ザ・フラッシュのレビュー・感想・評価
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マーベルと違った味に歓喜!
ストーリー的には、フラッシュが幼き時に失った愛する母親に生きていてほしいという願望が引き起こす、過去を改変する物語です。結論を言うと、そういう自分に与えられた運命が本当は一番完璧なのだから、改変した歴史をもとに戻そうということに気づく、フラッシュの人間成長物語です。愛する母親を思う心は誰にでもあるものですから、このシーンに涙する人が多かったと思います。生まれてくる子供は、母親を喜ばせるために生まれてくると言いますから、どれほどこの子供の母親に対する愛は深いものかと想像に難くないです。この作品では、バットマン、ワンダーウーマンが最初、颯爽と登場してきますが、バットマンのバイクとワンダーウーマンの何とも言えない美しさに圧倒されます。過去を改変したことによって、母親は生きていますが、スーパーマンの故郷のクリプトン人のボスの侵略に対して、スーパーガールとバットマンとフラッシュの2人は戦うことになります。ここで刮目すべきは新しきスーパーガールです。そのエキゾチックな顔と類稀なほどの肉体美に思わず見惚れっぱなしです。DCの新ヒロインの登場に心躍りました。あと、歴史の改変の伴う様々なパラレルワールドの出現も、もう定番のように見えましたから、不思議な感慨がありました。追記 悲しみの運命を素直に受け入れること。そして前を向いて歩いていくこと。これが私たちの本当の幸せの法則なのかもしれません。
観たい度○鑑賞後の満足度○ 「ひとりぼっちで踊らせて」(中島みゆき、古ぅ~) 何せ“フラッシュ”だから何やかや考える前に終わってしまった…
①DCもいよいよマーベル化か、と思うくらい軽いが、まあ面白く作ってある。
②ただ、懐かしやマイケル・キートンのバットマンをはじめ色んなキャラクターがゲスト出演しているが(これまた懐かしTV版のジョージ・リーブスまで出てきたのは嬉しかったけど)、結局はバリー/フラッシュの独り相撲(もう一人バリーが出てくるから二人芝居か)の話でしょ、って感じ。
③相対性理論の仮説と量子理論の仮説とを使えばほぼ何でもありの話で、マルチバース(パラレルワールド、平行世界)が無数に存在するのであれば、一つの角をこっちに曲がったからいま自分がいる世界と時空間があるわけで、過去に戻ってあっちに曲がったら、あっちに曲がった結果生じた別のバースと交わっちゃうわけで、そうするとその後曲がっちゃう角もあっちゃこっちゃになって結句すべてのバースが知っちゃかめっちゃかになってしまうと云ういたって単純な話。
④で、自分のいるバースの過去は変えられないと学んだバリーだが、それは既にブルース①(ベン・フレックス)が先に言っていたことで、その後ブルース②(マイケル・キートン)も全く同じことを言っていた。
まあ、若い時って人の言うことに耳を貸さず自分で頭を打って初めて分かるもんだけどね。
⑤内容が有って無いようなもんだけど、バリーの母親を思う気持ちには泣かされたので⭐ひとつオマケ。
悲しき過去を変えようとしたことにより 生じたパラドックス!!
フラッシュ、バリー・アレンが光速の速さで
時間の遂行、過去と現在を行ったり来たり
することで変えてはいけなかったものが
出てくる、目まぐるしい展開のストーリーでした。時間の遂行をすることにより、
ミートソースパスタのようにごちゃ混ぜの
クロスオーバーした世界になり、
もう一人の自分が出現してきた場面は
矛盾が出てきたことを知らせる
フラッシュ自身が変えてはいけなかったものが
あったことに気が付く決断のとき、答えが
1つしかない問題の解き!
を表していました。
バック・トゥ・ザ・フューチャー、他作品に
対するオマージュも含まれていました。
バットマンのマイケル・キートンが30年振りくらいに登場したシーン、
走りながら、光の如く車の形が変化していく場面も見どころがありました。
残存した時間軸があり、複雑なタイムリープが
ある作品でした。
補足、バットマンもダークナイトライジングも見ていますが見ても忘れてしまう部分が
多々あり、感想がまとまらない状態です。
観て楽しかったストーリーではありました。
ジャスティス・リーグ最終章
ジャスティス・リーグ初見時もフラッシュが出てくると暗い画面が少し華やぐ感があり、ワンダーウーマンとともに最も愛すべきキャラクターだったのではないでしょうか?
なので冒頭のシークエンスから童貞の件まででしっかりとやられました。バットマンがあの超活かしているバイク(実際にはあのホイールベースでは機動性が…)が出てくればバットマンのテーマだし、ワンダーウーマンが出てくればあのテーマ曲。
惜しげもなく使ってます。
そして何よりフラッシュの人命救助、軽やかさ、笑い、能力、完璧です。
多分、フラッシュが車を追いかけていればすぐに解決しただろうに。実際にはその位のハイレベルな能力。
そしてお約束のパラレルワールド。
パラレルワールドと言えばバック・トゥ・ザ・フューチャー、なるほどこの世界ではBTTFはエリック・ストルツがそのまま演じたのね。なるほど違う世界。これが後々の伏線。
そしてマイケル・キートン演じる懐かしのバットマン、そして懐かしのバットモービル、かの映画で使ったこのデザインのバットモービルは鹿児島の蒐集家が持ってまして私も見せて頂いたことがある懐かしの一台です。
言葉は少ないものの、サッシャ・カジュ演じるスーパーガールの可愛さも光ってました。なんとカル・エルが亡くなっている世界、驚きました。。しかしながらマルチバースの真骨頂。スーパーマンズの登場。
クリストファー・リーブが出てくれば感涙は禁じ得ません。
そしてなかなか顔出ししないスーパーマンはなんとムキムキのニコラス・ケイジ。
ティム,バートンが撮るはずだった幻のスーパーマン。
ここでエリック・ストルツ繋がりか?
話はなんだかんだと言ってほぼ夢オチ。マルチバースのなせる技。
しかしエズラ・ミラーが演じるバリー・アレンの成長譚としてもアクション、ユーモアともにある意味DCエクステンデッド・ユニバースとしての最高の締めくくりでした。
メッチャ走るのが早いヒーローの映画。 本年度ベスト級。
DCシリーズには思い入れも無いので楽しめるか不安だったけど、ソコソコ楽しめた印象。
出だしのフラッシュがサンドイッチを注文している間の大仕事がマックスって感じ。
トマト缶を買い忘れた事からある事件がおこる感じ。
フラッシュが過去に遡りトマト缶を買い物カゴに入れるミッション。
DCのヒーローが多数登場するけどテンション上がらず。
でもバットマンの登場は少しだけテンション上がる。
ファンの方達がヒーローの登場でテンションが上がる感じは理解出来た感じ。
両親を思う事からのフラッシュの行動が全てって感じで、親子愛を表現しているストーリーは泣けるし面白かった。
フラッシュのお父さんの眉毛のバランスが悪いのには意味があるのか悩みながらの鑑賞でした( ´∀`)
また同じものを見たような感覚
Salute Your Solution
公開がだいぶ前にアナウンスされていた気がしますが、色々とゴタゴタがあり結構ずれ込んだタイミングでの公開に。お陰でDC作品を予習することができたので良かったのかなぁと思います。
フラッシュやるじゃねぇか…!と何度も何度も唸ってしまいました。フラッシュならではの高速移動をフル活用したアクション、マルチバースの中でも分かりやすさを重視して作られたストーリー、次へと繋げる感じもサクッとしていてとても楽しめました。
冒頭の街中パニックを救出しに行く様子、朝飯オーダーしているのに呼び出されて、爆速で着替えて現場まで移動する様子がコミカルに描かれていて面白かったです。
バットマンの後始末ばかり任されているフラッシュがしっかりと救助をするのでヒーローとしての風格がバシバシと伝わってきますし、赤ちゃんたちが危険に晒される中、フラッシュの速さと周りのスローな状況をフル活用して赤ちゃんをレンジに入れたり、直別に並べて担架に乗っけたりして助けるシーンがはちゃめちゃで観ていてワクワクドキドキしました。助けられた後に看護師さんが絶叫しまくってて爆笑しました。
高速移動の代償としてめちゃくちゃ腹が減るというのも、古き良きヒーローだなぁと思いました。むちゃくちゃ高カロリーなサンドイッチを注文したり、病院の救出の際に自販機から取り出したフードを口いっぱいほうばったり、母親の手作りパスタをガツガツ食べて口の周りベチャベチャになったり、腐ったブロッコリー食ってみたりと空腹には事欠かないです。
現在と過去を行き来できることを発見したフラッシュが、亡くなった母親を救うために過去を変えようとする中で、その当時の自分と出会い、なんやかんやで能力を同じように授かろうとしますが、間違って2人とも食らってしまい、現代のフラッシュは能力を失ってしまうという超絶ピンチな状況に陥りますが、青年フラッシュはそんなこと気にせずキャッキャはしゃいでて面白かったです。
フラッシュの高速移動を他人に使うと三半規管が刺激されまくって嘔吐が止まらない描写はリアルだなと思いました。その恐ろしさが分かってるからこそ危惧していたのに、青年フラッシュは知らないから大変なことに…。力の使い過ぎには注意ということもしっかり描いていて好感が持てました。
マイケル・キートン演じるバットマンはまだまだ健在で、静かな狂人という感じがあってとても良かったです。サッシャ・ガジェ演じるスーパーウーマンのチート的なパワーには笑ってしまいましたが、彼女の単独作も見てみたいと思わせてくれる活躍っぷりでした。ゾッド将軍の強さはもっと見せてほしかったです。
終盤、マルチバースが複雑になりまくってかなり混乱しましたが、吹き替えで観ていたのが功を奏したのか、ギリギリ理解することができました。これ字幕だったら脳がショートしてたかもしれませんでした。1時間ほど前に観たスパイダーバースが字幕で頭をやられたので、この選択は正しかったです。
フラッシュでまさか涙腺を刺激されるとは思わないじゃないですか…!ヒーローものでも親や兄弟、大切な人との別れは幾度となく描かれてきましたが、フラッシュが両親を愛していたからこそ、タイムループでもどうにもならないものがある悲劇をやり直さず、その人の分も人生を生きる選択をしたのが、とても心苦しいものもありつつも、バリーの涙と母との抱擁にはグッと来ました。
エンドロール後の映像、ヒーロー映画には必須ものだと思いますが、最近のMARVELがドラマとかを観ていないとちんぷんかんぷんなものになっていたのに対して、フラッシュのエンドロールはベロンベロンに酔っ払ったアクアマンをフラッシュが介抱するという次に繋げつつもユーモアを忘れないものになっていてほんわかしました。自身が手に入れた宝物を飲み代に変えようとする姿とか、水溜りでぶくぶくしたりとか、ジェイソン・モモア…!とニヤニヤ観れました。
アクションにコメディにストーリー、DCが好きだからこそ、この作品を待っていた!という気持ちにしてくれてとても嬉しかったです。
アンディ・ムスキエティ監督、本当に「IT」を作った監督なのか?という疑問を置き去りにしてしまうクオリティの高さには脱帽です。これからもDCにはホラー映画製作に携わった人たちをガンガン起用して欲しいです。DC完全復活の狼煙です!
鑑賞日 6/16
鑑賞時間 15:20〜17:55
座席 I-9
観たかったものが観れた満足感
ツッコミどころはあるけど、わかりやすいストーリーだし、オールドファンに楽しませてくれる小ネタをしっかり用意してくれてました。
DCはいまとてもいい流れになってきていますね!
なぜ犯人を確認しないのか??
犯人わからないのが、スッキリしなかった。
あとは、バットマン、三人並んで欲しかったな。
ワンダーウーマン、もう少し活躍して欲しかった。
あとは、言うことないです。
脚本が面白いと思えると、やっぱりいいですね。
エズラミラーが好き
なんてスパゲティ世界
作るのめっちゃ苦労したんだろうな。って映画です。
SFやりたいけどファンタジーになっちゃってるし、お祭り映画っぽいキャスティングはやらなあかんし、言わばDCのスパイダーマンポジションだから、売らなあかんし。
結構わちゃわちゃ、忙しない映画ですが、脚本の芯はしっかりしてます。
ヒーロー物永遠のテーマ、多くは救えても全ては救えない問題!トロッコ問題でしょうか?
コレを描きます。大切な人か世界か、ヒーローが必ず抱えるテーマです。
トムホランド版スパイダーマンでは、自己犠牲を選択しました、ダークナイトのバットマンはどちらも選べなかったし、シンジ君は大切な一人を救い、天気の子も同じに世界が壊れました。
たぶん全部正しい選択だし、ヒーロー永遠の苦悩なんすよね。
そして本作も一つの選択が描かれる訳ですが、正直選ぶのはどっちでも良いんですよ、重要なのその決断に人間の心がどう描かれるかって事なんですよ。
大切な物を無くす悲しみと受け止める心は僕達一般人と同じです。
そこはフラッシュちゃんと描いてた、良かった。真正面だった。
そうそう、同日公開のスパイダーバースが、同テーマを次作決着させるのですがどうするんでしょう?
両方救って嘘の物語にさせなかった成功例ってSF設定を練りまくったシュタインズゲートしか僕は知らないですよ。
23-082
サッシャ・ガジェがスタイル抜群で強くて可愛かった
地上最速のヒーロー、フラッシュは、そのスピードにより時間を超越し、死んだ母と無実の罪を着せられた父を救おうと、過去に行き歴史を改変してしまった。そして、母と父と家族3人で幸せに暮らす世界になったが、その世界にはスーパーマンやワンダーウーマン、アクアマンは存在せず、バットマンは全くの別人になっていた。さらに、かつてスーパーマンが倒したはずのゾッド将軍が大軍で襲来し、地球植民地化を始めたことから、フラッシュは別人のバットマンや女性ヒーローのスーパーガールとともに世界を元に戻し、人々を救おうとする、という話。
いくら速く動けるからって光速を超えない限り起こり得ないはずのタイムトラベルが出来るという設定には閉口するが、それはまぁ良いとして、バットマン役のマイケル・キートンとともにまぁ楽しめた。
スーパーガール役のサッシャ・ガジェがスタイル抜群で強くて可愛かった。
marvelと似てきたな〜って思ったけど marvelより設定が雑...
まったく❗なんて作品だ❗不覚にもやられたヨ‼️
過去や、異世界っと様々な設定で「ヒーロー総進撃」的作品が当たり前に・・・バトルシーンを、いかにスペクタクルたっぷりに魅せるかの一本調子に、ヒーロー物に対し食傷気味に・・・
この作品、それらの様な「壮大な悪」が予告等から見え無かったので、覗いてみることに。
オープニング15分程は、アクロバットアクションの連打に腹一杯に成り
お前もか❗っと思いつつ展開にユーモアリリースが上手く織り込まれ、話にへきへきせずに先行きが楽しめる。
何よりも驚き感心したのは、ストーリー展開の妙だけではなく、時空を渡る時のビジュアル❗
クリエーターの「センス」「力」
今までに、観たことの無い映像が‼️なんて凄い創造力なんだ‼️
歳を重ねたマイケル・キートンがいい魅力を出しているバットマン🦇そう、バットマン、スーパーマンがかつてのキャストで登場、クリストファー・リーブのスーパーマンも見れる。
しかし、あくまでも話の軸はフラッシュ❗️そこが少しもブレ無い処がとても良く、不覚にもラスト近く感情劇的強力に揺さぶる展開が忍ばせてありましたよ。
やられた‼️目頭が熱く、コントロール出来ない❗
両隣のおっさん兄ちゃんも、すすり泣きしてるでわないか❗
最後の最後までこんな楽しませてくれる作品に出会うとは🎵
是非大きなスクリーンで、時空を渡る時のビジュアルに酔って欲しい。
おおっ❗️あのバットモービルが・・・
アアッ、ラストのジョージの⁉️登場まで・・・❗
何処まで魅せてくれるのだ‼️
フラッシュ、ってイマイチ地味だと思ってたけど…
ある程度の知識は求められるが、傑作なのは間違いない
超高速の男、フラッシュことバリー・アレンはスーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンと同じくジャスティスリーグの一員。タイムスラベルの能力が自分にあることを知った彼は、子供のころに殺された母親と無実の罪で投獄された父親を助けるために過去を変えようとするが...
リアリティやダークな世界観で高い評価を得ているヒーローものはダークナイトをはじめとして数多くあるが、完全SFとコメディで傑作と呼べるものはそう、多くはない。その意味でこの映画はすごい。
内容を完全に理解して楽しむためには
1.タイムトラベル、パラレルワールド等に関して、映画やドラマ等で得られる知識
2.DCコミックの過去の映像作品だけではなく、一般的に有名と呼ばれている他の映画(特にタイムトラベルの名作であるバックトゥザフューチャー)の知識
が求められるので、あまり映画を見ないという人には厳しいかも。
自分も映画の専門家ではないので、?という場所もいくつかあり。
とはいえ、序盤のフラッシュの能力を最大限に使ったアクションシーンや、ベタなギャグシーンでも十分に楽しい。
マイケルキートンが思った以上に、ガッツリ出ていて活躍。バックトゥザフューチャーのドクのように、白髪の長髪で登場し、主人公が現在に戻れるように、雷を落とす。
しかし、他のヒーローが大勢登場しても、これがフラッシュの映画だと思えるのは、何といってもバリーが終始出ずっぱりで、一人二役?で画面を賑わせているから。
これが影が薄ければ、誰の映画?という話になるでしょう。
終盤のスーパーマン祭りから、まさかの(自分もすっかり忘れていた)第三のバットマンまで、観客へのサービスを忘れない映画。
ニコラスケイジから始まってジョージクルーニーって、反則でしょう。
ラストバトルが、序盤のアクションを上回らなかったため、0.5マイナス。
楽しいのに泣ける
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