劇場公開日 2016年4月9日

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孤独のススメのレビュー・感想・評価

全35件中、1~20件目を表示

5.0感動的な

2025年10月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

息子の歌うマイウェイに涙が止まらなかった。

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glory

4.5寓話のリアリティ

2025年8月21日
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鑑賞方法:VOD

佳作。多くの現代的テーマを巧みに組み入れた現代寓話。ありもしないお話が寓話であり、かつ多くの人の人生の躓きや悲しみにふれるのがすぐれた寓話で、本作はその系譜に位置づく。オランダの才能ある監督に出会えたことに祝杯!

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イッチ

2.5コメディと言えばコメディ

2025年8月19日
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鑑賞方法:VOD

面白味のないフレッドが、妙な男テオとの共同生活を経て色々見つめ直して変化が起こる話。
何か似たような作品を散々見たような気もするけど、それが何だった思い出せない。
この作品もきっとそんな作品の1つになりそうな予感。

現代で正しいと言われている価値観が正解で、主人公の元々の価値観は古くて間違っているという前提があって、その内容についてはまるで精査も演出もされないまま、単に孤独や疎遠の解決こそが至上命題であるという”生き方”を問う物語としてはかなり軽いノリで話がこなされていく。
この軽さこそがコメディだと言われると、そうかも…となる感じ。
「This is my life」と歌うシーンは演者の迫力があって好きなんだけど、歌っている人物についての下地がほぼ無い状態なので勿体なさを感じる。

同性愛的な演出があるものの、じゃぁ2人の関係性が実際そうなのかと言うと多分そんなことないんじゃないの?と思う。
よく分からないテオという男と一緒にいるための名目が主人公には必要で、堅物の彼にとってはその名目を設ける手段がそれしか思い付かなかったというちょっとした笑いなのかな?と思った。

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昭和ヒヨコッコ砲

3.0テオとフレッドが一緒にいて、居心地がいいのが伝わってきて心がほっこりした😊

2025年8月6日
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街並みやお家や洋服がすごくおしゃれでかわいい

いつのまにか共同生活がスタート
2人の関係がよく分からなかったし、フレッドに嫉妬するメガネのおじさんもよく分からなかったけど、

テオとフレッドが一緒にいて、居心地がいいのが伝わってきて心がほっこりした😊
ずっと認められなかった息子に対しても向き合うことができてテオの不思議な魅力を感じた✨

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ジュディス

3.0愛を謳った素敵な小品

2025年7月21日
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鑑賞方法:VOD

幸せ

癒される

ドキドキ

アマプラでレコメンドされて鑑賞しました。
北欧の映画ということでカウリスマキ風かな?と期待して。
結果、そうでもあり、そうでもなし。
キャラクターの造形はカウリスマキ風にヘンテコなところもありますが
ストーリーはストレートで分かり易いです。

登場人物の殆どは初老の人々。
タイトルと冒頭からの想像した内容を嬉しく裏切って
ストーリーの進行につれて彼らのこれまでの人生の広がりが次々と明かされてゆきます。

食事のメニュー、買い物風景、小さな町と町をつないで市民の足となっている路線バス、お酒の飲み方…主人公フレッドの日常ルーティンの全てが
よく知られている欧米文化とちょっとズレていてオランダらしい異国情緒を感じさせます。

受け入れることができれば、愛は至る所に在る。
そんなメッセージを受け取った気がしました。

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さとうきび

2.5よくわからなかった

2025年7月14日
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鑑賞方法:VOD

共感もできず二人の関係性もわからず
笑えなくってコメディドラマ??には思えなかった
最後の歌は良かったけど感動したほうがいいのか?

高評価につられて見たけど??????

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きなこ

5.0価値観を壊す勇気

2025年7月13日
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鑑賞方法:VOD

自分が信じてきたものを、少しずつ壊していく事ってめちゃくちゃ勇気がいる事。

誰かの力を借りる事さえ怖い事だったりする。

フレッドの行動と共に表情や言動が変化していく様を見ながら、安全地帯を作ろうとしている自分はどうなんだと問われ続けているように感じた。

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dbeer

4.5孤独からの脱却のススメ

2025年7月12日
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鑑賞方法:映画館

孤独の「ススメ」では、断じてない。
(「孤独のグルメ」に便乗しようとしてこの邦題つけた?)
むしろ、孤独からの「脱却のススメ」

あるいは、
小さな田舎町の、そしてカルヴァン派の、さらには性格による、
厳格なしきたりに縛られた、もしくは自分で自分を縛る暮らしの、見直しのススメ。

痩せててひげ面で、言葉も知能もあやしく、
でもヤギとか小さな子供とかとすぐに仲よくなる男テオ(ロネ・ファント・ホフ)の登場が、そのきっかけ。
――このテオが、ナザレのイエス(キリスト)に見えてしょうがなかった。

いろいろあった人たちが、
ええ~っ! そうくる?!
という形で救われる清々しい物語。
上手い。

舞台となったオランダの田園風景が美しく、
(原題の)マッターホルンも絶景。

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島田庵

4.0ザワッっと最後持ってかれる

2025年7月12日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

笑える

癒される

オランダの映画。最初は地味な映画、きれいな風景を楽しむか…とふんわり観ていたら…
最後は、ドラマチックな⚪︎⚪︎の歌の力も加わり、感情がザワッとら大きな波のように持っていかれました。
マッターホルンとそこにちゃんといた山羊もナイス👍
この静かな感動が秀逸な映画に出会ったときの喜びだなぁ。
喜劇の要素も好き。

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さぁ行けAK

5.0傷付いた者だけが癒やす

2024年10月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

ふと何かを感じたのだろう。
あるいは嫌味なあのメガネの教会役員への、当てつけや意地もあって、大した理由もなく、勢いで、無謀な行動に出てしまったのかも知れない。
フレッドは、図らずも、壊れた男=「ホームレスのテオ」を迎え入れ
奇妙な同居を始めてしまうのです。

原題は「Matterhorn」というらしい。
でも堅苦しい教会を中心としている狭くて古いコミュニティ。彼らの毎日はいつまでたっても「Matterhorn」どころではない。
衆人環視のムラ社会。
曇り空。
レンガ造りの暗いリビング・・

成り行きで同居し、まさかの「余興の芸人」になる二人のお話でした。
フレッドは、恥辱と緊張の中での「見世物役者とそのマネージャー」を演じているうちに、その堅物のフレッドがどういう人間だったのかが、だんだんと見えてくるところがたいへん楽しい。

つまり
言葉も声も (テオ同様に) 失って、隣人への挨拶さえ忘れていた孤老のフレッドだけれど、
じつは本当に意外なのだが、彼はこんなにもたくさんの童謡や子守歌が歌える人だったのだ。

そして居候のテオも同様に失語症。
そして挙動不審。
なんの返事も出来ないし、感謝どころか反論も、ましてや宿主のフレッドに対しての、愛想やアドバイスなどもやらない存在だった。

だからこそ、
自身孤独で喋らなかった男やもめのフレッド氏も
仕方なく テオに対して声を掛けてやったり、童謡を歌ってやったりすることで、フレッド自身も固まっていた喉が開かれいく。表情もほどけてゆく。走ったり、ボール蹴りもやれるようになる。

そして
黙って話を聞いてくれるテオがずっとそばに居てくれたからこそ、フレッドは胸の内を“独り言のように"語り出すことができるようになったようだ。

― いなくなった息子の部屋のドアを開けるフレッド。
― 死んでしまった亡き妻のクローゼットを開けてみるフレッド。
― 旅行会社を訪ねてドアを開き、スイス行きのバスに乗ってみるフレッド。

息子への後悔と思慕。そして
諦めなければならないと自分に言い聞かせて、密閉していた「妻に会いたい」という想い・・
これらを、フレッドは来訪者テオにならば
閉ざしていた口を開いて、言葉にして吐露ができたという訳だ。

息子や妻にしてやりたかった事を、フレッドはひとつずつ試していく。
―パンにバターを塗ってやり、
―料理や洗濯をし、
―旅行に伴い、
―語りかけ、
―子守歌を歌い、
―ボールを共に蹴り、
―髪をくしけずり、
―結婚式を再現し、
―「メ〜」も言えた!(笑)
そして
いじめっ子には猛然と立ちかかって、テオを我が息子のように助ける。

「ヨハン!!!」。
ヨハンが出ているクラブの、重たい扉を、とうとう父は開ける。

テオのせいで、フレッドが守ってきた「規則正しい生活の歯車」は めちゃめちゃに狂ってしまったけれど、
喪失の日々を償わせてくれるきっかけをくれた「客人」 (まれびと) が、まさしくこの浮浪者テオだったようだ。
彼テオは、孤独なフレッドを救い、
あの意地悪な教会役員の友となり、
テオの妻に愛と勇気と賢明さを与えた。
テオは、小さな村に佳きさざ波を立ててくれた「神の使い」だったのかも知れないね。

みんなに、「心のリハビリ」が起こったのです。
フレッドがやっと、ついに、自分の声を取り戻して、あんなにも大きな声で、父親は失っていた息子ヨハンの名を呼べたのですから。

キリスト教の言葉
「救いは外から来る」、
「傷付いた者だけが癒やす」とは本当だった。
清々しくて、空が青くて、名峰Matterhorn が本当に綺麗だった。

なんか、思いがけず良い映画に出会えて嬉しかったです。
馴染みのなかったオランダの映画でしたが、この映画の舞台となったオランダの、広い干拓地の畑の光景。堪能しました。
そこには病身だったゴッホと、兄に生涯寄り添ったその弟《テオ》の物語を、ふと思い出させるものがありました。

で、
教会の変なオヤジと浮浪者テオが、その後どうなったかって?
そりゃあ、観てのおたのしみ!

・ ・
・ ・

[おまけ]
カルバン派の教会は、いくらか知性重視で、お硬いことで有名なのだが、
あの礼拝の光景で朗読されていた聖書の聖句
「マタイによる福音書25:35〜」(=ぜひ検索を) が、
皮肉なことに、教会の外において、「スポイルされていた者たちの間で」、救済の業として成就されていく。
このストーリーは
あたまでっかちのキリスト教界への批判であることは確かだろうね。

そういえば、
僕も、一晩だけでしたけれど、ホームレスのおじさんを家に泊めたことがありましたねー
思い出しましたよ。
劇中、始終、テオは缶に入ったビスケットを食べたがっていたけれど、うちに来たホームレスはイチゴジャムを僕の目の前で一瓶ペロリと食べてしまったおじさんでした。
はいはい、そうそう!名前も思い出したわ(笑)

人が救われていくとき
そこにはクスクス笑いが発生する。
そういう映画でしたよね。

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きりん

4.5妻に先立たれ、息子も失ったた男性のところに、ふいに来たよその男性が...

2024年4月18日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

妻に先立たれ、息子も失ったた男性のところに、ふいに来たよその男性が居着いて、共同生活をする話。

会話もお作法もおぼつかず、性格も行動も真逆で、出だしは戸惑ってばかり。
でも特技を見つけ、徐々に親近感がわいてくる様子。
しがらみから自由への変化、さすが進んだお国柄ねえと感心してこられました。

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woodstock

4.5登場人物も言葉も少なく何を言いたいのか語りたいのかさっぱりわからな...

2022年7月20日
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登場人物も言葉も少なく何を言いたいのか語りたいのかさっぱりわからない。
ラストでそれが一気に押し寄せる。
音楽と表情と。やられました。秀作。
鑑賞日:2017.1.11

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miharyi

4.0タイトルなし

2018年12月29日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

失敗したかな…と思いながら観始めたけど
最後は…😢
久しぶりに観た映画は静かで◎でした😊
邦題『孤独のススメ』は納得できないなぁ

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lily

3.0自分の人生

2017年9月20日
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他人の批評を気にせず、自分だけの人生を生きる。それこそもっとも重要なことだ。

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素子

3.0邦題が違い過ぎる

2017年7月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ラストのマッターホルンがきれい。
とはいえ尺が足りないわけでもないのに大急ぎでまとめてしまうことに違和感。
それまでのんびりしていただけに余計そう思う。
キリスト教は同性愛認めないの?

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公開しない

5.0孤独はつらいよ

2017年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

笑える

悲しい

主人公は中年男の一人暮らしで仕事はしていない。
寸借詐欺にあい、犯人を捕まえ、お金がないようなので庭仕事をさせる。
いつに間にか共同生活が始まり、几帳面な生活スタイルが変貌していく。
風変わりなテイストの映画だが、ラストは泣ける。

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いやよセブン

3.0変な映画

2017年4月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

なんだろうこの映画。

ただ訳の分からない男とのお話だったのに
最後の10分で印象ががらっと変わった。
彼は彼を通して理解しようとしていたのかな。
そういえば伏線もあったし。
子どもにおかまと言われてキレたとことか。
こうあらないといけない、
と自分や他人を縛り付けてた人を
彼は解きほぐしていたのか…
だんだん神に見えてきたぞ。

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son

4.5眠る前につらつら見る感じの映画かな、と勝手に思いダウンロードして、...

2017年3月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

知的

眠る前につらつら見る感じの映画かな、と勝手に思いダウンロードして、絵的にきれいだしつらつら見ていたら、最後思いがけず胸がいっぱいになっていました。うひょぅ~、なんだったんだこれは。
シンプルで本質的。

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ekmek

3.5解き放たれる、ということ。

2016年11月20日
iPhoneアプリから投稿

変わらない毎日をひとり淡々と生きる主人公のもとへ、ある日、言葉も喋らず謎めいた男がやって来て居ついてしまうことから物語は始まる。見知らぬ男との同居生活は、良くも悪くも今までの単調な生活にアクセントをつけ、主人公の過去が俄かに色づき始める。
訳あって閉ざされた、或いは自ら閉ざした世界が「異質なもの」によって解放に向かうという話自体は今までにもあったが、この映画の登場人物の設定には興味が湧く工夫があり、淡々と、それでいてグッと引き込んでゆく脚本と演出が良かった。
オランダ映画であり、まったく初めて観るキャストと製作陣。そういった部分でも、個人的にはかなり鮮度があった。邦題を含め、日本語の配給コミニュケーションには騙された感もあるが、それはそれでまた「意外性」だったかもしれない。

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Bluebeatblues

3.0This is my life

2016年8月18日
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 人は、いつも何かを演じているそうです。家にいると、誰かの親であり、誰かの子であり。職場にいると、どこかの会社の、どこかのスタッフであり…。でも、それらすべてを取り払ったら、何が残るのでしょう。本当の自分?、あるいは、正真正銘の虚無?。答えの無い問いかけを、繰り返したところで、ふっと訪れる、居場所の無い感覚が、消えることはないですけど。
 ま、個人的な話は、置いといて、愛する家族のこと。訳ありの隣人のこと。なんにも演じない人のこと。自分の決断と、その代償。すべてThis is my life です。それを気付かせてくれるのは、誰なのか?。
 なんだか、まとまりのない映画と思ったんですが、綺麗に着地しましたね。かなりの高得点が、期待できます。ただ、あの邦題は減点材料かも。離れていても、お父さんの心は、みんなと同じ空の下、繋がっているのだから。

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