見えない目撃者(2015)

劇場公開日:

見えない目撃者(2015)

解説

2011年に製作された韓国映画「ブラインド」を中国でリメイク。オリジナル版を手がけたアン・サンフン監督が再びメガホンをとった。中国の人気女優ヤン・ミーと、中韓で人気の男性グループ「EXO」の元メンバーで、「20歳よ、もう一度」でスクリーンデビューしたルハンが出演。3年前の事故で視覚を失ってしまった元警察官候補のル・シャオシンは、乗っていたタクシーが何かにぶつかった衝撃を感じ、運転手を問いただすが、運転者はそのまま逃げてしまう。シャオシンと、その場を偶然目撃していた若者リン・チュンは、それ以降、何者かに狙われるようになる。

2015年製作/112分/G/中国・韓国合作
原題または英題:我是証人 The Witness
配給:ギャガ・プラス
劇場公開日:2016年4月1日

スタッフ・キャスト

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(C)2015 New Clues Film Co., Ltd. All rights reserved.

映画レビュー

4.0中国版「ブラインド」

2024年5月30日
PCから投稿

本作は2011年の映画「ブラインド」の中国版リメイク作品です。
さらにこの映画のさらにリメイクである日本映画も作られています。
私はこの2作を見てから本作を観ました。

結論から言うと面白かったです。
2011年の原作とほぼストーリーは同じですが、演出がより丁寧に作られておりさらに映画としての完成度が上がっています。
日本版は本作をさらに魔改造した内容になっていてそれも良かったです。

本作の特に素晴らしい部分は後半の犯人との対峙シーンです。それは幽霊の出てこないホラー映画のようで、完全に演出がホラー映画のそれです。
主人公が盲目という設定が最大限にいかされておりドキドキしっぱなしです。

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みる

5.0韓国映画「ブラインド」を中国でリメイクした作品であるが、 評判がよく日本でも主演・吉岡里帆で再度リメイクされた。 日本版もぜひ見てみたい。

2022年10月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

萌える

動画配信で映画「見えない目撃者(2015)」を見た。

劇場公開日:2016年4月1日

2015年製作/112分/G/中国・韓国合作
原題:我是証人 The Witness
配給:ギャガ・プラス

楊冪
鹿晗
朱亞文
王景春
劉芮麟
聰聰(盲導犬)

警察学校に通っていた楊冪は事故で弟(劉芮麟)を亡くした。
自身も両目を失明して警察を辞職することになる。
楊冪は中村ゆりに似ている。
とっつきにくい感じだがだんだん魅力的に見えてくる。

若い女性を誘拐する事件が頻発。
楊冪は偶然犯人(朱亞文)の車に同乗することになる。
犯人はアンガールズの田中に似ていると思った。

楊冪を乗せた犯人は事故を起こしたが、その場から楊冪を残して逃走。
目撃者の楊冪は警察で証言するが、
目が見えない楊冪の証言は最初は相手にされなかった。

やがて楊冪の証言が信憑性が高いと判った警察は犯人を徐々に追い詰める。
犯人は楊冪を狙うようになり彼女の身辺に近づいてきた。

韓国映画「ブラインド」を中国でリメイクした作品であるが、
評判がよく日本でも主演・吉岡里帆で再度リメイクされた。

日本版もぜひ見てみたい。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

1.0名作?を駄作にする中国

2021年7月4日
スマートフォンから投稿

やはり日本は先進国。

全てにおいて雑過ぎる。粗い。
犯人像のペラさ。動機のペラさ。
根拠が希薄な中、
ひき逃げから連続殺人に結び付ける無理矢理感
弟設定からの恋人設定風へのシフト。
なのに、姉さんになってよ、と少年。
目撃されたとの確証がないまま急襲される
少年。何故か、ライブに参加、歌う少年。

挙げれば本当にキリがない。

良かったのは、ヤンミーが可愛い事と、
ラストの『一撃』『振り切ってるなぁ』感のみ

…にしても、やはり所詮は中国。
至る所で人間の雑さ、小ズルさ、不親切さと、
国民性が出てましたね。
人が立っていても減速しない国民性から、
犬が悪い訳ではないですが
盲導犬まで馬鹿でしたし。
犬が死んでしまう設定で人死には妹のみ、
それも過失にて。
これだけでも、犬への扱いが低く犬食をする
国民性が出てましたね。
所々で見られる当時では新しめ?なスマホで
進んでるんっす、とアピってみたり、
警察官になる『家庭』の有り様を豪邸、という
形で表現する見栄の張り具合も滑稽でしたし。

韓国版は見てませんが、
1番と評される日本版がやはり最高ですね。
何より、日本、日本人で良かったです。
ホント。

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nomiyanoaruji

3.02人目の“見えない目撃者”

2021年1月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

意外に面白かった吉岡里帆主演の日本版リメイク。
オリジナルは韓国で、こちらは中国(と韓国合作)版リメイク。
にしてもこの事件、随分と“目撃者”が居るようで。

オリジナルの韓国版は未見。ゴメン。
先に見たのは日本版で、それを踏まえた上での感想になるが、
話は概ね同じ。なので、割愛。
微妙な点はやはり違う。
開幕、弟に手錠をしてまで強引に連れて帰るヒロイン、チャラい目撃者の青年、やる気の無さそうな中年刑事…これは演出? お国柄?
弟を亡くしたヒロインの悲しみがあまり伝わって来ない。でも、盲導犬のツォンツォンの時は目頭が…。
このワンちゃんはどの国でも賢く、可愛い。

大きな違いは、日本版は中盤まで犯人が分からないミステリー/サイコ・スリラーなのに対し、こちらは犯人が最初から分かっている。
別にそれも悪くはない。ヒロインやターゲットに魔の手が忍び寄るスリリングな狙われサスペンス。
でも、日本版の方が一枚上手だった。日本ならではの要素(六根清浄)を絡め、なかなか陰湿なグロ描写、意外性のある犯人…ミステリーとしてもサイコ・スリラーとしても飽きさせなかった。

日本版では高杉真宙に当たる青年役は中韓の元人気アイドルグループメンバーらしく、だからかその為のようなシーンもあり、そこは萎えたが、面白さは安定。
個人的には吉岡里帆の熱演や意外な面白さで日本版が好きだが、それぞれのお国柄や見比べるのも良し。

続く“見えない目撃者”。4人目は、ハリウッドかな…?

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近大