ジョン・ウィック チャプター2のレビュー・感想・評価
全292件中、161~180件目を表示
TOHOシネマズ南大沢にて観賞
本作の話の発端はジョン・ウィックが己の意思と関係なく、無抵抗の女性を(非道な暗黒街のボスだとしても)撃つというものであり、受動的でどうもスッキリしない。
前作は「俺の犬」という理解し難いパーソナルさで能動的羅刹と化すジョン・ウィックが面白かったのだが。
また、ガンフーコンバットも冒頭のはモタモタして、ローマ編も倒す相手が明らかに多すぎて、単調な一人称ゲームを見ている気分になった。
この時点で前作比で大きく失望。
ところが、バウンティ口座開設からの暗殺者たちに一斉メール。ここから別映画のように一気に面白くなった。
アクションはやはり個対個。
それまでの単調な有象無象相手の退屈な銃撃戦とは違い、殺しのテクニックとテクニックがぶつかり合うアクションの祝祭。これは興奮!
ネオンカラーや極端な白など、街中が艶やかな美しい画となっており、撮影と美術装置も気合いが入っている。
また、ボディガード扮するルビー・ローズが全てのシーンにおいてクールだ。手話が格好いい。
クライマックスも単調な多数相手の銃撃戦があり、ラスボスの締め方も物足りないが、ルビー・ローズとの一騎討ちが上がるのでOKとしよう。
そして、ラスト。シリーズの特徴であり、のびのび仕事が出来る前提であった「殺し屋界」が牙をむき、ジョン・ウィックは疑心暗鬼となり恐怖で駆け出す。
凡百の前振り映画では考えもつかないクールで新しいクリフハンガーだ。
続編として…
殺しすぎて気分が。
鉛筆は凶器
前作からたった5日後を描く本作。
「俺の車!」と、いきなりのカーアクションから始まります。
あんだけ執着していたマイカーをベッコベコにしながらのカーアクションには大興奮!笑
でもでも、最初からフルスロットルなので序盤は興奮してたけど、闘い続ける彼を見ていたら徐々になんか悲しくなってきちゃって…。
というのも、ジョン・ウィックはとある人物にも指摘されるのですが、復讐に妄執しているように見えるんですね。
引き際を知らず徹底的にやることは彼の本質ではありますが、失うものがなくなるまで、それこそ自分自身が破滅を迎えるまで止まれないように見えて、悲痛な闘いぶりに辛くなってきてしまいました。
ただやっぱりアクションはかっこいい!見事な殺りっぷり!
必ずヘッドショットで止めを刺す闘い方はあいかわらずに、アクションのバリエーションが増えて全体的にボリュームアップをしていますね。
全方位から銃を突きつけられるイメージショットもありましたが、ジョン・ウィックを狙う刺客も増え、どこから襲撃されるかわからない!という緊張感もドキドキです。
前作ではコンチネンタル・ホテルという存在で裏社会の設定を垣間見せてましたが、今作では裏社会の掟である“誓印”がキーワードとなっており、イタリアンマフィア「カモッラ」や「主席連合」といった存在がジョンの敵役の強大さを知らしめます。
話を展開させるにあたり、こういった設定を煮詰めるところはいいですね。
人物描写の薄さは確かに物足りないところではありますが、裏社会の人間が垣間見せるパーソナルな部分に胸を締め付けられるのも魅力ではあります。
また、じぶんがいちばんアガったところはテーラーやソムリエ、アカウント部などの存在ですね。
裏社会(殺し屋)を支える存在としての活躍が描かれることで、世界観の広がりと奥深さを感じられてたまりません!
洒落の効いた会話がまたセンス抜群でかっこいい~♪
続編ではさらに孤立無援、四面楚歌な彼の闘いに、いよいよ涙ながらの鑑賞を禁じ得ないのでは…と思っております。
次作のオープニングシークエンスでは「ホームレスになっているジョンが殺し屋に気づいてもらえない」ところから始まるはずなので、(プライベートのキアヌじゃん!)っていう総ツッコミによる幕開け…なんてところまで想像してしまいました!笑
真面目に見ちゃダメ
プログラムピクチャーに徹した一作
プレタイトルのアクションこそ若干あれっ?ていう感じもあったりするけれど、いい男というのは得なものでキアヌリーヴスがアップで写るだけで、なんかもう待ってました!とか思ってしまう。
ストーリーそのものは次作(以降?)の設定を説明する為に有るようなもの。あとは、ただひたすら格好いいシーンを取りたいが為だけに存在する。つまり丸っきりどうでもいい。冷静に考えたら何故わざわざその場所で?とか色々あるけど、簡単な話、だってこの方が格好イイから。盛り上がるから!
ブルースリーオマージュかっていう鏡の部屋のシーンとか、きっとガンフェチの人には堪らないのであろうガンソムリエのシーンとか。勿論、ガンフーアクションも盛り沢山!!何度か続くコモンとの対決シーンもホント嬉しくなってキャーキャー言いながら観てた。
どうでもいいけど、こんなアクションまでこなして、コモンも最近は完全に本格的な役者だよなぁ。元々けっこうコンシャスなラッパーな筈なのに。
身体も精神も、共に強い男。
前作を観て良かったから、2の公開があると知り、絶対に観に行こうと考えていた作品。
愛する人の為に殺し屋から引退するも、とあることで再び戻ることになってしまった。
前作では、ただの復讐の為に戻ったが、今回は更に周りの人物によって翻弄される。
精神が非常に強いと感じたし、アクション等も派手で、長い階段を転げ落ちても、深手を負っても、何度も何度も立ち上がる姿には不死身かと驚いたし、畏怖の念を感じる。
それまでに、亡くなった夫人への想いが強いのだろう。
一緒に連れている犬が居るが、名前をつけていないというのは、以前に亡くした犬への哀しみが有るからなのかなと思う。
支配人も、また良い。
その支配人の話も聞かずにというのが、気持ちは解るがモヤモヤもしてしまう部分。
車については、前作で回収出来てなかったので、今回で回収したんだな。
例の如く、ボコボコになってるけど。
取り敢えず、ジョンにチョッカイかけてくる人間が何とも(^_^;)
血の誓約をちらつかせ依頼をしてくるサンティーノ、自分が主席に上がりたいからと姉をやれとか姉をやったから復讐するのは当たり前とか、身勝手。
まぁ、争いって本当にクダラナイ理由なんだろうな。
あと、侵入してからの武器を仕込む場所についても綿密で、弾丸の数がなくなるのを想定してるのはジョンは無敵だというのが分かるが、やはりビックリ。
実は短期間の出来事。
え?ナニまだ車取り返してなかったの!?と思った冒頭から
すぐに「カー・フー」全開。愛犬を殺されて84人を抹殺した
あの日からまだ5日しか経っていないなんて(すごい設定だ)
しかもその日に家を爆破されるなんて(どういう設定だよ)と
もう「ジョン・ウィック」マニアのそんな起点・沸点を見事に
継承している第2章。重い体に鞭打ってキアヌは颯爽とフー
に挑み続けます。今回はさっきのカーに、ナイ・フーもあり
鉛筆でガンガン人を殺します。まぁそんな殺しのテクニック
と人数は前作と同様だけど、今回は組織絡みの問題で殺し屋
全員に狙われる設定。どちらかというとバカなチンピラ相手
にそんな理由でそこまでやるか!?っていう設定の方が好き
なのでプロ同士の闘いには面白味が足りない。しかもアナタ、
そもそも自分で蒔いた種じゃないの。自宅爆破はやりすぎだ
けど、ジョンが殺した人数のこと考えればどっちもどっちよ。
こうなると周囲の巻き込まれ勢の方がめっぽう面白い。久々
登場のフィッシュバーンもいいけど、やはりコンチネンタル
ホテルの面々、仕立や武器のソムリエ達、素晴らしい黒子が
華麗にジョンを惹き立てる親御さんみたいでジョナサン感激
(本名ジョナサンなんて可愛い名前。早く犬にもつけなさい)
結局ジョンはやっとのことで組織を追放処分。更に引退後も
付け狙う奴は全員殺すと明言。じゃまた次のフー考えなきゃ。
接近戦。
シリーズ2作目から入るのはやはり難しい。
ジョン・ウィックがある組織と関わっているという設定は、映画をすごく窮屈にしているように思えてならない。
その組織のおかげで武器や情報がそろうのだが、想像していたものとはまったく違っていた。
こういうアンチヒーローはひとりがいい。まわりは全部敵で、信頼のおける味方がふたりくらいいるのがちょうどいい。
そういうものだと思っていた。
チャド・スタエルスキ監督の演出は、アクションシーンはのりのりである。接近戦で銃をぶっ放すというのは、1作目を観ていないだけに新鮮であった。
キアヌ・リーブスがもう少しスリムだともっとスタイリッシュになったのに。
死んだかもしれないコモンもルビー・ローズも、きっと生きているだろうから、3作目に登場はほぼ間違いないか。
シンプル
展開もアクションも前作と同じ
ワンパターンだけどそれが観たいんだから余計なもたつきが無くていい
メールの指示で街中の住人が動いている様子だと、派閥的なものはあれど、一般人の生活をしてる人達も含めて全員がその界隈の人という事になる
苦労して現役を退いた経緯がありながら、結局やるかやられるかの処世術しか持ち合わせていないところがジョンのキャラを引き立て、この作品を成立させている
堪えきれずにホテル内で殺しをするシーンは短絡さの象徴だけど、だからこその展開
しかし相変わらず痛快さはない
動きが
キアヌ様、太った?
せっかくのアクションシーンでは 動作がついていってないような・・・。
走るシーンでは ドスドスドスという音が聞こえてきそうな走り方。
これでもかっていう位 次々と殺していく。
シリーズ2作目ってこんなもんか?
スカッとしたい人にお薦め
アクション極振りひゃっほう
全292件中、161~180件目を表示