「カラに籠もること、カラを破ること」孤独のススメ Momokoさんの映画レビュー(感想・評価)
カラに籠もること、カラを破ること
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最初、フレッドは自分の硬いカラから世界を眺めている人に見えた。バッハ、彼の息子の歌声をテープで聴く、妻を思い出す、何かそれ以外あるのかしら? 彼のカラは何かから彼を守っている。
テオの存在はイラつく事も多いが、フレッドの何かに触れている。テオにはカラはない。
テオの妻の愛が、フレッドの愛と償いを呼び覚まし、隣人の非難は赦しに変わり、フレッドの息子への愛と赦しにつながっていく。
彼女の助力を得てフレッドは息子に向き合える。
聖書の言葉、結婚の誓いが胸に刺さる。
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