっただけに最後の現実的すぎる結末が許せない。
ネタバレ見ればよかった。見なきゃよかった。
ハッピーエンドで終わってほしかった。二人とも幸せになってほしかった。
尊厳死というテーマならあと一捻りほしい!
なんの情報もなく視聴。
貧しいが明るいルーと尊厳死を決意した障害を負った大富豪が、乗り越えて幸せに暮らす結末なんだろーなーとくくってみてました。
家族や元カノだけの絡みだけでなく、もう少し社会との絡みといった深みが欲しかったなぁと思いました。
人の数だけ愛のかたちがある
難しいテーマなだけにレビューでも様々なご意見がありますね。
大切な人や家族の存在について考え直すきっかけを作ってくれる素晴らしい映画だと思います
プライドが高く、健康体の頃とのギャップに耐えきれないウィル。何よりルイーザを縛りたくない彼は死を選んだ。私は彼の決断を尊重したい。
最後お金を与えすぎないところも優しく、自他共に厳しい彼っぽさがあるなとほっこり
自分にとっての幸せとは。
普通の映画だったら、最後の最後にウィルの決意が覆り、二人仲良く暮らしていくハッピーエンドが待っていると思う。しかし、この映画はそうではなかった。途中まで自分もそうなるんだろうなと思っていた。
ルイーザとウィルはお互い惹かれあっていたけれど、お互いの願いが交わらなかった。自分にとっての最良の選択が、相手にとってのそれではない。この結末を悲しいと言って良いものなのか自分にも分からない。
ウィルのように地位も名声もあり、ハンサムで人生を謳歌してきた人が突然の車椅子生活、親友と元恋人の結婚などを目の前でまざまざと見せられたら、現実を受け入れるのは到底無理だと思う。ルイーザとの未来も考えたことがあると思うけれど、この先自分が変わることはない。このままルイーザと一緒にいても、未来を奪ってしまうことになるんじゃないかと考えたから、結果的にウィルの意思は変わることはなかった。
パトリックは7年も付き合って気の毒だなと思った(笑)
夢の中の自分は昔のまま、でも目覚めると現実を突きつけられる。そんなことを繰り返して苦しみながら毎日を生きていたけど、ルイーザと出会って生活に潤いが生まれ、6ヶ月と決めた猶予を存分に生きた。家族、ルイーザのそばで逝けたことは幸せだったと思う。
尊厳死に賛成しているわけではないけれど、世の中のすべての人が、生きることが幸せと感じるわけではないと思うから、そういう選択を身近な人がしようとしていた時、自分ならどうするのかなと考えさせられました。
Myベスト、アンバランス病み付き作品
脚本やストーリーにイマイチ乗れない(結論への説得力が…)のに、映像と配役、主人公のキャラクターだけで、鑑賞欲を存分に満たされ、そのアンバランスさえ病み付きなスパイスになる作品。
特に作品展開のきっかけになる告白場所、明暗の落差が激しいシーンに繋がる模擬ハネムーンのシーンの美しさと残酷さの共存。うっとりします。
皆さんが書かれてますが、ヒロインのエミリアクラークが魅力的過ぎて、エミリア以外この作品は成り立たないですね。。。
世界一スキなあなたといっしょに
とにかくヒロインのキャラクターが魅力的です。
ヒロインを演じるエミリア・クラークもほんとキュートだし演技が絶品!
ストーリーはとても切なくて泣けます。でもどこか幸せも感じる素敵な映画でした。
ロマンチックな映画なので〈世界一スキなあなた〉といっしょに観ることもオススメです♪
うちこの映画はとてもすき。何回見て最後には号泣してる笑笑 ルーが短...
うちこの映画はとてもすき。何回見て最後には号泣してる笑笑
ルーが短い期間でウィルの死のうとする意思を変えるために色々とする話でその意思をがんばってルーが変えようとする姿が良かった。
ウィルの意思を変えられなかったのは結構残念だった
いつも泣いてるとき 自分が大好きなひとが死ぬって考えたらちょー嫌になるし意思を変えられなかったのにも後悔すると思った。でもウィルの気持ちになってあげてみたらもし生き続けたとしてもウィルは首から下動かないから全部人にやってもらうって考えると好きな人・支えてくれる人がいても人生は残酷だと思う。
この映画で意思を変えられて最後はハッピーエンドな終わり方を期待する人が普通だけどこの映画はその真逆って感じ。死のうとすることに対してウィルの両親は反対していたけれど最終的に許した両親も息子が死ぬことをとてつもなく苦しいと思う
死ぬことに対して無理にでもとめさせるのが普通かもしれないけれどこの映画は彼の意思を変えることが大切でもし変えられなかったら無理にでもとめないで彼が望む通りにすることに対して視聴者はこの映画がさいあくだ、死のうとする人をこのままゆるすっておかしいって思う人もたくさんいる。 まー確かにそーなんだけど
でもこの映画はうちにとってお気に入りの映画
引きずる…でも世界観は素敵
とても切ない映画でした。
こんな恋愛は絶対したくない。。
号泣せずにはいられない。゚(゚´Д`゚)゚。
徐々に惹かれていき、かけがえのない存在になる二人なのに…あぁ、切ない(´;ω;`)ウッ…
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