パワーレンジャーのレビュー・感想・評価
全144件中、61~80件目を表示
外来種
海外によるDCでもマーベルでもないヒーロー作品。
とてもシンプルで、まさしく子供番組の系列であった。
とかくハリウッド制作のヒーロー物には、社会的な背景が盛り込まれる。
主人公の生い立ちであったり、その周囲の状況であったり世界情勢であったり。
この作品にはそおいう物が一切ない。
主人公は高校生で、降って湧いたようなキッカケで、敵は完全な悪者だ。
そして、その敵の女性キャラが、いい意味でチープ!まるで昭和の悪役女王様を観てるかのようだった。
あの芝居は狙いなのであろうか?
「ウヒヒヒヒヒ」とオーバーな表情で笑ってたかつての悪役を彷彿とさせる。
そして、実写における街の崩壊具合が、これまたチープ!
昭和の子供番組を継承してるかのようであった。
考えてみれば、ハリウッド制作による作品は、何かしら背景が盛り込まれてある分、大人も何の抵抗もなく観れる。
だがその分、物語を理解する為の教養なり素地を求められていたりもするのではなかろうか。
だが、これはどうだ?
そんなものが全くない分、随分リラックスして観れたような気がする。
まさに!
子供番組の王道であるかのようだった。
裏を返せば、日本発の子供番組は社会的な側面からみて全く無益と言えなくもない。
所謂、直感的な楽しさにのみ特化してるとでもいうのだろうか。まあ…何に転化していくのかは、個人の度量でもあるとは思う。
今の子供番組はちょいと複雑なしがらみがあったりもするようだが。
パワーレンジャーに変身するまでの過程も念入りで、それぞれの葛藤であったり、そのキャラに照準が当てられている点が斬新だった。
ビジュアルは、さすがのCG三昧で唸る。
物語は子供向け。
ビジュアルは、子供騙しにはほど遠い!
見応えあった。
なんというか、アメコミとは違う路線のにヒーローアクションが堪能できて、それだけでも楽しかった。
名乗りのカットはオミットされてたのは、やはり合理主義的には不可解な部分であったのだろうなあと、ほくそ笑むw
巨大ロボが登場する際、爆炎があがる。
この爆炎演出は、きっと日本版へのリスペクトか、もしくは、なくてはならないものとの判断ではなかろうかw
そして、どうやら続編の構想もあるっぽい。
ヒーローものの根っこが分かっていない
ヒーローものは観ている側が応援したくなる魅力的なキャラクターやかっこいいデザインが大切だと個人的には思う。 とにかく主人公を応援しようと思えない。どこに感情移入すればいいの?最初のシーンとか意味不明。デザインについてはシンプルでよかったがスーツ着てても顔が見えてたらダサいよ。あと敵も気持ち悪い。 続編はやめた方がいい。作ったとしても日本では絶対うけない。
ハリウッド作品の「アジア人枠」
特に戦隊モノのファンというわけでわない。 戦隊モノなんて 本当に久しぶりに見たので 「なんで女子が2人いるの?」 って思ったぐらい(^^;; 最近の戦隊モノって 女子が2人いるのがデフォルトなのね(^^;; どちらかというと アクションより 若者の内面にスポットを当てた作品 いわゆる日本の戦隊モノとは別物です。 でもそれでいい。 ガッチガチにリスペクト感出されて 単に予算の増えたコピー作品作られるより よっぽど良い。 特別戦隊モノのファンでなくても 十分楽しめる楽しめる作品です。 ただなぁ。 最近特に思うのだけれど。 洋画のキャストの「アジア人枠」が 完全に中国に持って行かれてる。 ハリウッド作品に出る事だけが 良い事だとは思わないけど。 やっぱり映画は「興行」だから。 中国に潤沢なチャイナマネーには 勝てないのかなぁ。
このハイコンテクスト作品には吹き替えもいい!
映画は原語で観るのが好きなのにうっかり吹き替え版を予約しちゃったのだけれど、こんなハイコンテクストな背景を持つ逸品に対してはいっそ最後に吹き替えというフィニッシュをぶちかました状態が一つの完成形かもしれないよ!クリスピークリームのくだりとかホントに日朝テイストでどこまでが日本人プロデューサー監修の成果なのか、現地で消化されて再構築された文化なのか、もうこれわかんねぇな
日本のものとは随分違うが
採石場、修行、変身、街の破壊、メカに載る、合体と一通り押さえられていたのはニヤリと来ました。
主人公は何でホルスタインをさらおうとしてたんでしたっけ?
決めポーズの後ろで爆破!が無かったのは文化の違い?
バンダイが絡んでいなかったせいか、どういうメカ構造で合体したのかきちんとしてなかったのは惜しい。
大人向け?子供向け?
なかなか出来上がっています。
戦隊ものファンからすれば、なかなか変身するまでこの流れで本当はするもんなんだろうな?と考えさせられます。
でも最後で「レッツモーフィン!」で変身できるもんはなぁとちょっとだけ考えてしまいました😅
でも次回作はどうなるんだろう?
日本の戦隊ものとは別物
世界中で人気(らしい)戦隊もののアメリカ版。字幕版で観てきた。
はっきり言って、全然楽しめなかった。
まず、日本版と違って、青春色全開。落ちこぼれ学生5人が不自然な感じで知り合い、パワーレンジャーになる。戦隊ものでそんなに長々とした学生の青春物語なんか求めていない。別の映画でやるべき。
色の付いた透明な石(なぜかコインと呼称)がパワーレンジャーの証らしいが、別に変身に必要なわけではなく、初期にちょっと出てきただけで中盤以降全く出てこなかった。それが何なのか意味が分からなかった。
一人を除いて変身するまで映画の約8割が進むまで待たなくてはいけない。設定はジュウレンジャーを引用。緑が敵になるが、見た目・設定共に完全にアヴェンジャーズ(マイティ・ソー)のロキの女版である。
ゾイド(メカ)を頑張って考えたらしいけれども、結局ジュウレンジャーのメカである。劇中ではティラノ・プテラとそれ以外3体という感じで非常に違いが分かりにくかった。そして、合体。設定としてそれぞれのメカには合体機能は想定されていなかった。よく分からなかったけど、5体一緒に炎の穴に落ちたらガチャンガチャンいって合体してしまう。見た目は合体ロボっぽくなく、忍者っぽい。合体ロボにかっこいい剣が出てきたりしない。クナイっぽい長さの短剣が2本出てくる。ビームとか全く出てこず、まさかプロレスの大技、ジャーマンスープレックスで締めるとは思わなかった。さすが肉弾戦大好きアメリカ。ちなみに、パシフィック・リムばりの肉弾戦を想定してはいけない。たぶん5分くらいで終わる。
子供向けなんだろうが、小学生未満には見せたくない気持ち悪い表現とか多く、ターゲットとしては小学生オンリーだろうな、という感じ。戦隊ものを見て育った大人が期待して観に行くとガッカリして帰ってくるであろう作品だった。
“戦隊モノ”と侮るなかれ。若きヒーロー達の成長物語。
【賛否両論チェック】 賛:突然訪れたヒーローとしての使命に戸惑い、苦悩する若者達が、お互いに築いていく絆を通して、次第に成長していく姿が熱い。 否:メインは主人公達がヒーローになっていく過程なので、アクションシーンは思いのほか少なく、拍子抜けしてしまう感がありそう。 確かに戦隊モノの要素はふんだんに盛り込まれていますが、子供向けと侮るなかれ、そのバックボーンには大人でもグッと来るような、ティーンエイジャー達の成長ドラマがしっかりと描かれています。 突然手に入れたパワーを持てあまし、その使命をもなかなか受け入れられずにいた主人公達が、始めは敬遠していた仲間同士の絆を確かに感じた時に到達する、最強の戦士達としての覚醒に、思わず手に汗握ります。 逆に言うと、メインはあくまでもヒーローとして成長していく過程のストーリーなので、悪者との戦闘シーンはかなり少なめです。その辺り、好みは分かれるかと思いますが、世界を席巻した日本発のヒーローの雄姿を、是非ご覧になってみて下さい。
演出と迫力は本家と別物!
序盤の退屈さや結果いるのか?と思える自己紹介シーンの長さ。
ただ中盤からのチームがレンジャーとしてまとまりや仲間意識の組み立て方はアメリカらしい日本とはかけ離れてるけれど良いシーンの連続。
最後はロボット対戦でジョークも多々あり、飽きない興奮の戦闘シーンも続き、見応え十分。
前半が残念な為、評価は中間以上程度です。
まんまと帰りにクリスピークリーム寄ってしまった。劇中の宣伝はこうい...
まんまと帰りにクリスピークリーム寄ってしまった。劇中の宣伝はこういうストレートな方が、私は好感持てます。 過度の期待を抱かずに観に行ったら、思いの外面白かったパターン。採石場も出てきて嬉しい👍
アメリカらしい。
アメリカの若者らしいレンジャー部隊だな。 人種やら落ちこぼれやら、はすっこの若者集めて仲間意識強めて悪を制す。 最後の負けっぷりは日本らしさが出ていてちょっと良かったかも。 ただ…トランスフォーマーを思い出すとどうしても迫力不足が…。
いい感じのハリウッドリメイクかな
日本のコンテンツをハリウッドでリメイクと言ったら真っ先に浮かぶのはDRAGON BALL、GODZILLA(1998)なので少し心配はあったが今回は良作だった。戦隊モノというのでアクションやCGだけかと思いきやドラマがなかなか熱く印象的だった。ロボットバトルはパシフィック・リムには劣るがまずまずの及第点。リタのギャグ?と思わせるほどの悪役っぷりも良かった。不満をあげるならレンジャー姿でのアクションが物足りなかったかもしれない。まぁ何回も変身シーンを繰り返すよりは良かったのではないかとも思うが。個人的に驚いたのは吹き替えの声優陣。勝地涼、広瀬アリス、どちらも上手かったしハマってた。見て損はないかと。
若さと夢が詰まったヒーロー映画
戦闘員との戦い!巨大ロボ!そして採石場!日本のスーパー戦隊のお約束の連続。期待通りの楽しさで、予想とは違う映画でした。率直に言うと、ハリウッド超大作にありがちな、アクションは凄いが中身は薄っぺらな映画だろうと、鑑賞前は決めつけていました。しかしその逆で、戦闘シーンに欠点が集中しています。 5人の仲間たちの結束力が強まる頃、敵が攻めてきていよいよ戦闘開始だという時に、変身シーンには拍子抜けしました。気がついたらパワーレンジャーの姿になってたような感覚なんですよね。個性のない巨大ロボが発進した時は唐突に『パワーレンジャーのテーマ(?)』が流れます。曲と状況のテンションが合ってなくて、もの凄くマヌケなシーンでした。巨大ロボに合体シーンはありませんでしたし、必殺技もありません。予算の都合なのでしょうか、燃えるバトルはこのクライマックスだけでした。それでもハリウッド映画らしい躍動感を感じられるアクションだったので、カメラワークと編集の妙を感じました。CGがアニメみたいだったのはご愛嬌。アクションシーンがもっと多ければ良かったです。 最後まで飽きずに観られたのは、この映画が、敵との戦いではないところも見所になっていたからです。人物描写が丁寧で、5人の描き分けがきちんとできていました。脚本の妙を感じます。特訓シーンは何だか若い頃のジャッキー・チェンのカンフー映画を思い出してしまって胸が踊りましたね。応援するような気持ちで観ました。 パワーレンジャーの5人の若き前進エネルギーがいっぱいで、観賞後は妙に爽やかな気分になりました。こんなに夢が詰まったヒーロー映画は久し振りです。
全144件中、61~80件目を表示