ザ・フラッシュのレビュー・感想・評価
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母へのレクイエム
DCコミックの地上最速ヒーロー・『フラッシュ』を主役にフュチャーした、SFアクション。そこに、マーベルのアベンジャーズに対抗する、ジャスティス・リーグでお馴染みのバットマン、スーパーガールと共に、嘗てスーパーマンに倒されたはずの、悪役のクリプトン星人・ゾッド将軍との死闘を繰り広げる展開。
最近は、『スパイダーマン』や『ドクター・ストレンジ』等、この手のSF作品では、マルチバーサスの世界が描かれることが多い。本作も、殺されたフラッシュことバリーの母と、母殺しの無実の罪を着せられた父を助ける為に、その事件が発生した過去に遡り、その忌わしい過去をやり直そうとする、マルチバーサスの世界での物語。
当然、バリーの若かりし頃の自分とも遭遇し、母も生きているが、過去を変えようとしたばかりに、時空が歪んでゾッド将軍が復活させ、地球の危機が訪れるという、ある意味、自業自得な内容とも言える。しかし、ラストに涙の家族愛の物語として、終止符を打っているのは、こうしたSFアクションには珍しい結末。
また、本作の見所としては、現代ではベン・アフレックが演じるバットマンも、過去の世界では、なんと80年代にバットマンを演じた、懐かしいマイケル・キートンが務め、新旧2人のバットマンが観られるのも、粋な配役設定だ。
そして、フラッシュを演じているのが『ファンタスティック・ビースト』でクリーデンスを演じた。エズラ・ミラー。決してヒーローの顔立ちではないが、その分、シュールな笑いを、あちらこちらに挟み、他のヒーローとは違うキャラクターを生み出している。更に、性格の違う過去のバリーと現代のバリーの2役を、巧みに使い分けて演じている。
その他にも、ジャスティス・リーグの面々が、チョコチョコと登場するのも、見逃さないで欲しいし、クレジットロール前に登場するブルース・ウェインを、ベンでも、マイケルでもない大御所俳優が登場させるのも、サプライズな演出。マーベル作品に負けず劣らず、豪華ラインナップな俳優陣と言える。
フラッシュクラッシュ!!
ジャスティスリーグイチお調子者のフラッシュ単体映画
初めて明かされる過去と葛藤
気がつけば時を越えるスピードに
2時間はあっという間に過ぎるのでとても面白かった
CMでマイケル・キートンバットマンの復活は知らされていたが
まさかあの人やあの人がスーパーマンになるだなんて………
マルチバースの可能性にワクワクしたが
世界観リセットの話があるので落胆も
近年最高のDC映画かもしれない
主役のミラーがその前にスキャンダルがいっぱい出て、映画自体が上映できない状況になってしまったが、最終的に上映できるのはよかったです。
物語自体は原作のままではないけど、コアな部分は変えていなくて、最高のスーパーヒーロー作品ができました。
ミラーの人柄はわからないが、演技は上手いです。
今後のことは知らないが、この映画自体は全然見えます!
ザ・フラッシュ=マルチバース!!
フラッシュのカッコよさ爆発!!
マルチバースを持ち込み過去を変えたことで起きるスーパーガール…別のバットマンらと共闘するアクション…ユーモア…など最高すぎました。ダブルフラッシュの漫才みたいな掛け合いは、ユーモアセンスたっぷりです。
コレ、これ、このワクワク感、ハリウッド大作はやっぱりこれやで!
冒頭から息もつかさぬアクションの連続!
ちょっと前からDCコミックとかMARVELとかのメタバースヒーロー物はお腹一杯って感じてましたが、ここまで来たらもう好きにして!って感じです(笑)
やっぱりバットマンと言えばジョージ・クルーニーですもんね‼️
ジョーカーでジャック・ニコルソンも出て欲しかった(笑)
足が速いヤツがカッコ良いのは小学生までじゃない‼︎
最初から最後までとても楽しかった。
エズラ・ミラーは影のある青年をやらせたらピカイチ。
大好きです。
小学生男子は足が速い子がモテるけど、
それは小学生までじゃない!いつまで経っても足の速い
男に男は憧れ、女子は惚れるのだ!
足が早過ぎて過去に戻り、
そこからの展開が全く読めずに
ワクワクドキドキしました。
まさか小学生からバットマンを観てきた自分にとって、
こんな最高の展開が待ってるなんて思いもしなかった。
マーベル作品はマルチバースが開いて、
なんとなく製作陣も頭がこんがらがってんじゃない?
となんとなく、この先乗れるのかな?
と不安になってたけど、
DCはそこを過去作に絡め上手い事やった!
とテンションが上がりました。
長らくDCはマーベルの後塵を拝して来たと思ってた
けど、今作によってそれに並び、
ジェームズガン含め、期待感で言ったらそれを抜いてしまった感すらあります。
最高でした。
まさかの猿の惑星みたいなオチも素晴らしかった。
鍵を握るのはエズラミラーのプライベートだと思う。
今作のテーマでもある、過去は変えられないので
しっかりケアして最高のジャスティスリーグを期待しております。
まあ良かった!
タイムスリップ、、ちょっと無理があるかな、、
しかし色々工夫していて楽しく見れました!
マイケル・キートンバットマン懐かしかった!
アクションヒーローというよりコメディ!
この作品を応援したくなりました!笑
運命
DC詳しくないんだけど、私的解釈で、マルチバースは理論としてあってこの映画内でも存在したけど、分岐して誕生した世界は結果的には滅びる
本来、母親が殺されていた筈の年から18歳のバリーのいる世界が消滅するまでの時間は約10年位?
当時のスーパーで母親が買い忘れた品物を買い忘れてなかった事にした結果、登場人物やバットマンの年齢まで変わったのは過去自体が単一ではないという事だし、更なる第三者の過去改竄の影響も疑わざるをえない
実際、18歳のバリーを悪魔にしたのは本編のバリーだが、悪魔のバリーがタイムパラドックスによって消滅しても、本編のバリーは消滅しなかった(分岐してるので)
そもそもバリーがマルチバースの事を全然理解してなかったのは、母親が殺されてなければバリーはフラッシュになってなかったかもしれないという可能性を思い付かなかった事から察する
興味深いのは、過去を変える事は出来ないから、死人を生き返らすのはダメだが、未来を変える改竄はできるという結末で、希望のあるエンディングになった
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(追記)(妄想)
元の時間に戻った時に、過去を変えようとした(一度は変えた)影響で、色々とまた人物配置の設定が変わってて戸惑うバリー
これ個人的に思うに、終盤に悪魔化するのは本来主役のバリーで、BTTFの最中に殴られて18歳のバリーの世界に落ちる時も、終盤3人の混戦を一瞬だけそこで描いててもいいし色々と理屈は整えられる
ムキになるのは本来のバリーの方がしっくりくる
どうしても母親を生き返らせたいのはバリーだし、それが無駄だと悟るのもバリーであった方が釈然とする
そして、今回の展開と同じで、途中で悪魔の自分に刺されて消失する(どっちみち行動原理からしてここだけ釈然としないので)
バリーの代わりに18才のバリーがあの時のスーパーに行って、母のカゴから商品を抜いて棚に戻す(事件や裁判の詳細はバリーから聞いた事にするから物語の結末は変わらない)
そして18才のバリーが"なりすまし"で生きていく
世界の異変は観客だけが気付けばいい
ラストの感動シーンは全部割愛されちゃいますけどね(^^;;
。
いい意味で期待を裏切る会心作
「ジャスティス・リーグ」で登場した地上最速のヒーロー、フラッシュがメインということで「線が細過ぎないか?」と危惧したけど、、、これ最高じゃあないですか。
幼いころに亡くした母と無実の罪を着せられた父を救おうと、過去に戻って歴史を改めたが、歴史を変えると色々弊害があるみたいで、、、スーパーマンに殺されたはずのゾッド将軍が地球を襲った。
自分的にはブルース・ウェイン(=バットマン)を演じる役者さんがツボだった。現在をベン・アフレックが演じ、過去では『バットマン(‘89)』と『バットマン リターンズ(‘92)』のマイケル・キートンにバトンを渡した。
時を戻すと昔のキャストになるという発想、これメチャクチャおしゃれだと思う。まあ、40歳だったキートンが70歳になってしまったのは致し方なし。
更にエンディング近くで登場した第三のブルース・ウェインにクスッとした。こんなユーモアが好きだ。
楽しい、面白い(気楽)
マイケル・キートンのバットマンが懐かしかったです。
皆さんのコメントにある通り、気楽に楽しく見られる映画。
ヒーロー物に有りがちなハッピーエンドかと思いきや…、何かMarvelとも通じる様な気がした。
あと、個人的にはあの走り方(フォーム)はカッコいいのか?何か狙ってるのか?判断がつかなかった。
DCシリーズ(ジャスティスリーグ)も今後が楽しみです。
わかりやすいヒーローものを期待するか否かで割れるかも?
面白かったです!
おそらくDC初見だとちょっと厳しいかな?とは思います。初見で、印象だけで勧善懲悪のヒーローものっぽいを期待して鑑賞すると「ん?」とはなっちゃうかもしれません。
マルチバースということで、難解かもなと身構えてましたがそんなことはありません。バットマンやスーパーガールの位置がうまい。そして怒涛のアクションとテンポで、のめり込めます。
笑い、涙、興奮、感動、豪華な俳優、クオリティ高いCG、それぞれとにかくえいやと詰め込んだらこんな感じになるのかなと思います。
エンタメなんだからそれでいい!
あれっ❓ケツ顎⁉️
去年の「The Batman」。
Rパティンソンの若いブルースは、
Cベールのイメージを払拭してくれそうで、
期待してたんだけど、
予告見て分かっちゃった😱
「ケツ顎じゃん‼️」
FLASHはまだ若くポンコツなので、
脇を固めるのはベテランが良いのか。
しかしベテラン出し過ぎだね🤣
最後のGクルーニーは普通に笑ったけど、
後から知った。彼もバットマンだった😱
しかもそれが無駄遣いだったという黒歴史🤣
それも笑いに変えて収めるのは、
「ジェームズガンイズム」が
浸透しているのかも。
ラストバトルで、
BGMが急にバードロックになる所とか、
ガーディアンズを彷彿とさせる。
スパイダーマンでやってくれた、
歴史を遡る手法は、
DCの方が得意技になるかもと
思わせてくれる一作。
※追記
そうだ❗️
コレ観たら、
その後「ズートピア」観て欲しいー🙏
絶対面白いからー‼️
選択と成長。マルチバ-ス特有の複雑さをなるべくカットし、わかりやす...
選択と成長。マルチバ-ス特有の複雑さをなるべくカットし、わかりやすい作りに。フラッシュの出自や特性もストーリーに盛り込み、ドラマシリーズ未見の私にとっても、飲み込みやすい作品だった。
大変楽しめました。
映画ジャスティス・リーグがアベンジャーズのほぼ真似で思ったよりイマイチ(とは言ってもソレナリには楽しめましたが)だったので今回もどうかなと思いましたがかなり楽しめました。
単純にアベンジャーズの焼き直し版みたいな話ではなく話もよく考えられていたと思いますし。
バットマン、スーパーウーマン、フラッシュの戦いも面白いです。
ただ戦いに目が奪われがちですがこの話はあくまでフラッシュの話なんだと言う事だったのだと思います。
フラッシュ
の能力って早い以外にもあるんですね。って言う事がわかりました。展開は良かったですが、最近こう言ったヒーローもので有りがちなタイムスリープ、マルチバース的な展開なので、ワンパターン的な感じが否めません。
DCシリーズ総決算^_^ 笑えて泣ける家族向け作品
サービス満点というより詰め込み過ぎてて先が読めない展開が続く超娯楽大作でした。
フラッシュが主役ですが、歴代DCシリーズの総決算と言う感じ。マイケルキートンのバットマン世代はお涙モノです。
コメディ映画のように笑えるシーンも多く、お母さんを助けるという目的があるので家族で安心して見れます。
DCシリーズの過去作品がたくさん絡みますがジャスティスリーグだけは見ておいた方が良いでしょう。
クリストファー・リーブの姿が見れたのは嬉しかったです。
スピード違反‼️サービス違反‼️違反キップで10点プラス‼️
最近はタイムスリップするのも大変です‼️高速の速さを出さないといけないのですから‼️BTTFのデロリアンは140キロで良かったのですが・・・そのBTTFのテーマは "未来は自分で変えられる" だったと思うのですが、今回の「ザ・フラッシュ」のテーマは"いくら悲しくても現実を受け止めよう、そして前向きに行動しよう、その先には幸せが待っているはずだから" ということだと思います。ラストのバリー・アレンの決断にそんな想いが感じられました。今回のザフラッシュはバリーアレンの成長の物語‼️映画が始まってからは、ジャスティス・リーグのメンバーであるにもかかわらず、バットマンやワンダーウーマンの助けを借りて何とか活躍していました。この冒頭のアクションシーンは、バットマンのバットポッド、そしてフラッシュの赤ん坊救出作戦を含めてヒジョーに見応えがありました‼️しかし自分のミスで現実が変わってしまってからはバットマンとスーパーガールの協力の下、リーダーシップを発揮、強敵ゾッド将軍に立ち向かう・・・主演のエズラ・ミラーも二役を演じ分け、一人のキャラクターの中に潜む善と悪をうまく表現していたと思います。マイケル・キートンのバットマンも31年ぶりの再演とは思えない安定さ。サッシャ・カジェ演じるスーパーガールも危うさの中に力強さを感じられてヒジョーに魅力的‼️この一作だけではなく、彼女のスーパーガールをもっともっと見たいですね‼️DCの凄いところは、マイケル・キートンのバットマンみたいなレジェンドだけではなく、今回のスーパーガールみたいな新たな魅力的なキャラを登場させているところ‼️全てが懐古趣味に陥っている「スパイダーマン/ノーウェイホーム」のマーベルは見習うべきですね‼️劇中のパスタのミートソースをマルチバースに例えるウンチクじゃないですが、パスタがザ・フラッシュ、ミートソースがバットマンとスーパーガール、そしてチーズにあたるサプライズの数々‼️最近のDC映画の事情を考えるとワンダーウーマンやアクアマンの登場も充分サプライズと言えるのですが、今回のサプライズはマーベルとは比べ物にならない歴史を持つDC映画ならではのものでした。クリストファー・リーヴのスーパーマンとヘレン・スレイターのスーパーガールのツーショットに涙しないDC映画ファンがいるでしょうか。そして企画だけで消えてしまったティム・バートン版スーパーマンで主役を演じるはずだったニコラス・ケイジ。そして自らバットマン役を黒歴史と語っていたジョージ・クルーニー‼️数々の魅力的なDC映画キャラに囲まれ、既存のDCEUシリーズの終了と新たなDCUシリーズの出発を示唆した今回の「ザ・フラッシュ」‼️DC映画のみならずアメコミ映画の新たな傑作としてその名を刻んだのではないでしょうか⁉️
知識なくても楽しめる
予備知識なし、DC作品もほぼ見てませんが(マイケルキートンのバットマンはうっすら記憶にある程度、クリスチャンベールのバットマン3部作は好き。あっ!最新のバットマンも見てた)十分楽しめました!
普通のヒーロー物としても良し、家族愛を描いた物語としても良し、笑いあり、涙を誘う場面もありで見応えはありました。
ただ、本筋に辿り着くまでに、過去のバリーの奔放さをちょっとしつこく描きすぎてる感がありました。あれじゃキャラクターとして好きになれない。後半持ち直したましたが、結果として、最後のあれに辿り着くわけだからそれが正解なんだろうけど…。とはいえ、現在と過去のバリーの演じ分けはさすがエズラミラーといった感じです。
バッドマンはやっぱりカッコいい!!戦闘シーンはワクワクするーしびれるー!!あのメカ達は何度見ても憧れるわー(о´∀`о)
そしてバットマンに関しては最後までサプライズが。
スーパーガールもカッコ可愛い◎
初代スーパーマンの姿もちよこっと拝めるし、歴代ファンにはたまらない作品だと思います。
バットマンが最後ああいった形になった以上、続編はあると思うので楽しみに待ちます!
うまい、はやい、やすい(かるい)‼️
なにしろ、冒頭からの掴みが上手い❗️
予備知識がない人(私のことです)でも、カフェでのやり取りを通じて、主役のキャラクター情報がユーモアを通して伝わってくる。
と思ってたら、大物俳優が続々と(色気まで携えて)登場するわ、みんな大好きクイックシルバー系の人助け活劇で引っ張るわで、スクリーンに釘付けとなります。
その後の展開も、あちらのアメコミ系ライバルに比べると格段に軽いというかチープなので妙に親近感が湧くのです。
傷んだ髪の毛のように枝分かれだけで済んだはずのものが、二本の線の交差になり、挙げ句の果てはミートソースをかけられたパスタになる。
マルチバースの説明がこれですよ❗️チープでしょ?
でもこの軽さがいいんです。
今までの関連作品を、時系列や系統立てて網羅的に見てない私のような人間にはありがたい。
クリストファー・ノーラン監督のダークナイト系三作品やワンダーウーマンは覚えてるのに、ジャスティスリーグ?それ、見たかな?という程度の浅い映画ファンの私には、重苦しくない乗りの作品とは相性が合うのです。
出演俳優のギャラだけで、日本映画一年分の製作費が賄えるんじゃないかと思えるほどの豪華建築なのに、お邪魔してみたら、敷居が低くて遠慮なく会話のできる風通しの良い部屋でした。
もちろん、その部屋の冷蔵庫にはよく冷えた缶ビールが一人あたり2本くらいは行き渡るようにちゃんと用意されていて…
そんな印象で、後腐れのない軽やかな映画。
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