世界一キライなあなたにのレビュー・感想・評価
全104件中、1~20件目を表示
元彼の扱いがちょっと雑じゃない?
ざっくりと言えば、「最強のふたり」の男女版という感じ。「最強のふたり」が友情の物語だとすると、本作は恋愛の物語。
残念だなと思ったのは、元彼の扱い。
おそらく、「趣味も性格もあまり合わないちょっとアホな彼氏とそれなりに付き合っていたが、ある時趣味も性格も会うイケメン男性に巡り会えた、しかしその男性は障がい者で。。。」という悲劇的でロマンチックな演出をするために存在する元彼なのだろうが、この作品の元彼への扱いが雑だなと感じた。トレランやマラソンなどのチャレンジ系スポーツが大好きな彼のことを少し揶揄したような感じだったり、彼の仕草や表情も少しアホっぽく演出されているように感じた。そして気持ちがイケメン男性に向いていく過程もあまり機微には描かれていなく、元彼を「急に捨てた」ように感じてしまった。
ということで、おそらくこれは鑑賞者が「元彼」に共感するのか「主人公の女性」に共感するのか「イケメン男性」に共感するかで評価が変わる作品なんだろうなと感じた。自分は元彼が不憫に感じてしまい、感動などできなかった。
一回見てほしい
自分がウィルだったら、ルーの立場だったらどうしよう
今隣にいる人を大事に今の時間を大切にしたいと思った
そして多分映画本来のメッセージとは違うけど、今まで最高の人生を歩んでたウィルがルーに「好きに生きろ」「なんでもやり切れ」と言うのが、妙に背中を押された
ラストの余韻の後も自分は人生を楽しみ尽くしているのか、自分を駆立てているのか
そのことばかりが頭に回ってしまった
ウィルとルーが自分の背中を押してくれてる気がした
命の大切さは世界共通
女優のエミリア・クラークは「ターミネーター ・ジェニシス」のサラ役で顔はおぼえてましたが、こんなにもキュートではじけた演技をするとはビックリです。これほど健気で奇特な女性が本当にいるのかな?とチョット感じましたが、作品自体はよく出来てます。感動しました。気がつけば、流れる涙を抑えきれませんでした。最後、2人が結ばれるような、ありきたりの結末なら、もっと低い評価だったと思います。
ラブストーリーの裏に隠れたテーマはとても重く、賛否両論あると思います。「安楽死」「尊厳死」この事については軽々しく発言は出来ません。ですが、それを法律上認めている国もあるということです。それらの国々が命の大切さや命の尊さを重んじていない訳ではないと思います。
命の大切さは世界共通
よくもわるくも、イギリスらしい映画かな。
フィクション映画なんだけど、なかなか、見ごたえあります。
ファンタジーになりそうなところを、そうはしなところが、お見事!。
ファンタジーを期待したが、そうしないところが、イギリスらしい映画かな。
女の子がたくましい。
女王がいる国、さすがイギリスだな~と。
映画タイトルがイギリスと違ってる、気になったけど、ま、いいか。
ラスト、どうなるか、最後までハラハラ。
現実的に考えると、まぁ、そうなんだろうね。
女の子がつよい国、イギリスらしい映画だね~、と旦那と共感。ふわふわ、甘々ファンタジーが好きな人には、合わないかな。
重たいテーマも入っているよね。
安楽死、必要な場合もあるよね。
実際、自分が同じ状況なら考える気もする、分からないけど。
少しテーマ重いです。
フィクション映画だけど、ファンタジーじゃないので、見ごたえあります。
夢は見れませんが、気持ちは前向きになれる映画かな。
すこし切ないけど。
見た後の気分は、決して、わるくはないです。
単なる恋愛映画じゃなく、考えさせられる深い作品
大ヒット小説「Me Before You」を映画化。
非常に感動的で泣けるし、ラストの余韻が凄い。
自分の中では忘れられない印象的なキスシーンとなりました。
「最強のふたり」と良く似ているけど、こちらのがメッセージ性が強くて“涙の質”が違います。
テーマがテーマだけに賛否両論となっていますが、“映画”としてまず見て、そこから何を解釈して感じるかは個人の捉え方によると思います。
私はまた新たな考え方を知る事ができて、作品として尊重したいと思いました。
でも1つだけ。
彼氏の設定は必要なのか…?
そこだけは共感できませんでした…💧
音楽とファッションがナイス。
切ないストーリーでした。
賛否両論あるであろう結末で、色々考えされられたけど、
愛が溢れてた。 全てが綺麗。
エドシーラン大好きな私は、thinking out loud のシーンで泣きました。挿入歌、全部良かった。
ルーのファッションは、めっちゃ可愛いし、
表情も可愛いし、ウィルはカッコイイし、お城もいいし、
パリのカフェもいいし、お洒落な映画。
内容は重いが健やかな余韻がする
お知り合いになれた方が何度も観て絶賛されていたので、観てみた。映画の話しをして、いい映画ですよと聞いて、実際にそれを観るひとって、1割もないのではないかと思う。ふとそのときの会話を思い出したとき、タイトルの切れ端や、ストーリーの断片さえ覚えていれば、いまやネットで検索すれば、拾えるので、いい時代になったもんだと思う。
さて、裕福な家庭、庶民的な家庭、さらにはクールな性格の障碍者、ものすごく明るくて感情豊かな女性、という対照的な二人が、障碍者と介護者という仕事の関係で出会ったところで、次第に惹かれあっていく展開。
そのままでは映画のストーリーとしてはパンチ力がないのか、障碍者の男性はある決意をしていて、実は介護の仕事の6ケ月という期間に意味があった。その男性の両親も息子の決意をリスペクトしていて、そこはとても複雑でいいも悪いも一概には言えない。自らの人生の運命と、決意。
映画はとても美しい風景をちりばめていて、内容は重いのに、健やかな印象を残した。
素晴らしい作品!
主人公の女の子のキャラクターが素敵!
どんどん惹かれ合っていく2人を自然と描いていて観ていて嫌な感じが一切しない。なんで今まで観てなかったんだろ!って思ってしまう。
最終的に涙がでるが、その先には希望がある。
素晴らしい作品!
ラストに不満
『キライなあなた』って言うので、どんだけ嫌なヤツなのかと思ったら、それほどでもなかった(^_^;)
主人公のルーは、そんなに美人じゃないけど、明るくてキュート。そんな女の子がいるのに、あんな選択するかねぇ~?
とりあえず後味の悪い作品ですわ…
ってゆーか、ルーの彼氏役は『ハリーポッター』のネビルか!(°д°)
相手を思う
事故で首から下がほぼ不随になったウィルと、半年間、ウィルの身の回りの世話をする事になったルー。相手の為に何が出来るのかを考え、お互いが変わっていく話。
Me before youというオリジナルのタイトルは「あなたと出会う前の私」という意味のようで、まさに、そんな映画だった。
それにしても、邦題のセンスが無さすぎる。。。インパクトを重要視して中身を無視したタイトルが、話をとても単純に見せてしまう気がする。
薄っぺらい、綺麗事だけのラブストーリー
何、これ?今年度最高のラブストーリーと評判らしいけど、私にはそうは思えないわー
ラブストーリーならそれだけ描けば良くない?何で尊厳死を絡ませなきゃいけない?そんな重いテーマを盛り込むのは、半身不随をテーマに描いてる他の作品に対して失礼だと思う。
肢体不自由や車椅子であっても強く生きようとした『最強のふたり』『しあわせのブレス』『潜水服は蝶の夢を見る』そして『パリ、嘘つきな恋』、強い生命力で生き抜いた彼らから、どれほど勇気と感動をもらったことか!
主役二人の演技は悪くなかった。ほっこりしたりドキドキしたり。それなりに上手い。それ故に、最愛の人が死んで、明るくパリで生きて行こうとするとか、マジ納得出来ない!まあ、原作ありきだから仕方ないのでしょうが、こんな話に涙は出ません。
安楽死、尊厳死を扱う映画を初めて見た。
エミリア・クラークという外国の女優さんを教えてもらったら、たまたまプライムビデオであり見た。思いがけない素晴らしい映画でした。
ただ、、僕は、今まで、尊厳死について、まともに考えた事が無かったし知識がなかった。
こういう映画がどういう影響を与えるかとかの議論もあるが、尊厳死を扱った映画がある事は言論の自由だからあって普通だと思う。
自己決定権は憲法で保障された大切な権利だ。今や、議論することは避けられないことだとは思う。
今回、感想を書くにあたって基礎知識をぐぐった。海外では、日本で一般的に考えられる尊厳死(積極的延命治療をしない)は認められている国もあるし、さらに踏み込んだ、安楽死をも認めている国もある。それに比して日本では、リビングウィルというものがあるが、尊厳死は、法制化されていないし、グレーゾーンということだ。
曖昧な国なんだなあ。一般的には延命を望むか望まないかなどは終末期の現場で常に待ったなしに問われているわけで、日本での定義の尊厳死は既にあるものとなんとなく理解していた。現実に法律が追いついていないのかな。
まず議論のスタートラインとしては、終末期のガン、終末期の高齢者、回復の見込みのない人の議論になるのだろう。映画の場合は、脊椎損傷による四肢麻痺であり、障がい者が対象になっていて、死にかけてたりは何回かしているとはいえ、まさに、安楽死であり、日本では、まだまだ入口にも立っていない内容のようだ。
感想は、調べていたら、なんかわからなくなってきたが、率直に胸を打たれて感涙した。難しいのはわかるが、映画をどう感じるかはまた別の次元。
ルーとウィルの顛末はどうなるのかと、没頭して見入った。生まれながらの小児麻痺でウィルよりも重い状態の人の介護を学生時代に少しだけした事がある。会話があれだけ流暢にできて心通わせられる事はそれはそれで幸せではあるとは思いながらは見たが、もちろん想像を絶する。
ウィルは自分は障がいを受け入れることができないと話して死を選んだ。確かに自殺か自殺じゃないかと言われたら自殺だよ。
人の人生には、突然に思いがけない受け入れ難いアクシデントが起きる事がある。そのために国家はあるし、社会保障制度はある。でも、そのときにその人がどうその出来事と向き合うのか、生き方、選択肢を強制はできない。
生きる事が素晴らしいなんて、そんな事は誰にでもわかる。それでも人は死を選ぶ時がある。
ルーは、ウィルに自分の生涯を捧げても生きて欲しかったし、ルーがそれを望み、ウィルもそれを受け入れたら、お互いに幸せにはなれたと思います。ルーはウィルに捧げた人生を後悔なんてしないだろう。共に支え合い生きることは一方的ではない。
しかしウィルはルーを本当に愛してしまった時に、たくさん悩んだはずだ。自分の幸せ、ルーの幸せとは何かと。
そして、逆に、ルーの新しい人生を切り開く手助けをする事に、命の証、生きた証を求めた。
経済力もあるわけで、ルーに可能性を追わせながらも、自分も生きたら良かったではないか?という選択肢も浮かばない訳ではないけれど、また再び愛する人を悲しませるかもしれない事に耐えられなかったのではないだろうか。実際に何度か死にかけていたし、自分が生きる限り、自分がルーのあしかせになると考えてしまうのだろうな。実際にそうかもしれない。何が正しいかなんて答えはない。
ウィルの意志をルーは受け止め添い遂げた。自殺を幸せなんて、言ったらいけないかもしれない。でも実際にウィルはたぶん納得して安らかに命を閉じただろう。
ルーの心の中に一生、ウィルは生き続けただろう。
死は生と常に表裏一体だ。真逆の選択のようで実はぎりぎりの選択なんじゃないかな。
死を選んだからといって、生命の尊さを否定した事にはならないかなと僕は思う。その人の本当の辛さは確かに本人しかわからない。痛みを分け合う方法だってあるんだけど。
正直、ウィルにルーと、共に生きて欲しかった。かっこ悪くても、生にしがみついて欲しかった。プライドの強い人間にはできないだろうな。行きつくところは、価値観かなあ。
そんなにスッキリはしないが、こういう人生もある。
尊厳死について考える 何が正しいのか? 答えはないのか? 自分なら...
尊厳死について考える
何が正しいのか?
答えはないのか?
自分ならどうする?
相手のためそこまで出来るか?
主人公2人の各々の思いが切ない
人生の最期の選択
事故で身体の自由奪われ車椅子で生きていく生き方 リハビリも出来ず生きる希望も持てない 事故に会う前の生活がしたい 出来ないのなら 介護されて生きるならいっそ…… 生きている意味がない
アルバイトでウィルの世話をすることになったルー 明るくてかわいい 何とか彼の考えを覆そうと試みるが彼の意志は変わらなかった
この先迷惑を掛けながら生き続けることの辛さや苦しさが耐えられない 彼の気持ちはそこにある
彼女がこれから自由に何でも挑戦して生きられることを考えて… 彼の優しさに涙が溢れた これからは最期の選択をできる社会であってほしいと思う
やさしさに包まれる温かな作品
何度観ても胸が熱くなる(22.3.7)
全104件中、1~20件目を表示