ちょきのレビュー・感想・評価
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心に残る小さなタカラモノ。
ポスターいいなぁ〜と思ったら、やはり
川島小鳥さん、何とも言えない映画の雰囲気が
この一枚に表れています。凄いです。
役者陣もいい味わいです。特に吉沢悠さん、
紳士です。ナチュラルにかっこいいです。
身近にいそうなイケメンで、心が暖かくなりました。
増田璃子さん、友人役の女の子も良かったです。
何より和歌山弁のナチュラルさ、今の和歌山の
感じがすごく出てました。
吉沢さんも増田さんも和歌山出身でないのに
驚きです。
脚本には納得いかないところもありましたが、
それを補うだけの良さがあります。
監督の次回作に期待してます。正確には3.8かな。
和歌山市の風景は、本当に和歌山感が出てて
地元民としては、よう撮ってくれてるわ〜
ええやん!って感じでした。
ただ、和歌山城とか梅とか蜜柑とか
もっと映してほしかったな〜と思いましたが、
小粒な良品です。感謝してます!
あ、あと書き忘れかけましたが、
おおはた雄一さんの歌、最高です。
レコード買いました。(^^)
本当に気持ちのいい映画
なんとなくポスターに惹かれて観たけど、最高でした。
淡々としているけど、台詞のひとつひとつが素敵で、映画の世界に引き込まれました。
悲しい映画じゃないのに、後半は涙が止まらなかったほど。
観終わったあとも、ずっと心に残っています。
なんだか、やっぱり映画っていいな、としみじみ思える作品でした。好きだな、この作品。
ささやかな幸せを感じました
ロケ地になった和歌山での先行封切で鑑賞
書道教室をしていた妻を病気で亡くした美容院を自営している40男と、小学校の時その書道教室に通っていた盲学校の寄宿舎で暮らす18歳の少女のお話 とある事故で失明をした少女が慕っていた書道の先生に電話をするところから物語は始まります 妻は既に亡くなったことを美容院の男は伝えますが、妻の大切な教え子であった10年前を懐かしみ、少女は弱視の友人と共に男と「再会」します 少女の身の上を知ることで、亡き妻への思いを強くする男ですが、卒業すれば寄宿舎を出るしかない障害を持った少女に対して、男は何ができるのか悩みます
例え妻の教え子であっても、40男と高校生が一緒にいる姿に対して周囲はあれこれと詮索します しかし「自分が決断しなければ」という思いが、ラストちょっと泣くけど幸せにしてくれます
12月以降全国公開で、東京はレイトショーのようですが、おとなも学生さんにも観て欲しいな そして18歳くらいの子どもたちが障害があろうがなかろうが将来に悩む姿を感じました
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