ハドソン川の奇跡のレビュー・感想・評価
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事実を淡々と。。
感動しました。 事実に基づき淡々と描かれていて、ストーリーにメリハリはなかったように思いますが、旅客機がハドソン川に不時着水するシーンはとてもリアルでドキドキさせられました。 あの場面で155人の命を守ったサリー機長は、本当に素晴らしいパイロットだったんだと改めて感じました。 冷静に事実だけを語る機長の言葉はとても重みがあり、トム・ハンクスの演技が光っていました。さすが名優! あの、冷静で誠実な機長が、保険会社や航空会社によって悪者にされなくて良かった……と思います。
事実を淡々と描く
ある種のドキュメント映画と言えるこの作品。事実を淡々と描いているから、盛り上がりに欠ける印象は否めない。 機長がいい人過ぎるから、エゴを全面に出して事故調の連中とやりあわない。あくまで淡々と発言をする。 やっぱ現実だとこういうやり取りになっちゃうよね。 だけど、現実っぽく描くからといって最後の最後であのアメリカンジョークはどうなのよw
155人
つい7年前に起きた事実を基にした作品であり、数人の軽傷者がいただけで全員が助かったのは作品情報として周知のこと。 その上で観ていると特定の乗客にフィーチャーした搭乗前や救助前後のエピソードはわざとらしく感動を煽りたいだけに感じて余計に感じた。 とはいえ、救助直後や病院や公聴会での機長の振る舞いと台詞は熱いものがあった。 バードストライクから着水までのコックピット内の様子も、途中何度も流れていたし結末はわかっている筈なのに、公聴会のシーンでの見せ方は興奮した。
乗客は運が良かったのかな
有名な航空機事故だったので覚えているが、機長と事故調とのやり取りは知らなかった。 これだけの人物をこの場面に配した神様はなんて素晴らしいのだろう。 映画の構成は観客の興味を持続させるため、実にうまく作ってあり、何回か出てくる事故のシーンはドキドキする。 時間も短めで途中でダレることもなく、高齢のイーストウッド監督、まだまだ健在でうれしくなる。
イーストウッド作に外れ無し
タイトルロールも劇中に流れる音楽も必要最低限でありながら、心を打つストーリー展開。加えて実話故の感動、緊迫感溢れる飛行シーン。イーストウッド監督作と言うだけで必ず観ますが、どれもハズレがないのはコレも奇跡か。
イーストウッド映画にハズレなし
邦題と違って原題は”SULLY"で機長の名前だ。映画も機長を中心に描かれており無駄なサブストーリーはほとんどない。最近のハリウッド映画と言えばアメコミばかりで辟易としていたが、久々にまともなハリウッド映画を見たという感じでアメリカ版プロフェッショナルのようだった。BSのアナザーストーリーでこの事故の予習をしていたので、内容も良くわかったし映画の出来もすこぶる良かった、やっぱりイーストウッドの作る映画にハズレはないなあ。
アメリカ賛歌。
最近の話だから誰もが知っているヒーロー事実だと思うけど、事故は事故でいろいろ考察があったんだ、と始めて知った。結果OKな事実ではあるけれどそんな簡単な話ではなかったんですね。 墜落したけど全員助かったから派手なシーンはないにもかかわらず調査会と機長達のやり取り交えながらしっかりエンタメ作品に仕上がっているのは、さすがなイーストウッド監督。 最後のまとめ方はちょっと押し付けがましい気もするけれどじっくり満足しました。
怖いほど静か
121本目。 シルバーウィークも後半、何を観ようか思案中、休日出勤依頼。 しかも2日も。 うー、まぁしゃあない。 で、今日。 唯一の休みだけど夜勤残業、眠い。 どれを観ようか迷ったけど、ハズレ率が低そうだから選びました。 観て正解。 上手いなぁって思います。 余計な演出、一切なし。 でもそれがいい。 流石です。 いかに見せるかではなく、いかに伝えるか。 後はトム・ハンクスの作品にハズレなし。 これは、勝手に僕が思ってる事。
155人を救ったのに容疑者かぁ
2009年に旅客機がハドソン川に着水したニュースは日本でも話題になりましたね!! 飛行機の羽の上に立つ乗客たちが印象的でした。 まさかその155人の命を救った機長が容疑をかけられていたとは!!! 全く知らない事実でした!! 最後は納得の感動です。 目を離さずじっくりとご覧ください。
薄味のイーストウッド作品。
史実を扱ったイーストウッド作品には「インビクタス」などの凡作もありましたが、この作品はそれよりもマシです。「インビクタス」よりはストーリーに起伏がありますからね。一方、過去の出来事を事実に沿って淡々と描くだけなのであれば、別にイーストウッドがメガホンを取る必要もなかったのでは、と思ったのも事実です。特に2009年に起こった事件であるのなら、ドキュメンタリー映画として処理してもよかったのでは・・・。うーん、イーストウッドが撮ったドキュメンタリー映画、一度、観てみたいものです。 尚、☆を三つにしたのは監督がイーストウッドだったからです。他の凡百の監督が撮った作品であったなら、必ずや☆を四つにしていた筈です。誰もがそうだと思うのですが、「監督がイーストウッド、」となると、期待値はハネ上がるものなのです。決して、出来の悪い作品などではないのですが・・・。しかし・・・。うーん、やはり、何か、物足りないですね。
これぞ映画!
さすがトムハンクス&イーストウッド!題材も脚本も構成もテンポも演技も全て良かった。観終わったあとの爽快感も心地良い。これぞ映画! 昨日に引き続き2回目鑑賞完了!やっぱりいい映画は何度観てもいい。感動も色あせない!
感動の実話
クリントイーストウッド監督、素晴らしい映画をありがとうございました! 激しいアクションやパニック映画のような悲鳴は殆どないのに、こんなにも心揺さぶられるとは思いませんでした! 監督はヒューマン映画の伝道師です! この映画は、一人のパイロットが英雄から容疑者になってしまう物語。 実際に起こった奇跡の映画です! 彼は155人の乗客全員を救ったヒーローのはずでしたが、事故調査委員の追求によりあらぬ疑いをかけられることに…。 彼の無実は証明させるのか? 最後までハラハラさせられました。 彼の操縦判断は正しかったのか⁈ そこには、人間と機械とのちょっとした誤差が原因として判明します。 キーワードは『タイミング』。 彼の抜群の操縦判断があったからこそ、あの奇跡は生まれたのだと、思わずにはいられません。
緊迫感が半端ない
航空機事故の実話。 えっ!もう終わり? それはもう驚くほど早く終わった感覚。 (90分程の作品で元々短いんだけど体感時間は30分) ずっと緊迫した空気がそこにあった。「フラップ アップ…フラップ アップ…」という機械音がその緊迫感を上げている。 昔テレビのドキュメンタリーか何かで観た御巣鷹山の日航機墜落事故のブラックボックスの音声を思い出してしまった… 実話なので映画としてのエンターテイメント的な盛り上がりはない。なのに様々な思いがそこに詰まっている。
とても良い映画です
試写会で観てきました。 イーストウッド✖︎トム・ハンクス面白いに決まってます‼︎ 余計なものが何もなく、淡々と進みながらも心に残る映画です。 最後のアーロン・エッカートのセリフ、いかにもアメリカ人ぽく最高でした。 心温まるエンドクレジットは感動です。 ぜひ劇場で観てください。
トム・ハンクスさん、60歳 & クリント・イーストウッドさん、86歳
制作スタッフさんたちの、これまでのキャリアが凝縮された、もの凄く骨太のバイタリティーを味わうことができる、元気の湧き出てくる作品でした。 立場や職業の違いこそあれ、目の前の出来事に向かって、一瞬一瞬を一生懸命に生きている方々にスポット・ライトを当てて、その方々の姿を、心を込めて描き出す・・・・・、 間延びすることなく、丁寧に積み上げられた、ドキュメンタリーでした。 ちなみに、1980年代後半あたりから変わっていない、夜のマンハッタン区の時間の流れ方が、懐かしい印象で包み込んでくれて、最後まで、自分たちの記憶と照らし続けながら、鑑賞することができました。 是非、エンド・ロールまで、お楽しみください。
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