ホーム >
作品情報 >
映画「ノーザン・リミット・ライン 南北海戦」 ノーザン・リミット・ライン 南北海戦
劇場公開日:2016年4月9日
解説
2002年サッカーワールドカップ日韓大会の開催中に起こった韓国と北朝鮮の艦艇による銃撃戦(第2延坪海戦)を描き、韓国で600万人以上の観客を動員した戦争ドラマ。韓国中がサッカーW杯の3位決定戦に熱狂していた02年6月29日、それまでにも幾度となく領海侵犯をしていた北朝鮮警備艇が、韓国軍艦艇への奇襲攻撃を決行した。韓国軍357号艇は、艇長の指揮のもと交戦体制に入るが、砲撃の前に兵士たちは次々と倒れていく。第2延坪海戦の実際の戦闘時間が30分間だったことから、リアリティを出すため、劇中の海上戦闘シーンにも丸々30分が使われている。
2015年製作/130分/韓国
原題:Northern Limit Line
配給:ツイン
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2019年6月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
2002年日韓サッカーワールドカップ中に北朝鮮警備艇が領海侵犯をし、韓国軍艦艇へ奇襲攻撃したお話。
実話らしいです。
海上戦闘シーンが見所ですが、130分の前半65分丸々海兵達の私生活を含めた大人し〜い話となっております。
後半になれば、いつのまにか北朝鮮から先制されてドンパチ。いつのまにか血だらけ。
主人公の青年もこの映画の役に立っているか不明な役に。
戦争ドラマは沢山観てきたが、こんなにドラマ性が薄く感じたのは久しぶり。
何も飾らず有った出来事をそのままにという感じの映画。
私とすれば拍子抜け。もう少しドラマ性があればと残念です。
2017年3月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ワールドカップ日韓大会、三位決定戦、韓国対トルコ戦の日に、北朝鮮が黄海で韓国を攻撃、撃退するものの多数の死傷者を出した。
この事件を映画化、北朝鮮に対する恐怖感が増幅された。
しかし、国連を中心とした国際社会は抑え込みが可能なのだろうか。
タイトルだけを見ると戦闘シーンがたくさん!に思えるのですか、実際に戦闘開始となったのは後半からです。
戦闘時間は30分とのことですが、見応え十分でした。
前半で戦闘員の家族との時間、表情がかなり出てきたせいか、劣勢となって行く場面では、家族のことを思い、涙がじわりじわりと来ました。
北朝鮮製との戦闘の意義など、考えさせられるものがありました。
14年前の話。今時艦船同士が海賊船みたいに向き合って撃ち合うというのは、きっと北朝鮮×韓国間でしか起こらない気が。結構長い間撃ちまくって甲板をのたうち回る兵士達が描かれる。北朝鮮のことを悪く描いたりはしていない。同じ民族で、隣同士でいがみ合うって改めてアブノーマルな事態だと思う。背中合わせだから、いつ戦争が起こってもおかしくないというか、あくまで今は長い停戦中なのだ。イスラエルとパレスチナ、トルコとシリアは遠いところの話だけれど、実は同じことが海峡隔ててで起こってるってこと。危ないから警戒しろって話ではなくて、さっさと止めさせる義務と責任があるって話。こことよそをリンクさせる事象は意外と日本赤軍だったりする。因みに映画としてはありがちな捧げる系描き方なのでさして面白くはない。